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一章
魔法
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いたって冷静に努めながら交渉をしようと男達の前に立った翔。
だが道のど真ん中にフードを被った怪しげな人間が、勇者の名前を口にしながら両手を広げて立っていれば人はどんな反応を見せるのか。
その答えは実に単純明快な物であった。
「襲撃! 襲撃!!」
「弓を持て!!」
「魔法使いは詠唱を開始しろ!!」
こちらのことをまるで人間と思っていないような相手の対処を受けて、翔は逃げる姿勢をとりながらも相手の出方を注意深く確認する。
全身鎧を着込み、馬の上に乗った兵士達の数は四十人越え。
一台だけ引かれている馬車はおそらく中に勇者がいるものと思われる。
人である可能性をはなから捨てきって攻撃態勢を取るのは、単に彼らが魔物の森を前にして警戒心を強くしているからだろう。
ここは街と森の間とはいえ、魔物の森から出張してきた魔物がいないとも限らない。
人に擬態する魔物がいるのだとすれば彼らの警戒心はよく分かるものだ。
「交渉をしに来た!! 攻撃を辞めろ!」
「魔物と交渉することはない!!」
歯を剥き出しにしながら威嚇してくる男は、我慢ならなかったのか上官の指示よりも先に翔へと向かって矢を射かけてくる。
運よく当たることは無かったが、当たっていれば一般人であれば死んでいてもおかしくない一撃を前に翔は声を荒げた。
「人間か魔物かもハッキリとわかってない段階から攻撃するなんてどうなってんだ!」
正当性のある言葉に対して、敵意を剥き出しにしていた隊員内数名が攻撃準備を解いた。
基本的に人間のフリをする魔物はそもそもが珍しい上に、ここまで人間の真似がうまい魔物など彼らは聞いたことがなかった。
その上で攻撃準備を解かないのは警戒心が強い兵士達であり、警戒を解いたのは翔が人間である可能性が高いと考えた兵士達だ。
翔が冷静に自分が話を振るならばどちらにするべきかを考えていると、先頭に立っていた兵士の一人が武器を構えたまま翔の方へとにじり寄ってくる。
「人間がいったいなぜここに居る!」
「俺はこの森を守ることを代々生業としている者! 何をしにこの場所に来た!!」
もちろん聞かれるだろうと思っていた言葉に対して、事前に翔は返答を用意していた。
聞けば森の守護者がいる事は世に広まっているらしいが、それが上位緑鬼種のマリスである事自体は広まっていないらしい。
それを利用して翔は自分こそが森の守護者だと偽る事で、話を上手く進ようとしていた。
「我らが王の命令により、この地に住まう龍王を殺しに来た! 邪魔をするのであればお主も剣の錆にするぞ!」
事前にマリスからも許可を取っていたこの作戦は上手くいくだろうという確信があったが、思っていた通りの行動を兵士がした事で翔はほくそ笑む。
「この森はどの国の物でもないはずだ! このことを帝国は知っているのか!!」
「帝国が何だというのだ! 我々は世界の為に戦おうというのだぞ!!」
森の資源を全て取ろうとするのであれば、隣国である帝国が黙っていないだろう。
少なくとも多少は躊躇うそぶりを見せるだろうと思っていた翔だったが、兵士の答えは意外にも強気なものだ。
帝国に対して何か秘策があるのだろうか、考えられるとすれば彼等は未だにメティスが死にかけであると考えているようなので、龍王を殺したという功績をちらつかせて帝国を牽制することくらいか。
ならば翔が次にやらなければいけない事は、その頼みの綱である龍王は瀕死であるという考えを叩き潰す事だ。
「いいから帰ってくれよ。お前らがつかんだ龍王が死にかけてるって情報は帝国が出した虚偽の情報だ、龍王様に暴れられるとこっちが困るんだよ」
「貴様は龍王の手先なのだろう? 我々を騙そうとしてもそうは行かんぞ!」
だがそんな話も聞いてくれる気はないらしい。
フルプレートを着用している為その表情は見えないが、声からは意地でも動かないという頑固さが感じられる。
確かに王命を拝命し、さらにその上で長い時間をかけてここまで来たのだ。
一度自分の目で確認してから出ないと帰れないというのは分かる話、というよりそれくらいしないと兵士としての役割を満たしているとはいえないだろう。
だがその勤勉さも今回に限っては邪魔でしかない。
残念ながら無能で何もしないものより、無能で働く者の方が害悪とされるように有能でも動くべきときでない時に動いてしまうものは害悪でしにい。
「勇者! 龍王様は神聖な森に人を入れることを拒んでいる! もしこのまま進むようであれば龍王の怒りが王国に降り注ぐことになるぞ!?」
吠え立てた翔に対して、勇者が表に出てくるような気配はない。
それどころか兵士達は改めて武器を構え直し、翔に対して殺意を向けてくる始末。
どうやったって戦闘は避けられないようである。
であるならば──
「──返事は決まったか。仕方がない」
翔が空へ向かって手を伸ばすと、赤い一筋の光が空へと打ち上げられる。
それはこの世界で言われるところの魔法、しかも龍王が作り出した魔法の発動キーだ。
次の瞬間、大地は己の役目を忘れてしまったかのようにドロリと巨大な沼に変わり、翔を含めて付近の生き物全ての行動を阻害する。
行動に制限がかけられたことで兵士達の間でざわめきが起こるが、そんな事を気にする事なく魔法は次の工程へと進んでいく。
現れたのは巨大な雷雲、積乱雲とも呼ばれるそれはその巨大な体躯を徐々に小さなものへと変えていくと、最後には黒い小さな雲へと変わる。
何が起こるかは分からないが、確実にその場にいてはまずいだろうという感覚が全身を貫いて兵士達が悲鳴を上げた。
「に、逃げろォ──ッ!!」
だがその言葉は遅い。
逃げようにも足はぬかるみにハマり抜け出せず、積乱雲によって発生する暴風に吹き飛ばされないで済んでいるのも脚が固定されているからにすぎない。
そうして小さくなり続ける雲が人の手のひら程度のサイズになった頃、爆音と共に視界全てを白く染め上げる神の一撃が放たれる──
「────」
翔は自分自身の強度がどれくらいの物なのかを知らない。
少なくとも疲労に関してはある程度の強さがあると自負していたが、それ以外は未知数である。
そんな翔は驚くべき光景を目の前にしていた。
炭のように焼け焦げて消えていく兵士や馬の姿である。
どれほどの威力で電撃を放たれればそうなるのか翔には分からないが、少なくとも鍛えている兵士であろうとも一撃で屠るだけの威力だったという事だ。
(俺…生きてる?)
耳が張り裂けるほどの爆音と、その音に比例して跳ね上がった心拍数だったが、体を伝っていく電気に少し痺れはしたもののこれといって痛みも感じなかったのである。
メティスは他者の能力を見抜く目を持っているのだが、その目が映し出した能力のうちの一つであり翔が疲労に対しての耐久程度に考えていた〈金剛不壊〉の能力はこれほどまでに強力であったという事だ。
もはや対局は決してしまった。
殺さなければ難しいという言葉の意味を身をもって体験した翔は、荒れ果てた大地に背を向けて森へと帰ろうと足を進めたその時。
「すまないが、待ってもらおうか」
声をかけられる。
背中から声をかけられたという事は、先ほどの一撃を受けて無事だった人間がいたという事だ。
そしてそれは翔が知っている限り一人だけ、そんなことができる人間の名前を思い出し、翔は全力で後ろを振り向く事なく駆け出す。
先程の一撃で死んでいないのであれば、やはり勇者の力は本物だという事だ。
こんな事であれば戦闘に関する能力を一つくらい神からもらっておけばよかったなどと思いながら走り出した翔だったが、勇者はそんな翔を嘲笑うようにして目にも留まらぬ速度でその前へ立つと剣を引き抜いた。
剣の名前など気にしたことのない翔だったが、呼び名があるとすれば聖剣──レプリカでもなんでもないそれは、先程の雷を耐えきった翔の体が危険だと警鐘を鳴らすものである。
「悪いけど本気で殺しに行くよ、街で出会ったお兄さん」
「上等だ、かかってこいよ」
だが逃げる事はできない。
剣をこちらへと向ける勇者を前にして、翔は勇気を振り絞りながら一歩前へと出るのだった。
だが道のど真ん中にフードを被った怪しげな人間が、勇者の名前を口にしながら両手を広げて立っていれば人はどんな反応を見せるのか。
その答えは実に単純明快な物であった。
「襲撃! 襲撃!!」
「弓を持て!!」
「魔法使いは詠唱を開始しろ!!」
こちらのことをまるで人間と思っていないような相手の対処を受けて、翔は逃げる姿勢をとりながらも相手の出方を注意深く確認する。
全身鎧を着込み、馬の上に乗った兵士達の数は四十人越え。
一台だけ引かれている馬車はおそらく中に勇者がいるものと思われる。
人である可能性をはなから捨てきって攻撃態勢を取るのは、単に彼らが魔物の森を前にして警戒心を強くしているからだろう。
ここは街と森の間とはいえ、魔物の森から出張してきた魔物がいないとも限らない。
人に擬態する魔物がいるのだとすれば彼らの警戒心はよく分かるものだ。
「交渉をしに来た!! 攻撃を辞めろ!」
「魔物と交渉することはない!!」
歯を剥き出しにしながら威嚇してくる男は、我慢ならなかったのか上官の指示よりも先に翔へと向かって矢を射かけてくる。
運よく当たることは無かったが、当たっていれば一般人であれば死んでいてもおかしくない一撃を前に翔は声を荒げた。
「人間か魔物かもハッキリとわかってない段階から攻撃するなんてどうなってんだ!」
正当性のある言葉に対して、敵意を剥き出しにしていた隊員内数名が攻撃準備を解いた。
基本的に人間のフリをする魔物はそもそもが珍しい上に、ここまで人間の真似がうまい魔物など彼らは聞いたことがなかった。
その上で攻撃準備を解かないのは警戒心が強い兵士達であり、警戒を解いたのは翔が人間である可能性が高いと考えた兵士達だ。
翔が冷静に自分が話を振るならばどちらにするべきかを考えていると、先頭に立っていた兵士の一人が武器を構えたまま翔の方へとにじり寄ってくる。
「人間がいったいなぜここに居る!」
「俺はこの森を守ることを代々生業としている者! 何をしにこの場所に来た!!」
もちろん聞かれるだろうと思っていた言葉に対して、事前に翔は返答を用意していた。
聞けば森の守護者がいる事は世に広まっているらしいが、それが上位緑鬼種のマリスである事自体は広まっていないらしい。
それを利用して翔は自分こそが森の守護者だと偽る事で、話を上手く進ようとしていた。
「我らが王の命令により、この地に住まう龍王を殺しに来た! 邪魔をするのであればお主も剣の錆にするぞ!」
事前にマリスからも許可を取っていたこの作戦は上手くいくだろうという確信があったが、思っていた通りの行動を兵士がした事で翔はほくそ笑む。
「この森はどの国の物でもないはずだ! このことを帝国は知っているのか!!」
「帝国が何だというのだ! 我々は世界の為に戦おうというのだぞ!!」
森の資源を全て取ろうとするのであれば、隣国である帝国が黙っていないだろう。
少なくとも多少は躊躇うそぶりを見せるだろうと思っていた翔だったが、兵士の答えは意外にも強気なものだ。
帝国に対して何か秘策があるのだろうか、考えられるとすれば彼等は未だにメティスが死にかけであると考えているようなので、龍王を殺したという功績をちらつかせて帝国を牽制することくらいか。
ならば翔が次にやらなければいけない事は、その頼みの綱である龍王は瀕死であるという考えを叩き潰す事だ。
「いいから帰ってくれよ。お前らがつかんだ龍王が死にかけてるって情報は帝国が出した虚偽の情報だ、龍王様に暴れられるとこっちが困るんだよ」
「貴様は龍王の手先なのだろう? 我々を騙そうとしてもそうは行かんぞ!」
だがそんな話も聞いてくれる気はないらしい。
フルプレートを着用している為その表情は見えないが、声からは意地でも動かないという頑固さが感じられる。
確かに王命を拝命し、さらにその上で長い時間をかけてここまで来たのだ。
一度自分の目で確認してから出ないと帰れないというのは分かる話、というよりそれくらいしないと兵士としての役割を満たしているとはいえないだろう。
だがその勤勉さも今回に限っては邪魔でしかない。
残念ながら無能で何もしないものより、無能で働く者の方が害悪とされるように有能でも動くべきときでない時に動いてしまうものは害悪でしにい。
「勇者! 龍王様は神聖な森に人を入れることを拒んでいる! もしこのまま進むようであれば龍王の怒りが王国に降り注ぐことになるぞ!?」
吠え立てた翔に対して、勇者が表に出てくるような気配はない。
それどころか兵士達は改めて武器を構え直し、翔に対して殺意を向けてくる始末。
どうやったって戦闘は避けられないようである。
であるならば──
「──返事は決まったか。仕方がない」
翔が空へ向かって手を伸ばすと、赤い一筋の光が空へと打ち上げられる。
それはこの世界で言われるところの魔法、しかも龍王が作り出した魔法の発動キーだ。
次の瞬間、大地は己の役目を忘れてしまったかのようにドロリと巨大な沼に変わり、翔を含めて付近の生き物全ての行動を阻害する。
行動に制限がかけられたことで兵士達の間でざわめきが起こるが、そんな事を気にする事なく魔法は次の工程へと進んでいく。
現れたのは巨大な雷雲、積乱雲とも呼ばれるそれはその巨大な体躯を徐々に小さなものへと変えていくと、最後には黒い小さな雲へと変わる。
何が起こるかは分からないが、確実にその場にいてはまずいだろうという感覚が全身を貫いて兵士達が悲鳴を上げた。
「に、逃げろォ──ッ!!」
だがその言葉は遅い。
逃げようにも足はぬかるみにハマり抜け出せず、積乱雲によって発生する暴風に吹き飛ばされないで済んでいるのも脚が固定されているからにすぎない。
そうして小さくなり続ける雲が人の手のひら程度のサイズになった頃、爆音と共に視界全てを白く染め上げる神の一撃が放たれる──
「────」
翔は自分自身の強度がどれくらいの物なのかを知らない。
少なくとも疲労に関してはある程度の強さがあると自負していたが、それ以外は未知数である。
そんな翔は驚くべき光景を目の前にしていた。
炭のように焼け焦げて消えていく兵士や馬の姿である。
どれほどの威力で電撃を放たれればそうなるのか翔には分からないが、少なくとも鍛えている兵士であろうとも一撃で屠るだけの威力だったという事だ。
(俺…生きてる?)
耳が張り裂けるほどの爆音と、その音に比例して跳ね上がった心拍数だったが、体を伝っていく電気に少し痺れはしたもののこれといって痛みも感じなかったのである。
メティスは他者の能力を見抜く目を持っているのだが、その目が映し出した能力のうちの一つであり翔が疲労に対しての耐久程度に考えていた〈金剛不壊〉の能力はこれほどまでに強力であったという事だ。
もはや対局は決してしまった。
殺さなければ難しいという言葉の意味を身をもって体験した翔は、荒れ果てた大地に背を向けて森へと帰ろうと足を進めたその時。
「すまないが、待ってもらおうか」
声をかけられる。
背中から声をかけられたという事は、先ほどの一撃を受けて無事だった人間がいたという事だ。
そしてそれは翔が知っている限り一人だけ、そんなことができる人間の名前を思い出し、翔は全力で後ろを振り向く事なく駆け出す。
先程の一撃で死んでいないのであれば、やはり勇者の力は本物だという事だ。
こんな事であれば戦闘に関する能力を一つくらい神からもらっておけばよかったなどと思いながら走り出した翔だったが、勇者はそんな翔を嘲笑うようにして目にも留まらぬ速度でその前へ立つと剣を引き抜いた。
剣の名前など気にしたことのない翔だったが、呼び名があるとすれば聖剣──レプリカでもなんでもないそれは、先程の雷を耐えきった翔の体が危険だと警鐘を鳴らすものである。
「悪いけど本気で殺しに行くよ、街で出会ったお兄さん」
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だが逃げる事はできない。
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