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魔王様とオムライス
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できたオムライスを味見しよう。
ナイフで縦にオムレツを切るとブワッと卵が広がる。
「おぉ…」
リコが声をだす。
パクリと一口。
「うんまい」
まぁまぁの出来である。
「なんで食べてるんだ」
リコは私をジト目で睨む。
「これは出来立ての方が美味しいんだよー」
一口分オムライスをとってリコに食べさせようとする。
「1人で食べれる」
パッと私からスプーンをとったリコはオムライスをパクっと食べるとほっぺを押さえほわほわした顔をした。
美味しいだろう美味しいだろう。
「魔王様はいつご飯なの?」
リコに聞いてみる。
「あと1時間半後ぐらいかな」
んーと考えたあとリコは答えた。
「よし、そうと決まれば準備開始ー」
持っていたオムライスをリコに上げて準備を開始した。
よし、これで完成だ。
6つほどオムライスを作った。
玉座にいた時に4人ほど知らない人たちがいて、魔王様とリリーがいたので一応用意しておいた。
よし、これをカートに乗せて銀の大きい蓋をかぶせていく。
準備ができた私はカートを押して厨房の外に出た。
あれ…玉座は?
そもそも玉座でいいのか?
ぽかーんと突っ立って考えていると前からリリーが来た。
「なんだそのアホ面は」
リリーがメガネをクイッと直しながら文句をつけてきた。
お?やんのか?オムライスやらんぞ!
「まぁ…どうでもいいか。早く夕飯を持って来い」
はぁとため息をついたリリーは命令してくる。
イラっとしたがご飯が冷めるのは忍びないし、場所もわからないのでついていくことにした。
少し歩いたあと豪華な扉の前でリリーは止まった。
コンコン
「夕食をお持ちしました」
リリーが喋ると豪華な扉が自動で開く。
「早く持ってきて」
魔王様がお待ちのようだ。
魔王様の横にカートを持っていきオムライスとスープを置いていく。
「まだ、あるのか?そんなに私は食べられない」
魔王様は私を見て答える。
「いえ、他の人の分ですよ?」
私は首を傾げて答えた。
「ここでは私しか食べない」
魔王様は答えた。
え…あんなに人がいるのに1人でご飯食べてるの!?
そんなの駄目だよみんなで食べたほうが美味しいんだから!
「リリーも食べるでしょ!それに玉座にいた他の人も呼んで!」
私は叫んだ。
「おぉ…おう…。違う!魔王様と夕食を共にするなど無礼だろ!」
リリーが一瞬怯んだが直ぐに持ち直した。
クソ…駄目だったか。
「魔王様はみんなで食べたほうがいいですよね?」
私は魔王様を取り込むことした。
「私はどちらでもいい。早く食べたいから呼んできて」
魔王様は待ってくれるようだ。
ナイフとスプーンを両手に持って銀の大きい蓋を開けずに待っている。
「か…かしこまりました」
そう答え頭を下げたリリーだったが頭を上げた頃には歯ぎしりをしながら私を睨んでいた。
こわいよ…やめてその顔!
すぐに3人ほどが食堂に集まった。
「魔王様、ネルだけは読書中でいらないとのことです」
深々と頭を下げるリリー
「別にいい。いいから食べよう」
魔王様は待ちきれないようで蓋を開けた。
「思ったより地味」
オムライスを見た魔王様は呟いた。
「な…ナイフを縦にいれると綺麗になります!」
私はお手本用に一個のオムライスにサッとナイフを入れた。
パカーと開くオムライスはいつ見ても楽しい。
「料理名はオムライスです!」
「おぉ…」
私が切ったオムライスを見た魔王様は驚嘆の声を上げると少し口角を上げてオムライスを切った。
「むむ…お前死刑」
美味くできなかったようで広がらなかった。
私に手のひらを向ける。
ちょいちょいちょい!!
「魔王様ー?俺のオムライスまだ切ってないから交換する?」
そう声を上げた赤髪のムキムキの女性がいた。
はーマジ神様!
「交換する」
魔王様は魔法で皿を浮かせ交換した。
二度目は美味く行ったようで満足気の魔王様はパクっと一口オムライスを食べた。
それを見た他のメンツもそれを見て食べ始めた。
「美味しいなこれ!」
先程私を助けてくれたムキムキ女性もバクバクと食べている。
少しずつ会話が増えてきた皆をおいて私は食堂を後にした。
ふーとため息をついて厨房に戻った私をリコは待っててくれたようで
「だ…大丈夫だった?」
不安そうな顔で私を見つめるリコ。
「あれ?この通り大丈夫……大丈夫かどうか聞いてないや」
ハハハと笑う私。
「え?…そんなんで大丈夫なの…?」
怪訝な顔のリコ。
「美味しい物をみんなで楽しく食べたら大丈夫なんだよ!」
私は先程の食堂での魔王様達を思い出し温かい気持ちになるのだった。
「そういえば私はどこで寝ればいいんだろう」
そう思った私。
リコにも部屋があるらしく帰ってしまったのだ。
暇すぎたのでプリンでも作ろうと思ってプリン液を作っていると厨房に魔王様がやってきた。
「にゃん!?」
私は変な声を出す。
「うるさい」
冷たい魔王様
「す…すいません」
謝る私。
「今日からお前は私専用のコックだ。明日から美味しいものを作れ」
どうやら私は合格したようだ。
ふーと胸をなでおろす。
「部屋はリリーに任せてある。あとはリリーに聞いて。それと今作っているものは絶対に明日の朝に出して」
言い終わったようで魔王様はフッと姿が消えた。
魔法かっこよすぎひん?
とりあえず、明日からの仕事が決まった私はこれからこの世界で生きていくことができるのだった。
ナイフで縦にオムレツを切るとブワッと卵が広がる。
「おぉ…」
リコが声をだす。
パクリと一口。
「うんまい」
まぁまぁの出来である。
「なんで食べてるんだ」
リコは私をジト目で睨む。
「これは出来立ての方が美味しいんだよー」
一口分オムライスをとってリコに食べさせようとする。
「1人で食べれる」
パッと私からスプーンをとったリコはオムライスをパクっと食べるとほっぺを押さえほわほわした顔をした。
美味しいだろう美味しいだろう。
「魔王様はいつご飯なの?」
リコに聞いてみる。
「あと1時間半後ぐらいかな」
んーと考えたあとリコは答えた。
「よし、そうと決まれば準備開始ー」
持っていたオムライスをリコに上げて準備を開始した。
よし、これで完成だ。
6つほどオムライスを作った。
玉座にいた時に4人ほど知らない人たちがいて、魔王様とリリーがいたので一応用意しておいた。
よし、これをカートに乗せて銀の大きい蓋をかぶせていく。
準備ができた私はカートを押して厨房の外に出た。
あれ…玉座は?
そもそも玉座でいいのか?
ぽかーんと突っ立って考えていると前からリリーが来た。
「なんだそのアホ面は」
リリーがメガネをクイッと直しながら文句をつけてきた。
お?やんのか?オムライスやらんぞ!
「まぁ…どうでもいいか。早く夕飯を持って来い」
はぁとため息をついたリリーは命令してくる。
イラっとしたがご飯が冷めるのは忍びないし、場所もわからないのでついていくことにした。
少し歩いたあと豪華な扉の前でリリーは止まった。
コンコン
「夕食をお持ちしました」
リリーが喋ると豪華な扉が自動で開く。
「早く持ってきて」
魔王様がお待ちのようだ。
魔王様の横にカートを持っていきオムライスとスープを置いていく。
「まだ、あるのか?そんなに私は食べられない」
魔王様は私を見て答える。
「いえ、他の人の分ですよ?」
私は首を傾げて答えた。
「ここでは私しか食べない」
魔王様は答えた。
え…あんなに人がいるのに1人でご飯食べてるの!?
そんなの駄目だよみんなで食べたほうが美味しいんだから!
「リリーも食べるでしょ!それに玉座にいた他の人も呼んで!」
私は叫んだ。
「おぉ…おう…。違う!魔王様と夕食を共にするなど無礼だろ!」
リリーが一瞬怯んだが直ぐに持ち直した。
クソ…駄目だったか。
「魔王様はみんなで食べたほうがいいですよね?」
私は魔王様を取り込むことした。
「私はどちらでもいい。早く食べたいから呼んできて」
魔王様は待ってくれるようだ。
ナイフとスプーンを両手に持って銀の大きい蓋を開けずに待っている。
「か…かしこまりました」
そう答え頭を下げたリリーだったが頭を上げた頃には歯ぎしりをしながら私を睨んでいた。
こわいよ…やめてその顔!
すぐに3人ほどが食堂に集まった。
「魔王様、ネルだけは読書中でいらないとのことです」
深々と頭を下げるリリー
「別にいい。いいから食べよう」
魔王様は待ちきれないようで蓋を開けた。
「思ったより地味」
オムライスを見た魔王様は呟いた。
「な…ナイフを縦にいれると綺麗になります!」
私はお手本用に一個のオムライスにサッとナイフを入れた。
パカーと開くオムライスはいつ見ても楽しい。
「料理名はオムライスです!」
「おぉ…」
私が切ったオムライスを見た魔王様は驚嘆の声を上げると少し口角を上げてオムライスを切った。
「むむ…お前死刑」
美味くできなかったようで広がらなかった。
私に手のひらを向ける。
ちょいちょいちょい!!
「魔王様ー?俺のオムライスまだ切ってないから交換する?」
そう声を上げた赤髪のムキムキの女性がいた。
はーマジ神様!
「交換する」
魔王様は魔法で皿を浮かせ交換した。
二度目は美味く行ったようで満足気の魔王様はパクっと一口オムライスを食べた。
それを見た他のメンツもそれを見て食べ始めた。
「美味しいなこれ!」
先程私を助けてくれたムキムキ女性もバクバクと食べている。
少しずつ会話が増えてきた皆をおいて私は食堂を後にした。
ふーとため息をついて厨房に戻った私をリコは待っててくれたようで
「だ…大丈夫だった?」
不安そうな顔で私を見つめるリコ。
「あれ?この通り大丈夫……大丈夫かどうか聞いてないや」
ハハハと笑う私。
「え?…そんなんで大丈夫なの…?」
怪訝な顔のリコ。
「美味しい物をみんなで楽しく食べたら大丈夫なんだよ!」
私は先程の食堂での魔王様達を思い出し温かい気持ちになるのだった。
「そういえば私はどこで寝ればいいんだろう」
そう思った私。
リコにも部屋があるらしく帰ってしまったのだ。
暇すぎたのでプリンでも作ろうと思ってプリン液を作っていると厨房に魔王様がやってきた。
「にゃん!?」
私は変な声を出す。
「うるさい」
冷たい魔王様
「す…すいません」
謝る私。
「今日からお前は私専用のコックだ。明日から美味しいものを作れ」
どうやら私は合格したようだ。
ふーと胸をなでおろす。
「部屋はリリーに任せてある。あとはリリーに聞いて。それと今作っているものは絶対に明日の朝に出して」
言い終わったようで魔王様はフッと姿が消えた。
魔法かっこよすぎひん?
とりあえず、明日からの仕事が決まった私はこれからこの世界で生きていくことができるのだった。
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