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隠れ家――アンフェールとグレン4
アンフェールと甘い蜜とグレンの欲情 ※
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アンフェールは全身に口付けを受けた。
耳は食まれ、首筋の逆鱗の辺りにしつこい程舌を這わされ、鎖骨をなぞられた。
両方の乳首は順々に、赤く色づくまでちゅうちゅうと吸われた。
脇の香りを確認するように鼻をつけられ、匂いを堪能するように嗅がれた後、身を捩り抵抗したくなる程そこを舐め回された。
腹の柔さを確認するように時折押されながら舌を這わされ、へそに舌を挿し込まれた。
腕も脚も丹念に唇宛がわれ、キスで埋められた。
触れていない部分は無いのでは、と思う位執拗に。
アンフェールはキスを受けながら、グレンはずっと、アンフェールの身体にキスをしたかったんだと思った。
願いが叶ったから、こんなに病的に貪られているのだと。
手はともかく、足の指まで口に含まれた時には流石に抵抗したけれど、にこっと微笑むだけで聞いてくれなかった。
結局一本一本丹念に口に含まれてしまった。
ぬるつく舌の感触を足で感じるのはくすぐったく、思わずぶるりと身体が震えてしまった。
「グレン……?」
グレンはアンフェールの脚と脚の間に座っている。
しばらく観察するようにアンフェールのペニスを見つめている。さすがにその部分に口をつけるのは抵抗感があるのかもしれない。
「グレン、その部分は手で触れて……えっ!」
グレンは背を曲げて顔をアンフェールの股座に近づけた。彼の肉厚の舌がアンフェールのペニスをべろりと舐めた。
(なっ……手でいいと言ったのに……!)
「舐めるの? グレン。やじゃない? ためらってるように見えたけど」
「嫌じゃない。……躊躇ったんじゃなくて、綺麗だから見惚れていたんだよ。アンフェールこそ、ここを舐められるのは大丈夫だろうか? その、してから聞くのもなんだが……」
グレンはそこまで言って、アンフェールのペニスに、そっと手の平を当てた。硬質な感触にビクリと腰が揺れる。
「アンフェールのここは小さくて柔らかいから、私の硬い手で擦ったら痛めてしまうかもしれない。だから、口でする事を許して欲しい。アンフェールの愛らしい部分に深いキスをしたいんだ」
グレン曰くアンフェールの柔らかく幼い性器を考えての事らしかった。
確かにグレンの手は剣を握るから硬い。そこも男らしくてアンフェールの好きな部分だ。
舐められるのは嫌じゃないし、むしろ大歓迎だった。性器で番の口内を味わえるなんて堪らない。アンフェールは歓喜にゾクゾクと震えた。
「ぼくも、やじゃないよ。ぺろってされたの、気持ちよかった。もっと、なめて……」
「ああ」
グレンはアンフェールのペニスを再び口に含んだ。
小さく幼いペニスはグレンの口内に難なく収まってしまうし、ゆとりもあるからキャンディーみたいに舌で舐る事が出来る。
温かな口内の滑り気と蠢く舌。そして、当てないように気遣われていても時折根元に感じる歯の硬さ。
周囲に感じる興奮したようなグレンの呼気に、アンフェールも同じように興奮してしまう。
官能が高まる。
身を捩り、喘ぐ。
「あ、あぁ、ぐれん、きもちい」
舐めしゃぶられながら、アンフェールはゆるゆると腰を動かす。勿論自身がより気持ちよくなるための動きではあるけれど、グレンに対する挑発でもある。
アンフェールはグレンの思い描く穢れない精霊ではなく、性に対し貪欲であると。
グレンは火が付いたのか、口だけでなく手も使ってアンフェールの身体に触れてきた。
内ももをさわさわと優しく撫でられる。あくまでフェザータッチだ。
くすぐったくて、気持ちいい。
「あ、んん、くすぐったいよぉ……」
アンフェールが切ない声で訴えてもグレンは聞いてくれない。
チリチリとしたくすぐったさから逃れたくても、脚の間にグレンがいるから閉じる事は出来ない。快感で脚の筋がピンと緊張する度に、彼の身体を脚で強く挟んだ。
内ももにサラリと触れるグレンの長い髪。頭。
(ああ……もしかしてグレンの頭を脚で挟み込んでいるだろうか……。もっと舐めろと要求する仕草の様に思われたろうか。いや、舐めては欲しいのだが……。恥ずかしいな。この羞恥は肉体が思春期だからなのか?)
「~~~~ひッ、ぅ、うぅ……はず、かし」
アンフェールは恥じらいで、声が上擦っていた。
なぜか、グレンがピクっと反応した。
口淫はそのままに、グレンは曲げた指の背でアンフェールのアナルをノックする。
アンフェールは感じれば後孔が濡れる。そのノックで微かにくちくちと水音がした気がした。
こんな刺激的な事をされて濡れない訳がない。きっと凄く濡らしている。そう言えばグレンに感じれば濡れる事を説明していなかったけれど、おかしく思っていないだろうか。
そんな疑問が頭をよぎるけれど、与えられる快感に、余計な考えはすぐ霧散してしまう。
「おしり……おしり、よわい、の……ンっ、だめ、あ……ぁぁ……」
「アンフェール、いく時はちゃんと『いく』って声に出していって」
幼い声で艶のある声音を出し、アンフェールは煽情的に喘ぐ。
その声にグレンはアンフェールの高まりを感じたのか、一旦口を放して卑猥なお願いをしてきた。
アンフェールはその位別に構わない、と思うのに思春期である肉体は羞恥を感じて真っ赤になる。
お尻もヒクヒクして蜜がトロっと出てしまった。
「あ、うぅ、いうの、はずかし……」
「聞きたいんだ。聞かせて」
そう言ってグレンはアンフェールのペニスを口に含んで、刺激を再開した。
今度は絶頂に導くための刺激だ。
アンフェールはグレンの口戯の巧みさに驚いてしまった。
閨に侍る者のような慣れた感じではないけれど、アンフェールの様子を読み取り、気持ち良くしようと考えてくれているのが分かる。
誠実で、丁寧で、かつ情熱的な愛撫だった。
アンフェールは純でストイックなグレンとのギャップに、酷く興奮してしまった。
気持ちいい。気持ちいい、気持ちいい。
頭の中はそればかりで満ちていく。
そんな快感でトロトロに溶けた意識をぐっと持ち上げる様に、性器をちゅっと強く吸われた。
絶頂に導く強い刺激だ。
アンフェールは一瞬で高みに駆け上る。弾けるように、どこまでも白く、白く。
「あ、いっちゃう……いく……あっ、あぁ……っ~~~~!!」
アンフェールは絶頂した。
身体がピンと張り、ぎゅうぎゅうとグレンの頭を脚で抱き込んでしまった。
射精が起こらないのに、グレンの口に性器を強く押し当て、何度も何度も身体を撓らせる。
そして昂ぶりを逃がしきった所でくたりと弛緩した。
アンフェールの両腿で押さえつけられていたグレンの頭が開放される。
グレンは頭を上げて、アンフェールの様子を確認した。
アンフェールは溶けきった表情で、手足をシーツに投げ出している。ひくひくと痙攣する身体は、幼いのに淫靡だった。
それを見たグレンは息を飲み、頬を赤らめた。
「綺麗だ。アンフェール」
「そ、かな。どろどろだよ」
こんなに浅ましい様子を見せたのに、まだ綺麗なもの扱いだろうか、とアンフェールはむむっとする。
アンフェールは、もっと視覚的にどろどろと汚れた部分を、グレンに知らしめないといけないと思った。
「見て、グレン。ここ……、いっぱい濡れてるでしょ? ぼく、気持ち良くなっちゃうと、ここが濡れちゃうんだ。雄を誘う蜜が出るの」
アンフェールは脚を曲げて開き、両手指で後孔を開くようにして、いやらしくなったアナルをグレンに見せつけた。
クチリと水音がする。濡れた秘肉だ。
そこは雄を誘うフェロモンを放っている。ただの雄でも香しく感じ、番であれば軽度の媚薬の様に作用する。
先程アンフェールが上になり、このぬるつきでグレンのペニスを擦った際、彼が呆ける程達したのもその効果だ。
「触った時にヌルヌルするとは思ったけれど……。精霊は濡れるんだな。不思議だ……」
「だから、ぼくは、別に綺麗な存在という訳では……ひゃっっ!!」
グレンはアンフェールの腰を持ち上げる。そのままアナルに口を寄せ、躊躇なくべロリと舐めあげた。
そして、ふむと、納得したような顔をした後、アンフェールの濡れてしまった部分を掃除するように舐めていった。
アンフェールは、アナルも会陰も物凄く感じてしまう。性感帯なのだ。そこを舐められ続ければまた気持ち良くなってしまう。
「あぁぁ、ぐれん、だめ……だめぇ……」
「少し甘い? それに雄を誘う蜜って……アンフェールは私を誘ってくれてるのかな?」
グレンの声が若干高揚している。
蜜を経口摂取したせいかもしれない。番の蜜だと、彼の身体は認識してくれているんだろうか。
はぁはぁと獣のように荒い呼吸で、舌先を後孔に突き入れるようにしている。
アンフェールの幼く柔らかいアナルは、その刺激に入り口を開き、求められるまま蜜を溢れさせている。
グレンはキスをする様に唇を付け、その蜜をじゅるりと音を立て、啜った。
「あっ……あぁ! すっちゃ、だめぇ……」
(交雑種とはいえ番だ。初めてだというのにそんなに蜜を摂取して大丈夫だろうか……。酒と一緒だ。徐々に慣らさなければ……)
次に目が合った時には既に、グレンの顔は発情したようにトロンとなっていた。
視線を下にずらすと、キスをした時よりもさらに雄々しく筋張ったペニスが、はち切れんばかりになって上向いていた。
鈴口から先走りが滴る様子は、獲物を目の前にして涎を垂らす獰猛な獣のようだった。
上に圧し掛かる様にして、グレンはアンフェールを見つめる。長い黒髪がカーテンのように、アンフェールの上に影を作った。
血のように赤い目が、光る様にギラついている。
アンフェールはグレンの真面じゃない様子に息を飲んだ。
「アンフェール、初めてを……貰えないだろうか」
それは、壊れてしまう。
耳は食まれ、首筋の逆鱗の辺りにしつこい程舌を這わされ、鎖骨をなぞられた。
両方の乳首は順々に、赤く色づくまでちゅうちゅうと吸われた。
脇の香りを確認するように鼻をつけられ、匂いを堪能するように嗅がれた後、身を捩り抵抗したくなる程そこを舐め回された。
腹の柔さを確認するように時折押されながら舌を這わされ、へそに舌を挿し込まれた。
腕も脚も丹念に唇宛がわれ、キスで埋められた。
触れていない部分は無いのでは、と思う位執拗に。
アンフェールはキスを受けながら、グレンはずっと、アンフェールの身体にキスをしたかったんだと思った。
願いが叶ったから、こんなに病的に貪られているのだと。
手はともかく、足の指まで口に含まれた時には流石に抵抗したけれど、にこっと微笑むだけで聞いてくれなかった。
結局一本一本丹念に口に含まれてしまった。
ぬるつく舌の感触を足で感じるのはくすぐったく、思わずぶるりと身体が震えてしまった。
「グレン……?」
グレンはアンフェールの脚と脚の間に座っている。
しばらく観察するようにアンフェールのペニスを見つめている。さすがにその部分に口をつけるのは抵抗感があるのかもしれない。
「グレン、その部分は手で触れて……えっ!」
グレンは背を曲げて顔をアンフェールの股座に近づけた。彼の肉厚の舌がアンフェールのペニスをべろりと舐めた。
(なっ……手でいいと言ったのに……!)
「舐めるの? グレン。やじゃない? ためらってるように見えたけど」
「嫌じゃない。……躊躇ったんじゃなくて、綺麗だから見惚れていたんだよ。アンフェールこそ、ここを舐められるのは大丈夫だろうか? その、してから聞くのもなんだが……」
グレンはそこまで言って、アンフェールのペニスに、そっと手の平を当てた。硬質な感触にビクリと腰が揺れる。
「アンフェールのここは小さくて柔らかいから、私の硬い手で擦ったら痛めてしまうかもしれない。だから、口でする事を許して欲しい。アンフェールの愛らしい部分に深いキスをしたいんだ」
グレン曰くアンフェールの柔らかく幼い性器を考えての事らしかった。
確かにグレンの手は剣を握るから硬い。そこも男らしくてアンフェールの好きな部分だ。
舐められるのは嫌じゃないし、むしろ大歓迎だった。性器で番の口内を味わえるなんて堪らない。アンフェールは歓喜にゾクゾクと震えた。
「ぼくも、やじゃないよ。ぺろってされたの、気持ちよかった。もっと、なめて……」
「ああ」
グレンはアンフェールのペニスを再び口に含んだ。
小さく幼いペニスはグレンの口内に難なく収まってしまうし、ゆとりもあるからキャンディーみたいに舌で舐る事が出来る。
温かな口内の滑り気と蠢く舌。そして、当てないように気遣われていても時折根元に感じる歯の硬さ。
周囲に感じる興奮したようなグレンの呼気に、アンフェールも同じように興奮してしまう。
官能が高まる。
身を捩り、喘ぐ。
「あ、あぁ、ぐれん、きもちい」
舐めしゃぶられながら、アンフェールはゆるゆると腰を動かす。勿論自身がより気持ちよくなるための動きではあるけれど、グレンに対する挑発でもある。
アンフェールはグレンの思い描く穢れない精霊ではなく、性に対し貪欲であると。
グレンは火が付いたのか、口だけでなく手も使ってアンフェールの身体に触れてきた。
内ももをさわさわと優しく撫でられる。あくまでフェザータッチだ。
くすぐったくて、気持ちいい。
「あ、んん、くすぐったいよぉ……」
アンフェールが切ない声で訴えてもグレンは聞いてくれない。
チリチリとしたくすぐったさから逃れたくても、脚の間にグレンがいるから閉じる事は出来ない。快感で脚の筋がピンと緊張する度に、彼の身体を脚で強く挟んだ。
内ももにサラリと触れるグレンの長い髪。頭。
(ああ……もしかしてグレンの頭を脚で挟み込んでいるだろうか……。もっと舐めろと要求する仕草の様に思われたろうか。いや、舐めては欲しいのだが……。恥ずかしいな。この羞恥は肉体が思春期だからなのか?)
「~~~~ひッ、ぅ、うぅ……はず、かし」
アンフェールは恥じらいで、声が上擦っていた。
なぜか、グレンがピクっと反応した。
口淫はそのままに、グレンは曲げた指の背でアンフェールのアナルをノックする。
アンフェールは感じれば後孔が濡れる。そのノックで微かにくちくちと水音がした気がした。
こんな刺激的な事をされて濡れない訳がない。きっと凄く濡らしている。そう言えばグレンに感じれば濡れる事を説明していなかったけれど、おかしく思っていないだろうか。
そんな疑問が頭をよぎるけれど、与えられる快感に、余計な考えはすぐ霧散してしまう。
「おしり……おしり、よわい、の……ンっ、だめ、あ……ぁぁ……」
「アンフェール、いく時はちゃんと『いく』って声に出していって」
幼い声で艶のある声音を出し、アンフェールは煽情的に喘ぐ。
その声にグレンはアンフェールの高まりを感じたのか、一旦口を放して卑猥なお願いをしてきた。
アンフェールはその位別に構わない、と思うのに思春期である肉体は羞恥を感じて真っ赤になる。
お尻もヒクヒクして蜜がトロっと出てしまった。
「あ、うぅ、いうの、はずかし……」
「聞きたいんだ。聞かせて」
そう言ってグレンはアンフェールのペニスを口に含んで、刺激を再開した。
今度は絶頂に導くための刺激だ。
アンフェールはグレンの口戯の巧みさに驚いてしまった。
閨に侍る者のような慣れた感じではないけれど、アンフェールの様子を読み取り、気持ち良くしようと考えてくれているのが分かる。
誠実で、丁寧で、かつ情熱的な愛撫だった。
アンフェールは純でストイックなグレンとのギャップに、酷く興奮してしまった。
気持ちいい。気持ちいい、気持ちいい。
頭の中はそればかりで満ちていく。
そんな快感でトロトロに溶けた意識をぐっと持ち上げる様に、性器をちゅっと強く吸われた。
絶頂に導く強い刺激だ。
アンフェールは一瞬で高みに駆け上る。弾けるように、どこまでも白く、白く。
「あ、いっちゃう……いく……あっ、あぁ……っ~~~~!!」
アンフェールは絶頂した。
身体がピンと張り、ぎゅうぎゅうとグレンの頭を脚で抱き込んでしまった。
射精が起こらないのに、グレンの口に性器を強く押し当て、何度も何度も身体を撓らせる。
そして昂ぶりを逃がしきった所でくたりと弛緩した。
アンフェールの両腿で押さえつけられていたグレンの頭が開放される。
グレンは頭を上げて、アンフェールの様子を確認した。
アンフェールは溶けきった表情で、手足をシーツに投げ出している。ひくひくと痙攣する身体は、幼いのに淫靡だった。
それを見たグレンは息を飲み、頬を赤らめた。
「綺麗だ。アンフェール」
「そ、かな。どろどろだよ」
こんなに浅ましい様子を見せたのに、まだ綺麗なもの扱いだろうか、とアンフェールはむむっとする。
アンフェールは、もっと視覚的にどろどろと汚れた部分を、グレンに知らしめないといけないと思った。
「見て、グレン。ここ……、いっぱい濡れてるでしょ? ぼく、気持ち良くなっちゃうと、ここが濡れちゃうんだ。雄を誘う蜜が出るの」
アンフェールは脚を曲げて開き、両手指で後孔を開くようにして、いやらしくなったアナルをグレンに見せつけた。
クチリと水音がする。濡れた秘肉だ。
そこは雄を誘うフェロモンを放っている。ただの雄でも香しく感じ、番であれば軽度の媚薬の様に作用する。
先程アンフェールが上になり、このぬるつきでグレンのペニスを擦った際、彼が呆ける程達したのもその効果だ。
「触った時にヌルヌルするとは思ったけれど……。精霊は濡れるんだな。不思議だ……」
「だから、ぼくは、別に綺麗な存在という訳では……ひゃっっ!!」
グレンはアンフェールの腰を持ち上げる。そのままアナルに口を寄せ、躊躇なくべロリと舐めあげた。
そして、ふむと、納得したような顔をした後、アンフェールの濡れてしまった部分を掃除するように舐めていった。
アンフェールは、アナルも会陰も物凄く感じてしまう。性感帯なのだ。そこを舐められ続ければまた気持ち良くなってしまう。
「あぁぁ、ぐれん、だめ……だめぇ……」
「少し甘い? それに雄を誘う蜜って……アンフェールは私を誘ってくれてるのかな?」
グレンの声が若干高揚している。
蜜を経口摂取したせいかもしれない。番の蜜だと、彼の身体は認識してくれているんだろうか。
はぁはぁと獣のように荒い呼吸で、舌先を後孔に突き入れるようにしている。
アンフェールの幼く柔らかいアナルは、その刺激に入り口を開き、求められるまま蜜を溢れさせている。
グレンはキスをする様に唇を付け、その蜜をじゅるりと音を立て、啜った。
「あっ……あぁ! すっちゃ、だめぇ……」
(交雑種とはいえ番だ。初めてだというのにそんなに蜜を摂取して大丈夫だろうか……。酒と一緒だ。徐々に慣らさなければ……)
次に目が合った時には既に、グレンの顔は発情したようにトロンとなっていた。
視線を下にずらすと、キスをした時よりもさらに雄々しく筋張ったペニスが、はち切れんばかりになって上向いていた。
鈴口から先走りが滴る様子は、獲物を目の前にして涎を垂らす獰猛な獣のようだった。
上に圧し掛かる様にして、グレンはアンフェールを見つめる。長い黒髪がカーテンのように、アンフェールの上に影を作った。
血のように赤い目が、光る様にギラついている。
アンフェールはグレンの真面じゃない様子に息を飲んだ。
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