僕と彼女のミステイク

もぐ

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ナイン.僕と彼女との最終話

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ぽんぺけてっけって~ 僕です。

僕は彼女との仲直りという域なんて特級的に超えて、一世一代の大決心を胸に、今臨んでいます。

仲直り??
そんなことはもはやどーでもよいのじゃぁ~!
…………アハ・アハ・アハ・アロハ…
彼女を、・渡してなるものかぁぁぁぁっ!!

僕はこの件で、僕の生きていく上でどんなに彼女がなくてはならない存在なのか、よ~~~く、よ~~~くわかりました…。
絶対に人生を離れて過ごすなんて考えられません!!

そうです!
僕の決心とは!!
仲直りもしていないうちからの、プロポーズです。

もう僕は四六時中、彼女と一緒にいたいのです。
一緒に過ごしてくれたら、彼女もきっと僕が体だけじゃないってわかってくれると思います。

実は僕、指輪は用意してたんです。
けど、度重なる不運により、すっかりタイミングを逃してしまってて…。

けど、逆にぃ~、あぁ、逆からのぉ~、不運からのプロポーズってことで脳内をチェンジングしました!
ピンチはチャンスと言いましょうか、この方が劇的でかつサプライズプロポーズになるかと。

まさか彼女はこのタイミングからのプロポーズなんて考えてないとおもいますからね。フフ。
〘僕はいったいどうしてしまったんだ。
最悪な状況のハズなのに、心が踊りだし始めている…〙


彼女には『話がしたい。謝りたいから。』とディナーに招待しましたが、僕の想定内どおり、断固拒否られました。
〘ゾクゾクします。僕の愛はドS級です。〙

とりあえずは、めちゃくちゃ興奮し、あ、いや、奮発し、高級感溢れるレストランを予約しました。
そして、デザートプレートにプロポーズの言葉として「Will you marry me?」と書いてもらうようチップ(※賄賂とも言う)を渡し、サプライズプロポーズのプランは完成です。
〘あとは、本体(彼女)をどうやって連れて来るかだな…〙

僕は彼女のマンション前で、自分で思うとびきりな正装で待っていました。

ここからサプライズプロポーズの始まりです!一生の思い出となり、記憶と心に残る演出をしないとです!

帰ってきた彼女は僕になんか1ミリたりとも目もくれることなく、マンションに入って行こうとします。
〘キタキタキターッ!この冷ややかな態度。とってもゾクゾクします!エロいです!〙

「ちょっと待ってよ~」
〘ほんとは、『おい!待てよ!』と言いたい所なのですが、怒られてしまうので…〙

「……………」彼女無言。

「あのさぁ~、別れるにしても、このまま話をせず終わるのはちょっと…。最後にするには悲しすぎるんだ…。」

彼女『え!?別れる気?的』
(あくまで僕主観)

「だからさぁ、これで終わりになるかもしれないけど、すごい良いレストランを予約してるから、一緒に最後の晩餐してくれないかなぁ…」
〘※僕にとっては彼カノとしての最後の晩餐だから~。明日からは婚約者だから~。へへ〙

(※「偽り」という文字は、「人の為」と書き、これは僕と彼女のための偽りです。へへ)

「わかった…。そ、そこまで言うんだったら、美味しいの食べたいし行くよ…」

はーい♪
本体ゲットだぜぇ~。


◇◇◇


終始重苦しいムードでしたが、料理がとにかく特級で、そのうち喧嘩してたハズなのにいつもの雰囲気になってきました。

彼女はややてれ気味になるほど、僕は終始彼女に愛情注ぐ目線を送り続け、どんなに彼女を大切に想っているのかを伝えます。

そのうち彼女が
「ねぇ…、これって最後の晩餐だって言ってたよね…」
っと、探るような寂しそうな瞳で話かけてきました。

〘うん。うん。ずっと気になってたんだね。
なのに僕がまーったく別れる雰囲気じゃないから聞いてきたんだよね。うん。うん。わかるよ。わかる。〙

めっちゃ、かわゆいじゃないですかーぁ。
めっちゃ、別れたくないって気持ち全開じゃないですかーぁ。
あ~、今すぐキスしてぇ~。
その唇をむさぼりてぇ~。

「その話はデザートがきてからにしない?せっかく甘い物がくるのに涙で塩っぽくなるのもさ…、ね。なんかさぁ、特別なデザートらしいんだよ。」

「う、うん……。」

そして!デザートがこのタイミングでやって来ました!!


「Will you marry me?」

まさかのイケメンギャルソンがプレートの言葉を言いながら彼女に提供しました!!

「えっ!?」
彼女は頬を染め、そのイケメンギャルソンと瞳と瞳の会話をしています。
釘付けになっています。
ギャルソンはウィンクしています。

〘お、おいっ!そ、それは僕のセリフだろっ!!〙

「あ、ありがと!!提供ありがと。」
僕がそういうと、ギャルソンは僕にも軽くウィンクして去っていきました。

〘なんてことだ!予定が狂ってしまった!ここでカッコよくキメるハズだったのにぃっ!〙

「わ~、なんて書いてあるんだろう~“
Will you marry me?”って書いてある?」

す、すっかりタイミングを逃してしまいましたっ!!

彼女はプレートの文字をジッと見つめています。


「あのさぁ~」僕は指輪を差し出して

「僕と結婚してくれるかい?」

「僕は君だけなんだ。君をずっと愛していきます。君の体も、もちろん心も、すべてが大好きです。」


彼女は何も言わず、ただただポロポロと泣き始めました。
「私、てっきり、こんな私とはもうやっていけないって別れるって言われると思ってた。わかってるんだ…。私の事が好き過ぎて体も離れたくないんだろうなぁって。ありがとう。」

その言葉を聞いて、僕も泣きそうになりながら、彼女の左手薬指に指輪をはめようとしました。

〘っ?? あれ?〙

ガバガバです…
これでは抜け落ちてしまいます…

「おかしいなぁ… 僕、ちゃんと指の大きさ確認してたんだよ!こんなに好きなのに間違える訳がないよ!!」

「ちょっと貸してみて」

っと彼女が右手薬指にはめると、スポッとジャストサイズではまりました。

「????あれ? なんで???」

「ふふふふ。私はなんでかわかるよ。でもありがと。」

ーーーーー

僕もわかった!
僕から見た彼女の左手は、彼女の右手だった!!!
左手だと思ってたのは、右手だったーー!


ぼ、ぼくは、僕わ~~~わーーーー


僕のミステイクッ。


こんなミステイクな僕のことを、1番理解してくれてたのは、やはり彼女でした。

ぽんぺけてっけって~ 僕でした。
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