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1章 よくある異世界転生
6話 新しい仲間?
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うるさいクソセールス(ルージュ)が出ていったあと。
「暇じゃのう、なんかせえ」
机に突っ伏しながらこっちも向かず喋るマオ。
無茶振りにもほどがある。
「そうだなぁ…調味料買ってきて貰えるみたいだし野菜でも買いに行くか」
思い立ったら吉日早速街へ繰り出す。
門番にギルドカードを見せて街へ入る。
何でカード見せて入場するのって面白いんだろう。
割と朝早いのだが街に活気がある。異世界の朝は早いのかも。
メインの通りを歩いていると朝市の様な場所を発見する。
「おっ、野菜あるぞ!」
「わしあんまり野菜好きじゃないんじゃが…」
そんな子供みたいな…
「野菜があると料理が美味くなるぞ」
「そういうのは早く言え。全て買うぞ」
わんぱく大人買いである。
金貨一枚分の野菜をもらう。結構…いや大量に野菜が買えた。
マジックボックスに入れつつ旬の野菜しかないかと思ったが満遍なくあるなと感心する。
「さて、用事が終わってしまった」
「ほうじゃのう」
「ダンジョンでも探すか…」
KMにダンジョンの位置を聞く。
〈五キロほど東にウルフのダンジョンがあります〉
わりかし遠いな…
うーん…悩んでいると
「身体強化使えばすぐじゃろ」
「私使えないんだが?」
「足先からふくらはぎに魔力を集めるだけじゃ…むしろやってないことに驚いたわ」
えっ…そうなんだ…とりあえずやってみよう。
「おー一発で出来るとは、お主もやるのう」
感心した顔を見せるマオ
ドヤ顔で鼻の下を指で擦る。
「その顔は感心せんな…」
そんなこんなでダンジョン前へ
「洞窟というか洞穴というか…」
岩ではなく土の穴?すぐ崩れそうで怖い…
うーん…と悩んでいると視界の外側で動く何かが
「ん?」
注意をそちらに向ける
「あらあらあら!スライムちゃん!」
そこには透明で綺麗な青い色のスライムが!!
「スラちゃん!こっちおいで!」
しゃがんで両手の手のひらを向ける。
するとスススと手のひらに乗ってきた。
きゃわわ
「それ、テイムしてるぞ」
マオがスライムを見て言う。
「えっそうなの!ウチの子になるの?スラちゃん!」
頬ずりをキメる。
冷たくて気持ちい。
「よぉ、スライムにそんなテンションいけるのう」
引き気味でこちらを見るマオ
「かわいいやろがい!」
キッとマオを睨む。
「いや、かわいくないじゃろ」
「かわいい!やろがい!」
「う…うむ、そうじゃの…」
はい、わいの勝ち
スラちゃんを胸の前に抱えテンション上がったところで壊れそうなダンジョンへ進む。
ダンジョンはウルフが大量にいた。
全部で50体ぐらいだろうか一匹だけデカいウルフがいた。多分ボスかな。
ただ、ボスでもフォレストウルフより弱い気がした…
何事もなくダンジョンコアまで辿り着く。
「解体めんどくさいし1番デカいやつの魔石だけもらおうか」
「そうじゃの、フォレストウルフより弱そうじゃし、肉も美味くないじゃろ」
するとそれを聞いたスラちゃんが小さいウルフに乗っかった。
するとどんどんウルフが溶けていく。
「スラちゃん!お掃除できるの!えらい!」
私大歓喜。
スラちゃんがお掃除してる間にデカいウルフだけ解体することにした。
魔石を取り出し置いておく、一応牙と毛皮も…ん?
いつのまにかスラちゃんが魔石の近くにいる。
魔石を食べたそうにしているような気がする。
「スラちゃん魔石食べたいの?」
「そんなわけなかろう」
ハッと乾いた笑いを出し呆れた顔をするマオ
「そんなことない!スラちゃんと私はずっ友なんだから!わかる!食べていいよ!スラちゃん!」
スラちゃんからシュッと手(触手?)が出て魔石を頭?の上に置くと体に溶けていった。
フッわいの勝ちだ…
マオに勝ち誇った顔を向ける。
悔しそうな呆れたような顔のマオ。
はー負けを知りたい。
ダンジョンコアも魔石っぽかったのでスラちゃんにあげた。
多分喜んでた。
ダンジョンコアをスラちゃんが吸収し終わった途端にダンジョンが崩れてきた。
「やばない?」
「やばそうじゃ、急ぐぞー」
スラちゃんを抱えて身体強化ですぐさま脱出した。
「スラちゃん平気?」
スラちゃんを見る。ちょっと乾いてそうな気がするので水魔法で水をあげる。
喜んでそう。
「マオは…大丈夫そうだな」
「わしとスライムの差えぐない?」
マオも可愛いけどクソガキ感がなぁ…
〈初回ダンジョン攻略ボーナスで10連ガチャが引けます〉
マジ!助かる!
早速ひいちゃお。
スマホから《ガチャ》をタップする。
《R たくさんのお菓子》
《R よくある日本刀》
《SR 創造魔法のオーブ》
《R よくある剣》
《R よくある杖》
《UR 異世界騎士》
《R たくさんのお菓子》
《R よくある剣》
《R よくある斧》
《SR 魔力変換のオーブ》
武器とお菓子が同じレアリティってどうなんだ…
URでまた人がでた…。マオみたいな奴なのだろうか…。
マオがもう一人増えるって考えるとちょっと怖いからまた後でだそう…。
創造魔法と魔力変換のオーブか
創造魔法は分かりやすいが魔力変換はなんだ?
マオの魔力を変えることができそうだな。
マオに使ってあげよう。
使えんのかな?
やってみよう。
「うお!?頭の中に声が!!」
「あ?覚えれたー?」
「お主!なんかするならせめて言ってからしろ!」
ごめんごめん
「ちょっとそのスキル使ってみてよ!」
「ちょっと待っておれ、こうかの?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ちょっ…めっちゃ魔力吸われるし凄い勢いでで地面がカサカサになるし、木はシオシオになっていく…
「おお!ワシの力が!戻っていく!!」
パーと笑顔になるマオ
「待て待て!スラちゃんもヤバい!乾いた液体のりに近づいてってる!!」
どんどん乾いていくスラちゃん!帰ってきて!!スラちゃん!!
「フハハハ!これが魔王力よ!!!ガハハハハハ!」
調子に乗るマオ。
「おい、やめろっつってんだろ!!」
マオの頭を叩く。
「あぁ、すまんすまん」
ハッと気づくマオ。
「お前それ禁止な」
マオに釘を刺す
「えー三日に一回ぐらいならええじゃろ?ワシも強くなるし」
「周りの影響えぐいからだめな」
「はーケチじゃのう…」
「これをみろ…」
乾きかけのカサカサなスラちゃんを見せる
「確かに良くないかも知れん様な…でもまだやりたい様な……」
死にそうなペット?のスラちゃんを見てちょっと気まずそうな顔するマオだった。
「暇じゃのう、なんかせえ」
机に突っ伏しながらこっちも向かず喋るマオ。
無茶振りにもほどがある。
「そうだなぁ…調味料買ってきて貰えるみたいだし野菜でも買いに行くか」
思い立ったら吉日早速街へ繰り出す。
門番にギルドカードを見せて街へ入る。
何でカード見せて入場するのって面白いんだろう。
割と朝早いのだが街に活気がある。異世界の朝は早いのかも。
メインの通りを歩いていると朝市の様な場所を発見する。
「おっ、野菜あるぞ!」
「わしあんまり野菜好きじゃないんじゃが…」
そんな子供みたいな…
「野菜があると料理が美味くなるぞ」
「そういうのは早く言え。全て買うぞ」
わんぱく大人買いである。
金貨一枚分の野菜をもらう。結構…いや大量に野菜が買えた。
マジックボックスに入れつつ旬の野菜しかないかと思ったが満遍なくあるなと感心する。
「さて、用事が終わってしまった」
「ほうじゃのう」
「ダンジョンでも探すか…」
KMにダンジョンの位置を聞く。
〈五キロほど東にウルフのダンジョンがあります〉
わりかし遠いな…
うーん…悩んでいると
「身体強化使えばすぐじゃろ」
「私使えないんだが?」
「足先からふくらはぎに魔力を集めるだけじゃ…むしろやってないことに驚いたわ」
えっ…そうなんだ…とりあえずやってみよう。
「おー一発で出来るとは、お主もやるのう」
感心した顔を見せるマオ
ドヤ顔で鼻の下を指で擦る。
「その顔は感心せんな…」
そんなこんなでダンジョン前へ
「洞窟というか洞穴というか…」
岩ではなく土の穴?すぐ崩れそうで怖い…
うーん…と悩んでいると視界の外側で動く何かが
「ん?」
注意をそちらに向ける
「あらあらあら!スライムちゃん!」
そこには透明で綺麗な青い色のスライムが!!
「スラちゃん!こっちおいで!」
しゃがんで両手の手のひらを向ける。
するとスススと手のひらに乗ってきた。
きゃわわ
「それ、テイムしてるぞ」
マオがスライムを見て言う。
「えっそうなの!ウチの子になるの?スラちゃん!」
頬ずりをキメる。
冷たくて気持ちい。
「よぉ、スライムにそんなテンションいけるのう」
引き気味でこちらを見るマオ
「かわいいやろがい!」
キッとマオを睨む。
「いや、かわいくないじゃろ」
「かわいい!やろがい!」
「う…うむ、そうじゃの…」
はい、わいの勝ち
スラちゃんを胸の前に抱えテンション上がったところで壊れそうなダンジョンへ進む。
ダンジョンはウルフが大量にいた。
全部で50体ぐらいだろうか一匹だけデカいウルフがいた。多分ボスかな。
ただ、ボスでもフォレストウルフより弱い気がした…
何事もなくダンジョンコアまで辿り着く。
「解体めんどくさいし1番デカいやつの魔石だけもらおうか」
「そうじゃの、フォレストウルフより弱そうじゃし、肉も美味くないじゃろ」
するとそれを聞いたスラちゃんが小さいウルフに乗っかった。
するとどんどんウルフが溶けていく。
「スラちゃん!お掃除できるの!えらい!」
私大歓喜。
スラちゃんがお掃除してる間にデカいウルフだけ解体することにした。
魔石を取り出し置いておく、一応牙と毛皮も…ん?
いつのまにかスラちゃんが魔石の近くにいる。
魔石を食べたそうにしているような気がする。
「スラちゃん魔石食べたいの?」
「そんなわけなかろう」
ハッと乾いた笑いを出し呆れた顔をするマオ
「そんなことない!スラちゃんと私はずっ友なんだから!わかる!食べていいよ!スラちゃん!」
スラちゃんからシュッと手(触手?)が出て魔石を頭?の上に置くと体に溶けていった。
フッわいの勝ちだ…
マオに勝ち誇った顔を向ける。
悔しそうな呆れたような顔のマオ。
はー負けを知りたい。
ダンジョンコアも魔石っぽかったのでスラちゃんにあげた。
多分喜んでた。
ダンジョンコアをスラちゃんが吸収し終わった途端にダンジョンが崩れてきた。
「やばない?」
「やばそうじゃ、急ぐぞー」
スラちゃんを抱えて身体強化ですぐさま脱出した。
「スラちゃん平気?」
スラちゃんを見る。ちょっと乾いてそうな気がするので水魔法で水をあげる。
喜んでそう。
「マオは…大丈夫そうだな」
「わしとスライムの差えぐない?」
マオも可愛いけどクソガキ感がなぁ…
〈初回ダンジョン攻略ボーナスで10連ガチャが引けます〉
マジ!助かる!
早速ひいちゃお。
スマホから《ガチャ》をタップする。
《R たくさんのお菓子》
《R よくある日本刀》
《SR 創造魔法のオーブ》
《R よくある剣》
《R よくある杖》
《UR 異世界騎士》
《R たくさんのお菓子》
《R よくある剣》
《R よくある斧》
《SR 魔力変換のオーブ》
武器とお菓子が同じレアリティってどうなんだ…
URでまた人がでた…。マオみたいな奴なのだろうか…。
マオがもう一人増えるって考えるとちょっと怖いからまた後でだそう…。
創造魔法と魔力変換のオーブか
創造魔法は分かりやすいが魔力変換はなんだ?
マオの魔力を変えることができそうだな。
マオに使ってあげよう。
使えんのかな?
やってみよう。
「うお!?頭の中に声が!!」
「あ?覚えれたー?」
「お主!なんかするならせめて言ってからしろ!」
ごめんごめん
「ちょっとそのスキル使ってみてよ!」
「ちょっと待っておれ、こうかの?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ちょっ…めっちゃ魔力吸われるし凄い勢いでで地面がカサカサになるし、木はシオシオになっていく…
「おお!ワシの力が!戻っていく!!」
パーと笑顔になるマオ
「待て待て!スラちゃんもヤバい!乾いた液体のりに近づいてってる!!」
どんどん乾いていくスラちゃん!帰ってきて!!スラちゃん!!
「フハハハ!これが魔王力よ!!!ガハハハハハ!」
調子に乗るマオ。
「おい、やめろっつってんだろ!!」
マオの頭を叩く。
「あぁ、すまんすまん」
ハッと気づくマオ。
「お前それ禁止な」
マオに釘を刺す
「えー三日に一回ぐらいならええじゃろ?ワシも強くなるし」
「周りの影響えぐいからだめな」
「はーケチじゃのう…」
「これをみろ…」
乾きかけのカサカサなスラちゃんを見せる
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