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エピローグ ※最終話
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クロムはガイとアーバンと話をしていた。
皇帝と共に王国へきた神鑑石を使い、イリアの侍女や護衛だけでなく王国でイリアと一定時間一緒に過ごしたものは全て神鑑石を触れる事になった。
イリアの侍女、護衛と第一王子、宝玉都市の領主、公爵、公爵令嬢が触れると神鑑石は赤く輝き、黄金眼の力が使われた事が分かった。
だが、元に戻す方法は無いらしい。使われた力が弱ければ時間をかければ徐々にイリアの思考操作の影響は消えるが、強い力を使われた王国の4名は元に戻らない可能性が高いらしい。
「ガイ。皇女がレイだと知っていたのか?」
「皇帝との謁見で初めて仄めかされたが、半信半疑だった。もしそうならクロムが気付かないはずが無いだろう。だが実際に会って納得したよ。確かにあれは別人だ。」
「無事に終わるといいが。」
今日は紅玉を取り出す日だ。
皇帝は実母が何度もイリアを殺そうとした事を負い目に感じ、黄金眼の力を使ったイリアのお咎めは無しとなった。博士の研究論文は、皇帝についてきた魔術医からの評価が高く、人体創造魔術が禁魔術の指定を解除される可能性が高くなった。
「さあ、始めるぞ。」
「はい。お願いします博士。」
紅玉は無事に取り出された。
それと共にイリアの右脚は陽炎のように消えさり、顔も元に戻る。
(ああ、良かった。やっとこれで、、)
近くでは博士と魔術医が興奮して話合っている。
役目を終えたイリアはホッとしていた。
「イリア」
イリアの手をクロムは両手で包み込んでいた。
「無事で良かった。
今度は俺が守る。絶対に。ずっと側にいてくれ。」
(だめだよ。クロム様。足が無く役立たずなイリアはクロム様の隣にふさわしくない。
もうレイはいない。
断らないと、だけど、、、、、)
「はい。クロム様。私は永遠に貴方と共に生きていたい。」
イリアとクロムの横で、取り出された紅玉が二人を祝福する様に紅く光り輝いていた。
皇帝と共に王国へきた神鑑石を使い、イリアの侍女や護衛だけでなく王国でイリアと一定時間一緒に過ごしたものは全て神鑑石を触れる事になった。
イリアの侍女、護衛と第一王子、宝玉都市の領主、公爵、公爵令嬢が触れると神鑑石は赤く輝き、黄金眼の力が使われた事が分かった。
だが、元に戻す方法は無いらしい。使われた力が弱ければ時間をかければ徐々にイリアの思考操作の影響は消えるが、強い力を使われた王国の4名は元に戻らない可能性が高いらしい。
「ガイ。皇女がレイだと知っていたのか?」
「皇帝との謁見で初めて仄めかされたが、半信半疑だった。もしそうならクロムが気付かないはずが無いだろう。だが実際に会って納得したよ。確かにあれは別人だ。」
「無事に終わるといいが。」
今日は紅玉を取り出す日だ。
皇帝は実母が何度もイリアを殺そうとした事を負い目に感じ、黄金眼の力を使ったイリアのお咎めは無しとなった。博士の研究論文は、皇帝についてきた魔術医からの評価が高く、人体創造魔術が禁魔術の指定を解除される可能性が高くなった。
「さあ、始めるぞ。」
「はい。お願いします博士。」
紅玉は無事に取り出された。
それと共にイリアの右脚は陽炎のように消えさり、顔も元に戻る。
(ああ、良かった。やっとこれで、、)
近くでは博士と魔術医が興奮して話合っている。
役目を終えたイリアはホッとしていた。
「イリア」
イリアの手をクロムは両手で包み込んでいた。
「無事で良かった。
今度は俺が守る。絶対に。ずっと側にいてくれ。」
(だめだよ。クロム様。足が無く役立たずなイリアはクロム様の隣にふさわしくない。
もうレイはいない。
断らないと、だけど、、、、、)
「はい。クロム様。私は永遠に貴方と共に生きていたい。」
イリアとクロムの横で、取り出された紅玉が二人を祝福する様に紅く光り輝いていた。
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