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返事の無い子2 バージョンA
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即ち、この子の立場に立って物事を考えてみるべきか。
あー、なんか知らない人が来て勉強を教えるって言ってる。
うあー、やだなー怖いよ。
そんな感じかもしれない。
確かにその通りだ、見ず知らずの人間が自宅に来て
急に勉強を教えると言い出す。
言葉だけ書きだしたら、恐怖を感じるのは当然だ。
先ずは少し、ほんの少しでいいから打ち解けて貰おう。
「つい先日の事なんだけどね、
風呂でシャンプーをしてる時に手が滑って、目を引っ掻いたんだ。
後になって分かるんだけど、実際には瞼の上を引っ掻いただけだったんだけど。
その時は眼球を引っ掻いたかと思ってね。
急いで髪を洗い終えて、シャワーでシャンプーを流して、
引っ掻いた方の目だけを開けたんだ。
そうしたら、白い線みたいなのが見えたんだ。
やばい、眼球に傷が付いたかも知れない。
そう思って、しっかりとシャンプーを全部落としてから
両目を開けて確認したんだ。
そうしたら、白い線に見えたのは
シャワーのホースだったんだ」
ブフッ!
おならではない。
目の前の子の笑い声だ。
「その話、本当なの?」
「本当だよ」
「他にも面白い話ある?」
「あるよ」
どうにか、話すきっかけが出来た。
あー、なんか知らない人が来て勉強を教えるって言ってる。
うあー、やだなー怖いよ。
そんな感じかもしれない。
確かにその通りだ、見ず知らずの人間が自宅に来て
急に勉強を教えると言い出す。
言葉だけ書きだしたら、恐怖を感じるのは当然だ。
先ずは少し、ほんの少しでいいから打ち解けて貰おう。
「つい先日の事なんだけどね、
風呂でシャンプーをしてる時に手が滑って、目を引っ掻いたんだ。
後になって分かるんだけど、実際には瞼の上を引っ掻いただけだったんだけど。
その時は眼球を引っ掻いたかと思ってね。
急いで髪を洗い終えて、シャワーでシャンプーを流して、
引っ掻いた方の目だけを開けたんだ。
そうしたら、白い線みたいなのが見えたんだ。
やばい、眼球に傷が付いたかも知れない。
そう思って、しっかりとシャンプーを全部落としてから
両目を開けて確認したんだ。
そうしたら、白い線に見えたのは
シャワーのホースだったんだ」
ブフッ!
おならではない。
目の前の子の笑い声だ。
「その話、本当なの?」
「本当だよ」
「他にも面白い話ある?」
「あるよ」
どうにか、話すきっかけが出来た。
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