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レナート視点 1
王太子として産まれた俺は、幼少期から常々父上に言われてきた。
自分の感情を簡単に悟らせるな。
感情を分かりやすく表情に出すな。
それは感情を殺せとか、表情を動かすなとか、そういうことではない。
そういうことではなかったのだが、幼い俺は真面目に父親の教えを守ろうとして、そして気づけば無口で無表情な人間になってしまった。感情はあるが、それを表情にも態度にも出せなくなっていた。
母上はそれを嘆き、父上に対し激怒していたが、その頃にはもうすっかりこの状態が定着してしまい無愛想な王太子としてそのまま成長した。
十二歳のとき、俺は婚約者候補達と顔を合わせることとなった。
無口で無表情で無愛想な俺は、そんなつもりはないが相手を萎縮させてしまうようだ。あからさまではないが、婚約者候補の令嬢達は皆怯えていた。申し訳なく思うけれど、愛想笑いの一つもできない。こんな自分の婚約者に選ばれて喜ぶ者などいるのだろうか。
そんな風に思っていたとき出会ったのが、ナイナ・アヴェリアだった。
彼女は全く物怖じせず俺に笑いかけてくれた。
円らな瞳に、柔らかそうな頬、滑らかな白い肌、ぷっくりと色づく唇、艶やかな長い髪。
なんて愛らしい少女だ!
俺は雷に打たれたような衝撃を感じたが、それが表情に出ることはなかった。
無愛想な俺に、ナイナは笑顔で声をかけてくれる。
「レナート殿下はどのような女性が好きなのですか?」
お前だ! と胸を張って答えたかったが、俺達はまだ出会ったばかりだ。ガツガツして彼女に引かれたくなかったので、よくありそうな定型文で返した。
ナイナは暑いと言って、いきなり靴とストッキングを脱ぎ素足を晒した。ドレスを捲り、ソファの上に横座りする。
女性が素足を見せる男など、それこそ夫くらいだろう。
つまり、ナイナは既に俺を夫として見ているのか。貴方と結婚したいと遠回しに伝えているのでは。
こんな、無口で無表情で無愛想な俺との結婚を望んでくれているなんて。
それに気づいて胸が熱くなり、彼女を堪らなく愛しく思った。
俺だけに見せてくれるであろう彼女の可愛らしい小さな足をじっと見つめる。白くて、綺麗で、食べてしまいたい。短い指が可愛くて、あの一本一本を口に含んでしゃぶりついて味わいたい。爪先から踵まで……いや、足首からふくらはぎまで……いや、膝から太股まで……全てを舐めて味わいたい。
そんなことを考えていたが、俺の表情はピクリとも動かなかった。
ナイナに不快な思いをさせていないか不安だったが、彼女は終始ニコニコと屈託のない笑顔を浮かべていた。
こんな欠陥だらけの自分を受け入れてもらえたような気がして、泣きそうなほど嬉しかった。
ナイナと再会できたのは、それから数週間後だった。彼女は相変わらず、俺を見ても怯えず笑顔を絶やさない。恐れずに意思を伝えてくる。
庭を案内してほしいと言われ、喜んで受け入れた。喜びは全く表情に出ることはなかったが。
庭にある池に辿り着いたとき、彼女はいきなり全裸になった。そして池に飛び込み、水遊びをはじめた。
俺に裸を見せることに少しも抵抗を感じていない様子だ。俺は彼女にとって、裸を晒してもいいと思える存在なのだ。
彼女の気持ちが嬉しくて、胸が締め付けられた。
早く彼女の思いに応えたい。この思いを伝えたい。
思いは溢れているのに、口下手な俺はそれを言葉にすることができずにいた。
代わりに、「楽しいか?」とつまらない問いかけをすることしかできなかった。
そんな俺に、ナイナは輝くような可愛い笑顔を見せてくれた。
本当に楽しそうにはしゃぐ彼女を見ているだけで心が癒される。
できることなら俺も一緒に遊びたい。だが、無邪気な彼女に裸を見せるのは気が引けた。全てをさらけ出してくれた彼女に応えたい気持ちはあるし、できることなら俺も彼女の前で全てをさらけ出したい。
が、勃起した男根を無垢な彼女に見せれば怯えさせてしまうかもしれない。彼女の裸体を見て、そこはすっかり反応してしまっているのだ。水遊びに夢中のナイナは気づいていなかったが。
透けるような白い肌が水に濡れる様はなんとも艶かしく、綺麗に括れた細腰も、丸みを帯びた臀部から太股にかけてのラインも、胸部で揺れる二つの膨らみも、美しい曲線の背中も、小さな肩もほっそりとした腕もなにもかもが魅力的で、俺は内心酷く興奮しながらもそれを少しも表情には出さず、脳裏に焼き付ける勢いでナイナの姿を凝視していた。
遊び終えた彼女はとても満足そうだったが、俺も俺でとても有意義な時間を過ごすことができた。
俺は既にナイナとしか結婚するつもりはなく、すぐにでも彼女を候補ではなく婚約者にしたかった。だが色々と都合があってそれはできなかった。
仕方なく婚約者候補のまま、彼女との逢瀬を重ねた。
もっと彼女と親密になりたい。だが口下手で不器用な俺は自分からなかなか行動に移せなかった。そんなとき、ナイナの方から距離を縮めてくれた。
いつもは正面に座る彼女が今日は隣に座り、しかも「レナート殿下のお膝に座りたいです」と言ってきた。
もちろん断る理由はないので、俺はそれを了承した。寧ろ是非座ってほしい。こちらからお願いしたいくらいだ。
いざとなると恥ずかしくなったのか戸惑う彼女を促せば、可愛らしく小首を傾げ微笑み俺の正面へと移動する。
ナイナは膝を跨ぎ、俺と向かい合う体勢で座った。俺の太股に、彼女の臀部と太股がぴったりとくっつく。
まさかこんな大胆な座り方をしてくれるとは。
俺は感動で心の中で打ち震えた。無表情のまま、心の内では歓喜に舞い踊っていた。
座るだけではなく、ナイナは俺の胸に頬擦りまでしてくれた。しかも、嬉しいと、そう言ってくれたのだ。嬉しいのはこちらの方だと心からの感謝を伝えたいのに、言葉にできない自分がもどかしい。
「レナート殿下、とってもいい匂いがしますね」
「そうか? お前の方がいい匂いがすると思うが」
「っえ……!?」
思ったことをそのまま口にすれば、ナイナは酷く驚いた顔を見せた。
そんなに驚くようなことを言っただろうか。
彼女の放つ芳しい香りに敵う香りなど、この世に存在しない。彼女のあらゆる箇所に鼻を埋め匂いを吸い込みたい。永遠に嗅いでいたい。本気でそう思っている。
するとそんな俺の心の声を読んだかのようにナイナは嬉しそうに「えへへ」と微笑んだ。
「レナート殿下にそう言っていただけて嬉しいです」
ナイナはぎゅうっと俺に密着してくる。
彼女を愛おしいと思う気持ちがどっと込み上げてきた。
この小さな体を抱き締めてもいいだろうか。
逡巡していると、ナイナは顔を上げ、俺をじっと見つめてくる。
「レナート殿下、キスしてください」
一瞬、幻聴かと思い反応が遅れた。
彼女のふっくらとした愛らしい唇から目が離せなくなる。
「私、レナート殿下とキスしたいです」
彼女はもう一度、はっきりとそう言った。
俺の願望が生み出した幻聴ではない。
キスをしたいと、ナイナの方から言ってくれた。
親密になりたいと願いながら俺は全く自分から距離を縮められずにいた。
しかし彼女もまた、俺と同じ思いだったのだ。
勇気を振り絞り、彼女の方から一歩踏み出してくれた。
それを無下になどしてたまるか。
嬉しい、ありがとう、俺も同じ気持ちだ、たくさん伝えたい言葉があるのに、やはり俺は「わかった」とそっけない一言しか口にできなかった。
せめて態度で示そうと、俺はありったけの思いを込めて彼女に口づけた。
触れる唇の柔らかさに衝撃を受けた。ぷにぷにと柔らかく、美味しそうだ。食べたい。この感動をもっと味わいたい。
そう思っていると、彼女の方から舌を伸ばしてくれた。ナイナの舌は子猫のように小さくて可愛い。
堪らなく興奮して、俺は夢中で彼女の唇を貪った。蕩けるように甘い彼女の口腔内を味わい尽くす。
頭の中では既に何度もナイナとキスをしてきた。散々妄想を繰り返していたのが、いいイメージトレーニングになっていたのかもしれない。ガチガチに緊張することなくキスができている。
「はっ、ぁんんっ、んんっ」
唇の隙間から漏れるナイナの声は、濡れて艶を帯びている。その声を聞いているだけで更に体は昂った。
キスに応えようとしてくれたのだろう、彼女の舌が伸びてきた。口の中に差し込まれたその小さく可愛らしい舌を音を立てて吸い上げる。美味しい。ずっとこうしてしゃぶっていたい。
「んんぁっ、はっ、あっ、も、らめです、レナート殿下ぁ……」
もっとキスしていたいというのに、ナイナは唇を離してしまう。
彼女の瞳は涙で潤み、唇は唾液でてらてらと濡れて凄絶な色気を放っていた。ダメだと言いながら、彼女の瞳はもっととねだるように俺を見つめている。
「何故だ?」
どうしてダメなのだと尋ねれば、ナイナはおもむろにスカートを捲り上げ、言った。
「レナート殿下のキス、気持ちよくて……私の下着、もうこんなに汚れてしまいました……」
露になった彼女の下着は、股の部分が濡れてぴったりと張り付いていた。なんとも劣情を煽られる光景だ。
俺のキスが気持ちよくて、こんな風になってしまったとナイナは言った。はじめてのキスでなんの技巧もなくただ夢中で彼女の口を味わうだけだった俺の稚拙なキスに、こんなにも感じてくれていたなんて。
感動すると同時に彼女への愛しさが爆発した。
とにかく、ナイナは下着を汚して戸惑っている。そして俺に助けを求めている。
「そうだな。こんなに濡れてしまったら、脱いだ方がいいだろう」
こんなに濡れた下着を身に付けているのは辛いだろう。脱がせた方がいい。
俺は紐をほどいて脱がせた。
彼女の蜜で濡れた下着を綺麗に畳んで懐にしまった。これは俺とナイナのはじめてのキスの記念の下着だ。大切に保管しておかなくては。こうしてナイナとの思い出が増えていくのだと思うと嬉しかった。表情は無のままだったが。
「で、殿下……?」
「これは穿いて帰れないだろう。新しいものを用意する」
「ありがとう、ございます……?」
「だが、新しいものを穿くにも、ここが濡れたままでは意味がない」
「ひぁっ……!?」
彼女の脚の間に触れると、そこは蜜で潤ったままだ。ナイナの漏らした蜜を布に吸わせるなんてもったいない。彼女の漏らす体液は全て俺が味わいたいくらいだ。
「まずはここをどうにかしなくてはな」
「っえ、きゃっ……!?」
ナイナの体をソファに押し倒し、脚を開かせる。
ガーターベルトとストッキングしか身に付けていない彼女の下半身はとても扇情的だった。全裸で水遊びしているのは見たが、そのとき以上に興奮していた。
「でん、でん、レナート殿下っ……!?」
「安心しろ。俺が全部舐め取ってやろう」
「舐め……!?」
俺は彼女の下肢に顔を寄せる。芳しい濃厚な彼女そのものの香りが鼻を掠め、ぞくぞくした。この香りを常に感じていたい。この香りの香水を……いや、こうして直接嗅ぐのがいいのだ。だからこそこんなにも気持ちが高揚するのだろう。
「まっ、まっ、まっ、だめ、いけ、いけませ、レナート殿下っ、あっ、あぁんっ」
じたばたと暴れるナイナをソファから落ちてしまわないようにしっかりと押さえつけ、蜜に濡れる花弁をぬるりと舐め上げた。
「んあぁっ、だめ、だめですっ、んんっ、あっ、汚い、ですからぁっ、いけません、殿下ぁっ」
「汚くない。いいからじっとしていろ」
「ひあぁあんっ」
俺がナイナを汚いなどと思うことなどない。彼女は俺にとって誰よりもなによりも美しく可愛く愛おしい存在だ。彼女の髪の毛の一本一本から、流す汗の一滴まで、全てを俺のものにしたい。
もちろん、とめどなく溢れるこの蜜も。
舐めても舐めても溢れ続ける。甘くて、彼女の香りをそのまま味にした、濃厚でいやらしい蜜。美味しくて、ずっとこうして啜っていたくなる。
ふと、割れ目の上の陰核が目についた。そこは女性がとても気持ちよくなれる箇所だと教材に書いてあった。舌を上へ滑らせ、その肉粒を掠めるように撫でる。
「んひっ……」
びくんっとナイナの体が跳ねた。やはりここを刺激されるととても感じるようだ。
彼女の反応が嬉しくて、重点的にそこをねぶる。コリコリぷりぷりとして小さくて可愛らしいのに、少し舐めただけでナイナをこんなにもよがらせることができるのだ。そんな花芽が愛しく思えて、愛撫にも熱が籠る。
「やあぁんっ、だめ、あっあぁっ、そこ舐めたら、もっと濡れちゃうからぁっ」
「そうだな。どんどん溢れてくる」
ナイナの声もとても甘い。うっとりと彼女の声に耳を傾けながら、滴る蜜を啜る。ちゅるちゅると吸い上げてから、また花芽に舌を伸ばした。
「んゃあぁっ、そこ、だめぇっ、あっあっ、そんな、ぺろぺろしちゃやあぁっ」
すっかり蕩けたナイナの声はとても耳に心地よい。ずっと聞いていたい。甘えたり、おねだりとかしてほしい。もっと声を聞きたくて、彼女をよがらせたいという気持ちでいっぱいだった。
「あっ、いくっ、いくっ、あっあっ、あ~~~~っ」
一際甲高い声を上げ、ナイナはぶるぶると体を震わせた。どうやら絶頂を迎えたようだ。とろとろと花弁の奥から新たな蜜が溢れてくる。
こうなると、もっともっとイかせたいという欲求が生まれた。
「んひぃっ、ひっあっ、だめ、やあっ、いった、いったの、いったからぁっ、あぁっ、もう舐めないでぇっ」
ダメだと言いながら甘えた声を出すナイナの肉粒を、味わうようにしゃぶる。
「ひあっあっあっああぁっ、やめっ、もうやめてぇっ」
「ダメだ。綺麗に舐め取らなくては、下着を穿けないだろう。穿かずに帰るつもりか」
舐めても舐めても溢れてくる蜜を舐め続けた。
下着を穿かずに帰るなど、危険すぎる。もし万が一、ドレスのスカートが捲れ誰かに見られてしまったらどうするのだ。ナイナの秘められた箇所を見ていいのは俺だけだというのに。
俺だけのものだ。この可愛い花芽も、とろとろと蜜を漏らす花弁も、甘く掠れた嬌声も。
「やぁあっ、きもちいいのっ、いくっ、またいっちゃうぅっ、ひぁっあっ、あああぁああっ」
蜜を分泌する、この中も。見るのも触れるのも味わうのも俺だけだ。
「んゃあっ、らめ、中、舐めちゃ、あっあぁんっ」
熱くとろとろになった中を、差し込んだ舌で舐め回す。もっと舌が長ければ、もっと奥まで味わえるのに。仕方がないので、味わえる範囲で思う様味わう。
舌足らずな甘いナイナの喘ぎ声を聞きながら、内襞を舌で擦るように舐めて味わった。
「ひはあぁんっ、あっ、いいっ、きもちぃのぉっもっ、また、いきそ、んっあっあっあっあ────っ」
中が痙攣し、ねっとりと舌に絡み付く。もっととねだられているようで嬉しくて、更に熱心に愛撫を施し、何度も何度も彼女を絶頂へと導いた。
「やぁっ、もっ、ゆるひて、もぉいくのやあぁっ、レナート殿下ぁっ」
鼻にかかったような甘えた声で名前を呼ばれ、充足感に包まれる。
本当はまだまだ味わい足りないというのに、時間は残酷だ。
「まだ舐め足りないが、そろそろ時間だな」
名残惜しくも、彼女から離れた。
取ってきたタオルで、ナイナの脚の間を拭う。彼女の肌を傷つけないよう、ふわふわで滑らかなタオルをそっと押し付ける。不本意ではあるが、時間がないのだから我慢するしかない。このタオルも、ナイナの下着と同じく俺の宝物としよう。
物足りなさは感じたが、それでもナイナと過ごす時間はいつも幸福に包まれている。
彼女のこととなると、もっともっととどんどん欲深くなっていく。
自分がこんなに誰かに執着できるなんて知らなかった。
きっと彼女を思う気持ちはこれからも大きくなっていくのだろう。
誰かを愛するという幸せを、ナイナが俺に教えてくれた。
彼女への愛は永遠だ。
早く結婚したい。
愛を誓いたい。
俺の心はナイナへの愛で満たされていた。
───────────────
読んで下さってありがとうございます。
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