46 / 125
離れてみたら
【完】あの日の光景※
しおりを挟む
「楠っ!!」
高梨の叫び声が辺りに響く。
暗い闇の林の中で。
気が付いたら身体が動いていた。
胸から、熱い何かがドクドクと流れて行く。
泣きじゃくる子供の声が聞こえる。
それが幼い頃に。
あの日に聞く事の出来なかった、瑞樹の泣き声の様に優士には聞こえた。母親の遺体の傍らで、ただ呆然としていた瑞樹。だが、心の中では、こんな風に泣いていたのかも知れないと。
(…ああ…。…ここに瑞樹が居なくて良かった…)
「…っ…じ…っ…!! ゆ、じ…っ…!!」
そう思う優士の耳に、瑞樹の悲鳴の様な泣き声が何処か遠くから聴こえて来た…――――――――。
◇
カサカサと草を踏む音が辺りに響く。
それ以外は時折吹く風の音ぐらいか。
林の中で虫の宝庫である筈だが、今はそれらの鳴き声も羽音も聞こえない。
この林の中に潜む何かに恐れて、身を顰めているのか、何処かへと移動したのかは定かでは無いが。
杜川の名が出たが、優士と高梨はそれについては特に何も言わずに、辺りに気を配りながら来た道を引き返していた。それは自分で杜川の名を出して置きながら、不機嫌になった高梨を刺激しない方が良いと、優士が考えた結果だ。
「…妖と遭遇せずに居てくれれば良いが…」
子供の足だし、もしも刀を持っているとしたら重さもある事から、林の奥深くまでは来ないだろうと、来た道を引き返しているが、子供の冒険心故に人が辿った道を歩むのかと云う不安もある。何時かの何処かの少年達の様に、息を顰めて妖が来るのを待っている可能性もある。
久川が語った少年は、名を加藤洋介、十二歳、坊主頭で悪戯好きな男の子だと云う。大きな街から来る朱雀を見ては、自分も将来はそうなりたいと周りに語っていたそうだ。夢を語るのは良い。良いが、それが高じてこう云った行動に出るのは戴けない。
高梨は隣を歩く優士を横目でちらりと見る。
平素から表情があまり動かない優士だが、今は僅かに眉間に皺を寄せて、きつく唇を結んでいる。洋介に、かつての自分達を重ねているのかも知れない。
「――――――――っ…! ――――――――っ…!!」
その時、風に紛れて甲高い叫び声の様な物が、高梨の耳に届いた。
「走るぞ!」
「あ、はい!」
優士の返事を聞かずに高梨は走り出した。走りながら腰にある刀に手を伸ばして舌打ちをする。
名を呼んで探す事も出来たが、相手は自らの意思でここへ来たのだ。逃げてしまうかも知れないし、妖を呼ぶかも知れないと思い、それはしないでいたのだが、こうなってしまっては意味が無い。
「くそ…っ…!!」
最悪の事態にだけはならないでくれと、そう祈りながら高梨は走った。
◇
風に乗って、ある匂いが流れて来て星の鼻を擽った。
「…んっ! みずき走るぞ! つやまのおっちゃんはこっち!」
先を歩いていた星が二人に叫んだと思ったら、津山に背中を見せてしゃがみ込んだ。
「はいっ!?」
「はっ、え、何!?」
驚く二人に、星は今もその匂いが漂って来る方を睨み、叫ぶ。
「早く乗る! 血の匂いがすんだっ!」
「解りました!」
星の気迫と血の匂いと云う言葉に、津山は迷わずその首に腕を伸ばして絡ませる。脚を星の腰に掛ければ、直ぐ様に臀部に手が回され『ん!』と、星が立ち上がった。
「頑張ってついて来いな!」
「は、はいっ!」
顔だけで振り返り、励ます様に言って走り出す星の後を瑞樹が追う。鉄の入った靴が、重い音を立てて草を土を、或いは落ちた枝を踏み付けて行く。しかし、重い音を立てて居るのは、瑞樹だけで。星は軽やかに林の中を駆ける。
星が本気で走れば、例え人一人担いでいた処で、誰も追い付けはしない。
『人目がある処では、本気を出さない様に』
と、何度も何度も高梨から注意をされている星だ。
血の匂いはする物の、その匂いの強さから流れる量は少ないだろうと、星は最悪の事態は想像しては居なかった。星の鼻は血の匂いの他に、良く知った匂いも嗅ぎ取っていたから。彼が居るのなら大丈夫だと云う安心感があったから。だから、瑞樹がついて来られるぐらいの速さで駆けた。
◇
「わあああああああっ!! 来るな、来るなあああああっ!!」
「加藤君、落ち着くんだ!」
「く、る、なああああぁぁぁっ!!」
高梨と優士が、そこへ着いた時には一人の少年が妖を前に、恐慌状態へと陥って、泣きながら闇雲に刀を振り回していた。その刀に僅かに付着しているのは、妖の血か或いは少年の血か。近付いて確認しようにも、この状態では近付けない。少年を落ち着かせなければ、次に血を流すのは高梨か、優士の内のどちらかだ。
妖は既に高梨が片付けたが、このまま騒いでいれば新たな妖に襲われるかも知れない、いや、逆に逃げるかも知れないが。
「加藤君、落ち着け! 落ち着いて、手にしている物をこちらへ寄越すんだ! 妖は、もう居ない!」
高梨が声を掛ければ、更に少年は声を上げて刀を振り回し後退り、二人から距離を取る。
このままでは、少年は二人からも逃げてしまうかも知れない。
「…高梨隊長の顔が怖いのかも知れません。俺が宥めます。…加藤君、落ち着いて。妖はもう居ない」
優士は重い息を吐いて、少年が怯えているかも知れない原因にそう声を掛け、両手を軽く上げて少年の方へとゆっくりと一歩を踏み出した。
「…解った…」
何やら理不尽な事を言われた気がすると思いながらも高梨は頷き、加藤少年の確保を連絡しようと無線機を手に取る。顔が怖いと言われた高梨は、顔が見えない様にと、二人に背を向けた。
それは、一瞬の隙だった。
しかし、その一瞬だけで、それには十分だった。
『オ"ア"ア"ア"ア"ッ"!!』
ぶわっと沸き起こる殺意に気付いたのは、高梨が先だったか、優士が先だったのか。
「なっ!?」
「ちっ!!」
妖の中には、その姿を隠す事が出来る物も居る。それは姿と共に、その気配も。同じ妖相手ならば、見破られる可能性があるが、この場に居るのは、ただの人間だ。
背後から突然に充てられた強烈な殺意に、少年の動きがピタリと止まる。少年の内腿を生暖かい何かが伝わって、流れ落ちて行く。
高梨が無線機から手を離し、鞘にしまった刀を抜くより早く、優士の身体が動いていた。
ただ、無意識だった。
優士の頭の中には、ただ、一つの光景があった。
廊下に落ちた蝋燭。
我が子を庇う、母親の姿。
還らぬ人となった、瑞樹の母親の姿が。
腰の刀を抜くと云う事も思い浮かばなかった。
人の形に近い、その妖の真っ黒な毛に包まれた腕が振り上げられた瞬間。
月では無く、星明りに浮かび上がる、その鉤爪を見た瞬間、ただ、勝手に身体が動いていた。
「楠っ!!」
高梨の咆哮にも似た叫びが、暗い林の中に響いた。
高梨の叫び声が辺りに響く。
暗い闇の林の中で。
気が付いたら身体が動いていた。
胸から、熱い何かがドクドクと流れて行く。
泣きじゃくる子供の声が聞こえる。
それが幼い頃に。
あの日に聞く事の出来なかった、瑞樹の泣き声の様に優士には聞こえた。母親の遺体の傍らで、ただ呆然としていた瑞樹。だが、心の中では、こんな風に泣いていたのかも知れないと。
(…ああ…。…ここに瑞樹が居なくて良かった…)
「…っ…じ…っ…!! ゆ、じ…っ…!!」
そう思う優士の耳に、瑞樹の悲鳴の様な泣き声が何処か遠くから聴こえて来た…――――――――。
◇
カサカサと草を踏む音が辺りに響く。
それ以外は時折吹く風の音ぐらいか。
林の中で虫の宝庫である筈だが、今はそれらの鳴き声も羽音も聞こえない。
この林の中に潜む何かに恐れて、身を顰めているのか、何処かへと移動したのかは定かでは無いが。
杜川の名が出たが、優士と高梨はそれについては特に何も言わずに、辺りに気を配りながら来た道を引き返していた。それは自分で杜川の名を出して置きながら、不機嫌になった高梨を刺激しない方が良いと、優士が考えた結果だ。
「…妖と遭遇せずに居てくれれば良いが…」
子供の足だし、もしも刀を持っているとしたら重さもある事から、林の奥深くまでは来ないだろうと、来た道を引き返しているが、子供の冒険心故に人が辿った道を歩むのかと云う不安もある。何時かの何処かの少年達の様に、息を顰めて妖が来るのを待っている可能性もある。
久川が語った少年は、名を加藤洋介、十二歳、坊主頭で悪戯好きな男の子だと云う。大きな街から来る朱雀を見ては、自分も将来はそうなりたいと周りに語っていたそうだ。夢を語るのは良い。良いが、それが高じてこう云った行動に出るのは戴けない。
高梨は隣を歩く優士を横目でちらりと見る。
平素から表情があまり動かない優士だが、今は僅かに眉間に皺を寄せて、きつく唇を結んでいる。洋介に、かつての自分達を重ねているのかも知れない。
「――――――――っ…! ――――――――っ…!!」
その時、風に紛れて甲高い叫び声の様な物が、高梨の耳に届いた。
「走るぞ!」
「あ、はい!」
優士の返事を聞かずに高梨は走り出した。走りながら腰にある刀に手を伸ばして舌打ちをする。
名を呼んで探す事も出来たが、相手は自らの意思でここへ来たのだ。逃げてしまうかも知れないし、妖を呼ぶかも知れないと思い、それはしないでいたのだが、こうなってしまっては意味が無い。
「くそ…っ…!!」
最悪の事態にだけはならないでくれと、そう祈りながら高梨は走った。
◇
風に乗って、ある匂いが流れて来て星の鼻を擽った。
「…んっ! みずき走るぞ! つやまのおっちゃんはこっち!」
先を歩いていた星が二人に叫んだと思ったら、津山に背中を見せてしゃがみ込んだ。
「はいっ!?」
「はっ、え、何!?」
驚く二人に、星は今もその匂いが漂って来る方を睨み、叫ぶ。
「早く乗る! 血の匂いがすんだっ!」
「解りました!」
星の気迫と血の匂いと云う言葉に、津山は迷わずその首に腕を伸ばして絡ませる。脚を星の腰に掛ければ、直ぐ様に臀部に手が回され『ん!』と、星が立ち上がった。
「頑張ってついて来いな!」
「は、はいっ!」
顔だけで振り返り、励ます様に言って走り出す星の後を瑞樹が追う。鉄の入った靴が、重い音を立てて草を土を、或いは落ちた枝を踏み付けて行く。しかし、重い音を立てて居るのは、瑞樹だけで。星は軽やかに林の中を駆ける。
星が本気で走れば、例え人一人担いでいた処で、誰も追い付けはしない。
『人目がある処では、本気を出さない様に』
と、何度も何度も高梨から注意をされている星だ。
血の匂いはする物の、その匂いの強さから流れる量は少ないだろうと、星は最悪の事態は想像しては居なかった。星の鼻は血の匂いの他に、良く知った匂いも嗅ぎ取っていたから。彼が居るのなら大丈夫だと云う安心感があったから。だから、瑞樹がついて来られるぐらいの速さで駆けた。
◇
「わあああああああっ!! 来るな、来るなあああああっ!!」
「加藤君、落ち着くんだ!」
「く、る、なああああぁぁぁっ!!」
高梨と優士が、そこへ着いた時には一人の少年が妖を前に、恐慌状態へと陥って、泣きながら闇雲に刀を振り回していた。その刀に僅かに付着しているのは、妖の血か或いは少年の血か。近付いて確認しようにも、この状態では近付けない。少年を落ち着かせなければ、次に血を流すのは高梨か、優士の内のどちらかだ。
妖は既に高梨が片付けたが、このまま騒いでいれば新たな妖に襲われるかも知れない、いや、逆に逃げるかも知れないが。
「加藤君、落ち着け! 落ち着いて、手にしている物をこちらへ寄越すんだ! 妖は、もう居ない!」
高梨が声を掛ければ、更に少年は声を上げて刀を振り回し後退り、二人から距離を取る。
このままでは、少年は二人からも逃げてしまうかも知れない。
「…高梨隊長の顔が怖いのかも知れません。俺が宥めます。…加藤君、落ち着いて。妖はもう居ない」
優士は重い息を吐いて、少年が怯えているかも知れない原因にそう声を掛け、両手を軽く上げて少年の方へとゆっくりと一歩を踏み出した。
「…解った…」
何やら理不尽な事を言われた気がすると思いながらも高梨は頷き、加藤少年の確保を連絡しようと無線機を手に取る。顔が怖いと言われた高梨は、顔が見えない様にと、二人に背を向けた。
それは、一瞬の隙だった。
しかし、その一瞬だけで、それには十分だった。
『オ"ア"ア"ア"ア"ッ"!!』
ぶわっと沸き起こる殺意に気付いたのは、高梨が先だったか、優士が先だったのか。
「なっ!?」
「ちっ!!」
妖の中には、その姿を隠す事が出来る物も居る。それは姿と共に、その気配も。同じ妖相手ならば、見破られる可能性があるが、この場に居るのは、ただの人間だ。
背後から突然に充てられた強烈な殺意に、少年の動きがピタリと止まる。少年の内腿を生暖かい何かが伝わって、流れ落ちて行く。
高梨が無線機から手を離し、鞘にしまった刀を抜くより早く、優士の身体が動いていた。
ただ、無意識だった。
優士の頭の中には、ただ、一つの光景があった。
廊下に落ちた蝋燭。
我が子を庇う、母親の姿。
還らぬ人となった、瑞樹の母親の姿が。
腰の刀を抜くと云う事も思い浮かばなかった。
人の形に近い、その妖の真っ黒な毛に包まれた腕が振り上げられた瞬間。
月では無く、星明りに浮かび上がる、その鉤爪を見た瞬間、ただ、勝手に身体が動いていた。
「楠っ!!」
高梨の咆哮にも似た叫びが、暗い林の中に響いた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
仮面の王子と優雅な従者
emanon
BL
国土は小さいながらも豊かな国、ライデン王国。
平和なこの国の第一王子は、人前に出る時は必ず仮面を付けている。
おまけに病弱で無能、醜男と専らの噂だ。
しかしそれは世を忍ぶ仮の姿だった──。
これは仮面の王子とその従者が暗躍する物語。
告白ごっこ
みなみ ゆうき
BL
ある事情から極力目立たず地味にひっそりと学園生活を送っていた瑠衣(るい)。
ある日偶然に自分をターゲットに告白という名の罰ゲームが行われることを知ってしまう。それを実行することになったのは学園の人気者で同級生の昴流(すばる)。
更に1ヶ月以内に昴流が瑠衣を口説き落とし好きだと言わせることが出来るかということを新しい賭けにしようとしている事に憤りを覚えた瑠衣は一計を案じ、自分の方から先に告白をし、その直後に全てを知っていると種明かしをすることで、早々に馬鹿げたゲームに決着をつけてやろうと考える。しかし、この告白が原因で事態は瑠衣の想定とは違った方向に動きだし……。
テンプレの罰ゲーム告白ものです。
表紙イラストは、かさしま様より描いていただきました!
ムーンライトノベルズでも同時公開。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(2024.10.21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる