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ツン率99%の姉

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とある御屋敷に3人の令嬢が居てそのうちの長女シャルロット・フォゼットは厳格で絶世の美女で才色兼備である。
次女のシャシャ・フォゼットは美少女で一口で言うなら天才発明家そして3女末っ子のシャネット・フォゼットは超絶美少女でロリっ子で甘え上手で音楽の才能を持っている。

ちなみにシャシャとシャネットは双子である。

そしてその三姉妹のうちの1人次女のシャシャは悩んでいた。

それは長女シャルロットのことで。




「シャシャ、シャネットはいつ学校から帰ってくるのかしら?」

平静を保ちながらソワソワしてる姉を横目に

「いつも通りの時間だ」

「いつもなら3時きっかりに真っ直ぐ帰宅してくるはずなのに今日に限って1分遅くなってるわ! どういうこと!?」

「(知るか)」

次女のシャシャは気にせず趣味の発明に没頭する。

「そうだわ! きっと誘拐されてしまったんだわ! そうよ…きっとそうよ……シャネットは超絶美少女だもの!これまでもシャネットをつけ回す男達はいっぱい居たもの!
有り得ない話ではないわ!
シャシャ! 人を…いえ、シャネットだけを探し出す装置を作りなさい!」

「(なんでだよ)」

このように姉のシャルロットは末っ子シャネットを溺愛しているのだ。

しかしその片鱗を見せてるのは次女のシャシャと長年連れ添った侍女だけにである。



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