66 / 68
第64話 ハルカの世界観 その②
しおりを挟む
この世は残酷である。美しいとは……私は思わない。
何故なら。答えはハッキリしている。『思い通りにならない』からだ。
思い通りにならない方が面白い、と言う人も居る。だけどそれは違うと思う。思い通りに『なる』か『ならない』か。その2択だと『なる』方が良いに決まっている。思い通りにならないことを楽しめる人は、本当に『ならないんだ』という苦痛を知らないのだ。
人は、思い通りにしたい生き物だ。それが叶うかどうかは運次第だが、大なり小なり皆、基本的に思い通りにしようと生きている。だけど全部は叶わない。その中でできるだけ叶えようと、努力をするのだ。できるだけ運の要素を減らすために。
「……ふっ!」
岩がある。それを斬る。アビスの甲殻は銃弾を防ぐから、相手はそれを想定した武装をする筈だ。石器武器から核爆弾まで。兵器の火力は歴史を進むごとに強力になってきた。人を殺す『威力』は充分だ。あとは広範囲とか確実性、コストパフォーマンス、扱う際の安全性、使用後の環境への影響などが重視・考慮される。
前時代的なことをしているのは、アビスだけだ。
「やってるねぇ」
朝の日課をやっていると、コロナが声を掛けてきた。こんなに朝早くどうしたのだろうか。いつもお昼頃に起きてくるのに。
「…………」
彼女は黙って私の稽古を見ている。
「……なに?」
正直少し気が散るので声を掛けた。いつもは仕事とか修行とかには興味が無い筈だ。
「このミサイルの時代に、剣てねぇ」
彼女は少し馬鹿にしたように言った。だがこれはわざと私を怒らせたいために言ったのだと分かっている。
「ICBMで死なないパニピュアを殺すには直接斬るしかないでしょ」
「パニピュアを殺せるミサイルを作った方が良くない?」
「じゃ作って。『私より速く動けて、私より威力の出せるミサイル』を。フィリップに頼んで」
「……無理だね。多分フィリップでも無理」
彼女の意図が分からない。私は次の言葉を待った。
「解明された先進技術を擁する人間に対して、未だ未知の『オカルトまがい』を使わざるを得ないアビスに勝機はあるのかって、皆不安だって」
皆とは、エクリプスが作った下位アビスや、下位アビスがさらに食糧を喰らって成長したハーフアビスのことだ。この地下に隠れてしばらく経つが、中々大所帯になってきている。
「『爪』と『甲殻』だけで初期シャインジャーには対抗できていたわ。奴等が科学力を上げてくるなら、こちらは血の能力を上げるのよ」
「ハルカは、勝てると思ってる?」
「!」
コロナが不安そうな表情をした。地上のニュースは私達も把握している。アークシャインの拡大、アウローラとの連携。今や本当に、アビスの生きる場所は地球上に無い。
「『姫』さえ絶やさなければ、少なくとも敗けは無いわ」
「そうじゃなくてさ」
恐らく、誰かから聞き齧ったのだろう。彼女自身に戦争自体の興味は無い。彼女の世界はフィリップで一杯だ。
だが私に意見を言える者も限られてきた。彩ちゃんの希望により支配を弱めているせいだろうか。獣社会のアビスで、『下』から『不満の声』が聞こえてきた。
「宇宙が、人間中心になってるなら。結局は私達は『ただの悪者』で、最終的には退治されちゃうんじゃないのかな。『意思の総量』は人間に敵わないんでしょ?」
「今はね。『総量』が問題なら逆転すれば良い。今、アビスが行ってることは知ってる?」
彼女は首を振った。
「ひとつは数を増やすこと。エクリプスを使って下位アビスとハーフアビスを増やしてる。それが人間より多くなれば『総量』は解決する」
「でも」
「ええ。正直無理よ。地下に80億のアビスは。だからもうひとつ。『粒子』の改造をしてる。人間に感染しやすいようにね。元々、粒子を他種族に感染させて侵略していたのに、何故か人間には効きにくかった。そもそもこれが劣勢になる根本だったのよ」
「じゃ、それが完成したら勝ち?」
「そう単純じゃないけどね。だからあとひとつ。『私達が強くなる』。物理的に戦争で勝利すれば勝ち。単純にね」
「……」
コロナは黙ってしまった。成功すれば魅力的な作戦だが、結局は上手くいかない結末しか見えないと言った表情だ。
「じゃあコロナは、どうすれば良いと思う?」
「数を増やさなきゃ消費も少ないんだから、このまま地下に住めば良いじゃん。地下の『愛』は地球が滅ぶまで無くならないんでしょ?」
「私達が採り続ければ、地上に影響が出るのよ。つまり地球の寿命が縮まるの」
「別に良いじゃん。戦争よりマシでしょ」
「いずれ全滅するわよ?」
「別に良いじゃん」
「コロナは良くても、皆がそうじゃないのよ。皆『生きたい』って思ってるの。自分だけじゃない、『家族』の幸せを、皆願ってる。地上に住めばそれが叶うのよ」
「…………」
家族という単語に少し反応した。
「フィリップはなんて?」
「……正直勝てないだろうなって」
「どうして?」
「ブラックライダーを瞬殺した王を跡形もなく消し飛ばした『太陽』には、どうしても敵いっこないって。他の何を殺そうと、地上を焼き払おうと、最終的に『太陽』に勝てなきゃ全滅するって」
「…………大丈夫よ」
当然敵戦力を見越してない訳は無い。コロナの不安も尤もだろう。散々仲間達を、影士さんを殺したブラックライダーですら、王や太陽の足元にも及ばない。
だけど問題ない。
「私が殺すから」
「私はさ」
その答えを遮るようにコロナが口を開いた。
「アヤと一緒。誰かが死ぬのは嫌。アヤは戦争に対して割り切ってるけど、私は普通のハーフアビスだもん。わざわざ勝算の無い戦争を仕掛けて、ハルカが死ぬのが嫌なの。それなら例え短くても、皆でここで、死ぬまで一緒に暮らせば良いのに」
「勝てば誰も死なないわ」
「……それ、ハルカの嫌いな『根拠の無い自信』に聞こえるよ」
「!」
私は最強。私が勝てばアビスの勝利。私が最強だから問題無い。ずっとそう考えていた。
勿論違うことは理解している。『太陽』に精神を壊されそうになったし、一時はそのせいで捕まった。全然最強じゃない。
だから修行しているのだ。
「ねえ、うまく言えないけど…。皆おかしいよ。『戦争』に取り憑かれてる。何も平和と幸せへの道はそれだけじゃないのにさ」
「……考え、変わったわね。コロナ」
「……ん」
以前は疑問など何も持たなかった。戦争だろうと二つ返事で参加した。彼女をここまで成長させたのは、やはりフィリップなのだろうか。
「コロナ」
「ん」
手を差し出した。察したコロナがそれを握る。
「「″精神統一(スピリット・ユニティ)″」」
私達はお互いの意識を共有する。彼女の不安も疑問も私の中に流れてくる。お互いを本当に信頼していないと、そもそも相互精神干渉はできない。彼女は私を信頼した上で、素直に疑問をぶつけれくれているのだ。
『ワープゲート干渉。……精神迷彩起動。2秒後に″衛星(サテライト)″展開』
共有化された脳内で精神力を使い、能力の処理をする。何をするかは既にコロナにも伝わっている。
『″精神解放(リリースソウル)″』
私はステルス能力と飛行能力を持つ。コロナはそれを強化できる。さらに合わせ技として、監視衛星を精製し射出できる。
だから『これ』は私とコロナだけの『特権』である。
『肉体のワープ処理を開始』
私達はその場から消えた。
ーー
光の速さで地上へ飛び上がる。幾重もの地面と岩盤を無重量で突破する。気付いた時には成層圏近くまでやってきていた。
見渡す限り、黒と青と白の空。頭上では星が瞬き、眼下には海の青。
正に『陰気な気持ちも吹っ飛ぶ』ような、爽快感のある見晴らしだった。
「…………」
コロナは景色に見入っていた。文字通り目を輝かせている。
「ずっと地下に居たら、こんな景色は見れないわよ」
そう言うと、コロナの眉根が寄った。
「感情に訴えるつもり?」
「いいえ?ただ、貴女の意志の強さもここまでじゃないでしょう?」
「…………」
「地下に籠っていたら気付かない…否、忘れてしまう。『世界の素晴らしさ』を。この素晴らしさを、どうしてアビスというだけで、私達が享受できないの?おかしいじゃない」
「……」
「あと言ってなかったけれど。『おめでとう』」
「!!」
精神が共有されていて、私が気付かない訳は無い。
「『家族皆』の為にも、生き残らないとね」
「…………うん」
彼女は泣いていた。そしてじっと黙って、景色を見ていた。
それ以上言葉は交わさなかったけれど、彼女の気持ちはしっかりと受け取った。
ーー
「絶対に勝たなくてはいけない」
修行に戻る。コロナと話して気合いが入るということは、『そういうこと』だ。
コロナは泣きながらも笑っていた。やはり『笑顔が良い』。
「『パニピュア』も『太陽』も『心理』も。全部まとめて私が殺す」
この世は残酷だ。
だけどもしかしたら、やっぱり少しだけ美しいかもしれない。
『思い通り』にするまでの過程と努力にはとても価値があると思うから。
何故なら。答えはハッキリしている。『思い通りにならない』からだ。
思い通りにならない方が面白い、と言う人も居る。だけどそれは違うと思う。思い通りに『なる』か『ならない』か。その2択だと『なる』方が良いに決まっている。思い通りにならないことを楽しめる人は、本当に『ならないんだ』という苦痛を知らないのだ。
人は、思い通りにしたい生き物だ。それが叶うかどうかは運次第だが、大なり小なり皆、基本的に思い通りにしようと生きている。だけど全部は叶わない。その中でできるだけ叶えようと、努力をするのだ。できるだけ運の要素を減らすために。
「……ふっ!」
岩がある。それを斬る。アビスの甲殻は銃弾を防ぐから、相手はそれを想定した武装をする筈だ。石器武器から核爆弾まで。兵器の火力は歴史を進むごとに強力になってきた。人を殺す『威力』は充分だ。あとは広範囲とか確実性、コストパフォーマンス、扱う際の安全性、使用後の環境への影響などが重視・考慮される。
前時代的なことをしているのは、アビスだけだ。
「やってるねぇ」
朝の日課をやっていると、コロナが声を掛けてきた。こんなに朝早くどうしたのだろうか。いつもお昼頃に起きてくるのに。
「…………」
彼女は黙って私の稽古を見ている。
「……なに?」
正直少し気が散るので声を掛けた。いつもは仕事とか修行とかには興味が無い筈だ。
「このミサイルの時代に、剣てねぇ」
彼女は少し馬鹿にしたように言った。だがこれはわざと私を怒らせたいために言ったのだと分かっている。
「ICBMで死なないパニピュアを殺すには直接斬るしかないでしょ」
「パニピュアを殺せるミサイルを作った方が良くない?」
「じゃ作って。『私より速く動けて、私より威力の出せるミサイル』を。フィリップに頼んで」
「……無理だね。多分フィリップでも無理」
彼女の意図が分からない。私は次の言葉を待った。
「解明された先進技術を擁する人間に対して、未だ未知の『オカルトまがい』を使わざるを得ないアビスに勝機はあるのかって、皆不安だって」
皆とは、エクリプスが作った下位アビスや、下位アビスがさらに食糧を喰らって成長したハーフアビスのことだ。この地下に隠れてしばらく経つが、中々大所帯になってきている。
「『爪』と『甲殻』だけで初期シャインジャーには対抗できていたわ。奴等が科学力を上げてくるなら、こちらは血の能力を上げるのよ」
「ハルカは、勝てると思ってる?」
「!」
コロナが不安そうな表情をした。地上のニュースは私達も把握している。アークシャインの拡大、アウローラとの連携。今や本当に、アビスの生きる場所は地球上に無い。
「『姫』さえ絶やさなければ、少なくとも敗けは無いわ」
「そうじゃなくてさ」
恐らく、誰かから聞き齧ったのだろう。彼女自身に戦争自体の興味は無い。彼女の世界はフィリップで一杯だ。
だが私に意見を言える者も限られてきた。彩ちゃんの希望により支配を弱めているせいだろうか。獣社会のアビスで、『下』から『不満の声』が聞こえてきた。
「宇宙が、人間中心になってるなら。結局は私達は『ただの悪者』で、最終的には退治されちゃうんじゃないのかな。『意思の総量』は人間に敵わないんでしょ?」
「今はね。『総量』が問題なら逆転すれば良い。今、アビスが行ってることは知ってる?」
彼女は首を振った。
「ひとつは数を増やすこと。エクリプスを使って下位アビスとハーフアビスを増やしてる。それが人間より多くなれば『総量』は解決する」
「でも」
「ええ。正直無理よ。地下に80億のアビスは。だからもうひとつ。『粒子』の改造をしてる。人間に感染しやすいようにね。元々、粒子を他種族に感染させて侵略していたのに、何故か人間には効きにくかった。そもそもこれが劣勢になる根本だったのよ」
「じゃ、それが完成したら勝ち?」
「そう単純じゃないけどね。だからあとひとつ。『私達が強くなる』。物理的に戦争で勝利すれば勝ち。単純にね」
「……」
コロナは黙ってしまった。成功すれば魅力的な作戦だが、結局は上手くいかない結末しか見えないと言った表情だ。
「じゃあコロナは、どうすれば良いと思う?」
「数を増やさなきゃ消費も少ないんだから、このまま地下に住めば良いじゃん。地下の『愛』は地球が滅ぶまで無くならないんでしょ?」
「私達が採り続ければ、地上に影響が出るのよ。つまり地球の寿命が縮まるの」
「別に良いじゃん。戦争よりマシでしょ」
「いずれ全滅するわよ?」
「別に良いじゃん」
「コロナは良くても、皆がそうじゃないのよ。皆『生きたい』って思ってるの。自分だけじゃない、『家族』の幸せを、皆願ってる。地上に住めばそれが叶うのよ」
「…………」
家族という単語に少し反応した。
「フィリップはなんて?」
「……正直勝てないだろうなって」
「どうして?」
「ブラックライダーを瞬殺した王を跡形もなく消し飛ばした『太陽』には、どうしても敵いっこないって。他の何を殺そうと、地上を焼き払おうと、最終的に『太陽』に勝てなきゃ全滅するって」
「…………大丈夫よ」
当然敵戦力を見越してない訳は無い。コロナの不安も尤もだろう。散々仲間達を、影士さんを殺したブラックライダーですら、王や太陽の足元にも及ばない。
だけど問題ない。
「私が殺すから」
「私はさ」
その答えを遮るようにコロナが口を開いた。
「アヤと一緒。誰かが死ぬのは嫌。アヤは戦争に対して割り切ってるけど、私は普通のハーフアビスだもん。わざわざ勝算の無い戦争を仕掛けて、ハルカが死ぬのが嫌なの。それなら例え短くても、皆でここで、死ぬまで一緒に暮らせば良いのに」
「勝てば誰も死なないわ」
「……それ、ハルカの嫌いな『根拠の無い自信』に聞こえるよ」
「!」
私は最強。私が勝てばアビスの勝利。私が最強だから問題無い。ずっとそう考えていた。
勿論違うことは理解している。『太陽』に精神を壊されそうになったし、一時はそのせいで捕まった。全然最強じゃない。
だから修行しているのだ。
「ねえ、うまく言えないけど…。皆おかしいよ。『戦争』に取り憑かれてる。何も平和と幸せへの道はそれだけじゃないのにさ」
「……考え、変わったわね。コロナ」
「……ん」
以前は疑問など何も持たなかった。戦争だろうと二つ返事で参加した。彼女をここまで成長させたのは、やはりフィリップなのだろうか。
「コロナ」
「ん」
手を差し出した。察したコロナがそれを握る。
「「″精神統一(スピリット・ユニティ)″」」
私達はお互いの意識を共有する。彼女の不安も疑問も私の中に流れてくる。お互いを本当に信頼していないと、そもそも相互精神干渉はできない。彼女は私を信頼した上で、素直に疑問をぶつけれくれているのだ。
『ワープゲート干渉。……精神迷彩起動。2秒後に″衛星(サテライト)″展開』
共有化された脳内で精神力を使い、能力の処理をする。何をするかは既にコロナにも伝わっている。
『″精神解放(リリースソウル)″』
私はステルス能力と飛行能力を持つ。コロナはそれを強化できる。さらに合わせ技として、監視衛星を精製し射出できる。
だから『これ』は私とコロナだけの『特権』である。
『肉体のワープ処理を開始』
私達はその場から消えた。
ーー
光の速さで地上へ飛び上がる。幾重もの地面と岩盤を無重量で突破する。気付いた時には成層圏近くまでやってきていた。
見渡す限り、黒と青と白の空。頭上では星が瞬き、眼下には海の青。
正に『陰気な気持ちも吹っ飛ぶ』ような、爽快感のある見晴らしだった。
「…………」
コロナは景色に見入っていた。文字通り目を輝かせている。
「ずっと地下に居たら、こんな景色は見れないわよ」
そう言うと、コロナの眉根が寄った。
「感情に訴えるつもり?」
「いいえ?ただ、貴女の意志の強さもここまでじゃないでしょう?」
「…………」
「地下に籠っていたら気付かない…否、忘れてしまう。『世界の素晴らしさ』を。この素晴らしさを、どうしてアビスというだけで、私達が享受できないの?おかしいじゃない」
「……」
「あと言ってなかったけれど。『おめでとう』」
「!!」
精神が共有されていて、私が気付かない訳は無い。
「『家族皆』の為にも、生き残らないとね」
「…………うん」
彼女は泣いていた。そしてじっと黙って、景色を見ていた。
それ以上言葉は交わさなかったけれど、彼女の気持ちはしっかりと受け取った。
ーー
「絶対に勝たなくてはいけない」
修行に戻る。コロナと話して気合いが入るということは、『そういうこと』だ。
コロナは泣きながらも笑っていた。やはり『笑顔が良い』。
「『パニピュア』も『太陽』も『心理』も。全部まとめて私が殺す」
この世は残酷だ。
だけどもしかしたら、やっぱり少しだけ美しいかもしれない。
『思い通り』にするまでの過程と努力にはとても価値があると思うから。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
異世界で農業を -異世界編-
半道海豚
SF
地球温暖化が進んだ近未来のお話しです。世界は食糧難に陥っていますが、日本はどうにか食糧の確保に成功しています。しかし、その裏で、食糧マフィアが暗躍。誰もが食費の高騰に悩み、危機に陥っています。
そんな世界で自給自足で乗り越えようとした男性がいました。彼は農地を作るため、祖先が残した管理されていない荒れた山に戻ります。そして、異世界への通路を発見するのです。異常気象の元世界ではなく、気候が安定した異世界での農業に活路を見出そうとしますが、異世界は理不尽な封建制社会でした。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる