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第11章 モンスター

その後について

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※エメリア



「マスターがお呼びです、エメリア様。」

「ひゃい!」



アイが、エメリアを呼びに来たのだ。

それに対し、エメリアはアイにも畏怖と憧れを抱いていた。理由はもちろん、某アニメ(漫画)のキャラクターなのだから。

なぜ篤郎が、そのキャラクターを知っていたのかは知らない。

だが、そのキャラクターが現実に遜色無く居るのだから、ヲタクとして感無量なのである。

その為の緊張である。

慌ててアイを追いかけるのだが、そこで意識が暗転した。

その後、エメリアはイギリスの森の中で発見された。1ヶ月の家出か?と題された記事が新聞の片隅に載っただけだが、その間の事をエメリアの記憶は無い。

エキサイト誌に、宇宙人に拐われたとかも載ったのだが、腕や肩などにしこりも無く金属らしき物も発見できずと興味の対象から外れた。

ただし、エメリアはあの後に人が変わったように教会に行っていた。

何を祈るのでも無いのだが、教会に通い医師を目指したという。





※レオン達

すくすくと育ち、魔国を治めた。

妃を娶り、第二から第八夫人を持った。

17人の子供もできた。

顔は美形で、温厚な性格から内外から支持者が多い王であった。

ルナ達はレオンを始め、7代まで使えた。

龍達と妖怪を僕にした魔王レオンの名は永遠に刻まれるのだった。
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