短話 

T.king

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腹痛

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「あぁー!腹痛い!」



















「やばい、トイレトイレ!」

















「急げ!」

















「タタタタタタタタッ!」
















「バタンッ!」
















「ふぅーっ、、、間に合ったぁ、、」

















「グルグルグル~ッ」

















「あいたたたっ!ふぁー、腹痛い」
















「あ、出そう、」

















「ブリブリブリブリッ!」
















「、、、ふぁーっ、、、、はぁ、で、でた」

















「これは、かなわん、かなり出たな」

















「どれどれ、股間の隙間から確認、、、」


















腹痛「どうも、腹痛です」

















「う、うわぁっー!、なんだよ、おまえだれよ!」

















腹痛「いやいや、おまえて、腹痛だっつーの」

















「え?なに?俺の腹にいたの?」

















腹痛「ええ、いましたさ、さっきまで」

















「ちょ、おま、な、なんなの、」

















腹痛「だから、腹痛だって言ってんべ」

















「おま、え、え?うんこじゃねぇーのかよ」


















腹痛「腹痛は腹痛だべさ」

















「な、え?な、なに?」

















腹痛「だからよ、おまえの腹の中にいた腹痛だって言ってんべよ、おれだよ、おれ。腹痛」

















「ちょ、おま、おれの肛門マジマジと見るなよ恥ずいだろが」
















腹痛「あ、わりーわりー。なんか、あんまり見る機会ないからさ、すげー、こうなってんのか」

















「いいから、見るなっつーの」

















腹痛「わかったってば、そんな怒んなよ」

















「ちょ、おまえ、どうなってんの?なんでしゃべれんの?なんで腹の中にいたの?どっからきたの?」
















腹痛「質問責めすんなよ、おれか?おれはな、、」
















「ピッ!」
















「ジャーッ」
















腹痛「おれはな、、、、、、ジャーーーッグフォッ」
















「あ、流してもうた、、、」

















「これ、誰に話しても嘘だろって言われるヤツやん、、、、」















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