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第1部
その19 ショタっ子に絡まれる
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さてと、困ったことになった。
今私はとてつもなく困ったことに巻き込まれています。
「リリアナしゃん メルファーはリリアナしゃんがだいしゅきでしゅ~」
「あ、どうも」
この赤ちゃん言葉もどきを使うショタっ子の攻略対象その3メルファール・エンドジュディー第2皇子様に懐かれて困り果てています。
「リリアナしゃ~ん♡ ちゅーしましょ? んーんーっ」
「いえ、私には婚約者がおりますゆえ接吻は御遠慮しておきます。」
「命令だと言ってもだめでしゅか?」
「ダメです、変なことに権力を使わないでください」
「むぅ~ 僕があと1歩早くにリリアナしゃんに婚約を申し込むことが出来ればラブラブできたのに~!」
婚約者になれたとしてもラブラブはしないし、甘やかしたりもしない。
まあ、でもリリアナとメルファール皇子が婚約を結ぶのはヒロインがチュートリアルの選択で髪飾りの色選択で【ピンク】【青】【緑】の中で青を選んでいればメルリリルートに入るんだが私とルッソが婚約を結んでいるということはヒロイン【ピンク】を選んだな…
アイツ勇者やな…【ピンク】選んだ場合のルッソの攻略は結構苦労すると言われているから私はしなかった。
あーあー、あの極悪ヒロイン青か緑選んでおけば茨の道を突き進まなくてすんだのにな。
どうして茨の道かと言うとヒロインがルッソとリリアナが婚約関係を結んでる世界線として攻略する場合確かに攻略は簡単だがその後が大変なのだ。
ゲームでは悪役令嬢リリアナとの音楽バトルや乗馬レース、などで勝ち進むもリリアナはそれをよく思わなくヒロインをいじめ倒すが卒業バーティーにてルッソに婚約破棄される━━━━━━━━…うん?おかしくない? ヒロインいじめられてるって言っていないのにルッソはどうして極悪ヒロインを庇ったりしたんだ? まさかストーキングしてた?
(有り得る…あの性格上…やっても不思議じゃない。)
まあ、それにヒロインのピンクルートバッドエンドはえげついと有名だからルッソルートのバッドエンド知らん。
私がヒロインなら緑選ぶわ、緑は悪役令嬢が隣国に留学してるから悪役令嬢不在……いや、でも結局はマリアンナが第2の悪役令嬢として控えてるから無理なのか…ヒロインじゃなくて良かった。
でも冤罪かけられそうになってる悪役令嬢になってるけど、冤罪は絶対にかけられないようにしよう。
「リリアナしゃんリリアナしゃん」
「なんですか? メルファール様」
「抱っこしてくだしゃいっ」
「嫌です」
「やー! 抱っこしゅるのー!」
お前の魂胆は見え見えなんだよ、抱えた瞬間にキスする気だろうが! その手には乗るか!
駄々をこねるメルファールを見下すが見てて哀れになった。
「抱っこはしませんがおぶりますよ」
「おんぶ? じゃあおんぶでいいでしゅー!」
機嫌が治ったのか私がメルファールの前に背中向きでしゃがむとメルファールは前に回り込んだ。
うん?なんでお前回り込んで…? バカお前やめろ!
私の回避が遅れ立ち上がろうとした瞬間にバランスを崩ししりもちを着いて倒れ急いで立ち上がろうとし途端メルファールによってキスを落とされた。
しかもディープキス…。
最初なんか飲まされた気がするんだけど…気の所為じゃないよな?
今私はとてつもなく困ったことに巻き込まれています。
「リリアナしゃん メルファーはリリアナしゃんがだいしゅきでしゅ~」
「あ、どうも」
この赤ちゃん言葉もどきを使うショタっ子の攻略対象その3メルファール・エンドジュディー第2皇子様に懐かれて困り果てています。
「リリアナしゃ~ん♡ ちゅーしましょ? んーんーっ」
「いえ、私には婚約者がおりますゆえ接吻は御遠慮しておきます。」
「命令だと言ってもだめでしゅか?」
「ダメです、変なことに権力を使わないでください」
「むぅ~ 僕があと1歩早くにリリアナしゃんに婚約を申し込むことが出来ればラブラブできたのに~!」
婚約者になれたとしてもラブラブはしないし、甘やかしたりもしない。
まあ、でもリリアナとメルファール皇子が婚約を結ぶのはヒロインがチュートリアルの選択で髪飾りの色選択で【ピンク】【青】【緑】の中で青を選んでいればメルリリルートに入るんだが私とルッソが婚約を結んでいるということはヒロイン【ピンク】を選んだな…
アイツ勇者やな…【ピンク】選んだ場合のルッソの攻略は結構苦労すると言われているから私はしなかった。
あーあー、あの極悪ヒロイン青か緑選んでおけば茨の道を突き進まなくてすんだのにな。
どうして茨の道かと言うとヒロインがルッソとリリアナが婚約関係を結んでる世界線として攻略する場合確かに攻略は簡単だがその後が大変なのだ。
ゲームでは悪役令嬢リリアナとの音楽バトルや乗馬レース、などで勝ち進むもリリアナはそれをよく思わなくヒロインをいじめ倒すが卒業バーティーにてルッソに婚約破棄される━━━━━━━━…うん?おかしくない? ヒロインいじめられてるって言っていないのにルッソはどうして極悪ヒロインを庇ったりしたんだ? まさかストーキングしてた?
(有り得る…あの性格上…やっても不思議じゃない。)
まあ、それにヒロインのピンクルートバッドエンドはえげついと有名だからルッソルートのバッドエンド知らん。
私がヒロインなら緑選ぶわ、緑は悪役令嬢が隣国に留学してるから悪役令嬢不在……いや、でも結局はマリアンナが第2の悪役令嬢として控えてるから無理なのか…ヒロインじゃなくて良かった。
でも冤罪かけられそうになってる悪役令嬢になってるけど、冤罪は絶対にかけられないようにしよう。
「リリアナしゃんリリアナしゃん」
「なんですか? メルファール様」
「抱っこしてくだしゃいっ」
「嫌です」
「やー! 抱っこしゅるのー!」
お前の魂胆は見え見えなんだよ、抱えた瞬間にキスする気だろうが! その手には乗るか!
駄々をこねるメルファールを見下すが見てて哀れになった。
「抱っこはしませんがおぶりますよ」
「おんぶ? じゃあおんぶでいいでしゅー!」
機嫌が治ったのか私がメルファールの前に背中向きでしゃがむとメルファールは前に回り込んだ。
うん?なんでお前回り込んで…? バカお前やめろ!
私の回避が遅れ立ち上がろうとした瞬間にバランスを崩ししりもちを着いて倒れ急いで立ち上がろうとし途端メルファールによってキスを落とされた。
しかもディープキス…。
最初なんか飲まされた気がするんだけど…気の所為じゃないよな?
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