121 / 133
最終章 夫婦と、家族
18 ジーク視点 変わったもの、変わらないもの
しおりを挟む
身体の向きを変え、さあ来いと手を広げる。
きっと、今の僕はいい笑顔をしているんだろう。
愛妻家として通っている僕であっても、こんな姿、他の人には見せられない。
でも、今は二人きりだからなんの問題もないのだ。
「調子に乗ってる……」
「リーンとエーリカより可愛い夫だからね」
「可愛い夫を自称されると、可愛くない……」
アイナは残念なものを見るような顔をしている。それでもすぐに気を取り直し、
「じゃ、じゃあ……いきます」
と宣言してから、遠慮がちに僕の胸に収まってくれた。
これくらいで恥じらうような仲でもないけれど、改めて自分から飛び込むのは恥ずかしいようだ。
胸板に置かれていた彼女の手が、僕の背に回された。
当然、こちらからも抱きしめ返す。
そうすることで、彼女の香りや感触が、より鮮明に感じられるようになった。
……うん、幸せだ。ものすごく幸せだ。
彼女の言う通り、昨日は少し寂しかった。
僕よりも大切なものができたら、毎日こんな感じになって、相手をしてもらえなくなるのかな。
そんなことを考えて、勝手に切なくなるぐらいには。
……子供じみているのは、わかってる。
でも、こんな「埋め合わせ」をされたら、寂しさも不安も、全て吹き飛んでしまった。
今、僕の腕の中にいるのは、恥ずかしくたって思いを言葉にして、小さな身体をめいっぱい使い、「あなたを大切に思っています」と全身で伝えてくれる人。
彼女のこういうところに、僕の心は支えられていた。
アイナが笑顔でいられる場所を守りたいと思うから、面倒なことや嫌なこともこなそうと思える。
外でちょっかいを出されても、僕には可愛い妻がいるからな、と思うとどうでもよくなる。
今日みたいないいことがあるなら、これからも頑張っていこうと気合いが入る。
でもそれはそれとして、一生こうしていたい。
あったかくて、柔らかくて、いい匂いがして。
愛しているとも、愛されているとも思える。
許されるなら、ずっとずっとこうしていたい……。
そんな気持ちを知ってか知らずか、アイナの腕が僕の背から胸へ移動し、そっと伸ばされる。
そうして僕と距離を作った彼女は、するりと僕の腕を抜け、離れていった。
一生このままでいたいと考えた直後に逃げられてしまった僕は、内心肩を落とす。
「ジーク」
「?」
アイナがくいくいと手を動かながら、部屋の奥へと進んでいく。
彼女についていくと、アイナはソファに腰を落ち着けた。
ああ、いつものように並んで座ってゆっくりしたいのかな。
そう思ったのだけど、アイナは、
「……ん」
とだけ言って、自分の膝をぽんぽんと軽く叩いた。
これは、つまり……。
「今日はずいぶんサービスするね……?」
「……膝枕、しない?」
「する。今すぐ行くから、そのままで」
ソファに身体を横たえ、柔らかな足に頭を乗せる。
その状態で正面を見れば、彼女の胸が視界に飛び込んできた。
実は果物が詰まっている。そんなことを言われても納得できる大きさだ。
視界も最高なのに、優しく頭を撫でられて……。
もう、このまま寝て、目が覚めなくてもいいかもしれない……。
そんなことを思ったけれど、即座に考え直す。
「いや、ダメだ……」
「何が?」
「……老後も君と一緒がいいなって話」
「どうして突然老後の話に……」
「あんまりにも幸せすぎて、何年先もずっとこうしていたいと思ったからだよ」
「……そっか」
……嘘は言っていない。
あまりの幸福感に血迷ってしまったけれど、基本的には、死んでたまるかって気持ちだ。
しっかりしているけど危なっかしいところもある彼女を、一人になんてしたくない。
僕がいなくなったら、アイナにちょっかいを出す男だって現れるかもしれない。
うん、嫌だ。嫌だな。絶対に嫌だ。
アイナの隣は僕のものだ。膝枕だって、他の男にさせてやるものか……。
顔の上にどーんと胸があるこの光景だって、他の奴に見せてやろうなんて思わない。
……それにしても、本当に眼福だ。
長生きして夫の座を守り続けるんだという方向から、いい眺めだなという方へ気持ちが移り変わっていく。
初めて膝枕をしてもらったのは、18歳の時だ。
とても心地よく、眺めも最高で、平静を装いながらも感動していたのを覚えている。
その頃はまだ若くて初心だったから、大人しくしていた。
でも、僕ももう23歳だし、婚約者ではなく夫だしで、もうちょっと、こう……。
手を伸ばしたりしてみても、大丈夫なんじゃないかなあ、って。
いや、なんというか……。「もう」「スケベ」と軽く怒られるぐらいのところで撤退すれば、膝枕を継続させながら、軽く触ったりもできるんじゃ……ないかって……。
引き際をわきまえれば、ちょっとぐらいいける気がする。
仕方のない人だと言われるだろうけど、今ならそれくらいで許される。僕はそう思う。
よし、ここは攻めてみよう。
何事も、チャレンジしなければ始まらないのだ。
目の前の膨らみめがけて手を伸ばそうとした、その時。
「ほんと、女の敵……」
「……!」
僕の髪をいじりながら、アイナは溜息交じりにそう言った。
女の敵という言葉を聞いて、嫌な汗が吹き出る。
敵……女性の……。アイナの……敵……。
ちょっとぐらい許してもらえるだろう。
そんな風に考えて調子に乗る男は、女性からすれば不快なのかもしれない。
夫婦であっても、限度というものがある。
気をつけていたつもりだったけど、そのラインを読み違えてしまったようだ。
「アイナ、いや、ちが、違くないけど、君が嫌がることをしたいわけじゃなくて、ちょっと触れ合えたらいいなって、そういう感じであってやましい気持ちは……。あった、けど、無理やり触ろうとは思ってなくて…………。触らないから、膝枕は継続でお願いします」
不快にさせたくせに頭をどかすこともせず、このままがいいと頼み込む。
我ながら、厚かましいし情けない男だ。
「えっと……? 髪の話、なんだけど……」
「えっ……?」
「そこまで気を使ってる感じでもないのに、さらさらでずるいなあって……」
「あ、ああ……。それで、女の敵って……」
「……」
「……」
なんとも言えない沈黙が訪れる。
そして、
「ジークって、紳士と見せかけて実はそうでもないよね……」
「男はみんなスケベなんだよ……」
「うるさい」
ぺちっと、とても軽く頭を叩かれた。
でも、どけとは言われなかったから、膝枕は続けてもらった。
きっと、今の僕はいい笑顔をしているんだろう。
愛妻家として通っている僕であっても、こんな姿、他の人には見せられない。
でも、今は二人きりだからなんの問題もないのだ。
「調子に乗ってる……」
「リーンとエーリカより可愛い夫だからね」
「可愛い夫を自称されると、可愛くない……」
アイナは残念なものを見るような顔をしている。それでもすぐに気を取り直し、
「じゃ、じゃあ……いきます」
と宣言してから、遠慮がちに僕の胸に収まってくれた。
これくらいで恥じらうような仲でもないけれど、改めて自分から飛び込むのは恥ずかしいようだ。
胸板に置かれていた彼女の手が、僕の背に回された。
当然、こちらからも抱きしめ返す。
そうすることで、彼女の香りや感触が、より鮮明に感じられるようになった。
……うん、幸せだ。ものすごく幸せだ。
彼女の言う通り、昨日は少し寂しかった。
僕よりも大切なものができたら、毎日こんな感じになって、相手をしてもらえなくなるのかな。
そんなことを考えて、勝手に切なくなるぐらいには。
……子供じみているのは、わかってる。
でも、こんな「埋め合わせ」をされたら、寂しさも不安も、全て吹き飛んでしまった。
今、僕の腕の中にいるのは、恥ずかしくたって思いを言葉にして、小さな身体をめいっぱい使い、「あなたを大切に思っています」と全身で伝えてくれる人。
彼女のこういうところに、僕の心は支えられていた。
アイナが笑顔でいられる場所を守りたいと思うから、面倒なことや嫌なこともこなそうと思える。
外でちょっかいを出されても、僕には可愛い妻がいるからな、と思うとどうでもよくなる。
今日みたいないいことがあるなら、これからも頑張っていこうと気合いが入る。
でもそれはそれとして、一生こうしていたい。
あったかくて、柔らかくて、いい匂いがして。
愛しているとも、愛されているとも思える。
許されるなら、ずっとずっとこうしていたい……。
そんな気持ちを知ってか知らずか、アイナの腕が僕の背から胸へ移動し、そっと伸ばされる。
そうして僕と距離を作った彼女は、するりと僕の腕を抜け、離れていった。
一生このままでいたいと考えた直後に逃げられてしまった僕は、内心肩を落とす。
「ジーク」
「?」
アイナがくいくいと手を動かながら、部屋の奥へと進んでいく。
彼女についていくと、アイナはソファに腰を落ち着けた。
ああ、いつものように並んで座ってゆっくりしたいのかな。
そう思ったのだけど、アイナは、
「……ん」
とだけ言って、自分の膝をぽんぽんと軽く叩いた。
これは、つまり……。
「今日はずいぶんサービスするね……?」
「……膝枕、しない?」
「する。今すぐ行くから、そのままで」
ソファに身体を横たえ、柔らかな足に頭を乗せる。
その状態で正面を見れば、彼女の胸が視界に飛び込んできた。
実は果物が詰まっている。そんなことを言われても納得できる大きさだ。
視界も最高なのに、優しく頭を撫でられて……。
もう、このまま寝て、目が覚めなくてもいいかもしれない……。
そんなことを思ったけれど、即座に考え直す。
「いや、ダメだ……」
「何が?」
「……老後も君と一緒がいいなって話」
「どうして突然老後の話に……」
「あんまりにも幸せすぎて、何年先もずっとこうしていたいと思ったからだよ」
「……そっか」
……嘘は言っていない。
あまりの幸福感に血迷ってしまったけれど、基本的には、死んでたまるかって気持ちだ。
しっかりしているけど危なっかしいところもある彼女を、一人になんてしたくない。
僕がいなくなったら、アイナにちょっかいを出す男だって現れるかもしれない。
うん、嫌だ。嫌だな。絶対に嫌だ。
アイナの隣は僕のものだ。膝枕だって、他の男にさせてやるものか……。
顔の上にどーんと胸があるこの光景だって、他の奴に見せてやろうなんて思わない。
……それにしても、本当に眼福だ。
長生きして夫の座を守り続けるんだという方向から、いい眺めだなという方へ気持ちが移り変わっていく。
初めて膝枕をしてもらったのは、18歳の時だ。
とても心地よく、眺めも最高で、平静を装いながらも感動していたのを覚えている。
その頃はまだ若くて初心だったから、大人しくしていた。
でも、僕ももう23歳だし、婚約者ではなく夫だしで、もうちょっと、こう……。
手を伸ばしたりしてみても、大丈夫なんじゃないかなあ、って。
いや、なんというか……。「もう」「スケベ」と軽く怒られるぐらいのところで撤退すれば、膝枕を継続させながら、軽く触ったりもできるんじゃ……ないかって……。
引き際をわきまえれば、ちょっとぐらいいける気がする。
仕方のない人だと言われるだろうけど、今ならそれくらいで許される。僕はそう思う。
よし、ここは攻めてみよう。
何事も、チャレンジしなければ始まらないのだ。
目の前の膨らみめがけて手を伸ばそうとした、その時。
「ほんと、女の敵……」
「……!」
僕の髪をいじりながら、アイナは溜息交じりにそう言った。
女の敵という言葉を聞いて、嫌な汗が吹き出る。
敵……女性の……。アイナの……敵……。
ちょっとぐらい許してもらえるだろう。
そんな風に考えて調子に乗る男は、女性からすれば不快なのかもしれない。
夫婦であっても、限度というものがある。
気をつけていたつもりだったけど、そのラインを読み違えてしまったようだ。
「アイナ、いや、ちが、違くないけど、君が嫌がることをしたいわけじゃなくて、ちょっと触れ合えたらいいなって、そういう感じであってやましい気持ちは……。あった、けど、無理やり触ろうとは思ってなくて…………。触らないから、膝枕は継続でお願いします」
不快にさせたくせに頭をどかすこともせず、このままがいいと頼み込む。
我ながら、厚かましいし情けない男だ。
「えっと……? 髪の話、なんだけど……」
「えっ……?」
「そこまで気を使ってる感じでもないのに、さらさらでずるいなあって……」
「あ、ああ……。それで、女の敵って……」
「……」
「……」
なんとも言えない沈黙が訪れる。
そして、
「ジークって、紳士と見せかけて実はそうでもないよね……」
「男はみんなスケベなんだよ……」
「うるさい」
ぺちっと、とても軽く頭を叩かれた。
でも、どけとは言われなかったから、膝枕は続けてもらった。
0
あなたにおすすめの小説
聖女を騙った少女は、二度目の生を自由に生きる
夕立悠理
恋愛
ある日、聖女として異世界に召喚された美香。その国は、魔物と戦っているらしく、兵士たちを励まして欲しいと頼まれた。しかし、徐々に戦況もよくなってきたところで、魔法の力をもった本物の『聖女』様が現れてしまい、美香は、聖女を騙った罪で、処刑される。
しかし、ギロチンの刃が落とされた瞬間、時間が巻き戻り、美香が召喚された時に戻り、美香は二度目の生を得る。美香は今度は魔物の元へ行き、自由に生きることにすると、かつては敵だったはずの魔王に溺愛される。
しかし、なぜか、美香を見捨てたはずの護衛も執着してきて――。
※小説家になろう様にも投稿しています
※感想をいただけると、とても嬉しいです
※著作権は放棄してません
婚約破棄までの168時間 悪役令嬢は断罪を回避したいだけなのに、無関心王子が突然溺愛してきて困惑しています
みゅー
恋愛
アレクサンドラ・デュカス公爵令嬢は舞踏会で、ある男爵令嬢から突然『悪役令嬢』として断罪されてしまう。
そして身に覚えのない罪を着せられ、婚約者である王太子殿下には婚約の破棄を言い渡された。
それでもアレクサンドラは、いつか無実を証明できる日が来ると信じて屈辱に耐えていた。
だが、無情にもそれを証明するまもなく男爵令嬢の手にかかり最悪の最期を迎えることになった。
ところが目覚めると自室のベッドの上におり、断罪されたはずの舞踏会から1週間前に戻っていた。
アレクサンドラにとって断罪される日まではたったの一週間しか残されていない。
こうして、その一週間でアレクサンドラは自身の身の潔白を証明するため奮闘することになるのだが……。
甘めな話になるのは20話以降です。
絶望?いえいえ、余裕です! 10年にも及ぶ婚約を解消されても化物令嬢はモフモフに夢中ですので
ハートリオ
恋愛
伯爵令嬢ステラは6才の時に隣国の公爵令息ディングに見初められて婚約し、10才から婚約者ディングの公爵邸の別邸で暮らしていた。
しかし、ステラを呼び寄せてすぐにディングは婚約を後悔し、ステラを放置する事となる。
異様な姿で異臭を放つ『化物令嬢』となったステラを嫌った為だ。
異国の公爵邸の別邸で一人放置される事となった10才の少女ステラだが。
公爵邸別邸は森の中にあり、その森には白いモフモフがいたので。
『ツン』だけど優しい白クマさんがいたので耐えられた。
更にある事件をきっかけに自分を取り戻した後は、ディングの執事カロンと共に公爵家の仕事をこなすなどして暮らして来た。
だがステラが16才、王立高等学校卒業一ヶ月前にとうとう婚約解消され、ステラは公爵邸を出て行く。
ステラを厄介払い出来たはずの公爵令息ディングはなぜかモヤモヤする。
モヤモヤの理由が分からないまま、ステラが出て行った後の公爵邸では次々と不具合が起こり始めて――
奇跡的に出会い、優しい時を過ごして愛を育んだ一人と一頭(?)の愛の物語です。
異世界、魔法のある世界です。
色々ゆるゆるです。
転生貧乏令嬢メイドは見なかった!
seo
恋愛
血筋だけ特殊なファニー・イエッセル・クリスタラーは、名前や身元を偽りメイド業に勤しんでいた。何もないただ広いだけの領地はそれだけでお金がかかり、古い屋敷も修繕費がいくらあっても足りない。
いつものようにお茶会の給仕に携わった彼女は、令息たちの会話に耳を疑う。ある女性を誰が口説き落とせるかの賭けをしていた。その対象は彼女だった。絶対こいつらに関わらない。そんな決意は虚しく、親しくなれるように手筈を整えろと脅され断りきれなかった。抵抗はしたものの身分の壁は高く、メイドとしても令嬢としても賭けの舞台に上がることに。
これは前世の記憶を持つ貧乏な令嬢が、見なかったことにしたかったのに巻き込まれ、自分の存在を見なかったことにしない人たちと出会った物語。
#逆ハー風なところあり
#他サイトさまでも掲載しています(作者名2文字違いもあり)
【完結】幼い頃からの婚約を破棄されて退学の危機に瀕している。
桧山 紗綺
恋愛
子爵家の長男として生まれた主人公は幼い頃から家を出て、いずれ婿入りする男爵家で育てられた。婚約者とも穏やかで良好な関係を築いている。
それが綻んだのは学園へ入学して二年目のこと。
「婚約を破棄するわ」
ある日突然婚約者から婚約の解消を告げられる。婚約者の隣には別の男子生徒。
しかもすでに双方の親の間で話は済み婚約は解消されていると。
理解が追いつく前に婚約者は立ち去っていった。
一つ年下の婚約者とは学園に入学してから手紙のやり取りのみで、それでも休暇には帰って一緒に過ごした。
婚約者も入学してきた今年は去年の反省から友人付き合いを抑え自分を優先してほしいと言った婚約者と二人で過ごす時間を多く取るようにしていたのに。
それが段々減ってきたかと思えばそういうことかと乾いた笑いが落ちる。
恋のような熱烈な想いはなくとも、将来共に歩む相手、長い時間共に暮らした家族として大切に思っていたのに……。
そう思っていたのは自分だけで、『いらない』の一言で切り捨てられる存在だったのだ。
いずれ男爵家を継ぐからと男爵が学費を出して通わせてもらっていた学園。
来期からはそうでないと気づき青褪める。
婚約解消に伴う慰謝料で残り一年通えないか、両親に援助を得られないかと相談するが幼い頃から離れて育った主人公に家族は冷淡で――。
絶望する主人公を救ったのは学園で得た友人だった。
◇◇
幼い頃からの婚約者やその家から捨てられ、さらに実家の家族からも疎まれていたことを知り絶望する主人公が、友人やその家族に助けられて前に進んだり、贋金事件を追ったり可愛らしいヒロインとの切ない恋に身を焦がしたりするお話です。
基本は男性主人公の視点でお話が進みます。
◇◇
第16回恋愛小説大賞にエントリーしてました。
呼んでくださる方、応援してくださる方、感想なども皆様ありがとうございます。とても励まされます!
本編完結しました!
皆様のおかげです、ありがとうございます!
ようやく番外編の更新をはじめました。お待たせしました!
◆番外編も更新終わりました、見てくださった皆様ありがとうございます!!
【完結】一番腹黒いのはだあれ?
やまぐちこはる
恋愛
■□■
貧しいコイント子爵家のソンドールは、貴族学院には進学せず、騎士学校に通って若くして正騎士となった有望株である。
三歳でコイント家に養子に来たソンドールの生家はパートルム公爵家。
しかし、関わりを持たずに生きてきたため、自分が公爵家生まれだったことなどすっかり忘れていた。
ある日、実の父がソンドールに会いに来て、自分の出自を改めて知り、勝手なことを言う実父に憤りながらも、生家の騒動に巻き込まれていく。
ヒロインに躱されて落ちていく途中で悪役令嬢に転生したのを思い出しました。時遅く断罪・追放されて、冒険者になろうとしたら護衛騎士に馬鹿にされ
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
第二回ドリコムメディア大賞一次選考通過作品。
ドジな公爵令嬢キャサリンは憎き聖女を王宮の大階段から突き落とそうとして、躱されて、死のダイブをしてしまった。そして、その瞬間、前世の記憶を取り戻したのだ。
そして、黒服の神様にこの異世界小説の世界の中に悪役令嬢として転移させられたことを思い出したのだ。でも、こんな時に思いしてもどうするのよ! しかし、キャサリンは何とか、チートスキルを見つけ出して命だけはなんとか助かるのだ。しかし、それから断罪が始まってはかない抵抗をするも隣国に追放させられてしまう。
「でも、良いわ。私はこのチートスキルで隣国で冒険者として生きて行くのよ」そのキャサリンを白い目で見る護衛騎士との冒険者生活が今始まる。
冒険者がどんなものか全く知らない公爵令嬢とそれに仕方なしに付き合わされる最強騎士の恋愛物語になるはずです。でも、その騎士も訳アリで…。ハッピーエンドはお約束。毎日更新目指して頑張ります。
皆様のお陰でHOTランキング第4位になりました。有難うございます。
小説家になろう、カクヨムでも連載中です。
【完結】姉に婚約者を奪われ、役立たずと言われ家からも追放されたので、隣国で幸せに生きます
よどら文鳥
恋愛
「リリーナ、俺はお前の姉と結婚することにした。だからお前との婚約は取り消しにさせろ」
婚約者だったザグローム様は婚約破棄が当然のように言ってきました。
「ようやくお前でも家のために役立つ日がきたかと思ったが、所詮は役立たずだったか……」
「リリーナは伯爵家にとって必要ない子なの」
両親からもゴミのように扱われています。そして役に立たないと、家から追放されることが決まりました。
お姉様からは用が済んだからと捨てられます。
「あなたの手柄は全部私が貰ってきたから、今回の婚約も私のもの。当然の流れよね。だから謝罪するつもりはないわよ」
「平民になっても公爵婦人になる私からは何の援助もしないけど、立派に生きて頂戴ね」
ですが、これでようやく理不尽な家からも解放されて自由になれました。
唯一の味方になってくれた執事の助言と支援によって、隣国の公爵家へ向かうことになりました。
ここから私の人生が大きく変わっていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる