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4: 白パン王は知力を上げたい。
しおりを挟む「すまないが、下着だけはいつもの下着にしたい。」
朝起きて、王様は、危うく全裸にマントで部屋から送り出されそうになっていることを察し、慌てて今日の洋服を準備をしている振りをしているオタィシに懇願しました。
綺麗な蒼の瞳を潤ませて、正に懇願と言った風情で見つめてくる王様に、オタィシは本能のままにその滑らかで美しい尻の割れ目の中にある王様のアナルに己の破城槌をブチ込んでガシガシ揺すってしまいたい欲と闘いながらニッコリ笑顔で頷きました。
「畏まりました。下着は履き慣れたものの方が落ち着きますものね…。」
(私も王様の裸を惜しげもなく眺められている幸せすぎる現実にまだ慣れていない。パンツを履かせていた方が此方の理性の為にも良いだろう。)
等と考えながら、オタィシは王様のパンツをコレクションルームから持ってくるよう使用人に命じ、全裸の王様が恥じらいからシーツを体に巻き付けながら顔を洗ったり、髪を整えて貰ったりしているのを眺めておりました。
「ひゃ………ぁんっ!」
使用人がパンツを持ってきたので、オタィシは王様からシーツを剥ぎ取り、縮こまる王様の全てを目でしっかり味わいながらパジャマを脱がし、下着を脱がす演技をしました。
その際、縮こまった王様の王様を手の甲で偶然を装って何度も掠め、パンツのゴムで王様の王様を引っ掛けて刺激を与え、ふるふると震える王様の腰骨に頬を付けたりして王様成分をしっかり補充する事も忘れません。
オタィシは王様の腰骨の美しさと肌の感動的な滑かさにうっとりしながら、パンツ一丁の王様に毛皮のマントを着せました。
その日、王様は何故か急にあちこちに設置された鏡に自分が映る度、白パン姿の自分に何だか寂しい気持ちになり、溜め息ばかりの1日となりました。
宰相以下、城の人達は皆、そんな王様を己可愛さ、若しくは己の欲望を満たす為に黙認し、真の支配者となったオタィシの指示に粛々と従うのでした。
その日の夜、入浴準備の為に服を脱がす振りをしながら乳首や股間を刺激したオタィシは、快楽にモジモジと身を捩って耐えようとする王様に、確証は無さそうな顔で聞きました。
「もしかして王様は…、馬鹿には見えないこの服がぼんやりとしか見えていらっしゃらないのでは??その場合、布の質感の認知が薄く、まるで直接肌を触っているように感じてしまう時が有るそうですが…。」
ぼんやり、といったオタィシの言葉に、王様は飛び付き、コクコクと激しく頷きました。
何故なら、王様は素直だったので、オタィシの名演技を信じ込み、時々本当に見えた気もしていたからです。
「実は……私は余り賢くないのだ…。
政務も、亡き父上の言うとおりに宰相達の言うことを良く聞いて行っているのが精一杯で……。なので、実は服を着ている気がしないんだ…。賢くなりたい…。賢くなってこの素晴らしい服の質感を味わいたい…!」
ポロポロと涙を零しながら語る王様に、オタィシはハートをズッキュン♡ズッキュン♡させながら、うんうんと頷いて共感を示し、優しく抱き締めて美しい肉体を撫で回しました。
「では…、私の商品の中に知力を上げる魔法アイテムが幾つか有りますので、それを差し上げます。大丈夫♡全て私にお任せ下さい…♡頑張って、一緒に知力をアップさせましょう!」
そう言ってニヤリと笑うオタィシは誰がみても邪な事を考えている暗黒微笑でしたが、目を閉じて感動している王様は少しも気付きませんでした。
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