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(12) 竹藪の宿
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家の近くまでくると、「吉太ー!?」というおばあちゃんの声が聞こえた。
家の中で探しているようだ。
「うわ!おばあちゃんにバレちゃった…。でも、しょうがない。チポちゃんいこう?おなか減ってるんだよね?」
「おなか減ってる?」
かぐや姫が聞くと、チポはきゅうーん…、と元気のない鳴き声を出した。
「減ってるってぇ。3日食べてないって言ってた」
「うん、じゃあおばあちゃんに何か食べ物を貰おう。犬って結構食べちゃダメなもの多いもんね。適当に持ってこれないし…」
近所の人が犬を飼ってて相当食べ物に気を使っていたのを吉太は思い出しながら言った。
「おばあちゃんただいま」
「吉太!どこ行ってたぁ!?こんな夜遅くにぃ!」
おばあちゃんは、驚きながらもホッとしたように吉太に言った。手に、きんちゃく袋を持っている。
落とした給食袋を作ってくれていたらしい。
「給食袋探してたんだけど、この犬が外にいて…迷子みたいなんだ」
吉太の隣に立つチポはもう背中にかぐや姫を乗せてはいない。
「明日交番に連れて行ってくれる?おなかも減ってるみたいだから、何か食べ物も…」
「ありゃぁ可哀そうに…」
おばあちゃんは心よく了承してくれた。
だがチポはやはりビビッて家の中には入れず、おばあちゃんに食べ物を貰った後、竹藪に泊まることになった。
「チポちゃん汚いからお風呂だねー」
かぐや姫達はチポちゃんを案内しながら竹藪を進んだ。
うっそうと生い茂る竹をチポちゃんは不安そうにきょろきょろと見まわしている。
【お前らこんなとこに住んでんの?大丈夫かよ?】
「ここは、雨も降んないし、獣も危ない虫も出ないんだよ」
月テクノロジーの力で竹ドックを中心に竹藪の中は人間に拾ってもらえるまで安全に過ごせるようになってるのである。
特に密集した竹藪の道を抜けると、そこは少し開けた場所だった。
「今お湯入れるね!」
かぐや姫はタタタと隅に駆けていき、スイッチを操作する。
どぼぼぼぼー!と音がして、湯気と共にチポ達の前のくぼんだ空間にお湯がみるみる溜まっていった。
「秘湯温泉パンダの湯にようこそー!」
かぐや姫はドヤ顔で宣言した。
「わーい!お風呂だー!」「チポちゃん洗ってあげる」「お風呂につかる前にこっちで洗うんだよ」「お湯はぬるめだから大丈夫」
パンダ達にチポちゃんはわらわらと洗われていく。
かぐや姫は竹ドックに入ると勝手に綺麗になるが、パンダちゃん達はそうはいかないのである。
テレビで見た温泉番組を真似て最近作ったパンダの湯は、パンダちゃん達にも大人気で誰かに自慢したくて仕方なかった為、かぐや姫もご満悦である。
「きれいになったね」「チポちゃん、お風呂つかろ」「こっちだよー」「チポちゃん、濡れるとちっちゃくなったね!」
パンダ達をニコニコと見ていたかぐや姫だったが、ドボン、びしゃーという音と共にびしょぬれになった。
「チポちゃんが入るとお湯が洪水になるねー」
パンタが温泉で泳ぎながら言った。もともとパンダちゃんのプールサイズに大きめのお風呂だからチポちゃんも入れたが、質量がパンダちゃんの50倍くらいあった。
「あ!かぐや姫びしょぬれ!」「かぐや姫もお風呂入ったら?」
「私自分で髪の毛洗えないもん。竹ドックかえろー。ちゃんとチポちゃんドライヤーしてあげて」
びしょ濡れのかぐや姫は、ぽたぽたとしずくを垂らしながら竹藪を戻り、竹ドックに入った。
今日はチョークまみれで、地面にゴロンゴロンして、そうとう汚かったので、そのままお風呂には入れなかった。
しゅわ!あっという間に乾いて体は綺麗になる。
でも、かぐや姫は今日あった色々を思い出して、なんだか寂しくなって、竹ドックを出た。
「竹ドック、湯着だしてー」
ぽしぽしと、竹ドックを叩く。
するんと、白いお風呂に入る時の着物が出てきた。かぐや姫はそれを着てもう一度パンダの湯に向かった。
「あ!かぐや姫おかえり!」
【おう、いいなこの風呂】
ケモノに合わせてぬるめのお湯で作っているお風呂は、チポちゃんにも良かったようである。
タタタター!っと走って、勢いよくお湯にかぐや姫は入った。
どぼーん!
「わぁぁぁ!」「キャー!」「いやーん!」「おぎょうぎ悪いよぅ!」【うわ!何すんだー!】
水しぶきが激しく上がって、皆からの抗議の声が上がった。
「アハハハ!気持ちいーねー!」
ぱっちゃぱっちゃとかぐや姫はパンダちゃん達と泳いだ。
お風呂上りは小さい牛乳瓶に詰めた冷えた牛乳をパンダちゃん達に配り、みんなでドライヤーをかけて、パンダちゃんの寝床に行って寝ることにした。
「あれ?かぐや姫、竹ドックで寝ないの?」
「うん、今日はここで寝ようと思って」
「かぐや姫なにしてるのー?」
かぐや姫はロープでパンタちゃんの体をぐるぐる巻きにしている。
「はい、次パンジちゃんおいで」
ぐるぐるぐる、4匹を縛ると、自分の胴にもロープを巻いた。
「じゃあおやすみなさい」
これで安心。鏡の中にもパンダちゃん達は付いてきてくれるだろう。スヤァ。
次の日の早朝、交番に行くためにチポを迎えに来た吉太は、お腹を一本のロープで縛って連なっているパンダ達とかぐや姫を見た。
「あ…むにゃぁ、吉太くんおはようぅー」
あくびをしながら、かぐや姫が起き、吉太は怪訝そうに聞いた。
「連座で捕まった罪人みたいになってるけど…」
「あ、これ?鏡の中に連れてかれても、パンダちゃん達と離れ離れにならないようにと思って」
テヘヘ、と恥ずかしそうにするかぐや姫に、吉太は自分のついた嘘のせいか!とショックを受け、「あれは、鏡を見た瞬間に閉じ込められるって話だから、家では大丈夫だよ」とフォローを入れた。
かぐや姫はあからさまにホッとして、うれしそうにパンダちゃん達から縄を解いていた。
小汚かったチポは、朝にはふわっふわの毛並みになっていた。
パンダ達とも仲良くなったようで、かぐや姫とパンダ達を順番に背中に乗せて遊んでいた。
交番に迷子犬の登録をしたら、夕方には飼い主の『リサちゃん』が迎えに来た。リサちゃんもそうとう探していたらしい。
【またなかぐや姫!リサちゃんちに来れば遊んでやるからよ!】
そう言うと、チポは元気に帰って行った。
「かぐや姫!また給食袋の中入ってる!だめだよ!」
「えー。だってこの給食袋パンダ柄でかわいいんだもん…」
おばあちゃんが作ってくれた新しい給食袋は、パンダの柄だった。
以前パンダのぬいぐるみを話題にしていたので、パンダが好きだと思ったらしい。
別に嫌いじゃないし、かぐや姫の周りのパンダ達を見ているとなんとなく愛着がわく。
でも圧倒的にパンダが好きなのはかぐや姫なのだ。
「えへへ。かわいいー」
毎朝、学校へ行く前に給食袋からかぐや姫を抜くのが日課になった吉太であった。
家の中で探しているようだ。
「うわ!おばあちゃんにバレちゃった…。でも、しょうがない。チポちゃんいこう?おなか減ってるんだよね?」
「おなか減ってる?」
かぐや姫が聞くと、チポはきゅうーん…、と元気のない鳴き声を出した。
「減ってるってぇ。3日食べてないって言ってた」
「うん、じゃあおばあちゃんに何か食べ物を貰おう。犬って結構食べちゃダメなもの多いもんね。適当に持ってこれないし…」
近所の人が犬を飼ってて相当食べ物に気を使っていたのを吉太は思い出しながら言った。
「おばあちゃんただいま」
「吉太!どこ行ってたぁ!?こんな夜遅くにぃ!」
おばあちゃんは、驚きながらもホッとしたように吉太に言った。手に、きんちゃく袋を持っている。
落とした給食袋を作ってくれていたらしい。
「給食袋探してたんだけど、この犬が外にいて…迷子みたいなんだ」
吉太の隣に立つチポはもう背中にかぐや姫を乗せてはいない。
「明日交番に連れて行ってくれる?おなかも減ってるみたいだから、何か食べ物も…」
「ありゃぁ可哀そうに…」
おばあちゃんは心よく了承してくれた。
だがチポはやはりビビッて家の中には入れず、おばあちゃんに食べ物を貰った後、竹藪に泊まることになった。
「チポちゃん汚いからお風呂だねー」
かぐや姫達はチポちゃんを案内しながら竹藪を進んだ。
うっそうと生い茂る竹をチポちゃんは不安そうにきょろきょろと見まわしている。
【お前らこんなとこに住んでんの?大丈夫かよ?】
「ここは、雨も降んないし、獣も危ない虫も出ないんだよ」
月テクノロジーの力で竹ドックを中心に竹藪の中は人間に拾ってもらえるまで安全に過ごせるようになってるのである。
特に密集した竹藪の道を抜けると、そこは少し開けた場所だった。
「今お湯入れるね!」
かぐや姫はタタタと隅に駆けていき、スイッチを操作する。
どぼぼぼぼー!と音がして、湯気と共にチポ達の前のくぼんだ空間にお湯がみるみる溜まっていった。
「秘湯温泉パンダの湯にようこそー!」
かぐや姫はドヤ顔で宣言した。
「わーい!お風呂だー!」「チポちゃん洗ってあげる」「お風呂につかる前にこっちで洗うんだよ」「お湯はぬるめだから大丈夫」
パンダ達にチポちゃんはわらわらと洗われていく。
かぐや姫は竹ドックに入ると勝手に綺麗になるが、パンダちゃん達はそうはいかないのである。
テレビで見た温泉番組を真似て最近作ったパンダの湯は、パンダちゃん達にも大人気で誰かに自慢したくて仕方なかった為、かぐや姫もご満悦である。
「きれいになったね」「チポちゃん、お風呂つかろ」「こっちだよー」「チポちゃん、濡れるとちっちゃくなったね!」
パンダ達をニコニコと見ていたかぐや姫だったが、ドボン、びしゃーという音と共にびしょぬれになった。
「チポちゃんが入るとお湯が洪水になるねー」
パンタが温泉で泳ぎながら言った。もともとパンダちゃんのプールサイズに大きめのお風呂だからチポちゃんも入れたが、質量がパンダちゃんの50倍くらいあった。
「あ!かぐや姫びしょぬれ!」「かぐや姫もお風呂入ったら?」
「私自分で髪の毛洗えないもん。竹ドックかえろー。ちゃんとチポちゃんドライヤーしてあげて」
びしょ濡れのかぐや姫は、ぽたぽたとしずくを垂らしながら竹藪を戻り、竹ドックに入った。
今日はチョークまみれで、地面にゴロンゴロンして、そうとう汚かったので、そのままお風呂には入れなかった。
しゅわ!あっという間に乾いて体は綺麗になる。
でも、かぐや姫は今日あった色々を思い出して、なんだか寂しくなって、竹ドックを出た。
「竹ドック、湯着だしてー」
ぽしぽしと、竹ドックを叩く。
するんと、白いお風呂に入る時の着物が出てきた。かぐや姫はそれを着てもう一度パンダの湯に向かった。
「あ!かぐや姫おかえり!」
【おう、いいなこの風呂】
ケモノに合わせてぬるめのお湯で作っているお風呂は、チポちゃんにも良かったようである。
タタタター!っと走って、勢いよくお湯にかぐや姫は入った。
どぼーん!
「わぁぁぁ!」「キャー!」「いやーん!」「おぎょうぎ悪いよぅ!」【うわ!何すんだー!】
水しぶきが激しく上がって、皆からの抗議の声が上がった。
「アハハハ!気持ちいーねー!」
ぱっちゃぱっちゃとかぐや姫はパンダちゃん達と泳いだ。
お風呂上りは小さい牛乳瓶に詰めた冷えた牛乳をパンダちゃん達に配り、みんなでドライヤーをかけて、パンダちゃんの寝床に行って寝ることにした。
「あれ?かぐや姫、竹ドックで寝ないの?」
「うん、今日はここで寝ようと思って」
「かぐや姫なにしてるのー?」
かぐや姫はロープでパンタちゃんの体をぐるぐる巻きにしている。
「はい、次パンジちゃんおいで」
ぐるぐるぐる、4匹を縛ると、自分の胴にもロープを巻いた。
「じゃあおやすみなさい」
これで安心。鏡の中にもパンダちゃん達は付いてきてくれるだろう。スヤァ。
次の日の早朝、交番に行くためにチポを迎えに来た吉太は、お腹を一本のロープで縛って連なっているパンダ達とかぐや姫を見た。
「あ…むにゃぁ、吉太くんおはようぅー」
あくびをしながら、かぐや姫が起き、吉太は怪訝そうに聞いた。
「連座で捕まった罪人みたいになってるけど…」
「あ、これ?鏡の中に連れてかれても、パンダちゃん達と離れ離れにならないようにと思って」
テヘヘ、と恥ずかしそうにするかぐや姫に、吉太は自分のついた嘘のせいか!とショックを受け、「あれは、鏡を見た瞬間に閉じ込められるって話だから、家では大丈夫だよ」とフォローを入れた。
かぐや姫はあからさまにホッとして、うれしそうにパンダちゃん達から縄を解いていた。
小汚かったチポは、朝にはふわっふわの毛並みになっていた。
パンダ達とも仲良くなったようで、かぐや姫とパンダ達を順番に背中に乗せて遊んでいた。
交番に迷子犬の登録をしたら、夕方には飼い主の『リサちゃん』が迎えに来た。リサちゃんもそうとう探していたらしい。
【またなかぐや姫!リサちゃんちに来れば遊んでやるからよ!】
そう言うと、チポは元気に帰って行った。
「かぐや姫!また給食袋の中入ってる!だめだよ!」
「えー。だってこの給食袋パンダ柄でかわいいんだもん…」
おばあちゃんが作ってくれた新しい給食袋は、パンダの柄だった。
以前パンダのぬいぐるみを話題にしていたので、パンダが好きだと思ったらしい。
別に嫌いじゃないし、かぐや姫の周りのパンダ達を見ているとなんとなく愛着がわく。
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