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第78話 お見舞い②~レオン~
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「レ、レオン……」
「やぁ、クリス。元気そうで何よりだ」
「う、うん……」
「少し入って話をしてもいいかな?」
えっ……ど、どうすればいいの!? あの日以来だし、ここで追い返すのもどうなんだ……
そんな事を考えているとレオンは、何かを察したのか「迷惑ならいいんだ」と言って街で買ってきた物を私に出してきた。
私は出された物を反射的に受け取ってしまう。
「こ、これは?」
「風邪って来たから、フルーツとかを買ってきた。お見舞い品ってやつだ。もしかして、これも迷惑だったか?」
レオンは少し焦った様に言い出したので、私はそんな事ないと言って感謝の言葉を口にした。
「そうか。それなら良かった。じゃ僕は、これで失礼するよ」
そう言って立ち去ろうとした時だった、私は咄嗟に手首を掴んで引き留めていた。
レオンも私の思ってもいない行動に驚いたのか、目を丸くしていたが、一番驚いていたのは私自身だった。
何か考えがあった訳でもなく、勝手に体が動いてしまっていたのだ。
「いや、その~これは……そう! さすがにこれを1人で食べきれないし、良かったら少し食べてくれないかな~って……」
「……」
私はぎこちない笑顔で、咄嗟に思いついた言い訳をすると、レオンも「わ、分かった」と戸惑った様に答えた。
そのまま私はレオンを部屋に招き入れてしまう。
な、何してんだ私はー! あのまま帰るって言ってたんだから、返せばよかったのに、何故か手が勝手に動いたんだよな……何と言うか、あんな物まで貰ってそのまま返す事に申し訳なくなったんだろうな、私は。
この状況を作り出した自己分析を終えると、小さくため息をついた。
ただでさえ、一方的かもしれないが気まずい感じなのに、こんな所で2人きりになってどうするんだ私。
とりあえず私はベッドに腰かけて、レオンは先程までトウマが座っていた椅子に腰かけさせた。
そして一言も話す事無く、沈黙が続いてしまう。
マズイ、自分から招き入れておいて何もしないのは、非常にマズイ。
ひとまず適当に会話して、時間を潰して、帰ってもらおう……自分から招き入れて少しひどい考えだな、私。
少し気は引けたが、このままだと自分の気が持たないと思っていたので、その作戦でいくことに決めた。
「えっと、それでどんなフルーツを買って来てくれたんだ?」
「あぁ、梨やぶどう、ハチミツ、桃を買ってきた。どれも買ってから一口で食べれる様にカットし、それぞれ容器に詰めてある」
「本当だ」
そこで初めて、レオンが持ってきた物の中身を確認した。
言われた通り、それぞれ容器に一口サイズで入れられており、ご丁寧にスプーンやフォークと言った物まで付属してあった。
私はそれを全て取り出し近くの机に並べ、容器の蓋を開けた。
「凄いな。これ、買った店の人がやってくれたのか?」
「いや。カットとか容器は僕の方で全てやったんだ。さすがにお店の人に、そこまでさせられなし、僕は昔そう言うお手伝いをしてた事があるからね」
それを聞き、そう言えばレオンは平民ながらも学院長にスカウトされ、ジュリル家の使用人としてこの学院に入学した事を改めて思い出した。
そう言えばレオンの昔の話はあまり聞いた事がなかったな、とりあえずその辺を聞いて話してくれそうならそれを聞いて、この場を凌ぐか。
でも、プライベートだしあまり話したくなかったりするかもだし……かと言って、前の話をするのも沈黙状態に戻るのもつらい……えい! とりあえず当たって砕けたら考えろだ。
私は少しやけくそながらも、レオンに「昔は何をしていたの?」と問いかけた。
するとレオンは、嫌な顔をする事無く話し始めてくれた。
「確か前に一度、ジュリル様との関係とかを話した事はあったよね?」
「え、あ、うん。そうだね、元々店の手伝いして時に、学院長とジュリルの両親を助けて、そこをスカウトされたんだったよな」
「そう。あの時にはもう両親も居なくて断るつもりだったけど、ジュリル様の奥様が使用人として雇っていただき、ジュリル様のお付き使用人としてこの学院に入学したんだ」
「もしかして、その時お店の手伝いをしてた時に、こんな事が出来るようになったの?」
その問いかけにレオンは首を振った。
レオンが言うには、スカウトされるまでは花屋や薬屋、荷物運びや料理人などその街で色々な事を手伝っていたと口にする。
元々、学院があるジェルバンスより離れた街で暮らしていたが、生まれは更に離れた村であり、そこで両親と暮らしその中で果物などをよく採取して食べていたので、その時に両親から習ったのだと教えてくれた。
村の名前をレオンが口にするも、私はそんな名前の村がある事も初めて知り、場所もかなり王国の外側である為知らないのも当然かと思っていた。
「まぁ、そんなとこかな。でも、今じゃ僕の故郷の村はもうないんだけどね」
「どう言う事?」
「僕が13の時、村が魔物に襲われたんだよ。結果的に、近くを通りかかった貴族様とそのお付きの王国兵に助けてもらったけど、村は壊滅でそのまま街へと移動したって事」
「そうだったんだ……ごめん、何か嫌な事を思い出させたよな」
「いや、クリスが気にする事じゃない。確かに辛い事だったけど、今は生んでてくれた両親の為にも、人生楽しまなきゃって思ってるよ……でも、僕はあの貴族だけは許せないんだ」
「え?」
突然レオンの表情が険しくなる。
「魔物に襲われたあの日、たまたま通りかかった貴族様とそのお付きの王国兵が居たのは本当に運が良かったと思ってる。見知らぬ村を助けてくれたんだ、感謝もしてるよ。でも、未だに僕の両親ごと魔物を殺したあの貴族だけは、どうしても許せないんだ」
「レオン……」
「確かに、今考えてもあの時僕の両親は助からなかった。けど、魔物と一緒に殺す事はないだろうがっ……」
レオンは俯きながら、少し震えた声で話すと自身の膝を強く手で握っていた。
私はあまり聞いていけない事を聞いてしまったと思い、レオン名を呼んだ。
それに気付き、レオンが顔を上げた。
「……ごめん。君に関係ない話しまでしちゃったね」
そう言ってレオンは椅子から立ち上がった。
「話はまた今度にするよ。フルーツがもし残る様なら、トウマとか寮の皆で食べていいから。大変な時に、いきなり来てごめんよ。僕はもう帰るから、お大事にクリス」
そのままレオンは部屋を出て行った。
私は何とも言えない気持ちであった。
そんな事があったなんて知らなかったし、知った所でどうする事も出来ないと分かっており、モヤモヤっとした物だけが頭に残っていた。
はぁ~……何であんな事を聞いちゃったかな、私。
深くため息をついた後、私は自分の行動に後悔しつつも、レオンが持ってきたフルーツに手を付けて、今聞いた事を考えない様にしようと無心で食べ始めた。
「うま」
私は梨を食べていると、また部屋の扉をノックする音が響く。
今日は、入れ替わる様に人が部屋を訪ねて来るな……確かに急に倒れたしかなり心配させちゃったけど、そんなに会いに来るもんなのか?
そんな事を思いつつ、私は部屋の扉を開けるとそこに居たのは、思いもしない人物だった。
「え、寮長?」
「やぁ、クリス君」
その頃レオンは、部屋を出た後そのまま寮の外へと歩いていた。
「(何してるんだ僕は、あんな事をクリスに話すなんて……でも、こんな気持ちであいつに出くわさなくて良かった。もし会っていたら、感情を抑えられなかったかもしれない……)」
そう思って、オービン寮の敷地から出るとそこでジュリルとばったり出くわす。
「やっぱりここに居たのね、レオン」
「ジュリル様。何でここに?」
「貴方に話があって会いに行ったら、寮にいないからもしかしたらここに来てるんじゃって思ってね。変な気を起こさないでよね」
「……分かっています。今日は、クリスのお見舞いに来ただけです……」
「はぁ~まぁいいわ。とりあえず、ここではなく違う場所に行きましょうか」
「はい」
ジュリルの後をレオンはそのまま付いて行った。
すると一度立ち止まり、オービン寮の方を見つめるレオン。
「(ルーク・クリバンス。僕は、お前だけは絶対に許さない)」
そして再び、ジュリルの方に視線を戻し後を追って歩き出すのだった。
「やぁ、クリス。元気そうで何よりだ」
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「少し入って話をしてもいいかな?」
えっ……ど、どうすればいいの!? あの日以来だし、ここで追い返すのもどうなんだ……
そんな事を考えているとレオンは、何かを察したのか「迷惑ならいいんだ」と言って街で買ってきた物を私に出してきた。
私は出された物を反射的に受け取ってしまう。
「こ、これは?」
「風邪って来たから、フルーツとかを買ってきた。お見舞い品ってやつだ。もしかして、これも迷惑だったか?」
レオンは少し焦った様に言い出したので、私はそんな事ないと言って感謝の言葉を口にした。
「そうか。それなら良かった。じゃ僕は、これで失礼するよ」
そう言って立ち去ろうとした時だった、私は咄嗟に手首を掴んで引き留めていた。
レオンも私の思ってもいない行動に驚いたのか、目を丸くしていたが、一番驚いていたのは私自身だった。
何か考えがあった訳でもなく、勝手に体が動いてしまっていたのだ。
「いや、その~これは……そう! さすがにこれを1人で食べきれないし、良かったら少し食べてくれないかな~って……」
「……」
私はぎこちない笑顔で、咄嗟に思いついた言い訳をすると、レオンも「わ、分かった」と戸惑った様に答えた。
そのまま私はレオンを部屋に招き入れてしまう。
な、何してんだ私はー! あのまま帰るって言ってたんだから、返せばよかったのに、何故か手が勝手に動いたんだよな……何と言うか、あんな物まで貰ってそのまま返す事に申し訳なくなったんだろうな、私は。
この状況を作り出した自己分析を終えると、小さくため息をついた。
ただでさえ、一方的かもしれないが気まずい感じなのに、こんな所で2人きりになってどうするんだ私。
とりあえず私はベッドに腰かけて、レオンは先程までトウマが座っていた椅子に腰かけさせた。
そして一言も話す事無く、沈黙が続いてしまう。
マズイ、自分から招き入れておいて何もしないのは、非常にマズイ。
ひとまず適当に会話して、時間を潰して、帰ってもらおう……自分から招き入れて少しひどい考えだな、私。
少し気は引けたが、このままだと自分の気が持たないと思っていたので、その作戦でいくことに決めた。
「えっと、それでどんなフルーツを買って来てくれたんだ?」
「あぁ、梨やぶどう、ハチミツ、桃を買ってきた。どれも買ってから一口で食べれる様にカットし、それぞれ容器に詰めてある」
「本当だ」
そこで初めて、レオンが持ってきた物の中身を確認した。
言われた通り、それぞれ容器に一口サイズで入れられており、ご丁寧にスプーンやフォークと言った物まで付属してあった。
私はそれを全て取り出し近くの机に並べ、容器の蓋を開けた。
「凄いな。これ、買った店の人がやってくれたのか?」
「いや。カットとか容器は僕の方で全てやったんだ。さすがにお店の人に、そこまでさせられなし、僕は昔そう言うお手伝いをしてた事があるからね」
それを聞き、そう言えばレオンは平民ながらも学院長にスカウトされ、ジュリル家の使用人としてこの学院に入学した事を改めて思い出した。
そう言えばレオンの昔の話はあまり聞いた事がなかったな、とりあえずその辺を聞いて話してくれそうならそれを聞いて、この場を凌ぐか。
でも、プライベートだしあまり話したくなかったりするかもだし……かと言って、前の話をするのも沈黙状態に戻るのもつらい……えい! とりあえず当たって砕けたら考えろだ。
私は少しやけくそながらも、レオンに「昔は何をしていたの?」と問いかけた。
するとレオンは、嫌な顔をする事無く話し始めてくれた。
「確か前に一度、ジュリル様との関係とかを話した事はあったよね?」
「え、あ、うん。そうだね、元々店の手伝いして時に、学院長とジュリルの両親を助けて、そこをスカウトされたんだったよな」
「そう。あの時にはもう両親も居なくて断るつもりだったけど、ジュリル様の奥様が使用人として雇っていただき、ジュリル様のお付き使用人としてこの学院に入学したんだ」
「もしかして、その時お店の手伝いをしてた時に、こんな事が出来るようになったの?」
その問いかけにレオンは首を振った。
レオンが言うには、スカウトされるまでは花屋や薬屋、荷物運びや料理人などその街で色々な事を手伝っていたと口にする。
元々、学院があるジェルバンスより離れた街で暮らしていたが、生まれは更に離れた村であり、そこで両親と暮らしその中で果物などをよく採取して食べていたので、その時に両親から習ったのだと教えてくれた。
村の名前をレオンが口にするも、私はそんな名前の村がある事も初めて知り、場所もかなり王国の外側である為知らないのも当然かと思っていた。
「まぁ、そんなとこかな。でも、今じゃ僕の故郷の村はもうないんだけどね」
「どう言う事?」
「僕が13の時、村が魔物に襲われたんだよ。結果的に、近くを通りかかった貴族様とそのお付きの王国兵に助けてもらったけど、村は壊滅でそのまま街へと移動したって事」
「そうだったんだ……ごめん、何か嫌な事を思い出させたよな」
「いや、クリスが気にする事じゃない。確かに辛い事だったけど、今は生んでてくれた両親の為にも、人生楽しまなきゃって思ってるよ……でも、僕はあの貴族だけは許せないんだ」
「え?」
突然レオンの表情が険しくなる。
「魔物に襲われたあの日、たまたま通りかかった貴族様とそのお付きの王国兵が居たのは本当に運が良かったと思ってる。見知らぬ村を助けてくれたんだ、感謝もしてるよ。でも、未だに僕の両親ごと魔物を殺したあの貴族だけは、どうしても許せないんだ」
「レオン……」
「確かに、今考えてもあの時僕の両親は助からなかった。けど、魔物と一緒に殺す事はないだろうがっ……」
レオンは俯きながら、少し震えた声で話すと自身の膝を強く手で握っていた。
私はあまり聞いていけない事を聞いてしまったと思い、レオン名を呼んだ。
それに気付き、レオンが顔を上げた。
「……ごめん。君に関係ない話しまでしちゃったね」
そう言ってレオンは椅子から立ち上がった。
「話はまた今度にするよ。フルーツがもし残る様なら、トウマとか寮の皆で食べていいから。大変な時に、いきなり来てごめんよ。僕はもう帰るから、お大事にクリス」
そのままレオンは部屋を出て行った。
私は何とも言えない気持ちであった。
そんな事があったなんて知らなかったし、知った所でどうする事も出来ないと分かっており、モヤモヤっとした物だけが頭に残っていた。
はぁ~……何であんな事を聞いちゃったかな、私。
深くため息をついた後、私は自分の行動に後悔しつつも、レオンが持ってきたフルーツに手を付けて、今聞いた事を考えない様にしようと無心で食べ始めた。
「うま」
私は梨を食べていると、また部屋の扉をノックする音が響く。
今日は、入れ替わる様に人が部屋を訪ねて来るな……確かに急に倒れたしかなり心配させちゃったけど、そんなに会いに来るもんなのか?
そんな事を思いつつ、私は部屋の扉を開けるとそこに居たのは、思いもしない人物だった。
「え、寮長?」
「やぁ、クリス君」
その頃レオンは、部屋を出た後そのまま寮の外へと歩いていた。
「(何してるんだ僕は、あんな事をクリスに話すなんて……でも、こんな気持ちであいつに出くわさなくて良かった。もし会っていたら、感情を抑えられなかったかもしれない……)」
そう思って、オービン寮の敷地から出るとそこでジュリルとばったり出くわす。
「やっぱりここに居たのね、レオン」
「ジュリル様。何でここに?」
「貴方に話があって会いに行ったら、寮にいないからもしかしたらここに来てるんじゃって思ってね。変な気を起こさないでよね」
「……分かっています。今日は、クリスのお見舞いに来ただけです……」
「はぁ~まぁいいわ。とりあえず、ここではなく違う場所に行きましょうか」
「はい」
ジュリルの後をレオンはそのまま付いて行った。
すると一度立ち止まり、オービン寮の方を見つめるレオン。
「(ルーク・クリバンス。僕は、お前だけは絶対に許さない)」
そして再び、ジュリルの方に視線を戻し後を追って歩き出すのだった。
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