19 / 19
私と汚部屋の戦い
第18話 そして伝説へ……なわけなく戦いは続く
しおりを挟む
2025年1月に汚部屋は人が住める場所となった。そして今、9月の10月の初めである。
その間、部屋は保たれた。汚部屋に戻ることは無かった。
一度、ひどい自律神経失調症になり、FGOのグッズを開けた後の段ボールを放置してしまったことがあったが、翌日にはすべて片付け、捨てるものは捨てた。今では、簡単な掃除なら5分で終わる部屋である。
なぜ、保たれているのか。
答えは簡単で、私が生活上必要な動き、動線に合わせてものを配置しているからだ。資料はPCデスクの両隣であるため、出すのも片付けるのも時間がかからない。むろん、ほかに資料はあるが、それもすぐ片付ける。
一度『保たれた部屋』を生きていると、床に髪の毛が落ちていても『散らかっている』と思ってしまうものなのだ。本当にそんな精神になる。
私の友人で片付け上手の人々(本当にすごい達人ばかりである)から見れば、私の部屋は散らかっていると思う箇所があるだろう。しかし、人には人の限界がある。こればかりは仕方が無い。
片付いてストレッチマットを敷いた私は、毎日ストレッチをしている。そうなると床を至近距離で眺める。ごみが、髪が、至近距離で見える。掃除しようと思う。
そして、達成感を得る。
そう、汚部屋から解放された私は、掃除をしてきれいにしたという達成感を手軽に得ることができるようになった。達成感は快感である。この快感のルーチンこそが汚部屋に戻らない一番の理由だろう。
毎日掃除ができなくても、洗濯物は必ず片付ける。服は出しっぱなしにはしない。本は片付ける。その達成感である。快感が生まれる。
結局、汚部屋は、『いらないもの』が部屋の中を占拠している状態であり『いるもの』が適切な場所におかれていない、適切な収納方法になっていない。そして何より、配置が動線を無視している。見るべきは片付け上手のテクニックではなく、物の捨て方でもない。
自分が部屋をどう使っているか。家に帰り、どこに荷物を置いて、どこで飯を食いどのように動いて寝るか。その動線を無視して家具を配置しても散らかるだけなので、まあ、見取り図が一番見るべきものではないだろうか。
そしてもう一つ。推しグッズを愛を以て買うのなら、捨てるまでを考えろ。過去を振り返るのはいいが感傷と愛を勘違いしていないか? そうして乱雑に積み上げて埃まみれにしたり、箱の中に入れたままの推しを自分は愛しているか? 五年以上放置しているグッズは本当に愛しているのか? これは服も変わらないだろう。
まあ、本に関しては人によるのでなんともいえない。手放して二度と手に入らない本も多いのだから。
これからも、部屋と私の付き合いと戦いは続く。いつか汚部屋に戻ってしまうかもしれない、ではなく。さらに住みよい場所とするために、戦い続ける。
そして、部屋が片付けられない人、汚部屋の人へ。
あなたが学生であれば、学校もバイトもない時間を1週間作り、掃除してください。1日では無理です。
社会人の方へ。
一人で休日だけ使って掃除とか絶対無理です。友人に助けを求めるか、業者に助けを求めてください。
私が奇跡的に片付けられたのは、
偶然無職となり
1週間以上かけて断捨離と掃除だけができる生活ができた。
という偶然によります。
汚部屋を片付けるというのは程度にもよりますけど、社会人が一人でするなら2ヶ月の休日をすべて片付けに、部屋の構造の変更に、捧げる覚悟がいると思います。
人を、頼ってください。友人でも、家族でも、清掃業者でもいい。
そして、計画表を作ってください。どうやって片付けよう、とかではありません。
何から外に出せばいいだろう。それを一度考えてみてください。
そうして、自分なりの整理整頓、家具の配置、こだわりができれば、汚部屋に戻る頻度はどんどん減ってきて、最終的に、汚部屋に戻らなくなります。
一度で、完璧は無理です。また散らかっちゃうってよくあります。
そのとき、どこが一番散らかるのかとか。なぜ散らかるよりも、最初にどこから散らかるのかとか、そういったところから、自分を探ってみてくださいませ。
その間、部屋は保たれた。汚部屋に戻ることは無かった。
一度、ひどい自律神経失調症になり、FGOのグッズを開けた後の段ボールを放置してしまったことがあったが、翌日にはすべて片付け、捨てるものは捨てた。今では、簡単な掃除なら5分で終わる部屋である。
なぜ、保たれているのか。
答えは簡単で、私が生活上必要な動き、動線に合わせてものを配置しているからだ。資料はPCデスクの両隣であるため、出すのも片付けるのも時間がかからない。むろん、ほかに資料はあるが、それもすぐ片付ける。
一度『保たれた部屋』を生きていると、床に髪の毛が落ちていても『散らかっている』と思ってしまうものなのだ。本当にそんな精神になる。
私の友人で片付け上手の人々(本当にすごい達人ばかりである)から見れば、私の部屋は散らかっていると思う箇所があるだろう。しかし、人には人の限界がある。こればかりは仕方が無い。
片付いてストレッチマットを敷いた私は、毎日ストレッチをしている。そうなると床を至近距離で眺める。ごみが、髪が、至近距離で見える。掃除しようと思う。
そして、達成感を得る。
そう、汚部屋から解放された私は、掃除をしてきれいにしたという達成感を手軽に得ることができるようになった。達成感は快感である。この快感のルーチンこそが汚部屋に戻らない一番の理由だろう。
毎日掃除ができなくても、洗濯物は必ず片付ける。服は出しっぱなしにはしない。本は片付ける。その達成感である。快感が生まれる。
結局、汚部屋は、『いらないもの』が部屋の中を占拠している状態であり『いるもの』が適切な場所におかれていない、適切な収納方法になっていない。そして何より、配置が動線を無視している。見るべきは片付け上手のテクニックではなく、物の捨て方でもない。
自分が部屋をどう使っているか。家に帰り、どこに荷物を置いて、どこで飯を食いどのように動いて寝るか。その動線を無視して家具を配置しても散らかるだけなので、まあ、見取り図が一番見るべきものではないだろうか。
そしてもう一つ。推しグッズを愛を以て買うのなら、捨てるまでを考えろ。過去を振り返るのはいいが感傷と愛を勘違いしていないか? そうして乱雑に積み上げて埃まみれにしたり、箱の中に入れたままの推しを自分は愛しているか? 五年以上放置しているグッズは本当に愛しているのか? これは服も変わらないだろう。
まあ、本に関しては人によるのでなんともいえない。手放して二度と手に入らない本も多いのだから。
これからも、部屋と私の付き合いと戦いは続く。いつか汚部屋に戻ってしまうかもしれない、ではなく。さらに住みよい場所とするために、戦い続ける。
そして、部屋が片付けられない人、汚部屋の人へ。
あなたが学生であれば、学校もバイトもない時間を1週間作り、掃除してください。1日では無理です。
社会人の方へ。
一人で休日だけ使って掃除とか絶対無理です。友人に助けを求めるか、業者に助けを求めてください。
私が奇跡的に片付けられたのは、
偶然無職となり
1週間以上かけて断捨離と掃除だけができる生活ができた。
という偶然によります。
汚部屋を片付けるというのは程度にもよりますけど、社会人が一人でするなら2ヶ月の休日をすべて片付けに、部屋の構造の変更に、捧げる覚悟がいると思います。
人を、頼ってください。友人でも、家族でも、清掃業者でもいい。
そして、計画表を作ってください。どうやって片付けよう、とかではありません。
何から外に出せばいいだろう。それを一度考えてみてください。
そうして、自分なりの整理整頓、家具の配置、こだわりができれば、汚部屋に戻る頻度はどんどん減ってきて、最終的に、汚部屋に戻らなくなります。
一度で、完璧は無理です。また散らかっちゃうってよくあります。
そのとき、どこが一番散らかるのかとか。なぜ散らかるよりも、最初にどこから散らかるのかとか、そういったところから、自分を探ってみてくださいませ。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
遺産は一円も渡さない 〜強欲な夫と義実家に捨てられた私、真の相続人と手を組み全てを奪い返す~ (全10話)
スカッと文庫
恋愛
「お前の価値なんて、その遺産くらいしかないんだよ」
唯一の肉親だった祖父を亡くした夜、夫の健一と義母から放たれたのは、あまりにも無慈悲な言葉だった。
四十九日も待たず、祖父が遺した1億2000万円の遺産をアテに贅沢三昧を目論む夫。だが、彼には隠し通している「裏切り」があった――。
絶望の淵に立たされた由美の前に現れたのは、亡き祖父が差し向けた若き凄腕弁護士・蓮。
「おじい様は、すべてお見通しでしたよ」
明かされる衝撃の遺言内容。そして、強欲な夫たちを地獄へ叩き落とすための「相続条件」とは?
虐げられてきた妻による、一発逆転の遺産争奪&復讐劇がいま幕を開ける!
失った真実の愛を息子にバカにされて口車に乗せられた
しゃーりん
恋愛
20数年前、婚約者ではない令嬢を愛し、結婚した現国王。
すぐに産まれた王太子は2年前に結婚したが、まだ子供がいなかった。
早く後継者を望まれる王族として、王太子に側妃を娶る案が出る。
この案に王太子の返事は?
王太子である息子が国王である父を口車に乗せて側妃を娶らせるお話です。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる