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番外編(side健)
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奈緒が食べ終わるのを待ち、静かに彼女の様子を窺っていた。
奈緒も俺の視線に気付いていたが、敢えて話をしようとはしない。
はぁっと息を吐いて、続きを話すことにした。
「さっきの続きだけどさ。俺の予想では、ほとんどの場合、騎乗位でおまえが必死になって動いてる気がするんだけど。」
「な、なんで・・・。」
奈緒は言葉に詰まっている。
図星か・・・。
少しだけ素の奈緒に戻ってるみたいだな。
そんな奈緒にさらに言葉を被せた。
「・・・おまえ、舐められるの初めてだっただろう。」
「え?舐めるってどこ・・・・・・っ!な、何言ってるのよぉ!!」
顔を真っ赤にさせながら奈緒は俺に向かって叫んだ。
やはりこれも図星か。
思ってた通りだな。
奈緒を抱いていた時にいろいろと気付いたんだよな。
付き合った男の数が多いと聞いていたのに、奈緒の動き一つ一つがやけにぎこちない。
愛撫に慣れてないのか?
そう思いながら、彼女の核心を舌で攻めたとたんにやけに驚き慌てていた。
普通、そういう経験があればある程度の予測は出来る。
しかし奈緒は全くそんな感じではなかった。
つまり、その結果が先程の奈緒の反応に繋がるわけだ。
「なぁ、奈緒。昨日、俺に抱かれて正直、どう思った?」
「どうって・・・。」
「他の男達と明らかに違ったんじゃないのか?」
「そりゃあ・・・違ったわよ。だって相手が健ちゃんなんだもん。全然タイプが違うし。」
「ばか、そういう事じゃなくてだなぁ。あぁー、もう!おまえは本当に鈍い!俺とのセックスが今までで一番感じたんじゃないのかって聞いてんだよ!」
「な、何よ。そんなに怒らなくていいでしょ?」
むっとした顔で奈緒が睨んできた。
「鈍いおまえが悪い。それで?どうなんだ?」
真面目に奈緒に聞いた。
これで肯定の反応を示せば、元彼達と別れた原因は決定的だ。
俺が冗談で聴いているのではないと奈緒も悟ったのか、俯いてゆっくりと話し出した。
「いままで私、相手の男に好かれようとこれでもいろいろ頑張ってたのよ。相手が望む女性をずっと演じたり、相手の好きそうな格好をしたり。それから・・・相手が好きなセックスをしたり。でもね、昨日はそんなことを考える暇がなかった。ううん、違う。健ちゃんだから深く考えずに済んだんだと思う。健ちゃんに抱かれて・・・今までの自分が全く意味のないように感じたわ。今までの男達とのセックスってなんだったの?って。言葉じゃ、言い表せられないくらい感じた。自分がわからなくなるくらい何度も達した。あんなに乱れたの、初めてだった。」
言い終わった奈緒は、ゆっくりと視線を上げ、俺を真っ直ぐに見つめてきた。
「本当の奈緒は、ぐいぐい引っ張っていくタイプじゃないんだ。全くの逆。引っ張ってやらなきゃいけない女なんだよ。今までの男は、そこまで見極められなかったんだ。そんな頼りない元彼達はセックスでも奈緒に主導権を握っていてほしかったんだと思う。自分をもっとリードしてくれるようなそんなセックスを望んでいたんだ。いくら奈緒がそういうフリをしてセックスをしたとしても、男はだいたい気付くよ。奈緒が無理をしてるって。好きになった女のことなんだからなおさらだ。だから皆、別れを選んだんだよ。」
「え?」
「皆、これからのことを考えたのさ。別れたら奈緒は無理をする必要もなくなり、男はもっと相性のいい女を捕まえる事が出来る。お互いに最善の選択だろう?でも相手の男は優しい奴らだな。身体だけの関係を続けようとは思わないんだから。まぁ、あの頼りない男達はそんな勇気もないかもしれないがな。」
「ひどい・・・。」
「でもよかったんじゃないか?こうやって俺と朝食を一緒に食べれるようになったんだしさ。」
「健ちゃんって・・・言ってて恥ずかしくないの?」
奈緒が俺を覗き込んできた。
「別に。自分の気持ちを言っただけだし。奈緒が意識しすぎるんだよ。」
「そう・・・なの?」
「ああ。だから奈緒も素直になれよ。頼むから昨日みたいに意地を張るのは止めてくれ。毎回あれじゃ、俺の体力がもたん。」
「はぁ?そっちが勝手に始めたんでしょ!私だってあんなの・・・ごめんだわ!」
「嘘つけ!すっげー気持ちよさそうに喘いでたじゃないか。」
「っ!!もう、最悪!なんで健ちゃんと寝ちゃったんだろう!自分で自分がイヤになる!」
大声で言い放ちつと、奈緒は立ち上がって自分の部屋へ入り、思いっきりドアをバタンッと閉めた。
ホントに奈緒は気性が激しい。
見ているだけなら飽きないが、実際に相手をするとなると相当な忍耐力が必要だろうな。
俺の場合、それを幾度となく経験しているから対処法は熟知している。
放っておくに限る。
ということで、帰ろう。
さっさと身支度を済ませると、
「奈緒、帰る。じゃあな。」
玄関先でそう言って、奈緒の返事も聞かずに部屋を後にした。
俺って結構、サディストかもしれないな。
そんなことを考えながら、シャワーを浴びた。
身体に纏わりつく雫をタオルで拭き取りながらリビングで寛いでいると、勢い良く携帯が鳴り響いた。
来たか・・・。
相手が誰かなんて、見なくてもわかる。
奈緒しかいない。
通話ボタンを押し、耳にそれを押し当てた。
「もしもし。」
『信じらんない!なんで帰ってんのよ!?』
キンキンに響き渡る声に思わず、携帯を耳から遠退けた。
「煩いって。」
『煩いって何よ!そうさせたのは健ちゃんでしょ!?』
「はいはい。とりあえず用件を言えよ。」
『健ちゃん、冷たい。そんな突き放す言い方しなくてもいいじゃない。せっかくここまで来たのに・・・。』
ここまで?来た?
「おい。今、どこにいるんだよ。」
『・・・下。』
「下?って俺のマンションの1階ってことか!?」
『うん。』
思わずベランダに駆け寄り、下を見下ろした。
しかしベランダから見える場所はマンションの玄関とは別の位置で奈緒の存在を確認することができない。
そんな俺に向かって奈緒の声が携帯から静かに聞こえてきた。
『ねぇ、健ちゃん。私のこと、面倒くさいって思った?抱いて後悔してる?正直に答えて欲しいの。ほら私、振られ慣れてるからさ、もうすぱっーと言っちゃっていいよ。』
「バカなこと言ってねぇで、さっさと上がって来い!」
『・・・行ってもいいの?』
「当たり前だろ?奈緒は俺の彼女なんだから。」
『え・・・。』
「なんだよ、不満なのか?」
『ううん、そうじゃなくて。まだ健ちゃんの彼女でいいんだって思って。ほら言ったでしょ?今までの男はヤった後に別れ・・・。』
「ストップ!俺を他の男と一緒にしてほしくないね。少なくとも俺は奈緒と別れようなんて思わない。まぁ奈緒が別れたいなら別だけどな。」
『そんなこと思うはずないじゃない!・・・自分から告白するくらい好きなんだから。』
後半は恥ずかしそうに小さな声で言う奈緒。
見なくてもわかる奈緒の仕草が堪らなく愛しい。
あーもう待ってらんねぇ!
迎えに行く!
奈緒の顔を早く見たい、早くこの手で奈緒を抱きしめたい、その一心で部屋を飛び出す。
ちょうどエレベータが下層からやってきて扉が開く。
するとそこから奈緒が出てきた。
声よりもまず手が出ていた。
奈緒を思いっきり抱きしめ、奈緒の存在を確認する。
「け、健ちゃん?」
「来るのが遅い!いつまで待たせる気だ?」
「そんなこと言ったってエレベータがなかなか来な・・・。」
彼女の言葉をキスで遮った。
唇を離すと奈緒が顔を赤くして俯いた。
「奈緒、俺はおまえのことを面倒くさいって思ってないし、後悔もしてない。むしろ抱いてもう手放せないって思った。それがおまえの質問の答えだ。納得した?」
「でも・・・さっさと帰ったじゃない。」
拗ねたように口を尖らせて奈緒が言う。
そんな仕草も俺を高ぶらせるということを奈緒はわかっていない。
「奈緒が意地を張るからだろう?だからちょっと意地悪しただけ。どうせすぐに連絡してくるだろうと思ったし。まさか来るとは思わなかったけどな。」
「・・・焦ったんだから。健ちゃんまでいなくなっちゃうの?って・・・思ったら怖かった。」
俺のシャツをギュッと掴んで奈緒は視線を落として言った。
「ちょっとは俺を信用しろよ。言っただろう?ヤバイくらい俺好みだって。絶対、他の男の前ではこんな姿見せるんじゃねーぞ。」
「こんな姿って・・・いつもの姿でしょ?」
「違うっつーの。本当の奈緒って意味だよ。知ってればいいのは俺だけだからさ。」
「うん・・・健ちゃんだけ。」
「よし!じゃあ仲直りの儀式といこうぜ。」
「儀式?」
不思議そうな顔をした奈緒をそのまま引っ張って、家の中へそしてさらに寝室へと連れて行く。
「健ちゃん・・・まさか。」
奈緒がようやく意味を理解したらしい。
「さて、思いっきり最高の仲直りをしような。」
俺の気持ちがどれだけマジなのか、たっぷりとそれを教えてやるよ。
その身体にな。
顔を引き攣らせる彼女ににっこりと微笑んだ。
奈緒も俺の視線に気付いていたが、敢えて話をしようとはしない。
はぁっと息を吐いて、続きを話すことにした。
「さっきの続きだけどさ。俺の予想では、ほとんどの場合、騎乗位でおまえが必死になって動いてる気がするんだけど。」
「な、なんで・・・。」
奈緒は言葉に詰まっている。
図星か・・・。
少しだけ素の奈緒に戻ってるみたいだな。
そんな奈緒にさらに言葉を被せた。
「・・・おまえ、舐められるの初めてだっただろう。」
「え?舐めるってどこ・・・・・・っ!な、何言ってるのよぉ!!」
顔を真っ赤にさせながら奈緒は俺に向かって叫んだ。
やはりこれも図星か。
思ってた通りだな。
奈緒を抱いていた時にいろいろと気付いたんだよな。
付き合った男の数が多いと聞いていたのに、奈緒の動き一つ一つがやけにぎこちない。
愛撫に慣れてないのか?
そう思いながら、彼女の核心を舌で攻めたとたんにやけに驚き慌てていた。
普通、そういう経験があればある程度の予測は出来る。
しかし奈緒は全くそんな感じではなかった。
つまり、その結果が先程の奈緒の反応に繋がるわけだ。
「なぁ、奈緒。昨日、俺に抱かれて正直、どう思った?」
「どうって・・・。」
「他の男達と明らかに違ったんじゃないのか?」
「そりゃあ・・・違ったわよ。だって相手が健ちゃんなんだもん。全然タイプが違うし。」
「ばか、そういう事じゃなくてだなぁ。あぁー、もう!おまえは本当に鈍い!俺とのセックスが今までで一番感じたんじゃないのかって聞いてんだよ!」
「な、何よ。そんなに怒らなくていいでしょ?」
むっとした顔で奈緒が睨んできた。
「鈍いおまえが悪い。それで?どうなんだ?」
真面目に奈緒に聞いた。
これで肯定の反応を示せば、元彼達と別れた原因は決定的だ。
俺が冗談で聴いているのではないと奈緒も悟ったのか、俯いてゆっくりと話し出した。
「いままで私、相手の男に好かれようとこれでもいろいろ頑張ってたのよ。相手が望む女性をずっと演じたり、相手の好きそうな格好をしたり。それから・・・相手が好きなセックスをしたり。でもね、昨日はそんなことを考える暇がなかった。ううん、違う。健ちゃんだから深く考えずに済んだんだと思う。健ちゃんに抱かれて・・・今までの自分が全く意味のないように感じたわ。今までの男達とのセックスってなんだったの?って。言葉じゃ、言い表せられないくらい感じた。自分がわからなくなるくらい何度も達した。あんなに乱れたの、初めてだった。」
言い終わった奈緒は、ゆっくりと視線を上げ、俺を真っ直ぐに見つめてきた。
「本当の奈緒は、ぐいぐい引っ張っていくタイプじゃないんだ。全くの逆。引っ張ってやらなきゃいけない女なんだよ。今までの男は、そこまで見極められなかったんだ。そんな頼りない元彼達はセックスでも奈緒に主導権を握っていてほしかったんだと思う。自分をもっとリードしてくれるようなそんなセックスを望んでいたんだ。いくら奈緒がそういうフリをしてセックスをしたとしても、男はだいたい気付くよ。奈緒が無理をしてるって。好きになった女のことなんだからなおさらだ。だから皆、別れを選んだんだよ。」
「え?」
「皆、これからのことを考えたのさ。別れたら奈緒は無理をする必要もなくなり、男はもっと相性のいい女を捕まえる事が出来る。お互いに最善の選択だろう?でも相手の男は優しい奴らだな。身体だけの関係を続けようとは思わないんだから。まぁ、あの頼りない男達はそんな勇気もないかもしれないがな。」
「ひどい・・・。」
「でもよかったんじゃないか?こうやって俺と朝食を一緒に食べれるようになったんだしさ。」
「健ちゃんって・・・言ってて恥ずかしくないの?」
奈緒が俺を覗き込んできた。
「別に。自分の気持ちを言っただけだし。奈緒が意識しすぎるんだよ。」
「そう・・・なの?」
「ああ。だから奈緒も素直になれよ。頼むから昨日みたいに意地を張るのは止めてくれ。毎回あれじゃ、俺の体力がもたん。」
「はぁ?そっちが勝手に始めたんでしょ!私だってあんなの・・・ごめんだわ!」
「嘘つけ!すっげー気持ちよさそうに喘いでたじゃないか。」
「っ!!もう、最悪!なんで健ちゃんと寝ちゃったんだろう!自分で自分がイヤになる!」
大声で言い放ちつと、奈緒は立ち上がって自分の部屋へ入り、思いっきりドアをバタンッと閉めた。
ホントに奈緒は気性が激しい。
見ているだけなら飽きないが、実際に相手をするとなると相当な忍耐力が必要だろうな。
俺の場合、それを幾度となく経験しているから対処法は熟知している。
放っておくに限る。
ということで、帰ろう。
さっさと身支度を済ませると、
「奈緒、帰る。じゃあな。」
玄関先でそう言って、奈緒の返事も聞かずに部屋を後にした。
俺って結構、サディストかもしれないな。
そんなことを考えながら、シャワーを浴びた。
身体に纏わりつく雫をタオルで拭き取りながらリビングで寛いでいると、勢い良く携帯が鳴り響いた。
来たか・・・。
相手が誰かなんて、見なくてもわかる。
奈緒しかいない。
通話ボタンを押し、耳にそれを押し当てた。
「もしもし。」
『信じらんない!なんで帰ってんのよ!?』
キンキンに響き渡る声に思わず、携帯を耳から遠退けた。
「煩いって。」
『煩いって何よ!そうさせたのは健ちゃんでしょ!?』
「はいはい。とりあえず用件を言えよ。」
『健ちゃん、冷たい。そんな突き放す言い方しなくてもいいじゃない。せっかくここまで来たのに・・・。』
ここまで?来た?
「おい。今、どこにいるんだよ。」
『・・・下。』
「下?って俺のマンションの1階ってことか!?」
『うん。』
思わずベランダに駆け寄り、下を見下ろした。
しかしベランダから見える場所はマンションの玄関とは別の位置で奈緒の存在を確認することができない。
そんな俺に向かって奈緒の声が携帯から静かに聞こえてきた。
『ねぇ、健ちゃん。私のこと、面倒くさいって思った?抱いて後悔してる?正直に答えて欲しいの。ほら私、振られ慣れてるからさ、もうすぱっーと言っちゃっていいよ。』
「バカなこと言ってねぇで、さっさと上がって来い!」
『・・・行ってもいいの?』
「当たり前だろ?奈緒は俺の彼女なんだから。」
『え・・・。』
「なんだよ、不満なのか?」
『ううん、そうじゃなくて。まだ健ちゃんの彼女でいいんだって思って。ほら言ったでしょ?今までの男はヤった後に別れ・・・。』
「ストップ!俺を他の男と一緒にしてほしくないね。少なくとも俺は奈緒と別れようなんて思わない。まぁ奈緒が別れたいなら別だけどな。」
『そんなこと思うはずないじゃない!・・・自分から告白するくらい好きなんだから。』
後半は恥ずかしそうに小さな声で言う奈緒。
見なくてもわかる奈緒の仕草が堪らなく愛しい。
あーもう待ってらんねぇ!
迎えに行く!
奈緒の顔を早く見たい、早くこの手で奈緒を抱きしめたい、その一心で部屋を飛び出す。
ちょうどエレベータが下層からやってきて扉が開く。
するとそこから奈緒が出てきた。
声よりもまず手が出ていた。
奈緒を思いっきり抱きしめ、奈緒の存在を確認する。
「け、健ちゃん?」
「来るのが遅い!いつまで待たせる気だ?」
「そんなこと言ったってエレベータがなかなか来な・・・。」
彼女の言葉をキスで遮った。
唇を離すと奈緒が顔を赤くして俯いた。
「奈緒、俺はおまえのことを面倒くさいって思ってないし、後悔もしてない。むしろ抱いてもう手放せないって思った。それがおまえの質問の答えだ。納得した?」
「でも・・・さっさと帰ったじゃない。」
拗ねたように口を尖らせて奈緒が言う。
そんな仕草も俺を高ぶらせるということを奈緒はわかっていない。
「奈緒が意地を張るからだろう?だからちょっと意地悪しただけ。どうせすぐに連絡してくるだろうと思ったし。まさか来るとは思わなかったけどな。」
「・・・焦ったんだから。健ちゃんまでいなくなっちゃうの?って・・・思ったら怖かった。」
俺のシャツをギュッと掴んで奈緒は視線を落として言った。
「ちょっとは俺を信用しろよ。言っただろう?ヤバイくらい俺好みだって。絶対、他の男の前ではこんな姿見せるんじゃねーぞ。」
「こんな姿って・・・いつもの姿でしょ?」
「違うっつーの。本当の奈緒って意味だよ。知ってればいいのは俺だけだからさ。」
「うん・・・健ちゃんだけ。」
「よし!じゃあ仲直りの儀式といこうぜ。」
「儀式?」
不思議そうな顔をした奈緒をそのまま引っ張って、家の中へそしてさらに寝室へと連れて行く。
「健ちゃん・・・まさか。」
奈緒がようやく意味を理解したらしい。
「さて、思いっきり最高の仲直りをしような。」
俺の気持ちがどれだけマジなのか、たっぷりとそれを教えてやるよ。
その身体にな。
顔を引き攣らせる彼女ににっこりと微笑んだ。
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