118 / 148
第三章
第109話 王位継承者
しおりを挟む
街での一騒動の後、テッシャゆかりの老人と出会った。
彼女の正体が亡国の姫君という真実を土産にして。
それも第一王位継承者ときたもんだ。
こんな出来過ぎた偶然があっても良いのだろうか?
「テッシャ様はテッサ家二二番目の跡取り子として生まれましての。そりゃあもう手の掛かる御方でしたが、来たる未来の為の誠心誠意で尽くして参りました。時には手を取り、時には細い太ももを取り、たまーに裸を拝見させてもろたりグヘヘ」
「よし始末しよう。その下卑た笑いが堪らなく気に食わん」
「お待ちくだされェェェ!! まだ語り尽くしておりませぬゥゥゥ!!」
だが今はその老人を前に拳を鳴らす。
だって気に食わないんだもん。
そう琴線に触れたならもう正義執行しか無いだろう。
しかし老人の方も必死だ。
今度は眼を輝かせて訴えて来た。
ええい、何なんだこの面倒臭い奴。
「落ち着くんだアークィン。気持ちは拳が軋むくらい凄くわかるけど、この話は最後まで聞いた方がいいと思う」
お前もかノオンよ。
うん、膝に置かれた手元を覗いたら本当にビキビキいってるね。
……とはいえだ、彼女の言う事にも一理ある。
この話には俺達にも少なからず益をもたらす可能性があるからこそ。
だからこそ今は耐え忍んで聞くべきなのだ。
この老人が何を目的としてテッシャを呼び止めたのかを。
「二二番目って事はつまり他の兄妹がいるってワケだよねぇ?」
「左様。母方こそ違えど、皆しっかりと我が王の血を継いでおられもうす。子孫を残す為にと、もはや種族さえ気にせずやたらめったらパッカンパッカンと子作りした結果ですじゃ」
「少しは隠したらどうなんだい?」
しかし話を聞く度、仲間達が一人一人態度を硬化させていく。
なんだろうなこの爺さん、本当は只のエロジジィなんじゃないか?
マオを見る目もなんか怪しいし。
お陰で今度はそのマオがお手上げ状態だ。
でもって隣のクアリオにバトンタッチと言わんばかりに視線を送っている。
クアリオ自身も頬杖を突いていて興味無さそうだけどな。
「……二二番目で第一位っておかしくねーか? 他の兄妹に王位継がせたりしねーの?」
「それがですのぅ、他の兄姉達は皆継承権を放棄してしまいまして。長男~六女までは反乱に挑むも途中で諦めて出奔。七女~一三男は各地で興行を始めるも現地に居付いて出家。一四男~一八女は界外出張後に帰国拒否。一九男~二一男は『彫金王に、俺はなる!』と言い張って一方的に放棄されもうした」
「皆やる気ねーじゃん……」
「全くもってその通り。テッシャ様とは違い、使命を忘れるなど以ての外ですじゃ」
「テッシャもわすれたーい」
「テッシャ様ァァァ!!?」
まぁクアリオの気持ちもわからんでもないがな。
俺もそろそろ聞くのが辛くなってきたし。
例え目的の近道と言えど、事情がこうでは気乗りしない。
なにせテッシャ自身が全くやる気無さそうだから。
確かにチャンスではあるのだろう。
でもその為に彼女を犠牲にするつもりなど毛頭無い。
それが例え生まれた理由・使命なのだとしても。
俺が輝操術の謎を追い求めるのは、それが自身の意志だから。
けどテッシャは違う。
彼女は決して王位を継ぎたくて旅していた訳ではないのだろう。
その現実からただ逃げたくて穴を掘り続けていたのだと。
あの明るい雰囲気の裏にはそんな想いが隠されていたんだ。
その当人の意志を、俺は尊重したいと思う。
例え結果的にこの老人の首をへし折る事となろうともな。
あ、むしろそれは望む所なんだが。
「……だけど、皆がそうして欲しいって言うなら、継いでもいいよ」
「テッシャ、お前気付いて……」
でもテッシャは俺達が思う以上に勘の良い娘だったらしい。
どうやら俺達の考えに勘付いていた様だ。
彼女の王位継承が俺達にどんな益をもたらすのか、と。
もちろん財産目当てだとかそんな浅はかな事じゃない。
王位継承という行為そのものに価値があるんだ。
特に、今の俺達にとっては喉から手が出る程のな。
なにせこれは目的達成への近道に大いと成り得るのだから。
王位を継ぐという事はすなわち陽珠への謁見が必要となる。
そこで俺達もその謁見に同行させてもらんだ。
そうすれば無事、陽珠の君と出会うミッションは達成させられるだろう。
ただし、テッシャと引き換えにしてな。
王を継ぐというのはそういう事なのだ。
代表として民を守る事に尽力せねばならないからこそ。
一度その任に就けば「もう嫌だ」などと我儘を言う事さえ許されない。
それが王たる責任というものだから。
だからだろうな、こう言うもテッシャの顔は浮かない。
ほんの少し微笑みは見えるが、まるで諦めた様な雰囲気で。
そんな彼女を前に、俺達はもう何を返す事は出来なかったんだ。
この調子の良いジジィは別として。
「おお、さすがはテッシャ様に御座います! やはり地の精霊様と契約を結べただけの事はありますなぁ! しかしてこの話、決して皆様にも損はさせませぬぞ。少なくとも皆様の意向には沿うと思いますじゃ」
「どういう意味だ?」
「テッシャ様が王位継承を行うという事はつまり、現大陸を支配する【ヴァウラール帝国】を打倒しなければなりませぬ。そしてかの国の帝はそれはそれは悪逆非道で悪事をたんと働いておりましての。そこで是非とも【国堕とし】の皆さまに一つお力添えを頂かねばと」
「「「ッ!?」」」
コイツ……ッ!!
どうやら最初から俺達の事も知っていたらしいな。
恐らくは戦う理由も、その行動原理さえも。
そしてその仲間にテッシャもいると気付いたんだろう。
となれば引き留めたのはテッシャではなく俺達全員だったという訳か。
それで事情を聞かせつつ、俺達を自然と仲間に引き込むつもりだったと。
このジジィめ、思った以上に策士だぞ。
「何故この大陸にいらっしゃったのかまでは存じ上げませぬが、これはきっと地神の導きにございましょう。なればこの奇跡たる巡り合いに殉じ、なにとぞご助力を頂けませぬか?」
「……その決定権は俺達には無い。あるのは只一人、テッシャだけだ」
「えッ!?」
「お前が決めるんだ。俺達はその決定に従うさ。決して従者だとか家来とかなんかじゃなく、【銀麗騎志団】の仲間としてな」
「皆……」
けどその策略に只はまるつもりなんて無いさ。
主導権は未だ俺達にあるんだからな。
だったらこちらの意思も尊重させてもらうとしよう。
テッシャが決めた事なら誰も異論は無いだろうから。
そんな彼女の為になら、俺達は全力を尽くす事も厭わない。
「わかった……じゃあテッシャ、王位を継ぐよ」
それが例え、別れへの道を辿る事になるのだとしても。
彼女の正体が亡国の姫君という真実を土産にして。
それも第一王位継承者ときたもんだ。
こんな出来過ぎた偶然があっても良いのだろうか?
「テッシャ様はテッサ家二二番目の跡取り子として生まれましての。そりゃあもう手の掛かる御方でしたが、来たる未来の為の誠心誠意で尽くして参りました。時には手を取り、時には細い太ももを取り、たまーに裸を拝見させてもろたりグヘヘ」
「よし始末しよう。その下卑た笑いが堪らなく気に食わん」
「お待ちくだされェェェ!! まだ語り尽くしておりませぬゥゥゥ!!」
だが今はその老人を前に拳を鳴らす。
だって気に食わないんだもん。
そう琴線に触れたならもう正義執行しか無いだろう。
しかし老人の方も必死だ。
今度は眼を輝かせて訴えて来た。
ええい、何なんだこの面倒臭い奴。
「落ち着くんだアークィン。気持ちは拳が軋むくらい凄くわかるけど、この話は最後まで聞いた方がいいと思う」
お前もかノオンよ。
うん、膝に置かれた手元を覗いたら本当にビキビキいってるね。
……とはいえだ、彼女の言う事にも一理ある。
この話には俺達にも少なからず益をもたらす可能性があるからこそ。
だからこそ今は耐え忍んで聞くべきなのだ。
この老人が何を目的としてテッシャを呼び止めたのかを。
「二二番目って事はつまり他の兄妹がいるってワケだよねぇ?」
「左様。母方こそ違えど、皆しっかりと我が王の血を継いでおられもうす。子孫を残す為にと、もはや種族さえ気にせずやたらめったらパッカンパッカンと子作りした結果ですじゃ」
「少しは隠したらどうなんだい?」
しかし話を聞く度、仲間達が一人一人態度を硬化させていく。
なんだろうなこの爺さん、本当は只のエロジジィなんじゃないか?
マオを見る目もなんか怪しいし。
お陰で今度はそのマオがお手上げ状態だ。
でもって隣のクアリオにバトンタッチと言わんばかりに視線を送っている。
クアリオ自身も頬杖を突いていて興味無さそうだけどな。
「……二二番目で第一位っておかしくねーか? 他の兄妹に王位継がせたりしねーの?」
「それがですのぅ、他の兄姉達は皆継承権を放棄してしまいまして。長男~六女までは反乱に挑むも途中で諦めて出奔。七女~一三男は各地で興行を始めるも現地に居付いて出家。一四男~一八女は界外出張後に帰国拒否。一九男~二一男は『彫金王に、俺はなる!』と言い張って一方的に放棄されもうした」
「皆やる気ねーじゃん……」
「全くもってその通り。テッシャ様とは違い、使命を忘れるなど以ての外ですじゃ」
「テッシャもわすれたーい」
「テッシャ様ァァァ!!?」
まぁクアリオの気持ちもわからんでもないがな。
俺もそろそろ聞くのが辛くなってきたし。
例え目的の近道と言えど、事情がこうでは気乗りしない。
なにせテッシャ自身が全くやる気無さそうだから。
確かにチャンスではあるのだろう。
でもその為に彼女を犠牲にするつもりなど毛頭無い。
それが例え生まれた理由・使命なのだとしても。
俺が輝操術の謎を追い求めるのは、それが自身の意志だから。
けどテッシャは違う。
彼女は決して王位を継ぎたくて旅していた訳ではないのだろう。
その現実からただ逃げたくて穴を掘り続けていたのだと。
あの明るい雰囲気の裏にはそんな想いが隠されていたんだ。
その当人の意志を、俺は尊重したいと思う。
例え結果的にこの老人の首をへし折る事となろうともな。
あ、むしろそれは望む所なんだが。
「……だけど、皆がそうして欲しいって言うなら、継いでもいいよ」
「テッシャ、お前気付いて……」
でもテッシャは俺達が思う以上に勘の良い娘だったらしい。
どうやら俺達の考えに勘付いていた様だ。
彼女の王位継承が俺達にどんな益をもたらすのか、と。
もちろん財産目当てだとかそんな浅はかな事じゃない。
王位継承という行為そのものに価値があるんだ。
特に、今の俺達にとっては喉から手が出る程のな。
なにせこれは目的達成への近道に大いと成り得るのだから。
王位を継ぐという事はすなわち陽珠への謁見が必要となる。
そこで俺達もその謁見に同行させてもらんだ。
そうすれば無事、陽珠の君と出会うミッションは達成させられるだろう。
ただし、テッシャと引き換えにしてな。
王を継ぐというのはそういう事なのだ。
代表として民を守る事に尽力せねばならないからこそ。
一度その任に就けば「もう嫌だ」などと我儘を言う事さえ許されない。
それが王たる責任というものだから。
だからだろうな、こう言うもテッシャの顔は浮かない。
ほんの少し微笑みは見えるが、まるで諦めた様な雰囲気で。
そんな彼女を前に、俺達はもう何を返す事は出来なかったんだ。
この調子の良いジジィは別として。
「おお、さすがはテッシャ様に御座います! やはり地の精霊様と契約を結べただけの事はありますなぁ! しかしてこの話、決して皆様にも損はさせませぬぞ。少なくとも皆様の意向には沿うと思いますじゃ」
「どういう意味だ?」
「テッシャ様が王位継承を行うという事はつまり、現大陸を支配する【ヴァウラール帝国】を打倒しなければなりませぬ。そしてかの国の帝はそれはそれは悪逆非道で悪事をたんと働いておりましての。そこで是非とも【国堕とし】の皆さまに一つお力添えを頂かねばと」
「「「ッ!?」」」
コイツ……ッ!!
どうやら最初から俺達の事も知っていたらしいな。
恐らくは戦う理由も、その行動原理さえも。
そしてその仲間にテッシャもいると気付いたんだろう。
となれば引き留めたのはテッシャではなく俺達全員だったという訳か。
それで事情を聞かせつつ、俺達を自然と仲間に引き込むつもりだったと。
このジジィめ、思った以上に策士だぞ。
「何故この大陸にいらっしゃったのかまでは存じ上げませぬが、これはきっと地神の導きにございましょう。なればこの奇跡たる巡り合いに殉じ、なにとぞご助力を頂けませぬか?」
「……その決定権は俺達には無い。あるのは只一人、テッシャだけだ」
「えッ!?」
「お前が決めるんだ。俺達はその決定に従うさ。決して従者だとか家来とかなんかじゃなく、【銀麗騎志団】の仲間としてな」
「皆……」
けどその策略に只はまるつもりなんて無いさ。
主導権は未だ俺達にあるんだからな。
だったらこちらの意思も尊重させてもらうとしよう。
テッシャが決めた事なら誰も異論は無いだろうから。
そんな彼女の為になら、俺達は全力を尽くす事も厭わない。
「わかった……じゃあテッシャ、王位を継ぐよ」
それが例え、別れへの道を辿る事になるのだとしても。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる