俺は普通の高校生なので、

雨ノ千雨

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1章 魔法少女とは出逢わない

1章18 4月18日 ②

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 垂れさがった瞼が細められ、歪んだ三日月が描かれる。


「アイヤー! オニサン! ワカルヨ オニサン! コナイダハアリガトネ! シェイシェイヨ! イイオ〇〇コダタロ? キニイッタカ? マタイクカ? ポッキリヨ! イツモ イチマンエン ポッキリヨ!」

「チッ、またトんでんのか。アンタ」

「トベル! モチロン トベルヨ! トベル オ〇〇コ イチマンエン ポッキリヨ!」

「違う」

「チカウ? ナニ チガウ? オマエ オ〇〇コ イラナイカ?」

「そうだ。お〇〇こはいらない」

「アイヤー! ソダタカ! ワタシ マチカエタ! オマエ ソッチダタカ!」

「そっち? わかってんのか?」

「ワカル! ワタシ ワカル! ダイジョブ! アルヨ! エーエフ アルヨ! オニサン エーエフ ダイスキ! エーエフ センモン イチマンエン ポッキリ! ケツアナ ポッキリ! ポッキリア〇ルヨ!」

「ちげーつってんだろ、このクソジジイ」


 まるで意思の疎通が図れずに辟易し、弥堂はこのままの状態でコミュニケーションをとることを諦めた。

 ジャケットに手を突っこみ内ポケットを探る。

 そこから小さめの密閉袋を取り出しジップを開ける。


 そしてその袋を逆さまにし、未だ勢いを失わずに営業トークを駆使する老人の目の前に中身をぶちまけた。


 老ホームレスの反応は顕著だった。


「アヒャアァーーーーーっ! シケモク! シケモクジャアーーーーーっ!」


 手に持っていた物を放り出し、ガバっと地面に這いつくばる。

 倒れそうになる看板を弥堂は危なげなくキャッチし、老人の様子を醒めた瞳で見下ろす。


「シケモク! シケモク! ワシノ! ワシノ! ポッキリシケモク!」


 地に撒いたのは予め用意してきたタバコの吸い殻だ。風紀委員のボランティア活動や校内巡回中に拾い集めた物である。


 老人は路面に膝を着け両手でそれを搔き集めて、動作の定まらぬ震える手で懐からクシャクシャのビニール袋を取り出す。

 それから骨ばった痩せた手で吸い殻の塊を握り込み、指の間からボロボロと溢しながら袋に詰めていく。

 その目はギンギンにギラついている。


 そうしているとやがて落ち着かぬ様子で自身の身体のあちこちをポンポンと叩きつつ辺りをキョロキョロとする。


「チャンさん。ほら」


 弥堂は嘆息しつつチャンさんと呼んだ老ホームレスの眼前に100円ライターを差し出してやる。

 チャンさんは弥堂の顏には一瞥もくれずにライターを持つ手に飛びつき両手で摑まえる。


 骨と皮しかないような痩せた手の見た目にそぐわぬ強い力で掴まれ、そして奪い取るようにライターをひったくられた。

 伸びきって黒く汚れた爪が掌を引っ掻いていった。


 そのことに悪びれるどころか気付いた様子もなく、チャンさんは慌ててライターを操作し、2回着火に失敗してから3回目で口に咥えたシケモクの点火に成功する。

 そのままンパンパと音を漏らしながら喫煙に夢中になる。


「ンパッ ンパッ シケモク ンパッ」

「ヤクじゃねえんだからよ。アンタ一体どうなってんだ……?」

「ンパッ ウメェ! ンパッ ンパッ シケモク ウメェ!」

「おい。そろそろいいだろ」


 声をかけるがチャンさんは弥堂の声など届いていないかのようにンパンパしている。

 弥堂は3度目の嘆息をすると手に持った棒を持ち上げ板を縦にし、無言で老人の後頭部目掛けて振り下ろした。


 ヒュオ――っと風を切った板が地面にぶつかる直前でピタっと止まるまで、弥堂の手に何の手ごたえも伝えてはこなかった。

 振り下ろした看板と地面との間には誰もいない。


「おいおい。年寄りになんちゅう真似しやがるんじゃ、このクソガキャぁ」


 その声が聴こえてくるとほぼ同時に、手に感じる重みが増す。


 地面から視線を上げ、手に持った看板の先を視る。


 縦にした板の角に乗ってその老人はしゃがんでいた。

 ニィっと唇を歪め、僅かに残った黄ばんだ歯と色の悪い歯茎を見せつけてくる。

 その視線は鋭く、はっきりと弥堂へ向いていた。



「アンタがいつまでもボケてっからだろ」

「ダァレがボケてるってぇ? ワシャァもう現役じゃあねえがまだそんな歳じゃあねえぞ」

「そっちのボケじゃない。シケモク吸わねえと正気に戻らないってアンタどんな病気なんだ? 医者行けよ」

「カカッ、そうしてえのも山々だが生憎ワシャァ保険証がねえからなぁ」

「だろうな。そろそろいいか?」

「アン? せっかちなガキだな。まぁいい。ここじゃあ人目につく。こっちに来な小僧」


 そう言ってチャンさんはこのメイン通りに空いた小さな穴のような狭い路地の入り口を顎でしゃくった。

 黙ってそちらへ歩くと背後からガラガラと喧しい音が着いてくる。


 弥堂は先に路地に入り、振り返って老人に看板を返してやった。

 それを受け取ったチャンさんは路地の入口に立ちメイン通りの方へ向く。

 そして自身の身体の前で看板を持ち、路地に蓋をするようにして仁王立ちになった。

 弥堂は路地の壁に背を預ける。



「さて、まずは久しぶりだな、ユウ坊」

「坊はやめてくれよ、チャンさん」

「カカカ。ワシから見りゃあオメーなんぞただの坊主じゃよ」

「それに久しぶりじゃない。先週会ったばかりだろ。華蓮さんの件は世話になった。助かったよ」

「アー? お互い一週間も生き延びたんじゃ。十分に『久しいな』って再会を喜び合うに値するだろうが」

「それは違いないな」

「啊ァー! 啊ァー! そうじゃろうそうじゃろう。物分かりのいいガキはぁ好きだぜぇ?」


 嘆息混じりに仕方なく同意してやると、怪しい中国語混じりの国籍不明の老人は機嫌よく笑う。


「んで? カレンちゃんはどうだったい? ありゃあイイケツじゃな」

「歳考えろよ、じいさん」

「なんじゃい、別にいいじゃろ。んで? オメーもうハメたんか?」

「そういうんじゃない」

「カーー。最近のガキはナイーブだねえ」


 鬱陶しい邪推をされるが、老い先が短くなると話が長くなるのは人間の習性なので聞き流してやる。

 まだこれから情報を受け取らねばならないので、この老人にはまだ使い道が残っている。


「ところで、惣十郎そうじゅうろうの坊主はどうだい? 元気か?」

「そのようだな」

「まったくよぉ、あの若様も偉くなったもんじゃ。あのガキ自分で来ねえでワシんとこにパシリ寄こしやがったぞ」

「あいつもまだ顔を売るわけにはいかないんだろうな。特にここいらでは」

「カカっ、人様にもお天道様にも顔向けできねえことばっかやってっからそうなんだよ。オメーもだぞ? 瘋狗ファンゴォウ

「返す言葉はないが、それでもホームレスには言われたくねえな」

「アァ? ダァレがホームレスだ? そこにあんだろ? 立派なワシのマイホームが」


 首だけを傾けてこちらを睨み、弥堂の背後を顎でしゃくってくる。

 そちらへ眼を向けると段ボールをいくつか組み合わせて無理矢理造った犬小屋のようなものがあった。


「随分と立派な家だな。固定資産税が高そうだ。ちゃんと払ってんのか?」

「アイヤー! ニホンゴ ムツカシイヨー!」

「調子のいいジジイだぜ」

「そんなことよりオメーこの街に何しに来やがった? えぇ? 狂犬ファンゴォウ


 ギロリと向けられる瞳の奥に剣呑な光が宿った。


「何、と言われてもな。ヤツから聞いてるんだろ?」

「ワシが聞いてたのは使いが来るってことだけだ。オメーが来るとは聞いてねえぜ」

「誰が来ても同じだろう。何か問題があるのか?」

「おい、ガキ。テメーここで何するつもりだ。そこらの通り中に死体をばら撒くつもりか?」

「人聞きの悪いことを言うな。俺がそんな非道いことをしたことはないだろう?」

「だからそれをこれからするのか? ってワシは聞いとんじゃ」

「さぁな。生憎それを決めるのは俺じゃない。俺はただのパシリだからな」

「お為ごかしはやめな、小僧。テメーがそんなタマかよ」

「…………」


 表情のない弥堂とニヤリと哂う老人。

 二人の間に緊張感が漂う。


「ガキのする目じゃあねえな」

「ガキじゃないから構わないだろう」

「カッ、そんなこと気にしてる内はガキなんだよ」

「…………」

啊哈アーハァー、なんちゅー眼つきじゃクソガキめ。怒ったのか? 狂犬」

「さぁな。確かめてみるか?」

「オー、コエーコエー、やめとくぜ。年寄りを脅すんじゃあねえよ」

「……よく言う」


 一触即発を匂わせた空気はチャンさんが目線を外し、通りの方へ向き直したことで霧散した。


「んじゃあ、仕事といくかい」

「そうだな」


 そして二人ともに何事もなかったかのように本題に入る。


「まぁ、そうは言ってもまだハッキリとしたネタはねえんだがな」

「あぁ。それは俺も予め聞かされていた。顔見せだけしてこいと言われている」

「そうか。チッ、あの鼻タレめ。狂犬を寄こして自分の本気度を示唆してやがんのか」

「どういうことだ?」

「フン。オメーはどう聞いてるか知らねえがな。例のヤク。惣十郎の小僧が言ってる程にゃあまだ世間に出まわっちゃあいねえぜ?」

「やはりそうか」

「大方あの嬢ちゃんのこと心配してんだろ? それで神経質になってやがんだろうさ」

「気を付けろ、チャンさん。アンタがそれを知っていることを知ったら、奴は鉄砲玉を送り込んでくるぞ」

「カカ、そいつぁコワイねえ。んじゃあ、ワシは知らんぷりしとくぜ」


 おどけてみせる老人には合わせず弥堂はもっと確信部分に斬り込む。


「アンタでも難しいのか?」

「アン? いやぁ、それほどでもねえな。時間があれば売人には辿り着けるじゃろ」

「そうか」

「ヤツら、無差別に捌いてるわけじゃあねえ。これはワシの勘じゃが、どうも売る相手を選んでるフシがある」

「選ぶ、とは?」

「そこまではわからん。言ったじゃろ? 勘だって。これから探ってくさ」

「そうか。ヤサは?」

「そっちの方が難しいなあ。ヤツらヤクザもんと違ってわかりやすく家だの事務所だの構えねえからなあ。スラムの相当奥まで行かねえと拠点の一つも見つからねえだろうよ」

「時間がかかる、と」

「まぁ、気長に待ちな。どうせオメーらワシと違って老い先長ぇだろうがよ」

「…………」


 今日のところはそこまで期待はしていなかったが、求めていた新しい情報はなさそうだ。

 それにこの老人が難しいと言うことは、そう簡単な仕事にはならなそうだ。

 正攻法では。


「オイ」

「……なんだ?」

「オメーよ、早まったこと考えるんじゃあねえぞ」

「何の話だ」


 まるで釘を刺すような口ぶりだ。


「フン。しらばっくれんじゃあねえよ。どうせ目に付いた端からぶっ殺していきゃあ向こうから近づいてくるとか考えてんだろ?」

「過激だな。恐いことを言わないでくれ」

「クソガキめ。どっちみちヤツらの本当のカシラはこの国にゃあいねえんだ。パシリの首なんかいくら集めても無駄だぜ」

「何を言っているのかわからんが、記憶には留めておこう」


 数秒、無言の時が流れる。


「フン、まぁいい」

「こんなところか?」

「あぁ。週の半分くらいはこの時間にこの辺におる。デカいネタを掴んだら組のモンに報せる」

「わかった。また来る」


 名残などなくすぐに歩き出し、老人を追い越しメイン通りに出る。


「待ちな」


 しかしすぐに呼び止められ背中越しにチャンさんへ目線を遣る。


「シケモクの礼じゃ。特別にオメーにはイイモンをやろう」

「いいもん……?」


 チャンさんはそう言うと看板に貼り付けられた紙の中から一枚を選んで剥がし取り、それを弥堂へ差し出す。


「これは?」

「まぁ、見てみろ」


 彼の指示通りに渡された物に目を通すと、それは一枚の写真と名刺大のカードだった。

 カードの方をまず読む。


『カイカン熟女クラブ 初回指名料無料優待券』


「…………」


 続いて写真を見ると一人の下着姿の女性が写っており、プロフィールのようなものが書いてある。


『当店人気嬢 朝比奈 29歳 熟れ熟れEカップがお客様を天国へと誘います!』


 弥堂は一応チャンさんへ向き直した。


「死にてえのかジジイ」

「なんじゃい! 母性たっぷりのイイ女じゃろ!」

「そういう問題じゃねえんだよ」

「カッコつけてんじゃあねえよガキが。いいから抱いとけって」

「なんでお前らは事あるごとに俺に女を抱かせようとするんだ」

「オメーが溜まってる顏してっからだよ。一発抜いてスッキリしとけって」

「余計なお世話だ」


 弥堂は付き合っていられないとばかりに写真とカードを地面に放り捨て歩き出す。


「その姉ちゃんな。その店のナンバーじゃったんだが……」


 聞きたくもない情報が背後から聴こえてきたが、その声音が先程までの軽薄なものではなく、どこか重みが含まれているように感じられ思わず足を止める。


「先々週くらいからかの。身体のあちこちに不自然に膨らんだ血管が浮かび上がってるとかでよ。気持ちワリーってな、客が減ってるらしいんだわ。おまけに元々おっとりした子で優しいサービスのいい子だって評判だったんだが、どうも近頃妙に苛々してるようで情緒不安定になってるって話だ」

「…………」

「だからその子よ。稼ぎが減って焦ってるんだが、そんな時に限って体調悪くしちまったみてえでよ。休みがちになってたんだが、そろそろヤベーってんで来週あたりからまた出勤してくるって話だ」

「……いつだ?」


 振り返り問いかけると老人の眉毛の陰で目が哂う。


「なんだよ、興味あんのか? スケベめ」

「いいから答えろ」

「そうだなぁ……ワシの勘じゃあ火曜か水曜あたりは店にいるじゃろなぁ。遅番じゃ」


 老人は答えながら弥堂が捨てた紙を拾い上げる。


「こいつが欲しいか?」

「アンタの勘は当たるからな。寄こせ」

「何に使うんだ?」

「抱く以外にその女に使い道があるのか?」

「女は大切にするもんじゃぞ、ドスケベめ」

「そうだ。俺はドスケベだ。だから風俗キャッチのアンタの世話になる」

「そういうことじゃ。若いうちはそうやって素直にヤればいい。ほれ、もってけ」

「感謝する」


 弥堂は『カイカン熟女クラブ 初回指名料無料優待券』と『熟れ熟れEカップ 朝比奈さん 29歳の写真』を手に入れた。


「そうじゃ、そこに行くんなら一つ頼みがある」

「なんだ」

「その朝比奈ちゃんのな、乳輪の大きさを測ってきてくれぃ。出来るだけ正確な数字を頼む」

「何言ってんだジイサン」

「バカヤロウ。乳輪はなデカければデカいほどいい。ガキにはわかんねえだろう」

「…………」


 弥堂は胡乱な瞳になり懐に手を入れると袋を取り出し、その中のシケモクを地面に撒いた。


「アヒャアァーーーーーっ! シケモク! シケモクジャアーーーーーっ!」


 歓喜の声を上げ再び地面に這いつくばる老人を置いてこの場を立ち去る。


 用事は済んだ。収穫もあった。


 後は駅の逆口の路地裏を下見してから、ヤカンを買って帰ることにしようと、一定の満足感を得て弥堂は歓楽街を後にする。
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