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姉と祖母の確執を見た数日後、私はまだ、腹が立ったまま、学校へ行った。教室で本を読んで気持ちを落ち着けていた。
その頃、花岡さんは、私を探していてらしく、あれから、毎日のように、図書館へ通っていた。私を探して約二週間、私のことが名前以外、全くわからなかったので、接点である、松原二三斗さんに私の事を聞いた。
「二三斗君、この間来た、朝議薫子さんのことですが……。彼女が何年の何クラスなのか、知りませんか?」
それを聞き、ニヤリッと笑う松原さんは、花岡さんに、
「お前が女の子を気にするなんて、珍しいな!」
と言い、携帯を取り出した。松原さんは、夕子さんに電話して、夕子さんが電話に出ると、
「もしもし、夕子か?」
『私だけど、どうしたのよ?』
「あぁ、この間、修一にお礼してきた女の子いたろ?あの子、何年の何クラス?」
それを聞いた夕子さんは、ニヤニヤしながら、
『薫子のこと?そうね、気になるの?』
と挑発した。松原さんは、花岡さんを見ながら、
「修一が気になるんだと!だから、教えてくれないか?」
そう頼み、夕子さんの声を待った。すると、夕子さんは、少し考えてから、私の学年とクラスを言うことにした。
『良いわよ。薫子は、高等部の一年の、Aクラスよ。良いこと!二三斗、薫子を泣かせたら、許さないからって、花岡君に言っておいて』
と言って夕子さんは電話を切った。切られた方の、松原さんは、花岡さんを見て、
「だとさ、高一のAクラス」
花岡さんは、松原さんに、
「ありがとうございます!」
お礼を言って、走り出し、その場を去った。それを見送った松原さんは、笑いながら、
「あの、修一がなぁ?」
と言っていた。
花岡さんは、早る気持ちを抑えて、高等部の校舎へと来た。私の居るAクラスに来ると、ハァと息を吐いて、Aクラスを覗くと、そこに、自分の席で本を読む私を見つけて、花岡さんは近くに居た人に声をかけた。
「あの、すみませんが、朝議さんを呼んでもらっても良いですか?」
と聞くと、その人は、私を見て大きな声で、
「朝議さん?お~い朝議さん!呼んでるよ!」
私はそれに気付いて、声のする方を見ると、花岡さんが居た。
「あれ?花岡さん?」
私は本を閉じて、花岡さんの方へと来た。花岡さんは笑顔で、私を見ると、
「少し話せませんか?」
と私に問うた。私は、用事らしい用事もなかったので、
「良いですよ」
そう言って、一のAクラスを出て、外に行き、サロンへ行く花岡さんの後をついて行った。私は、
(どうしたんだろう?)
と思いながら、花岡さんの後姿を見ていた。
花岡さんに、椅子に座るように促された私は、素直に椅子に座ると、花岡さんが私の向かい側の席に座った。私は、花岡さんの用事が何なのか気になり、話を切り出す。
「それで?お話しって何ですか?花岡さん?」
花岡さんは苦笑気味に、
「僕は、中等部の三年なので、貴方より年下です。ですから、敬語などは使わなくても良いんです」
と言い、私は、花岡さんが年下であることに驚き、
「えっ?中学生?年上だと思ってたのに!なんだ、そっか」
納得していると、花岡さん改め、花岡君が、
「この間から、図書館に来ないので、どうしたのか?と思いまして……」
と聞いてきた。私は、呆けて、
「私を待ってたの?」
確認をした。花岡君は笑顔で、
「はい、そうです」
ド直球に答えた。私は、声をひそめて、
「実は、旧図書館に居たの」
そう話した。花岡君は、旧図書館と聞いて、ピンと来たのか、
「あの?噂の?」
小声で聞いた。私は笑いつつ小声で、
「うん、そう、その旧図書館、私に何か用事だったの?」
何の用だったのか聞いた。花岡君は、
「いえ、お会いしたいと思ったので、ところで、朝議さん、朝議さんをしたの名前でお呼びしても良いですか?」
突然そんな事を言ってきた。私は、とりあえず、
「えっ、うん、良いけど……」
と返事をした。すると、花岡君は顔を輝かせて、
「では、薫子さん、僕の事は、修一と呼んでください!」
にこやかに微笑み、私は、その輝きの眩しさに目を反らした。
「わかった。修一君ね」
そう返答した。花岡君改め、修一君は、私に、
「どんな本が好きなんですか?」
と聞き、私は、
「うん、日本の古典文学が好きかな、そう言う修一君はどんな本が好きなの?」
と答えつつ、質問した。
「そうですね、推理小説が好きです。……あのッ、薫子さん、今度、旧図書館にある本で、薫子さんのお進めの本を、紹介して下さい!」
修一くんのお願いに、私は、快くそれを引き受ける。
「わかった。約束ね!そうだ!修一君って、猫好き?」
唐突な質問に、修一君は嫌な顔ひとつせずに、
「はい、好きです」
と答えた。私は、テンションが上がり、
「あのね、そこに、母猫と仔猫が二匹居るんだけど、凄く可愛いんだ。今度見に来てね!」
そう言うと、今度は修一君が嬉しそうな顔で、
「僕が見に行っても良いんですか?」
と聞いてきた。私は何も考えずに、
「うん、良いよ!あっ、でも、旧図書館の事は、人には言わないでね」
小声で言った。修一君は、心得たという感じで、
「わかりました」
と返答した。それから、暫く、私と修一君は、本や猫の話しで、盛り上がった。その日のうちに修一君に読ませたい本を、決めた私は、旧図書館から二冊、本を持ち出した。
その頃、花岡さんは、私を探していてらしく、あれから、毎日のように、図書館へ通っていた。私を探して約二週間、私のことが名前以外、全くわからなかったので、接点である、松原二三斗さんに私の事を聞いた。
「二三斗君、この間来た、朝議薫子さんのことですが……。彼女が何年の何クラスなのか、知りませんか?」
それを聞き、ニヤリッと笑う松原さんは、花岡さんに、
「お前が女の子を気にするなんて、珍しいな!」
と言い、携帯を取り出した。松原さんは、夕子さんに電話して、夕子さんが電話に出ると、
「もしもし、夕子か?」
『私だけど、どうしたのよ?』
「あぁ、この間、修一にお礼してきた女の子いたろ?あの子、何年の何クラス?」
それを聞いた夕子さんは、ニヤニヤしながら、
『薫子のこと?そうね、気になるの?』
と挑発した。松原さんは、花岡さんを見ながら、
「修一が気になるんだと!だから、教えてくれないか?」
そう頼み、夕子さんの声を待った。すると、夕子さんは、少し考えてから、私の学年とクラスを言うことにした。
『良いわよ。薫子は、高等部の一年の、Aクラスよ。良いこと!二三斗、薫子を泣かせたら、許さないからって、花岡君に言っておいて』
と言って夕子さんは電話を切った。切られた方の、松原さんは、花岡さんを見て、
「だとさ、高一のAクラス」
花岡さんは、松原さんに、
「ありがとうございます!」
お礼を言って、走り出し、その場を去った。それを見送った松原さんは、笑いながら、
「あの、修一がなぁ?」
と言っていた。
花岡さんは、早る気持ちを抑えて、高等部の校舎へと来た。私の居るAクラスに来ると、ハァと息を吐いて、Aクラスを覗くと、そこに、自分の席で本を読む私を見つけて、花岡さんは近くに居た人に声をかけた。
「あの、すみませんが、朝議さんを呼んでもらっても良いですか?」
と聞くと、その人は、私を見て大きな声で、
「朝議さん?お~い朝議さん!呼んでるよ!」
私はそれに気付いて、声のする方を見ると、花岡さんが居た。
「あれ?花岡さん?」
私は本を閉じて、花岡さんの方へと来た。花岡さんは笑顔で、私を見ると、
「少し話せませんか?」
と私に問うた。私は、用事らしい用事もなかったので、
「良いですよ」
そう言って、一のAクラスを出て、外に行き、サロンへ行く花岡さんの後をついて行った。私は、
(どうしたんだろう?)
と思いながら、花岡さんの後姿を見ていた。
花岡さんに、椅子に座るように促された私は、素直に椅子に座ると、花岡さんが私の向かい側の席に座った。私は、花岡さんの用事が何なのか気になり、話を切り出す。
「それで?お話しって何ですか?花岡さん?」
花岡さんは苦笑気味に、
「僕は、中等部の三年なので、貴方より年下です。ですから、敬語などは使わなくても良いんです」
と言い、私は、花岡さんが年下であることに驚き、
「えっ?中学生?年上だと思ってたのに!なんだ、そっか」
納得していると、花岡さん改め、花岡君が、
「この間から、図書館に来ないので、どうしたのか?と思いまして……」
と聞いてきた。私は、呆けて、
「私を待ってたの?」
確認をした。花岡君は笑顔で、
「はい、そうです」
ド直球に答えた。私は、声をひそめて、
「実は、旧図書館に居たの」
そう話した。花岡君は、旧図書館と聞いて、ピンと来たのか、
「あの?噂の?」
小声で聞いた。私は笑いつつ小声で、
「うん、そう、その旧図書館、私に何か用事だったの?」
何の用だったのか聞いた。花岡君は、
「いえ、お会いしたいと思ったので、ところで、朝議さん、朝議さんをしたの名前でお呼びしても良いですか?」
突然そんな事を言ってきた。私は、とりあえず、
「えっ、うん、良いけど……」
と返事をした。すると、花岡君は顔を輝かせて、
「では、薫子さん、僕の事は、修一と呼んでください!」
にこやかに微笑み、私は、その輝きの眩しさに目を反らした。
「わかった。修一君ね」
そう返答した。花岡君改め、修一君は、私に、
「どんな本が好きなんですか?」
と聞き、私は、
「うん、日本の古典文学が好きかな、そう言う修一君はどんな本が好きなの?」
と答えつつ、質問した。
「そうですね、推理小説が好きです。……あのッ、薫子さん、今度、旧図書館にある本で、薫子さんのお進めの本を、紹介して下さい!」
修一くんのお願いに、私は、快くそれを引き受ける。
「わかった。約束ね!そうだ!修一君って、猫好き?」
唐突な質問に、修一君は嫌な顔ひとつせずに、
「はい、好きです」
と答えた。私は、テンションが上がり、
「あのね、そこに、母猫と仔猫が二匹居るんだけど、凄く可愛いんだ。今度見に来てね!」
そう言うと、今度は修一君が嬉しそうな顔で、
「僕が見に行っても良いんですか?」
と聞いてきた。私は何も考えずに、
「うん、良いよ!あっ、でも、旧図書館の事は、人には言わないでね」
小声で言った。修一君は、心得たという感じで、
「わかりました」
と返答した。それから、暫く、私と修一君は、本や猫の話しで、盛り上がった。その日のうちに修一君に読ませたい本を、決めた私は、旧図書館から二冊、本を持ち出した。
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