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テポラの街で

8.小話

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来週の平日は更新出来ないかもです
試験(みたいなの)が控えてまして……
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とりあえず真っ先にクロエさんのところに戻る
街ですることとか ないし
「クロエさーん 戻りましたよー?」
「あー 思った入り早かったねぇ」
「とりあえず 色々聞きたいことがあるんですが…………」
「んー? なにー?」
「とりあえず これなんですか」
そう言って魔導銃キャリバーを見せる
「え? 魔導銃キャリバーだよ?」
「いや これで狼撃ったらぺちゃんこになったんですが……」
「それは魔力込めすぎ
魔力の調整も練習しないとね」
「あと 魔導書の魔法って物を出すのしかないんですか」
「それは相性の問題だよ 物を出す魔法とは相性いいんだよ 魔法陣って
逆に魔法陣で炎を出す魔法とか使ってもその場で燃えるだけだからキャンプファイヤーくらいにしか使えないし
罠として使おうにも 魔法陣に触れてないと魔法発動できないし……」
「なるほど…… というか本当にあれだけあって全部物を出す魔法なんですか?」
「そうだよ? ちなみにほぼ全部私がこうすればいいんじゃないかなー とか言いながら冗談で色々付与して出来上がったよくわからない物体だから気をつけてね」
「付与ってなんです……?」
「あー 言ってなかったか 私 本職付与術師エンチャンターだよ?」
「なんで黒の魔女とか言われてるんですか…………」
「昔色々やんちゃしたからかな!!!」
「…… それはまた今度聞くことにします」
「あと出したこれ どうすればいいんですか……?」
「ん? ああまあ 私が戻しておくさ 本もそのへん置いといて」
「はーい ところで どうやって戻すんですか?」
「全然何も言ってないな? 私
いいや  見せてあげよう私の固有能力を
言うよりも見せた方が早いだろう」
そう言って袋とダウジングマシンをクロエさんはそれぞれ紙の上に置いた
「これが私の固有能力分離パーズだよ」
と言うと 物体が魔法陣になった。
いや え?
「なんですかこれ」
「え? 生物以外の私の所有物を魔法陣にする能力…… って言うとわかりやすいと思う」
「あの魔導書の中身全部これですか」
「そうだよ? ちなみに魔法なら私が視認さえできれば問答無用で魔法陣と魔力に分離できるよ」
「なんですかそれ えげつないじゃないですか」
「ちなみに多分君にキャリバーで不意打ちされると私はなす術なしで死ぬ」
「不意打ちじゃなかったら色々手はあるんですね……」
「そりゃあもちろんだとも」
「ははは 魔力の調整方法また今度教えてくださいね」
「ああ そうそう 明日か明後日にこれ行ってきて いい以来もらってきたから」

クロエもってきたのはダンジョン探索の依頼でした。
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