とある令嬢が男装し第二王子がいる全寮制魔法学院へ転入する

春夏秋冬/光逆榮

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第30話 第一期期末試験④~実力試験~

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 第一期期末試験最終日の実力試験の内容は、リーグ戦方式のゴーレム勝負と言い渡れる。
 その発表に、生徒たちはざわつきだす。
 すると教員がそのざわつきを沈め、試験内容の説明を始めた。

 実力試験のリーグ戦方式のゴーレム勝負は、各寮事に行い、4名ずつリーグ戦の総渡り戦を行うものであった。
 その4名は、学科試験の上位から4名ずつを区切って行うと発表された。
 その為、オービン寮の第2学年は20名いるので、全5リーグでき、そこで学科試験上位の4名ずつとなると分かった私は、すぐさま学科試験順位を思い出していた。

 上位4人という事は、私が1位で2位はルークだったな。
 そして3位はガウェンで、4位は確かニックだった気がするな……この4人で総渡りのゴーレム勝負か。
 私はまさかの試験内容に少し驚いたが、それよりも今は対戦相手の事で頭が一杯であった。
 しかし、教員の説明は続いていた。

 今回のリーグ戦方式の試験の点数は、1位から4位で最終的な順位が決まり、それに応じて点数が決まる。
 その為、どのリーグに振り分けられても1位であれば、点数は高く貰える様になっているが、学科試験で高得点の順位ごとのリーグ戦なので、上位のリーグ戦と下位のリーグ戦の1位の得点は少しだけ異なるらしい。
 仮に学科試験4位で、1位から4位のリーグに振り割れられ、そこを第1リーグと仮称する。
 そして、学科試験5位で、5位から8位のリーグに振り分けられ、そこを第2リーグと仮称した時、第1リーグで1位と第2リーグ1位の点数は、5点ほど変わるという事らしい。

 つまり第2リーグより第3リーグの方が、また少しだけ点数が低く、第3リーグより第4リーグと、少しずつ1位から4位の点数が下がるらしい。
 すると、第1学年生徒の一部からそれじゃ上位リーグに入れなかった時点で点数が引くじゃねぇかという、不満の声が上がるが、そんな声も教員は一層いた。
 教員は、それは自身が勉学をおろそかにしたのが問題だと的確に指摘したのだ。
 1つよりも、2つ・3つと長けているものを評価するのは当たり前のことだと教員は言い、これは学院内だけでなく卒業後の社会では当たり前の事であり、世の中は弱肉強食だと言い切る。
 評価されている者に不満を言うのは、ただの僻みでしかないと冷たくあしらった。

 確かに教員のいう事は最もであり、王国トップ3のこの学院に入れたからと言って必ず成功するわけでもない。
 どこへ進学しても、そこで何を行い、何を身に付けるかで全ては変わると私は思っている。
 この社会で生き残るには、学び成長し続けるか、己の道を信じて突き進むしかない。
 学院を出れば社会は、戦場だと例える人もいるくらいだ。
 さっきの教員は傍から見れば、中々厳しい事を言っている様に見えるが、視点を変えれば誰よりも一番学院を卒業した事を、包み隠さず教えてくれる良き教員だと言える。

 その後教員からの試験説明が終わると、教員たちが分かれて試験準備を始めた。
 私たちはその間、待機という事でいつ通り話している生徒もいれば、作戦を考えている生徒もいたりと様々に待機していた。
 そこにトウマが私の近くにやって来た。

「クリス、凄い事になったな。まさかうちの上位成績者同士での対戦になるとは、思いもしなかったぞ」
「あぁ、俺もそれには驚いたよ。だけど、直接ルークと対戦出来るから、ぶっ倒してやる機会が出来て、逆に燃えてくるね」

 私がトウマに意気込みを語っていると、各寮事のリーグ戦表が発表された。


 『オービン寮リーグ戦表』
  リーグ1 クリス・ルーク・ガウェン・ニック
  リーグ2 シン・アルジュ・マックス・ヴァン
  リーグ3 フェルト・ノルマ・トウマ・シンリ
  リーグ4 ケビン・リーガ・ガードル・ピース
  リーグ5 ベックス・ガイル・モーガン・ライラック


 リーグ戦表が発表された次に、対戦順が明らかになった。


 『対戦順』
  リーグ1
   第1戦目 クリス VS ガウェン
   第2戦目 ルーク VS ニック
   第3戦目 クリス VS ニック
   第4戦目 ルーク VS ガウェン
   第5戦目 ガウェン VS ニック
   第6戦目 クリス VS ルーク


 私はトウマと共に、投影機器を使用した魔道具から空中に映された対戦順を見て、息を呑んだ。

「最終戦がルークか。あいつに実力試験で勝つには、全勝以外に方法はないか……にしても、初戦がガウェンか」
「どれも見届けたい位、面白そうな試合だが、俺も同じく試合あるし、応援これそうなら観に来てやるか、頑張れよ!」

 トウマは私の背中を軽く叩いた。
 突然叩かれ、一瞬驚いたが、少し難しい顔している私を見て気を使ってくれたのかと思った。
 すると校庭中にアナウンスが流れ、各自実技試験を受ける場所に集合するようにと言われ、生徒たちが移動し始める。

「よっしゃ! 気合い入れて行くぞ! 互いに頑張ろうな!」
「おう! 全勝してやるぜ!」

 そう言い切ってトウマは自分の試験場所へと移動し始めるが、途中で何か思い出したのか振り返り、大声で私に向かって叫んだ。

「忘れてた! 試験終わったら、楽しく打ち上げやるからなー!」

 それだけ言って、トウマは再び走って試験場所へと向かって行った。
 私は小さく笑って、小さく気が早いよトウマと呟き、自分も試験場所へと向かった。
 実力試験のゴーレム勝負は、校庭各所に50メートル程のフィールドを教員力と魔道具を使用し、半透明のドーム形成した中で行われる。
 中には既にゴーレムが2体生成されており、対戦者は用意されたゴーレムを使用する方式であり、今回は魔法の使用は許可されていた。

 教員の合図と共に、3分間でゴーレムに魔力を貯めるのと、装備などの準備を行い、3分後に試合開始となり先に相手のゴーレムを消滅、または全損させた方の勝利。
 また、状況に応じての降参もあり、その場合も相手の勝利となる。
 基本的に術者への攻撃は禁止されており、もしもの事故の可能性もある為、魔道具と教員がシールドを形成している。
 そのような基本的な説明を、ドーム内に集まった私を含めた4名で聞き終えると、早速第1試合を開始すると言い渡される。

 私とガウェンは、互いに持ち場へと向かい私は緊張していたので、それをほぐすために準備運動を行った。
 一方でガウェンは、ただただ教員からの合図を立ち尽くして、待っていた。
 そして、ルークとニックは一旦ドーム外に出て、試合を見るもよし他の試合を観戦するもよしとされていた。
 だが、2人共初めから私たちの試合を観るつもりと決めていたのか、自分のドームから離れる事はなかった。

 私は準備運動しながら、対戦相手のガウェンの事を考えていた。
 ガウェンの特徴は、魔力分類では質量が一番長けており、ゴーレム勝負においては強敵であるのは間違いない。
 その理由は、貯められる魔力量が多いのと、一番は質が私とは全くの段違いだからだ。
 ゴーレム勝負において、貯められる魔力が多ければ多いほど、ゴーレムは長時間動け、更に魔力の質が良いと、ゴーレムの動きにキレが加わる。
 言ってしまえば、超高性能な動力を持っているゴーレムだ。

 対して私の長所は、魔力技量であり、武装面ではより鋭い武器や、防具などを瞬時に創れたり、創りなおしたり出来る。
 ちなみに、ゴーレムの他に3つの大きな石の塊が事前に用意されているので、それで自由にゴーレムを強化する事が可能だ。
 普通に考えて、この対戦は私の方がかなり不利だ。
 超高性能の動力に対して、技量で攻めても動きのキレで、たやすくかわされて反撃を受ける。
 ましてや、力で攻めたとしても、私にはルーク程の威力がないので、一気に勝負を決められない。
 だからこの勝負、私は先手必勝の渾身の一撃を相手の核に叩き込むと決めた。

 ゴーレムには必ず核が存在し、その核を破壊できる攻撃を与えれば、ゴーレムは消滅する。
 核の破壊の威力は、私程の数値でも破壊出来ると検証済みだ。
 だがそれをするには、初戦から出し惜しみは出来ない。
 理想はルークやニックがいない事だったが、それは今となっては仕方がない事だ。
 全勝目標で、初戦から落とす訳にはいかないんだ。
 ガウェンには悪いが、全力で叩き潰させてもらう!

 私の準備運動が終わると同時に、教員からのルールの再説明が行われ、最後に準備は良いかと聞かれ、私たちは頷いて答えた。
 それを確認すると教員が、3分間の試合準備時間を言い渡した。
 教員の合図と同時にドーム内に、3分間のタイムリミットが魔道具によって映し出され、カウントがスタートした。
 私とガウェンは同時に、ゴーレムに向かい両手を向け、魔力質量で魔力を貯め始めた。

「(よし、スタートは上々。だけど、彼なら少し人型から大きいゴーレムならば、1分程で魔力をフルに貯めるはず)」

 そう私は最初の魔力貯めでは、ガウェンには勝てないと分かっていた。
 その予想通り、ガウェンは1分程でゴーレムの魔力貯めが完了すると、そのまま魔力技量を使い、ゴーレムの全身に魔力が行き届く様にゴーレム内部を改造し出した。

 私はそっちの行動を取ったかと、可能性としてあるだろうと推測していたので、驚きはしなかったが厄介な方を選んでくれたと思った。
 ゴーレム全身に、滞りなく魔力が通るとなると動きのキレは、既にゴーレムの域を超えると考えられる。

 全くもって凄い奴だ、と私は心の中で関心しつつも、負けるわけにはいかないと、私は片手をゴーレムから石の塊へと向けた。
 そのまま片手でゴーレムに魔力質量で、魔力を貯めつつ、もう片方で石の塊から武装を作る為、魔力技量を使用した。

「っ!」

 その行動に、ガウェンを含め外で見ているルークやニックも気付き、驚いていた。
 そう私が行っているのは、2つの魔力の同時使用だ。
 この学院で2つの魔力を同時使用する事が出来るのは、第3学年の数十名と第2学年でも二代目月の魔女とルーク以外にいない為、皆驚いていたのだ。

 だが使用する私も、まだ完全に使いこなせているわけではないので、数分が限界だが、このルール内なら時間を有効に使え相手に勝ることが出来る私の武器だ。
 既に2分が経過すると、ガウェンはゴーレム全身に魔力を行き届かせる技量を途中で止め、残り時間で武装の準備に取り掛かった。
 私は3つの石の塊から武器と防具を創りだし、魔力を貯めつつ、ゴーレムへの装備に着手した。

 そして、残り時間20秒を切った時点で、両者のゴーレムが完成する。
 ガウェンは、遠距離攻撃用に槍と片手に盾を装備させ、核である胸にも防具を装備させていた。
 私のゴーレムは両腕に防具を創り、その両手の甲に大きな筒を装備させ、両手で先端を極限まで鋭くした円錐を装備させた。

 残り時間が5秒を切ると、ガウェンのゴーレムが走り出すような体勢をとる。
 だが、私のゴーレムは何の準備もせず、両腕をだらーっと下げたままにしていた。
 遂に時間が0秒になると、開戦合図の鐘の音が響くと同時にガウェンのゴーレムが、勢いよく地面を蹴り、物凄いスピードで槍を向けつつ盾を前に構えて突っ込んで来た。
 私は一気に両腕を上げ、円錐の先端をガウェンのゴーレムに照準を合わせた。
 そして照準を合わせ終わると、大きな声で魔法を唱えた。

「ダブルエクスプローション」

 そこからは一瞬の出来事である。
 私のゴーレムが両手に装備した円錐を、爆発の威力を使い両手から放つと、目にも止まらぬ速さでガウェンのゴーレムの盾と核を一瞬で貫いたのだ。
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