夫が私に隠れて浮気をしていることに気付いて調査をしていましたが驚きの事実が発覚しました｡

夫が私に隠れて浮気をしている事に気付いて調査をしていましたが驚きの事実が発覚しました｡

最近夫の様子がおかしいと感じるわ。
夜遅くに帰って来るのが頻繁に増えてきて､その理由も明かさず口を濁す事も多くなっているものだからつい､

「最近､あなたの帰りが遅いのはどういう事かしら?」
と強く詰め寄ったら､

「仕事だって言ってるだろう!!お前は俺が浮気でもしていると疑っているのか!!」
キレる夫にだってそうじゃない､疑って当然でしょ｡

あなたは､私が浮気をちっとも疑っていないと思っているのかしら?
毎晩あなたが仕事から帰って来るたびに香水のキツイ匂いがする事やなんでもない日に急に嬉しそうに鼻歌を歌ったり､スマホのチェックをコソコソとしていれば
誰だって疑うわよ!!

「いいえ､ただ残業があったとしても､こんなに遅くなるものかしら?それに前は友人との飲み会だの出張だのと言っていましたけれど理由を聞かれましても口を濁される事がしょっちゅうありますけど､どういう事かしらね？」

強く詰め寄ったら､

「俺は見覚えがないぞ!!知らん!!」
とキレたまま部屋を後にする夫にため息をつく｡

この状態が何ヵ月も続いたので､ある日私は近くの探偵事務所に行って夫の浮気調査を依頼する事にしたの｡

しばらくすると､探偵事務所からの調査結果の資料が届きまして恐る恐るその資料を見て驚愕しましたわ｡

内容を知った私は意を決して離婚をしようと決意した｡

後日､夫が若い女性を連れて来て､
「この人は俺の部下で美咲という人だ｡お前には黙ってて悪かったと思っているが､俺と彼女は2年ぐらい前から付き合っている｡お前よりも若く綺麗で､今現在妊娠3ヶ月でお前と別れて彼女と結婚がしたい…｡だからすぐに離婚をして欲しい､書類ならもう用意してある｡」

「ごめんなさい､奥様｡あなたには申し訳なく思っていますが､私も決めた事です｡」

強い決意を見せた二人に私は怒りや憎しみを通り越してただ呆れ果ててしまう他なかったわ｡

「そう､わかったわ｡離婚をするわ｡その前に実は私ね､あなた達の知らないところで探偵事務所で調査を依頼してたの｡そしたら、あなたってば彼女の他に5人もの女性と付き合っていただなんて知らなかったわ｡しかもそのうちの1人は未成年で援助交際をしていて､その女性に対して､「結婚を前提に付き合って欲しい」と言う事も聞きましたわ｡美咲さん…､あなたはこの事を知っていますか｡」

夫の愛人である彼女に問いかけて見た｡

彼女はみるみるのうちに怒りに震えて､
「ちょっとどういう事よ!私の他に5人もいたの!!しかも未成年の子と援助交際で結婚を前提に…て､私と同じ事を言っていたの!!信じらんない!!今まで嘘をついていたの!!!」
「そんな事はない!!こっこんなのは､デタラメに決まっている!!!」
彼女に疑いの目を向けられあたふたしながら私に疑う様に問い詰める夫に､
「なんなら証拠として写真と音声テープも持って来ていますわよ｡私が依頼した探偵の方々が渡してくれましたの｡じゃあ今から音声テープを流した後に写真をお見せしますのでお待ちいただけますか?」

音声テープをセットしてそのまま流すと夫の顔はみるみると青ざめ､彼女は怒りのあまり顔を紅調させていく｡

「どうでしたか｡この音声テープに流れている事は紛れもない事実ですわ｡あ､それと写真に写っている4人の女性ともまだ関係が続いていると書かれていますのでご確認くださいませ｡」

音声テープに続き写真と資料を渡された夫と彼女｡
「この嘘つき!!付き合っているのは私だけだってずっと言っていたじゃない!!それなのに私に隠れて5人もの女性と……冗談じゃないわよ!!!」

「お前だって俺に妻がいるって分かっているのに付き合っていたじゃないか!!怒鳴る必要ないだろ!!これぐらいの事は我慢してくれよ!!!」

「ふざけんじゃないわよ!!さんざん大切にするだの､君1人だけ愛していると言って来たじゃないの､だから付き合って妊娠までしたのに!!最低!!だったら今すぐ別れてやる!!!」

互いに罵り合う夫と彼女にどっちもどっちでしょっと醒めた目で見ていた私は､
「あなたと美咲さん､私に支払う慰謝料の事よろしくね｡離婚届にはサインしといたから｡二人ともお幸せにね｡」

皮肉の意味も込めてさっさとその場から立ち去った｡

夫はその後､彼女と別れた後､私と彼女からの多額の慰謝料の支払いに追われ､他の5人の女性からも訴えられたために会社もクビになり､自宅を売却した後はボロアパートでバイトを掛け持ちしながらなんとか生活している有り様だという｡

私は親からの紹介で見合いをした男性と結婚をした｡
その男性は元夫とは違って､真面目でとても優しく一途な人で毎日とっても幸せなの!!