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282. 魔王討伐に向かう俺11
三日かけて地獄の沼地を抜け、乾いた山脈の麓の岩場と草地へと入った瞬間、ミカエル達は固い地面の感触に感謝しつつ、座り込んだ。
「…休憩しよう…ていうか、今日の野営地、すぐそこだ。あと少し、歩いて、皆」
「うぅ…つらい…」
「地図に保存魔術がかかっていて、本当に良かった。あの沼地で何度泥まみれになったことか…」
もう少し、と呼びかけるバージル自身が、盾を持つのも重そう怠そうにしながら、浄化をかけてよろよろと歩き出す。
アベルとロベルトも泥まみれの状態から浄化を使って綺麗にし、ずるずると足をひきずるように歩き出した。
「…ローブなんて、着てくるんじゃなかった…」
「同感です…地獄は…ここにあったのですね…」
毒沼には触れないよう注意していても、雨と泥水を吸い上げたローブは茶色く変色しており、見る影もなかった。
シャリエルとジーンも疲れ切った表情を隠しもせず、浄化で綺麗にしてなお、「全身が臭う気がする」と呟きながら歩いて行く。
馬に乗っていたとはいえ、ご友人と蜥蜴亜人の冒険者もまた、泥はねと雨からは逃れられずに汚れていて、馬と自分達に浄化の魔道具を使用し、バージル達について行く。
問題は、聖女だった。
ミカエル達ですら、三日間の沼地制覇は骨が折れた。
夢にまで見る程で、「沼に引きずり込まれる夢」「泥に顔からドボンする夢」「泥を食わされる夢」「沼地から抜けられない夢」など、散々悪夢に悩まされた、ようだった。
ミカエルは幸い悪夢は見なかったが、皆の顔色は日に日に悪くなっていた。
聖女は特に顕著で、冒険者を喪った件から滅多に口をきかなくなったから気づくのが遅れたが、無言でついて来ていた彼は、体力の限界に来ているようだった。
ミカエルは自身を浄化してから、へたり込んで動けずにいる聖女へと歩み寄り、浄化をかけた。
「聖女殿、もう少しで休憩です。歩けますか?」
「…あるける…」
「わかりました」
ご友人のようにすぐ「無理」と言わないのは偉い、と思うが、自身の状況については正確に把握して、都度報告して欲しい、と思う。
聖女は一般人と変わらぬレベルで、体力もミカエル達とは比較にならない。
歴代勇者達と一緒に行動していた聖女の中にも、レベリングを面倒くさがる人はいた、という話だが、それでも「全くレベルを上げない」聖女は、一人もいなかった。
前代未聞の聖女が彼、カグラザカ・ユズルである。
今までのエリアは戦闘に参加することなく、歩くだけ、ついて来るだけだったのでなんとかなっていたが、この沼地だけは本当に気力体力を消耗した。
ミカエル達ですら、もう二度とごめんだ、と思う程のエリアだった。
聖女が辛くない、はずはない。
今までも何度か聖女とご友人には声かけをしていたが、聖女は「問題ない」と言うばかりで、そのうちバージル達も気にしなくなってしまった。
さすがに、しんどそう。
ここでリタイアされても困る。
ミカエルの心配は利己的な物だったが、少し岩場を上った所からミカエルを呼ぶアベルの声に手を振り返し、聖女が動けるようになるまでその場で待った。
このエリアの魔獣に襲われたら、聖女はすぐに死んでしまう。
それは、困るのだ。
ハイエナ獣人のエストナが、聖女の側で結界を張って待機している。
蜥蜴亜人のセビィが馬上の人になってしまったので、聖女ごと結界内に入れることが難しくなり、エストナが聖女の結界担当になっていた。
彼はある意味、最も気力の消耗を強いられた人物と言えるだろう。
各国の王に見せる為のカメラを、手放すことが出来ないのだから。
足を取られて転んでも、カメラだけは汚さないよう背中から転ぶなど、彼は本当にカメラマンの鑑だった。
彼はカメラを抱え、結界の魔道具も抱えている為、まだ自身の浄化が出来ていない。
ミカエルは彼にも浄化を使い、頭を下げる彼に向かって「先に上へ」と促した。
「しかし…」
「大丈夫。私がここにいるから。少しでも早く、休憩して」
「……」
「あなたもよくやってくれている。カメラの整備も必要だろう?」
「…ありがとう、ございます」
再び深く頭を下げて、エストナもまた、よろよろと足をひきずりながら上がって行った。
背中を見守っていると、バージルが見下ろしているのが見えたので、アベルにしたのと同じように手を振ると、聖女を見て、意図を理解してくれたようだった。
頷いて引っ込んだが、近くにいるだろうことはわかった。
何かあれば、呼べば来てくれるだろう。
視線を戻すと、ようやく聖女は立ち上がった所だった。
疲れ切り、足も上がらないようで、近くにあった枝を拾って、杖代わりに歩き出す。
肩を貸そうか?なんてことは、言わない。
気安い関係ではなかったし、彼に対してそんな親切はしたくないし、出来なかった。
ただ死なれては困るので、すぐそこまで護衛する。
他の皆が疲れ切っているから、少しでも余裕のある自分がやっているだけ。
それだけだった。
会話もなく、聖女が歩く少し後ろをついて行く。
転んだ際に掴むくらいは、するつもりだった。
ゆっくりと、坂道を上がる。
聖女の息は上がっていて苦しそうだったが、足は止めなかった。
ミカエルは、返事が来ることは期待せず、独り言のように呟く。
「この世界に来られた聖女殿は、三名は残り、十二名が元の世界に戻られました。聖女殿が生きて来られた世界は、神の国と呼ばれています。この世界での役目を終え、戻られる方が多いのは、余程魅力的な世界であるのだろうと思ったのですが、聖女殿とご友人殿は、こちらの世界に残られるのですね」
「……」
「この世界を気に入って頂けたことは、嬉しいことです。神の国は、どのような所なのでしょうか。歴代聖女殿の話によると、とても文明の発達した、平和で美しい所だとか」
「はっ…」
咳き込んだのかと思ったが、どうやら聖女は鼻で笑ったようだった。
足を止め、深呼吸をしてまでわざわざミカエルの方へ顔を向けて、聖女は言った。
「俺にとっちゃ、クッソみてぇな所だよ。めんどくせーことに巻き込まれて、うんざりなんだ。それまでは楽しかったけどな。…いーんだよ俺は、ここで、面白おかしく暮らしてくんだから。だからよ、」
一端言葉を切って上がった息を整え、ミカエルを睨みつける。
「余計なことすんじゃねぇぞ。日本に帰そうなんてするんじゃねぇ。俺は絶対に、帰らねぇよ…!」
「…そうですか」
ミカエルは、穏やかな表情を作って頷いた。
それをどう受け取ったのかは不明だが、聖女は再び鼻で笑った。
「帰すってんならよ、ヒメノにしろよ。俺は野郎に興味はねぇから、おまえらに迷惑はかけねぇ。けどアイツは違うだろ。…逆ハー要員だっけか?おまえら、アイツのこと嫌ってんじゃねーか。気づいてねぇアホはアイツだけだ」
「喧嘩でもなさったのですか?」
「…別に。めんどくさくなっただけだ」
「そうですか…」
一気に喋って疲れたのだろう、聖女はその場で前屈みになって深呼吸を繰り返していたが、座り込まなかったことだけは、評価した。
ここで座ってしまったら、しばらく立てなくなるだろうことを、自覚していたと見える。
この世界で面白おかしく暮らしたい、という願望は、本物のようだった。
なるほど、と、ミカエルは思う。
ほんの少しでも、後悔があれば。
謝罪したいと、思ってくれていれば。
多少なりともミカエルの心は、軽くなったことだろう。
聖女達は、面倒な元の世界を捨てて、ここで暮らしたいと言う。
……、
……、
そんなこと、許すはずがないだろう。
彼らにとっての不幸は、彼の言う「面倒事」の本人が、同じパーティーに存在している、ということだった。
そして、彼ら自身が、異世界にあっても変わろうとせず、それを、本人に知られてしまったことだった。
ああ、安心した。
良心の呵責なく、彼らを元の世界に帰すことが出来そうだった。
「…休憩しよう…ていうか、今日の野営地、すぐそこだ。あと少し、歩いて、皆」
「うぅ…つらい…」
「地図に保存魔術がかかっていて、本当に良かった。あの沼地で何度泥まみれになったことか…」
もう少し、と呼びかけるバージル自身が、盾を持つのも重そう怠そうにしながら、浄化をかけてよろよろと歩き出す。
アベルとロベルトも泥まみれの状態から浄化を使って綺麗にし、ずるずると足をひきずるように歩き出した。
「…ローブなんて、着てくるんじゃなかった…」
「同感です…地獄は…ここにあったのですね…」
毒沼には触れないよう注意していても、雨と泥水を吸い上げたローブは茶色く変色しており、見る影もなかった。
シャリエルとジーンも疲れ切った表情を隠しもせず、浄化で綺麗にしてなお、「全身が臭う気がする」と呟きながら歩いて行く。
馬に乗っていたとはいえ、ご友人と蜥蜴亜人の冒険者もまた、泥はねと雨からは逃れられずに汚れていて、馬と自分達に浄化の魔道具を使用し、バージル達について行く。
問題は、聖女だった。
ミカエル達ですら、三日間の沼地制覇は骨が折れた。
夢にまで見る程で、「沼に引きずり込まれる夢」「泥に顔からドボンする夢」「泥を食わされる夢」「沼地から抜けられない夢」など、散々悪夢に悩まされた、ようだった。
ミカエルは幸い悪夢は見なかったが、皆の顔色は日に日に悪くなっていた。
聖女は特に顕著で、冒険者を喪った件から滅多に口をきかなくなったから気づくのが遅れたが、無言でついて来ていた彼は、体力の限界に来ているようだった。
ミカエルは自身を浄化してから、へたり込んで動けずにいる聖女へと歩み寄り、浄化をかけた。
「聖女殿、もう少しで休憩です。歩けますか?」
「…あるける…」
「わかりました」
ご友人のようにすぐ「無理」と言わないのは偉い、と思うが、自身の状況については正確に把握して、都度報告して欲しい、と思う。
聖女は一般人と変わらぬレベルで、体力もミカエル達とは比較にならない。
歴代勇者達と一緒に行動していた聖女の中にも、レベリングを面倒くさがる人はいた、という話だが、それでも「全くレベルを上げない」聖女は、一人もいなかった。
前代未聞の聖女が彼、カグラザカ・ユズルである。
今までのエリアは戦闘に参加することなく、歩くだけ、ついて来るだけだったのでなんとかなっていたが、この沼地だけは本当に気力体力を消耗した。
ミカエル達ですら、もう二度とごめんだ、と思う程のエリアだった。
聖女が辛くない、はずはない。
今までも何度か聖女とご友人には声かけをしていたが、聖女は「問題ない」と言うばかりで、そのうちバージル達も気にしなくなってしまった。
さすがに、しんどそう。
ここでリタイアされても困る。
ミカエルの心配は利己的な物だったが、少し岩場を上った所からミカエルを呼ぶアベルの声に手を振り返し、聖女が動けるようになるまでその場で待った。
このエリアの魔獣に襲われたら、聖女はすぐに死んでしまう。
それは、困るのだ。
ハイエナ獣人のエストナが、聖女の側で結界を張って待機している。
蜥蜴亜人のセビィが馬上の人になってしまったので、聖女ごと結界内に入れることが難しくなり、エストナが聖女の結界担当になっていた。
彼はある意味、最も気力の消耗を強いられた人物と言えるだろう。
各国の王に見せる為のカメラを、手放すことが出来ないのだから。
足を取られて転んでも、カメラだけは汚さないよう背中から転ぶなど、彼は本当にカメラマンの鑑だった。
彼はカメラを抱え、結界の魔道具も抱えている為、まだ自身の浄化が出来ていない。
ミカエルは彼にも浄化を使い、頭を下げる彼に向かって「先に上へ」と促した。
「しかし…」
「大丈夫。私がここにいるから。少しでも早く、休憩して」
「……」
「あなたもよくやってくれている。カメラの整備も必要だろう?」
「…ありがとう、ございます」
再び深く頭を下げて、エストナもまた、よろよろと足をひきずりながら上がって行った。
背中を見守っていると、バージルが見下ろしているのが見えたので、アベルにしたのと同じように手を振ると、聖女を見て、意図を理解してくれたようだった。
頷いて引っ込んだが、近くにいるだろうことはわかった。
何かあれば、呼べば来てくれるだろう。
視線を戻すと、ようやく聖女は立ち上がった所だった。
疲れ切り、足も上がらないようで、近くにあった枝を拾って、杖代わりに歩き出す。
肩を貸そうか?なんてことは、言わない。
気安い関係ではなかったし、彼に対してそんな親切はしたくないし、出来なかった。
ただ死なれては困るので、すぐそこまで護衛する。
他の皆が疲れ切っているから、少しでも余裕のある自分がやっているだけ。
それだけだった。
会話もなく、聖女が歩く少し後ろをついて行く。
転んだ際に掴むくらいは、するつもりだった。
ゆっくりと、坂道を上がる。
聖女の息は上がっていて苦しそうだったが、足は止めなかった。
ミカエルは、返事が来ることは期待せず、独り言のように呟く。
「この世界に来られた聖女殿は、三名は残り、十二名が元の世界に戻られました。聖女殿が生きて来られた世界は、神の国と呼ばれています。この世界での役目を終え、戻られる方が多いのは、余程魅力的な世界であるのだろうと思ったのですが、聖女殿とご友人殿は、こちらの世界に残られるのですね」
「……」
「この世界を気に入って頂けたことは、嬉しいことです。神の国は、どのような所なのでしょうか。歴代聖女殿の話によると、とても文明の発達した、平和で美しい所だとか」
「はっ…」
咳き込んだのかと思ったが、どうやら聖女は鼻で笑ったようだった。
足を止め、深呼吸をしてまでわざわざミカエルの方へ顔を向けて、聖女は言った。
「俺にとっちゃ、クッソみてぇな所だよ。めんどくせーことに巻き込まれて、うんざりなんだ。それまでは楽しかったけどな。…いーんだよ俺は、ここで、面白おかしく暮らしてくんだから。だからよ、」
一端言葉を切って上がった息を整え、ミカエルを睨みつける。
「余計なことすんじゃねぇぞ。日本に帰そうなんてするんじゃねぇ。俺は絶対に、帰らねぇよ…!」
「…そうですか」
ミカエルは、穏やかな表情を作って頷いた。
それをどう受け取ったのかは不明だが、聖女は再び鼻で笑った。
「帰すってんならよ、ヒメノにしろよ。俺は野郎に興味はねぇから、おまえらに迷惑はかけねぇ。けどアイツは違うだろ。…逆ハー要員だっけか?おまえら、アイツのこと嫌ってんじゃねーか。気づいてねぇアホはアイツだけだ」
「喧嘩でもなさったのですか?」
「…別に。めんどくさくなっただけだ」
「そうですか…」
一気に喋って疲れたのだろう、聖女はその場で前屈みになって深呼吸を繰り返していたが、座り込まなかったことだけは、評価した。
ここで座ってしまったら、しばらく立てなくなるだろうことを、自覚していたと見える。
この世界で面白おかしく暮らしたい、という願望は、本物のようだった。
なるほど、と、ミカエルは思う。
ほんの少しでも、後悔があれば。
謝罪したいと、思ってくれていれば。
多少なりともミカエルの心は、軽くなったことだろう。
聖女達は、面倒な元の世界を捨てて、ここで暮らしたいと言う。
……、
……、
そんなこと、許すはずがないだろう。
彼らにとっての不幸は、彼の言う「面倒事」の本人が、同じパーティーに存在している、ということだった。
そして、彼ら自身が、異世界にあっても変わろうとせず、それを、本人に知られてしまったことだった。
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