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第8章 魔王討伐
龍
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現代でも悪魔は七を基調にして王を冠する。
七つとは、暴食・色欲・強欲・憤怒・怠惰・傲慢・嫉妬となる。だが、憂鬱を入れた八つが最初の罪となる。悪魔の王とは、八つの罪から名付けられた事によって出来たとも言われる。
悪魔はしたっぱを除いて、悪魔貴族と言われる者が従う。王を降すとは、国を降す事になる。のだろうか?
「マスター。地獄と言いますか、悪魔達が居る、異世界を侵略するとは・・・・」
「そんな気は無いのに。」
「無いのに、してしまうのがマスターなんですから。」
「トホホホ。」
中央領土を支配しているバゼルブルを配下にすると、バゼルブルの配下も全て篤郎に降ったのだ。
握手をして、国を貰った者が居たのだろうか?
どうでも良いが、門を守護してくれる悪魔を作れたから問題は解消した事になる。
「篤郎様に御注進が有ります。」
バゼルブルは篤郎に頭を下げた。
バゼルブルの姿は、ウィ○・ス○スに似ている。もっと綺麗な姿を思い浮かべたが、裏切られた。
「なに?」
「はい。こちらでもルナ様のような方を置いて頂け無いでしょうか。」
「あー、ルナ?」
「問題ありません、マスター。」
「なら、ルナと話を。俺は戻る。」
篤郎は立ち上がると、門に向かった。
バゼルブルはルナの方を向いた。
「お聞きしますルナ様。本体とのシンクロはどうですか?」
「不可能ですね。」
「魔石は、どれくらいのが必要でしょう。」
「そうですね、今は私とレディのレプリカを作りましょう。マスターにお願いしなくては。」
「お願いします。」
「門と外を繋げるのに、何か案は?」
「有ります。弱い魔虫程度なら問題無く使えます。」
「分かりました。あ、虫を外に出しているのでしたね?」
「申し訳ございません。今から直ぐに対策を行います。」
「宜しくお願いします。」
地獄、後のアバンガルドと云う世界になる、新しい世界が広がっていた。
ーーーーーーーーーーー
篤郎は門と結界から出ると、激オコな駄龍の群れが出迎えていた。
『人よ!我々の国を土足で歩くとは、万死に値する行為ぞ!』
「あ?」
篤郎は、一番偉いだろう龍にメンチを切っていた。怒気と威圧と殺意も含めたモノを込めての行為だ。
偉い龍は、直ぐに震えだした。
『神と同等で、神の盟約により此処を統治を任されている、我らにその態度!いかんと思いますよ?』
「神だと?」
『そ、そうです。』
震えている偉い龍は、群れを地面に降りて、頭を地面に着けていた。
「アルテウルか?」
『違います!ミネルシルバです!』
「あー、なら、良いか。」
『ほっ。』
偉い駄龍は、落ち着いた篤郎を見て一息ついた。
が、思い出した。
『我の領土になにようか!人の、あの、済みません。何の御用がありましたか?』
篤郎に再び睨まれて、縮こまる偉い駄龍。情けない姿に笑うモノは居ない。
「駄龍に連れて来られた。後で、ルナが来るから従え。」
『はい!』
「用事の途中だから、帰せや。」
『はいー!』
駄龍は即座に返事した。
勿論、偉い駄龍はチビっていた。
七つとは、暴食・色欲・強欲・憤怒・怠惰・傲慢・嫉妬となる。だが、憂鬱を入れた八つが最初の罪となる。悪魔の王とは、八つの罪から名付けられた事によって出来たとも言われる。
悪魔はしたっぱを除いて、悪魔貴族と言われる者が従う。王を降すとは、国を降す事になる。のだろうか?
「マスター。地獄と言いますか、悪魔達が居る、異世界を侵略するとは・・・・」
「そんな気は無いのに。」
「無いのに、してしまうのがマスターなんですから。」
「トホホホ。」
中央領土を支配しているバゼルブルを配下にすると、バゼルブルの配下も全て篤郎に降ったのだ。
握手をして、国を貰った者が居たのだろうか?
どうでも良いが、門を守護してくれる悪魔を作れたから問題は解消した事になる。
「篤郎様に御注進が有ります。」
バゼルブルは篤郎に頭を下げた。
バゼルブルの姿は、ウィ○・ス○スに似ている。もっと綺麗な姿を思い浮かべたが、裏切られた。
「なに?」
「はい。こちらでもルナ様のような方を置いて頂け無いでしょうか。」
「あー、ルナ?」
「問題ありません、マスター。」
「なら、ルナと話を。俺は戻る。」
篤郎は立ち上がると、門に向かった。
バゼルブルはルナの方を向いた。
「お聞きしますルナ様。本体とのシンクロはどうですか?」
「不可能ですね。」
「魔石は、どれくらいのが必要でしょう。」
「そうですね、今は私とレディのレプリカを作りましょう。マスターにお願いしなくては。」
「お願いします。」
「門と外を繋げるのに、何か案は?」
「有ります。弱い魔虫程度なら問題無く使えます。」
「分かりました。あ、虫を外に出しているのでしたね?」
「申し訳ございません。今から直ぐに対策を行います。」
「宜しくお願いします。」
地獄、後のアバンガルドと云う世界になる、新しい世界が広がっていた。
ーーーーーーーーーーー
篤郎は門と結界から出ると、激オコな駄龍の群れが出迎えていた。
『人よ!我々の国を土足で歩くとは、万死に値する行為ぞ!』
「あ?」
篤郎は、一番偉いだろう龍にメンチを切っていた。怒気と威圧と殺意も含めたモノを込めての行為だ。
偉い龍は、直ぐに震えだした。
『神と同等で、神の盟約により此処を統治を任されている、我らにその態度!いかんと思いますよ?』
「神だと?」
『そ、そうです。』
震えている偉い龍は、群れを地面に降りて、頭を地面に着けていた。
「アルテウルか?」
『違います!ミネルシルバです!』
「あー、なら、良いか。」
『ほっ。』
偉い駄龍は、落ち着いた篤郎を見て一息ついた。
が、思い出した。
『我の領土になにようか!人の、あの、済みません。何の御用がありましたか?』
篤郎に再び睨まれて、縮こまる偉い駄龍。情けない姿に笑うモノは居ない。
「駄龍に連れて来られた。後で、ルナが来るから従え。」
『はい!』
「用事の途中だから、帰せや。」
『はいー!』
駄龍は即座に返事した。
勿論、偉い駄龍はチビっていた。
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