転生国主興国記

本章

みず

「おー、眺めが良いな！流石はアイさんだ！」

見張らしは良い。まだそんなに高くないから遠くと言っても知れてますが、上からの景色は最高ですね！
場所も少し問題ありましたが、地面も平にしましたし多少の影は造りました。
うん。風が強くないか不安もあるので、作りおきの丼物を出します。
ローストビーフ丼と海鮮丼の二択にしときました。海鮮丼は特筆はないですね。回虫は魔法で駆除いたしましたよ？
あ、乗せるのに刺身の切り身出はなく、ぶつ切りですね！サイコロの大きさにして、色々合わせるのがいいですよ。例えば、マグロやハマチやサーモン、鯛やサバ等を切り、ご飯に細切りした紫蘇と長芋をすり下ろしたのをのせた上に身を乗せます。イカは素麺の様に細く切ったのを柵で四ヶ所に分けて乗せてイクラをまぶし、うにも回りに配置。天辺にスプーン大の凹みを作り、そこに卵黄を乗せて完成です！
わざび醤油かポン酢などお好みですね。
私は溜まり醤油に黒酢を入れたものが好きですね。全部混ぜると身と長芋がご飯と口を占領したら最高に旨いです！
あ、海苔はとかネギもお好みで。私は要りません。
ローストビーフはイチボとかモモを使うと弾力もあります。
焼く前の肉は常温にします。冷凍のままとかあり得ないッス！塊を一塊使うので家でするなら、フライパンに合わせましょう。
凧糸で均等(適当ですが)に結んで、塩コショウをたっぷり手で練り込みます。
フライパンに牛脂を入れ高温で六面全て焼き旨味を閉じ込めたら、香味野菜を並べたオーブン用の鉄板に敷いて肉を乗せて焼きます！オーブンは220度で温めてた状態で30分～40分で。ちょっと早めに取り出したら余熱で。
グレービーソースも作ります。肉に使った香味野菜な赤ワインを少しかけて煮立て、煮汁にしたらコンソメスープと塩で整えて、水で溶いだコーンスターチを入れてとろみをつけます。
ご飯にソースを軽く入れて肉を盛ります。温泉玉子を乗せます。卵黄でも良いのですが、温かいご飯の上に冷たいローストビーフの上に温かい温泉玉子、粒黒こしょうにソースをかけて召し上がれ。
カイワレはお好みで。レタスは付け合わせで。
ま、オーブンは出せないので倉庫で作りますけどね。
本当に現代科学や電気製品、機器は凄いですかりら。電化製品が無いのはやっぱり考えられません。
テーブルにレブルと俺の分を取り出し食べます。
俺は半分づつで食べます。
ローストビーフは歯応えとソースがマッチしております！温泉玉子を潜らして味わいを変えて味わいます。
海鮮は身をある程度楽しみ、そこから全部混ぜてから口に掻き込みます。
旨い。
それしか出ません。身が味で喧嘩する事なく、噛む度に味を出しては混ざります。濁りなく混ざった味を特製醤油とトロロとご飯が包み喉を駆け抜けます。肉と刺身。以外ですがベストコンビです！
俺が食べ終わり、ふっと下からの登り口に二号が汗だくで倒れております。
近くにより、呟いた声を聞きます。

「み、みずーーー。」

私は大量のボールカステラと少量の水を置いて戻りました。
即座に水分をとり、甘い食べ物をガッつきます。
一気に食べたのでしょう。
もがいてます。

レブルも食べ終わり、休憩も終わりました。

「あるじ！！おいしかった！昼から頑張る！」

アイと元気に登ります。
俺も着いて行きます。

一人地面に倒れてますが。
指で『みず』と書いてましたので足で消してアイに続きます。
昼からも頑張るぞ！