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鮎川家編
第54話 平穏な日常①
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~翌日・・・
早朝、竜也が目を覚ますと、目の前には凛がまだスヤスヤ・・・と寝息を立てて夢の中を彷徨っているようだった。
可愛いらしく、あどけない少女の姿…長く艶のある髪を垂らしている凛の姿に竜也は、つい見惚れてしまった。布団を捲り上げると、昨夜お互い裸のまま眠っていた事を思い出した。しかも・・・凛が目の前で裸で居ると思うと・・・つい理性を捨てて襲ってしまいそうな衝動に駆られてしまいそうだった。
竜也が起きようとした時、部屋の入り口をノックする音が聞こえた。
(おや・・・?)
気になって竜也は浴衣を着込んで部屋を開けると、部屋の前には舞の姿があった。
「おはよう」
「おはようございます」
舞が膝を付いて朝の挨拶をする。
「早起きだね」
竜也が言うと、舞は真剣だが少し不安のある眼差しで竜也を見る。
「お姉様が部屋に居ないのですが・・・」
それを聞いた竜也が、昨夜凛が自分の布団で一緒に寝たのを思い出し、チラッと後ろを見ると・・・ちょうど凛が起き上がった直後だった。
「あ・・・」
内心、マズイ・・・と思った時には、舞が部屋の中で裸姿の凛を見て、口を開いて部屋の中に飛び込んで行く。
「ちょっと・・・お姉様、まさか竜也さんと一緒に寝たのですか?」
「あら、おはよう舞、フフ・・・そうだけど、何か問題でもあるの?」
「ズルイです、そんな格好で一緒に寝るなんて」
「彼は、あたしの将来の旦那様よ、どんな格好で彼に接しようともあたしの勝手でしょ?」
「まだ正式に決まった訳では無いでしょう」
「でも・・・あたしが屋敷の長女だから、あたしの婿として彼は迎えられるはずよ」
凛は浴衣を着込んで、身だしなみを整える。
「例え次女でも屋敷の跡継ぎは可能よ」
子供同士とは思えない女の口喧嘩に竜也は立ち入るスキが無かった。
「おはようございます」
内藤が部屋の入口で立っている竜也を見て挨拶をする。
「あ・・・おはようございます」
「どうしましたか?」
「ちょっと姉妹喧嘩が始まってしまって・・・」
内藤が竜也の言葉を聞いて部屋を覗くと、凛と舞が睨み合っていた。内藤は2人の側へと向かい喧嘩辞める様に言うが・・・
「内藤さんは、アッチへ行っていて」
「これは、あたし達姉妹の問題なのよ!」
2人は聞く耳を持たない状況だった。
「仕方ないわね・・・じゃあ、村石さん私達だけで朝食を済ませに行きましょうか」
「え・・・良いのですか?」
「あれじゃあ、当分無理でしょう」
内藤は、竜也の腕を組んで部屋を出て行く。
「私ね最近、主人に相手して貰えなくて夜は寂しいのよ・・・」
内藤は竜也に話しながら、廊下を歩いて行く。内藤の言葉を聞いた舞は、ハッと我に返る。
「お・・・お姉様、こんな事してる場合では無いですよ!」
「え・・・何?」
「内藤さん、今…竜也さんの腕を組んで出て行きました。夜の相手が居ないとか言って・・・」
「え・・・そんな、あの人が奪われちゃう!」
急いで2人が部屋から出ると、廊下を出た直ぐ近くで、内藤が竜也に顔を近付けていた。
「ダメー!」
2人は慌てて、内藤から竜也を引き離す。
「いくら内藤さんでも、彼は絶対に渡さないわよ」
「竜也さんは、私達のものなのよ」
内藤は2人を見て笑いながら言う。
「あら・・・残念、もう少し喧嘩してたらオイシイところまでいってたのに・・・」
「喧嘩なんて、ちょっと意見を言い合っていただけよ」
2人の姉妹は竜也の両側に立ち、それぞれ彼の腕を組んで離さなかった。
「ちょ・・・ちょっと、いきなり2人で腕を組むなんて」
竜也は、少し戸惑いながら言う。
「貴方は、何も気にしないで」
凛が優しく竜也に言う。
「そうよ・・・竜也さんは何も気にする事は無いわ」
舞が竜也を上目遣いしながら言う。
改めて凛は真っ直ぐ背を伸ばして、真剣な眼差しで内藤を見て言う。
「ご覧頂いた通り、残念ですが・・・彼の両サイド及び、彼のお相手等諸々に関する事につきましては、あたし達が専属で尽くしますので、他者が立ち入る範囲はございませんので・・・その辺ご了承願います」
それを聞いた内藤は笑いながら手を叩いて答える。
「最初から、そうすれば良いのに・・・貴女達2人はお互い意地っ張りだから、私なりに貴女達をからかって見たのよ。まあ・・・それだけ真剣なら、何も問題はなさそうね」
「え・・・?」
少し驚いた表情で2人は内藤を見る。
「取り敢えず朝食を頂きに行きましょう」
内藤は、竜也と凛、舞を連れて食道へと向かう。竜也の両側には凛と舞が腕を組んで歩いていた。
4人が食道へと行くと、少し早めに食事を済ませた吉川が居て、竜也と一緒にいる姉妹を見て、ニヤついた表情で彼等の側へと来る。
「お嬢様達、朝からアツイですね」
と、彼なりの冗談を言う。
「あら・・・どうも」
凛は微笑みながら答える。
座敷のあるテーブルへと皆が向かうと、竜也が皆の分の配膳を取りに行こうとしたが・・・凛と舞が、竜也を座らせる。
「私達がお膳を取りに行きますので、内藤さんと竜也さんは待っていて下さい」
と、凛と舞がお膳を取りに向かった。
テーブルで待つことになった、竜也は向かい側の内藤と顔を合わせた。
「ところで竜也さんは、昨日は・・・お嬢様と何回戯れになったのですか?」
いきなり直球の発言に竜也は少し戸惑った。
「え・・・と、3~4回位ですか・・・?」
少し不安そうに竜也は答える。
「まあ・・・随分と頑張りましたね」
「はい・・・でも、やはり問題ですよね、こんな事は・・・」
「普通に考えれば、確実に刑務所行きは免れないでしょうね」
「やはり、警察署に行って事実を伝えるべきでしょうか?」
「ご自身の事に付いては、何も知らないのですか?」
内藤の言葉に竜也は少し驚いた。
「え・・・どう言うことですか?」
「貴方に対しての特例法が、現在実施されているのです」
その言葉を聞いて、昨日駅で警察官が見逃してくれたのを思い出した。
「貴方が、どんな女性と交わろうとも、罪にならない・・・と言う条例が市で可決されたのです。つまり・・・貴方がどんな女性と性行為しようとも、市や教育委員会及び警察等は・・・一切お咎め無し・・・と言う条例が発令したのです」
「そ・・・それは、ちょっとやり過ぎなのでは?」
「貴方自身、まだ何も気付いて無いの?」
「気付いて無いって?」
「貴方と関わる異性の方達が、不思議と病気等が直るって言われる事・・・お気付きにならないですか?」
それは入院中に気付いていたが・・・自分がその病を治した実感は持って居なかった。
「僕には・・・正直、実感なんて無いですよ。それに・・・治ったのは偶然かもしれないし・・・」
「あら・・・そうなの?」
内藤が不思議そうに答えて居ると、凛と舞が皆のお膳を運んで来て4人分の食事が並べられた。
「あ・・・まだ、湯飲みが持って来て居なかったね」
そう言って凛が座敷を立ってサンダルを履こうとした時、サンダルの帯が切れて、凛が転倒しまった。
「キャア!」
黄色い悲鳴と共に少女が床に倒れてしまった。竜也が凛を見ると足元に赤い血溜まりが出来ていた。出血の勢いからすると、傷口は深く・・・応急処置をして病院に行く必要があると考えらてた。
「だ・・・誰か、急いで救急箱を!」
竜也は直ぐに凛の足下の傷口に布を巻き手を当てる。
「お姉様、大丈夫ですか?」
不安そうな表情で舞が見守っていた。
近くに居た従業員が走って救急箱を持って来て、傷の手当てをしようとして竜也が触っていた箇所の布を解き、消毒液で傷口を拭くと・・・
「え・・・?」
周囲に居た人達は皆驚いた。
出血した箇所には傷口らしき場所が何処にも見当たらない。凛の浴衣と彼女が倒れていた場所には出血した跡があるが・・・彼女の身体には傷が消えていた。
「お・・・お嬢様立てますか?」
そう言われて凛は立ち上がる。
「あれ?あたし・・・何とも無い?」
奇跡的な瞬間を周囲の人達が目の当たりにした。
凛は自分を助けてくれた竜也に思いっきり抱きついた。
「ありがとう、貴方が助けてくれたのね~」
凛は人前に関わらず竜也にキスをした。
「いや・・・これは偶然かもしれない」
ふと・・・竜也は内藤をチラッと見る。彼女は笑みを浮かべて竜也を見ていた。
早朝、奇跡的とも言える不思議な出来事に見舞われながら、凛と舞は恋人との一時の別れを惜しみながら学校へと出掛けた。
登校前に凛と舞は・・・それぞれ『行ってきます』の挨拶代わりに竜也にキスをした。
賑やかな姉妹が学校に行った事で、少し解放された竜也だが・・・凛が整えた屋敷の条例により、屋敷からは単独での外出が出来ず、屋敷の中をうろつく事しか出来なかった。
外へ出ようとしても玄関からしか出れず、しかも・・・警備員の様な人が玄関にいて、表には迂闊に出れない。例え出れたとしても、その先には大きな門があって、そこを潜り抜けるにも、さらに警備員が立っている。
ある意味幽閉されて居るようであった。
何かする事は無いか・・・と思っていると自然と自分の足が、食堂の厨房へと向かっていた。
早朝、竜也が目を覚ますと、目の前には凛がまだスヤスヤ・・・と寝息を立てて夢の中を彷徨っているようだった。
可愛いらしく、あどけない少女の姿…長く艶のある髪を垂らしている凛の姿に竜也は、つい見惚れてしまった。布団を捲り上げると、昨夜お互い裸のまま眠っていた事を思い出した。しかも・・・凛が目の前で裸で居ると思うと・・・つい理性を捨てて襲ってしまいそうな衝動に駆られてしまいそうだった。
竜也が起きようとした時、部屋の入り口をノックする音が聞こえた。
(おや・・・?)
気になって竜也は浴衣を着込んで部屋を開けると、部屋の前には舞の姿があった。
「おはよう」
「おはようございます」
舞が膝を付いて朝の挨拶をする。
「早起きだね」
竜也が言うと、舞は真剣だが少し不安のある眼差しで竜也を見る。
「お姉様が部屋に居ないのですが・・・」
それを聞いた竜也が、昨夜凛が自分の布団で一緒に寝たのを思い出し、チラッと後ろを見ると・・・ちょうど凛が起き上がった直後だった。
「あ・・・」
内心、マズイ・・・と思った時には、舞が部屋の中で裸姿の凛を見て、口を開いて部屋の中に飛び込んで行く。
「ちょっと・・・お姉様、まさか竜也さんと一緒に寝たのですか?」
「あら、おはよう舞、フフ・・・そうだけど、何か問題でもあるの?」
「ズルイです、そんな格好で一緒に寝るなんて」
「彼は、あたしの将来の旦那様よ、どんな格好で彼に接しようともあたしの勝手でしょ?」
「まだ正式に決まった訳では無いでしょう」
「でも・・・あたしが屋敷の長女だから、あたしの婿として彼は迎えられるはずよ」
凛は浴衣を着込んで、身だしなみを整える。
「例え次女でも屋敷の跡継ぎは可能よ」
子供同士とは思えない女の口喧嘩に竜也は立ち入るスキが無かった。
「おはようございます」
内藤が部屋の入口で立っている竜也を見て挨拶をする。
「あ・・・おはようございます」
「どうしましたか?」
「ちょっと姉妹喧嘩が始まってしまって・・・」
内藤が竜也の言葉を聞いて部屋を覗くと、凛と舞が睨み合っていた。内藤は2人の側へと向かい喧嘩辞める様に言うが・・・
「内藤さんは、アッチへ行っていて」
「これは、あたし達姉妹の問題なのよ!」
2人は聞く耳を持たない状況だった。
「仕方ないわね・・・じゃあ、村石さん私達だけで朝食を済ませに行きましょうか」
「え・・・良いのですか?」
「あれじゃあ、当分無理でしょう」
内藤は、竜也の腕を組んで部屋を出て行く。
「私ね最近、主人に相手して貰えなくて夜は寂しいのよ・・・」
内藤は竜也に話しながら、廊下を歩いて行く。内藤の言葉を聞いた舞は、ハッと我に返る。
「お・・・お姉様、こんな事してる場合では無いですよ!」
「え・・・何?」
「内藤さん、今…竜也さんの腕を組んで出て行きました。夜の相手が居ないとか言って・・・」
「え・・・そんな、あの人が奪われちゃう!」
急いで2人が部屋から出ると、廊下を出た直ぐ近くで、内藤が竜也に顔を近付けていた。
「ダメー!」
2人は慌てて、内藤から竜也を引き離す。
「いくら内藤さんでも、彼は絶対に渡さないわよ」
「竜也さんは、私達のものなのよ」
内藤は2人を見て笑いながら言う。
「あら・・・残念、もう少し喧嘩してたらオイシイところまでいってたのに・・・」
「喧嘩なんて、ちょっと意見を言い合っていただけよ」
2人の姉妹は竜也の両側に立ち、それぞれ彼の腕を組んで離さなかった。
「ちょ・・・ちょっと、いきなり2人で腕を組むなんて」
竜也は、少し戸惑いながら言う。
「貴方は、何も気にしないで」
凛が優しく竜也に言う。
「そうよ・・・竜也さんは何も気にする事は無いわ」
舞が竜也を上目遣いしながら言う。
改めて凛は真っ直ぐ背を伸ばして、真剣な眼差しで内藤を見て言う。
「ご覧頂いた通り、残念ですが・・・彼の両サイド及び、彼のお相手等諸々に関する事につきましては、あたし達が専属で尽くしますので、他者が立ち入る範囲はございませんので・・・その辺ご了承願います」
それを聞いた内藤は笑いながら手を叩いて答える。
「最初から、そうすれば良いのに・・・貴女達2人はお互い意地っ張りだから、私なりに貴女達をからかって見たのよ。まあ・・・それだけ真剣なら、何も問題はなさそうね」
「え・・・?」
少し驚いた表情で2人は内藤を見る。
「取り敢えず朝食を頂きに行きましょう」
内藤は、竜也と凛、舞を連れて食道へと向かう。竜也の両側には凛と舞が腕を組んで歩いていた。
4人が食道へと行くと、少し早めに食事を済ませた吉川が居て、竜也と一緒にいる姉妹を見て、ニヤついた表情で彼等の側へと来る。
「お嬢様達、朝からアツイですね」
と、彼なりの冗談を言う。
「あら・・・どうも」
凛は微笑みながら答える。
座敷のあるテーブルへと皆が向かうと、竜也が皆の分の配膳を取りに行こうとしたが・・・凛と舞が、竜也を座らせる。
「私達がお膳を取りに行きますので、内藤さんと竜也さんは待っていて下さい」
と、凛と舞がお膳を取りに向かった。
テーブルで待つことになった、竜也は向かい側の内藤と顔を合わせた。
「ところで竜也さんは、昨日は・・・お嬢様と何回戯れになったのですか?」
いきなり直球の発言に竜也は少し戸惑った。
「え・・・と、3~4回位ですか・・・?」
少し不安そうに竜也は答える。
「まあ・・・随分と頑張りましたね」
「はい・・・でも、やはり問題ですよね、こんな事は・・・」
「普通に考えれば、確実に刑務所行きは免れないでしょうね」
「やはり、警察署に行って事実を伝えるべきでしょうか?」
「ご自身の事に付いては、何も知らないのですか?」
内藤の言葉に竜也は少し驚いた。
「え・・・どう言うことですか?」
「貴方に対しての特例法が、現在実施されているのです」
その言葉を聞いて、昨日駅で警察官が見逃してくれたのを思い出した。
「貴方が、どんな女性と交わろうとも、罪にならない・・・と言う条例が市で可決されたのです。つまり・・・貴方がどんな女性と性行為しようとも、市や教育委員会及び警察等は・・・一切お咎め無し・・・と言う条例が発令したのです」
「そ・・・それは、ちょっとやり過ぎなのでは?」
「貴方自身、まだ何も気付いて無いの?」
「気付いて無いって?」
「貴方と関わる異性の方達が、不思議と病気等が直るって言われる事・・・お気付きにならないですか?」
それは入院中に気付いていたが・・・自分がその病を治した実感は持って居なかった。
「僕には・・・正直、実感なんて無いですよ。それに・・・治ったのは偶然かもしれないし・・・」
「あら・・・そうなの?」
内藤が不思議そうに答えて居ると、凛と舞が皆のお膳を運んで来て4人分の食事が並べられた。
「あ・・・まだ、湯飲みが持って来て居なかったね」
そう言って凛が座敷を立ってサンダルを履こうとした時、サンダルの帯が切れて、凛が転倒しまった。
「キャア!」
黄色い悲鳴と共に少女が床に倒れてしまった。竜也が凛を見ると足元に赤い血溜まりが出来ていた。出血の勢いからすると、傷口は深く・・・応急処置をして病院に行く必要があると考えらてた。
「だ・・・誰か、急いで救急箱を!」
竜也は直ぐに凛の足下の傷口に布を巻き手を当てる。
「お姉様、大丈夫ですか?」
不安そうな表情で舞が見守っていた。
近くに居た従業員が走って救急箱を持って来て、傷の手当てをしようとして竜也が触っていた箇所の布を解き、消毒液で傷口を拭くと・・・
「え・・・?」
周囲に居た人達は皆驚いた。
出血した箇所には傷口らしき場所が何処にも見当たらない。凛の浴衣と彼女が倒れていた場所には出血した跡があるが・・・彼女の身体には傷が消えていた。
「お・・・お嬢様立てますか?」
そう言われて凛は立ち上がる。
「あれ?あたし・・・何とも無い?」
奇跡的な瞬間を周囲の人達が目の当たりにした。
凛は自分を助けてくれた竜也に思いっきり抱きついた。
「ありがとう、貴方が助けてくれたのね~」
凛は人前に関わらず竜也にキスをした。
「いや・・・これは偶然かもしれない」
ふと・・・竜也は内藤をチラッと見る。彼女は笑みを浮かべて竜也を見ていた。
早朝、奇跡的とも言える不思議な出来事に見舞われながら、凛と舞は恋人との一時の別れを惜しみながら学校へと出掛けた。
登校前に凛と舞は・・・それぞれ『行ってきます』の挨拶代わりに竜也にキスをした。
賑やかな姉妹が学校に行った事で、少し解放された竜也だが・・・凛が整えた屋敷の条例により、屋敷からは単独での外出が出来ず、屋敷の中をうろつく事しか出来なかった。
外へ出ようとしても玄関からしか出れず、しかも・・・警備員の様な人が玄関にいて、表には迂闊に出れない。例え出れたとしても、その先には大きな門があって、そこを潜り抜けるにも、さらに警備員が立っている。
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