【完結】前世ハイスペックブサメンの俺、今世ではイージーモードを歩みたい

影清

文字の大きさ
22 / 311

20. どうでもいい話を聞かされる俺 

しおりを挟む
 瞬間でミカエルの表情が消えたことに、公子がぎょっとした顔をした。
 振り返れば父親の愛人こと黄蘭の君が、手を振りながら近づいて来ている。
「…何かご用でしょうか?」
 完璧な王族スマイルを浮かべて義務的な対応をするが、愛人は気にすることもなく、ミカエルの腕を引っ張った。
「ねっちょっとお話しようよ!」
「…話、と言われましても」
「お父さんの話、聞きたくない?全然話してないじゃん?気ぃ遣ってるのかなって!俺が知ってること、教えてあげる~!」

 いや、いらんし。

 目元口元が、ひきつりそうだった。
「ミカエル」
 後ろからの声に、振り返る。
 心配そうな公子の表情に、救われた気分だった。
 まだ彼は膝をついた状態で、視線は近い。
 助けを求めれば、おそらく連れて離れてくれるだろう。
 口を開きかけたが、先に愛人に遮られた。
「えっ何!この子超イケメンじゃん!君、いくつー?」
「……」

 愛人さん。
 他国の公子に、気安く話しかけすぎ。
 それはとても、無礼なことなんですよ。
 
 公子もまた、余所行きの表情を貼り付け、立ち上がった。
「…あなたは?」
「あっ俺、ソウェイサズ王国のニコル・カッツです!よろしくね!」
 恥じらうように頬に手を当て、もじもじした。
 
 よろしくね!じゃないんですよ。

 他国の公子に対する無礼は、許されない。
 第一王子として、対応をしなければならなかった。
「…黄蘭の君。こちらは聖ウィンユルス公国の、公子でいらっしゃいます」
 だから無礼な態度を改めて下さいね、と、遠回しに言った。
「あ、そうなんだ?公子様なんだーカッコいいね!」
 だが、一切通じなかった。
「……」
「……」

 気づいていないのだろうか?
 それとも。

 わざと、国際問題にしようとしているのだろうか?

 国王の愛人で、あまつさえ他国に帯同させるような存在が、貴族として弁えているべき礼儀さえ気にしない者だとは、ミカエルの想像の埒外だった。
「バージル、すみません。彼は僕に用があるようなので、これで失礼します」
「…そう」
 愛人を、公子から引き離さないといけない。
 公子の気遣うような視線が、痛かった。
 あと、問題にしないでくれてありがとうと思いながら、黄蘭の君へと向き直る。
「それで、お話とは何でしょうか?」
「あ、そうそう!公子様、またお話してくださいねー!じゃぁミカクン、ちょっといいかな?」
「…はい」

 ラフに手を振る愛人、マジメンタル強者。

 客室へ行こうと通路を歩き出すのを、止めた。
「あの、どちらへ?」
「君の部屋がいいかなって思ったんだけど?俺達の部屋、ダミアンが寝てるんだ。船酔いだって」
「…そうですか。甲板ではいけませんか?」
「え?お父さんの話、他人に聞かれても平気?」
「いえ、僕の部屋で大丈夫です」
「そ?良かった。部屋どこ?」
「一番手前です」
「はーい」
 ミルラも船酔いでダウンしていた。
 控え室で、横になっている。
 味方はいない。
 
 何を聞かされるのだろう、と、不安しかなかった。
 


 
  
 ミカエルに用意された部屋に入ると、愛人は躊躇いもなくベッドへと腰掛けた。
 お客人は椅子に座って欲しい、と思いつつも、すでに疲労を覚えていたミカエルは、無言で扉を閉めた。
「俺、コーヒーがいいな。この国のコーヒー、美味しいよね」
「……」

 愛人のご要望に、応えなければならないのだろうか?

 否、必要性を感じなかった。
「侍女が船酔いで休んでいるので、食堂まで行ってもらってくるのは、時間がかかりそうです。用件を、手短にお願いします」

 簡易なキッチンはついているけれども、コーヒーを淹れるの、甘くみてない?
 インスタントなんて代物は、この世界にはないのだった。
 コーヒーを淹れられるか否かで言えば、淹れられる。
 淹れられるとも。
 過去の努力の結晶を、舐めないで欲しい。
 しかしここで、彼の為に、披露する気にはなれなかった。

 聞いたところ男爵家出身である彼に、王子である自分が阿る必要性は、一切なかった。
 申し訳ないが、今までの愛人の言動を見る限りにおいて、好意的になれる要素は微塵もなかった。
「えー、残念。侍女が船酔いって、使えないねー。ま、いいや。そこ座ってよ」
 椅子を指さし、指図してくる。

 もういいや、何も言うまい。
 彼の教育をするのは、自分の役目ではない。
 
 無言で椅子に腰掛け、向き合った。
「えっとー。君のお父さんをさ、責めないであげてね?」
「は…?」
 意味の分からないことを言われ、ミカエルは首を傾げた。
「どういう意味でしょうか」
「俺ね、ダミアンとは同級生だったんだ。あ、ダミアンっていうのは、君のお父さんね」
「はぁ」
「君のお父さん、第二王子でさ。第一王子だったお兄さん、とっても優秀な人でね、立派な王様になるだろうって言われてた人だったの」
「…そうですか」
 自分の生い立ちや、両親の環境については、初期の頃に調べたから、知っていた。
「ダミアンはお兄さんがいるから、自分は自由にやるんだって言っててね、結構遊んでたんだけど、お兄さんが死んじゃって」
「……」
「突然王様になれって言われても、やる気もないのに無理じゃん。俺、可哀想ってずっと思ってたんだぁ」
「…そうですか」
 それを俺に言うんだな、と、ミカエルは思った。
 ミカエルはおそらく、王位を継ぐことはないだろう。
 第二王子も。
 それでも王になる為の教育は、受けていた。
 スペアとして。
 王になるつもりはなくとも、王子として生まれてしまったら、それは覚悟しておかなければならないことだ。
 そう教育されたし、そうあるべきだと思っている。
 でも、王と愛人はそうではないようだった。
「おまけに、好きでもない女を正妃にしなきゃいけなくて、子ども作らなきゃいけなくて。可哀想でしょ?」
「…そうですか」

 正妃も王のことは好きじゃないと思うから、お互いさまでは?とか。
 子どもを生まなきゃいけない分、大変なのは正妃だと思う、とか。
 好きでもないのに生まれた子どもが自分なのか、とか。
 それを聞かされている自分、とか。

 可哀想なのは、誰だろう。

「ミカクンのことさ、嫌いじゃないんだよ。たださ、望まない環境にずっといるダミアンはさ、素直になれないの。わかってあげて?」
「…そうですか」

 国王としての職務をほぼ放棄しているのは、望まない環境だからなのか。
 息子に興味がないのは、望まない環境だからなのか。
 素直になれないのは、望まない環境だからなのか。

 国王、いくつだっけ。

「…陛下が望む環境というのは、何ですか?」

 何一つ不自由のない生活をして。
 職務を丸投げしても、許される生活をしている。
 愛人と好き勝手しても、許される環境で。
 これ以外に、何を望むというのだろう。
 
「んもー。ダメだよぉ。お父様って、呼んであげて!」
「無理です」

 ツッこむ所は、そこなのか。
 急速に、視界が色褪せていく気がした。

 何だろうこの人。
 何を言いたいのだろう、この人。
 
「ダミアンはさ、王様じゃなくて、もっと気楽に生きていたいんだよ。でも無理でしょ?だから、可哀想なの」
「……」
        
 金持ちニート生活こそ、至高!ってことかな。
 なるほど、気持ちはわからんでもない。
 
「だからね、ミカクンも、わかってあげて。ダミアンも辛いんだぁ」
「そうですか、大変ですね」
「うんうん、そうなの!大変なの!だから、仲良くしてあげてね!」

 今の生活は、まさに金持ちニート生活だと思うのだが、それでもまだ不満であるらしい。

「早く譲位して、隠居したいということでしょうか?」
「そうそう。でも第三王子、まだ四歳でしょ。成人と同時に譲位するとしても、結構かかるじゃない?だから辛いんだよぉ。わかるでしょ?」
「…そうですか」

 第三王子ね。

 なんだか、どうでも良くなってきてしまった。
 この愛人と話していると、やる気が削がれてしまって良くない。
「それで結局、あなたのおっしゃりたいことは、可哀想な陛下と仲良くしろ、ということでしょうか?」
「うんうん。そうなの!お父様ね。お・と・う・さ・ま!きっとダミアンもね、ミカクンから話しかけてもらったら、嬉しいと思うんだぁ」
 両手を合わせ、顔を輝かせて笑う愛人の顔を、正面から見る気分にはなれなかった。
「…なるほど、私の方から、陛下に話しかけろ、とおっしゃるのですね」
「お父様!って言われて、嬉しくないお父さんはいないよぉ!」

 今朝、挨拶をして無視されたのを、見ていなかったのだろうか?
 隣にいたのに?
 
「そうですか。お話は、それだけでしょうか?」
 気分が悪くなってきていた。

 父親が可哀想だから、仲良くしろという愛人。
 父親に放置され、第一王子であるにも関わらず、王位継承権がない扱いをされている子どもに、仲良くしろと迫る愛人。
 望まない環境にいるのが、父親だけだと思っている愛人。
 
 可哀想なのは、父親なのか?

 片方の視点でしか物を語らない愛人に、こちらの話をして、理解してもらえるのだろうか?
 そもそも自分はこの愛人に、心を尽くして話をし、理解してもらいたいと、思っているのだろうか?

 どちらも否だ。

 ならば話をするだけ、無駄だった。
「それだけでしたら、お話は十分伺いましたので、」
「あっ待って待って。これからが本番なの!」
「はぁ…?」
 切り上げようとしたミカエルの言葉を遮り、愛人が手を振った。
「…何でしょうか?」
「実は俺ね、あと半年したら、王宮を出て行くんだけど」
「そうなんですか」
 それは、どうでもいい初耳だった。
「俺の次に来る愛人が、ダミアンと君の仲を取り持ってくれるとは、限らないでしょ?だから俺がいるうちに、君ともっと仲良くなって、ダミアンにも、君の良さを伝えてあげようと思ってるんだぁ」
「…いえ、そんなことをして頂かなくても結構です」
「もう!そんなこと言っちゃダメ!」
「……」
   
 いや、もう、ホントに。
 あなたに仲介してもらいたいとは、思わない。
 あなたに仲介してもらって、上手くいくとも、思えない。

「だからぁ、せっかくカノラド連邦に来たんだもん。一緒に買い物行こ!んで、ダミアンの好きな物買って、渡してあげたらいいよ!一緒に選んだげる!」
「……」

 俺が、歩み寄らないといけないことなのだろうか?

 胸をかきむしりたくなるような不快があり、吐き気がした。
 言わなければならない。

 きちんと、断らなければ。

「…お申し出はありがたいのですが、私は」
「ダミアンと君を仲良くさせてあげられたら、俺も嬉しい。すっきり気持ちよく、さよならできるでしょ?」
「いえ、ですから私は」
「いいじゃん!俺、君とお出かけしたいよぉ」
「あの、」
「俺のお願い、聞いて欲しいな?」
「お断りします」
「もう!そんなこと言わないで!俺悲しくなっちゃうからぁ。ね?」

 もう、無視でいいのかな。

 本気で、吐きそうだ。
 頷くまで粘られるのだろう。
 諦めるまで、断り続けなければならないのだろう。
 
 ミカエルの心や事情など、微塵も考えてくれないのだろう。
 自分で自分を守らなければ、壊れてしまう。

「…黄蘭の君。陛下に贈り物をするつもりもなければ、あなたと一緒に出かけるつもりもないんです。ご理解、頂けませんか?」
「お父様、でしょ?もー!やる前から諦めるの、良くないと思うな。一緒に出かけたら、きっと楽しいよ!」
「私は、」
 いつまで続ければいいのだろう、と不毛と疲労を感じていた。
「ねっ!ものは試しに、」

「ミカエル、いるかー!?」 

 バーン、と、派手な音を立てて、扉が開かれた。
  
「…!?」
「…!?」

 入口を見れば、蹴り開ける勢いで扉を押し開いていたのは、カノラド連邦の王太子だった。
「……お、王太子殿下…?」
「おっ!いたいた!おやつの時間だぞ!」
「お…おやつ、…ですか…?」
 若々しいワイルドイケメンが、全開の笑顔を向けつつ歩み寄って来るのを、ミカエルは呆然と見返した。
 許可もなく、扉を豪快に開けて入室してくる不作法も、どうでも良くなる程の勢いに圧倒されている間に、王太子はミカエルを軽々と抱き上げた。
 両脇の下に手を回してそのまま持ち上げる、いわゆる縦抱き、というやつだった。

 完全に、小さい子扱いだった。

「は…?え?あの…?」
「首に手を回すんだぞ。落ちないようにな」
「いや、あの」
「ルディ考案の、アイスクリームとフルーツだぞ。好きかい?」
「あ、は、はい」
 第四王子、国の文化に貢献していた。

 すごいなあの子。

「それは良かった。では行こうか。ああ、そちらの方、ソウェイサズ王の分も一緒に部屋へ運ばせたので、そちらでどうぞ」
「えっ…あ、は、はい…」
 勢いに呑まれたままだったが、ワイルドイケメンの視線に頬を染め、愛人は大人しく頷いた。
 部屋を出ると、公子がいた。





 ああ、自分は助けてもらったのだと、理解した。
しおりを挟む
感想 30

あなたにおすすめの小説

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~

さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。 そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。 姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。 だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。 その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。 女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。 もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。 周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか? 侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?

悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放

大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。 嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。 だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。 嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。 混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。 琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う―― 「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」 知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。 耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。

弟に裏切られ、王女に婚約破棄され、父に追放され、親友に殺されかけたけど、大賢者スキルと幼馴染のお陰で幸せ。

克全
ファンタジー
「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」に同時投稿しています。

すべてを奪われた英雄は、

さいはて旅行社
BL
アスア王国の英雄ザット・ノーレンは仲間たちにすべてを奪われた。 隣国の神聖国グルシアの魔物大量発生でダンジョンに潜りラスボスの魔物も討伐できたが、そこで仲間に裏切られ黒い短剣で刺されてしまう。 それでも生き延びてダンジョンから生還したザット・ノーレンは神聖国グルシアで、王子と呼ばれる少年とその世話役のヴィンセントに出会う。 すべてを奪われた英雄が、自分や仲間だった者、これから出会う人々に向き合っていく物語。

美人なのに醜いと虐げられる転生公爵令息は、婚約破棄と家を捨てて成り上がることを画策しています。

竜鳴躍
BL
ミスティ=エルフィードには前世の記憶がある。 男しかいないこの世界、横暴な王子の婚約者であることには絶望しかない。 家族も屑ばかりで、母親(男)は美しく生まれた息子に嫉妬して、徹底的にその美を隠し、『醜い』子として育てられた。 前世の記憶があるから、本当は自分が誰よりも美しいことは分かっている。 前世の記憶チートで優秀なことも。 だけど、こんな家も婚約者も捨てたいから、僕は知られないように自分を磨く。 愚かで醜い子として婚約破棄されたいから。

悪役令息の花図鑑

蓮条緋月
BL
公爵令息シュヴァリエ・アクナイトはある日、毒にあたり生死を彷徨い、唐突に前世を思い出す。自分がゲームの悪役令息に生まれ変わったことに気づいたシュヴァリエは思った。 「公爵家の力を使えば世界中の花を集めて押し花が作れる!」  押し花作りが中毒レベルで趣味だったシュヴァリエはゲームのストーリーなどお構いなしに好き勝手動くことに決め行動が一変。その変化に周囲がドン引きする中、学園で奇妙な事件が発生!現場に一輪の花が置かれていたことを知ったシュヴァリエはこれがゲームのストーリーであることを思い出す。花が関わっているという理由で事件を追うことにしたシュヴァリエは、ゲームの登場人物であり主人公の右腕となる隣国の留学生アウル・オルニスと行動を共にするのだが……? ※☆はR描写になります ※他サイトにて重複掲載あり  

処理中です...