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新生活スタート!
俺とルー君とライリオの公爵家ツアー
俺がルー君に困った大人を癒して貰っている間に、ライリオが出てきた。
「あああ!!サフィ!…え?お父様?何をして…うわあああ!!何その子!犬?猫?可愛いっ!!」
「ねこ。ぼくのねこ」
「サフィ?ええ?父上?何をして…」
もう!静かにしてよっ。ルー君が起きちゃうで…
「にゃあ?」
ああ!もう!起きちゃったでしょおがっ!
ルー君はとても良い子なので、寝起きでもご機嫌だった。
にゃうんにゃうんと公爵の手に懐き、ゴロゴロいいながらぐいぐい頭を押し付けている。
あの公爵が「ガビーン!」という顔をして余りの可愛さに打ち震えている。
うんうん。可愛いでしょ!
でも、ちょっとじぇらしー!公爵め!!
可愛い可愛いルー君を見つけて、リオがワクワクしながら手を伸ばす。
「僕も、僕もいい?」
「うむ。そおっとね。そおーっと!つよくしたらダメ」
俺は遠慮しながらもソワソワを隠せないライにも許可を出してやった。
「ライも触っていいよ」
公爵が子供たちに気付き、場所を譲ってやっている。少し惜しそうな様子だが、大人の対応だ。エライぞ公爵!あとで気が向いたら褒めてやる!
ライリオはそおっと手を伸ばし、ルー君を撫で…
「ふわあああ!!ふっかふかだああ!」
「………可愛いな…。これは…とても可愛い……。…手がしっかりしているね?この子は猫…なのかな?犬じゃないかい?」
「ねこです!おみみがさんかくなので!」
「そ、そうか、耳が三角だからか。…うん、可愛い猫だね」
一瞬でメロメロになった。
ルー君はもしかして魅了の魔法とか使えるのかもしれない。魔性の子猫様だな!
俺はうにゃんうにゃん言っているルー君を抱き上げ、2人に教えてあげた。
「このこ、ぼくのおとうとにした。エリアスがくれたの。ましょうのねこかもしれない」
そして、ゲイルにしたみたいにルー君の両手をにゃんにゃんさせてルー君に自己紹介させる。
「ぼく、ルーくん。サフィのおとうとだよ。よろしくね」
「ぐっ……!」
「うわあ……っ!」
「なっ……!!」
3人がそれぞれ奇声を発して固まった。
やはりルー君の可愛さにやられてしまったようだ。ルー君最強。俺の弟、つよつよ!
名残惜しそうな公爵と分かれた俺たちは、新・公爵家ツアーに。
まずはゲイル一家が間借りしているゾーン。
階段からすぐ左手が、子供用図書室。
その奥は以前は来客者用ゲストルーム、今はご存じ俺とゲイルのお部屋。
8部屋あったうちの3つの部屋をぶち抜いて作っちゃった例のお部屋です。
俺の部屋のすぐ隣に新たに設置されていたのが「転移ゲートの部屋」。
ここはリオが俺を待って待機していた部屋である。
王家や伯爵家、サフィール侯爵家など重要な場所に繋がるゲートだから、部屋の鍵は基本的にゲイルと公爵が持つ。
特例として、ゲートで俺の為に行き来しなくちゃいけないティガーも。
マリーは…マリーなので持たせないそうです。それがいいと俺も思う。
ゲートの部屋には結界が。登録者しか入れないようにしてあるんだって。
2重3重に対策してあるんだね。
ちなみに俺の部屋からゲートのお部屋に直通のドアもできておりました。いたれりつくせり。
そのゲートの部屋の奥に、これも新たにできていたのが、ゲイルと俺専用食堂!
お昼ご飯を食べたお部屋でえっす!
ゲストルームの残りの4部屋のうち2部屋を例によってぶち抜いておりまあす!
そしてゲストルームの残りの2部屋をぶち抜いて作られていたのが…「サフィのフリールーム!」
なにそれなにそれ?!
要するに、ダンスを習ったりだとか、お勉強したりだとか、魔法の訓練だとか、剣の訓練だとか、なんにでも使えるお部屋って感じみたい。
壁とかには強化魔法ががっつりしっかりとかかっていて、ちょっとやそっとの衝撃ではびくともしないそうな。ほえー…。
付属の小さな部屋にはテーブルとか机とかが収納されていて、用途に合わせてセッティングしてくれるってさ!
ティガーが!
「ここに、運動もできるよう器具を用意しとくからな!」
ああ!もしかして昨日の夜「運動させよう」って相談してたやつ?
ここかあ…。何を置かれちゃうんだろ…。ルームランナーとかって、この世界にあるのかな?
ちなみに後で見にいったらトランポリンみたいなやつと、前後に揺らせる木馬みたいなやつが置かれていた。
ちょっと楽しそうでよき。
足と腰を鍛えるんだそうな。
これで階段上がって左手、よーするにこれまでの来客用ゾーンのすべてをゲイル家が占拠した形となっておりまああす!えっへん!
いいのか、公爵家!
さて、戻りまして。
俺の部屋から階段を挟んで右手に参りまーす。
右手すぐはまた子供用の図書室。その向こうには公爵家のお部屋。まあ、この辺は変わらない感じですな。
2階右が公爵家、左がゲイル家、って感じね。
でもって、1階に移動。
ここはあまり変わっていない。
入ってすぐのホールには簡易的な椅子やテーブルが。
ちょっとした用の人は、部屋に通されずにここで待つことになる。
その奥に、来客用の大食堂、ダンスホール&バルコニー、公爵家の家族用食堂、調理室。
お茶を飲む半温室みたいなサンルーム。
大きな公爵家の図書室などがあった。
さて、ここからが増設されたゾーンとなる。
ダンスホールを抜けた先に、新たに増設されていたのが「サフィ専用剣術訓練所」である。
ここは、たとえて言えば、屋根付きの闘技場!下は土で、周りを高い壁で囲われた円形のドームだ。
広さは王家の訓練所の3分の2くらい。王家が広すぎただけで、俺的には充分な広さ。
ここは、俺の魔法訓練所も兼ねているんだって。大きなゴーレムを出したりできるように、天井は開閉式になっているそうだ。
ちなみに、壁の周りには隠蔽魔法がかけてあり、屋敷の外からは見えないようになっていた。
完璧じゃん!
バイツー先生、色々頑張ってくれてたんだね!ありがとね!今度お礼をいわねば!
それで、何よりも俺を驚かしたのは、その訓練所の片隅に作られたある場所だった。
「うま!!うまだ!!!」
俺は一気に駆け出した。
なにこれなにこれーー!!本物のお馬さんがいる!!
ここって俺の訓練所でしょ。てことは、てことはーー!!!
俺はワクワクとライリオを振り返る。
「うん。サフィの馬だよ」
「ゲイル叔父様が下さったんだ。まだ仔馬だからね、これからサフィが色々と教えていくんだよ」
「うそでしょ?!ぼく、おうまさんのことなんにもしらない…」
教えるも何も!教えて欲しいのは俺の方なんですが?!
「大丈夫、僕たちに任せて!一緒にやろうね!」
リオがドンと胸を叩いた。頼もしい!
ちなみに、仔馬はまだ生まれたばかりなんだって。今はまだ人にならす途中だからもう少し待ってね、っていうので、今日はお触りは無し。残念!
前にゲイルが「もうすぐ生まれる」って言ってた馬かな?
もう少し大きくなってからお世話をさせてもらえるらしい。
すっごく楽しみだ。
名前も俺がつけていいんだって!
よおっし!いい名前をつけてあげるからね!
白馬だから、白にちなんだ名前にしよう。
フンスと張り切る俺に、リオが自慢げに胸を張った。
「ここはね、その扉を開けると中庭に繋がってるんだよ!
毎朝お散歩したら、僕と一緒にお馬さんのお世話をしよう!
この子はまだ子供だから慣れるまでここにいるんだけど、外にも馬房があるんだ。
僕の馬はお外にいるんだよ。僕も毎日自分でお世話してるの。
その方が仲良くなれるから。だからサフィにお世話の仕方教えてあげる!」
ライもこう申し出てくれた。
「ゲイル叔父様が教えてくれるはずだが、私も馬の乗り方なら教えられる。
私たちに任せて欲しい」
やるじゃん、ライリオ!
「じゃあ、ライリオがおうまさんのせんせいだね。よろしく」
そのタイミングで、まるで「まかせろ!」っていうみたいにルー君が「にゃおん」と鳴いた。
「あははは!代わりにルー君が返事をしてくれたね」
「ルーくん、かしこーい!」
俺も一緒に笑いながら、こういうのもいいな、なんてちょっと思った。
「あああ!!サフィ!…え?お父様?何をして…うわあああ!!何その子!犬?猫?可愛いっ!!」
「ねこ。ぼくのねこ」
「サフィ?ええ?父上?何をして…」
もう!静かにしてよっ。ルー君が起きちゃうで…
「にゃあ?」
ああ!もう!起きちゃったでしょおがっ!
ルー君はとても良い子なので、寝起きでもご機嫌だった。
にゃうんにゃうんと公爵の手に懐き、ゴロゴロいいながらぐいぐい頭を押し付けている。
あの公爵が「ガビーン!」という顔をして余りの可愛さに打ち震えている。
うんうん。可愛いでしょ!
でも、ちょっとじぇらしー!公爵め!!
可愛い可愛いルー君を見つけて、リオがワクワクしながら手を伸ばす。
「僕も、僕もいい?」
「うむ。そおっとね。そおーっと!つよくしたらダメ」
俺は遠慮しながらもソワソワを隠せないライにも許可を出してやった。
「ライも触っていいよ」
公爵が子供たちに気付き、場所を譲ってやっている。少し惜しそうな様子だが、大人の対応だ。エライぞ公爵!あとで気が向いたら褒めてやる!
ライリオはそおっと手を伸ばし、ルー君を撫で…
「ふわあああ!!ふっかふかだああ!」
「………可愛いな…。これは…とても可愛い……。…手がしっかりしているね?この子は猫…なのかな?犬じゃないかい?」
「ねこです!おみみがさんかくなので!」
「そ、そうか、耳が三角だからか。…うん、可愛い猫だね」
一瞬でメロメロになった。
ルー君はもしかして魅了の魔法とか使えるのかもしれない。魔性の子猫様だな!
俺はうにゃんうにゃん言っているルー君を抱き上げ、2人に教えてあげた。
「このこ、ぼくのおとうとにした。エリアスがくれたの。ましょうのねこかもしれない」
そして、ゲイルにしたみたいにルー君の両手をにゃんにゃんさせてルー君に自己紹介させる。
「ぼく、ルーくん。サフィのおとうとだよ。よろしくね」
「ぐっ……!」
「うわあ……っ!」
「なっ……!!」
3人がそれぞれ奇声を発して固まった。
やはりルー君の可愛さにやられてしまったようだ。ルー君最強。俺の弟、つよつよ!
名残惜しそうな公爵と分かれた俺たちは、新・公爵家ツアーに。
まずはゲイル一家が間借りしているゾーン。
階段からすぐ左手が、子供用図書室。
その奥は以前は来客者用ゲストルーム、今はご存じ俺とゲイルのお部屋。
8部屋あったうちの3つの部屋をぶち抜いて作っちゃった例のお部屋です。
俺の部屋のすぐ隣に新たに設置されていたのが「転移ゲートの部屋」。
ここはリオが俺を待って待機していた部屋である。
王家や伯爵家、サフィール侯爵家など重要な場所に繋がるゲートだから、部屋の鍵は基本的にゲイルと公爵が持つ。
特例として、ゲートで俺の為に行き来しなくちゃいけないティガーも。
マリーは…マリーなので持たせないそうです。それがいいと俺も思う。
ゲートの部屋には結界が。登録者しか入れないようにしてあるんだって。
2重3重に対策してあるんだね。
ちなみに俺の部屋からゲートのお部屋に直通のドアもできておりました。いたれりつくせり。
そのゲートの部屋の奥に、これも新たにできていたのが、ゲイルと俺専用食堂!
お昼ご飯を食べたお部屋でえっす!
ゲストルームの残りの4部屋のうち2部屋を例によってぶち抜いておりまあす!
そしてゲストルームの残りの2部屋をぶち抜いて作られていたのが…「サフィのフリールーム!」
なにそれなにそれ?!
要するに、ダンスを習ったりだとか、お勉強したりだとか、魔法の訓練だとか、剣の訓練だとか、なんにでも使えるお部屋って感じみたい。
壁とかには強化魔法ががっつりしっかりとかかっていて、ちょっとやそっとの衝撃ではびくともしないそうな。ほえー…。
付属の小さな部屋にはテーブルとか机とかが収納されていて、用途に合わせてセッティングしてくれるってさ!
ティガーが!
「ここに、運動もできるよう器具を用意しとくからな!」
ああ!もしかして昨日の夜「運動させよう」って相談してたやつ?
ここかあ…。何を置かれちゃうんだろ…。ルームランナーとかって、この世界にあるのかな?
ちなみに後で見にいったらトランポリンみたいなやつと、前後に揺らせる木馬みたいなやつが置かれていた。
ちょっと楽しそうでよき。
足と腰を鍛えるんだそうな。
これで階段上がって左手、よーするにこれまでの来客用ゾーンのすべてをゲイル家が占拠した形となっておりまああす!えっへん!
いいのか、公爵家!
さて、戻りまして。
俺の部屋から階段を挟んで右手に参りまーす。
右手すぐはまた子供用の図書室。その向こうには公爵家のお部屋。まあ、この辺は変わらない感じですな。
2階右が公爵家、左がゲイル家、って感じね。
でもって、1階に移動。
ここはあまり変わっていない。
入ってすぐのホールには簡易的な椅子やテーブルが。
ちょっとした用の人は、部屋に通されずにここで待つことになる。
その奥に、来客用の大食堂、ダンスホール&バルコニー、公爵家の家族用食堂、調理室。
お茶を飲む半温室みたいなサンルーム。
大きな公爵家の図書室などがあった。
さて、ここからが増設されたゾーンとなる。
ダンスホールを抜けた先に、新たに増設されていたのが「サフィ専用剣術訓練所」である。
ここは、たとえて言えば、屋根付きの闘技場!下は土で、周りを高い壁で囲われた円形のドームだ。
広さは王家の訓練所の3分の2くらい。王家が広すぎただけで、俺的には充分な広さ。
ここは、俺の魔法訓練所も兼ねているんだって。大きなゴーレムを出したりできるように、天井は開閉式になっているそうだ。
ちなみに、壁の周りには隠蔽魔法がかけてあり、屋敷の外からは見えないようになっていた。
完璧じゃん!
バイツー先生、色々頑張ってくれてたんだね!ありがとね!今度お礼をいわねば!
それで、何よりも俺を驚かしたのは、その訓練所の片隅に作られたある場所だった。
「うま!!うまだ!!!」
俺は一気に駆け出した。
なにこれなにこれーー!!本物のお馬さんがいる!!
ここって俺の訓練所でしょ。てことは、てことはーー!!!
俺はワクワクとライリオを振り返る。
「うん。サフィの馬だよ」
「ゲイル叔父様が下さったんだ。まだ仔馬だからね、これからサフィが色々と教えていくんだよ」
「うそでしょ?!ぼく、おうまさんのことなんにもしらない…」
教えるも何も!教えて欲しいのは俺の方なんですが?!
「大丈夫、僕たちに任せて!一緒にやろうね!」
リオがドンと胸を叩いた。頼もしい!
ちなみに、仔馬はまだ生まれたばかりなんだって。今はまだ人にならす途中だからもう少し待ってね、っていうので、今日はお触りは無し。残念!
前にゲイルが「もうすぐ生まれる」って言ってた馬かな?
もう少し大きくなってからお世話をさせてもらえるらしい。
すっごく楽しみだ。
名前も俺がつけていいんだって!
よおっし!いい名前をつけてあげるからね!
白馬だから、白にちなんだ名前にしよう。
フンスと張り切る俺に、リオが自慢げに胸を張った。
「ここはね、その扉を開けると中庭に繋がってるんだよ!
毎朝お散歩したら、僕と一緒にお馬さんのお世話をしよう!
この子はまだ子供だから慣れるまでここにいるんだけど、外にも馬房があるんだ。
僕の馬はお外にいるんだよ。僕も毎日自分でお世話してるの。
その方が仲良くなれるから。だからサフィにお世話の仕方教えてあげる!」
ライもこう申し出てくれた。
「ゲイル叔父様が教えてくれるはずだが、私も馬の乗り方なら教えられる。
私たちに任せて欲しい」
やるじゃん、ライリオ!
「じゃあ、ライリオがおうまさんのせんせいだね。よろしく」
そのタイミングで、まるで「まかせろ!」っていうみたいにルー君が「にゃおん」と鳴いた。
「あははは!代わりにルー君が返事をしてくれたね」
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