42 / 120
第3章:堕天島
第42話 ソフィア・エバンスの条件
しおりを挟む
「ママ。入るよ」
夕方になり。腹拵えも終えた文月達はホテルまでアルテを迎えに行ってから、ディアナの案内で町まで降りてきていた。
ディアナの母親に会う為だ。
「…………」
ソフィア・エバンス。愛月の親友とアレックスは説明していた。この島の本来の責任者。天才魔女とも呼ばれているらしい。
「あと10秒待って頂戴、ディアナ」
「えっ」
丘の上に、エバンス家の屋敷があった。文月ら日本人が想像するような、西洋の大屋敷そのものだった。庭には噴水があり、花壇があり。石畳の道を通って玄関へ続いている。
内装も、映画にでも出てきそうな光景だった。赤い絨毯にシャンデリア、大勢のメイド達、廊下の壁には絵画。
門を潜ってから療養しているソフィアの部屋まで、15分ほど歩いた。
「——良いわよ」
「?」
ディアナがドアを開ける。すると白いベッドがひとつ、部屋の中央に見付けた。窓からは西日が射し込んでいる。一際豪華な絨毯の上に、そのベッドがある。
「よく来たわね。……こちらへいらっしゃい」
そのベッドの上に。
女性が居た。白髪に、エメラルドグリーンの瞳。少し頬が痩けているが、若く美人と言って良いだろう。優しそうに微笑んで、彼らを迎えた。
「ソフィアママっ!」
「あらあら、久し振りね。セレネ」
一番に、我慢できなかったのか、セレネが飛び付いた。
「——アルテも。元気だった?」
「はい。少なくともソフィアさまよりは」
「あらあら」
アルテも嬉しそうだった。
「ママ」
「なあにディアナ。やっと、そのイケメン君を私に紹介してくれるの?」
「……あのね……。この人は川上文月。愛月様の息子さんよ」
息を吐きながら、文月を紹介する。受けて、文月はぺこりと頭を下げた。
「初めまして。川上文月です」
「——へぇ。貴方が、あの人の忘れ形見」
「えっ」
そのエメラルドグリーンの瞳が、文月を捉えた。どこか懐かしむような、遠い目で見られたと感じた。自分ではなく、他の誰かを思い浮かべられているような。
「……そっくりね」
「父に、ですか」
自分の顔は。
文月もよく知っている。愛月と『似ていない』ことは。逆に、アルテやセレネの顔立ちは愛月に似て美人だ。ディアナも、双子と似ているとは言えどちらかと言うとソフィア寄りだ。彼女と会ってそれが分かった。
文月だけが、性別が違うとは言え、誰にも似ていない。
ハーフという理由でアルテ、セレネのふたりが白人寄りであるのなら。自分は何故純日本人の顔立ちと肌色なのか。
「ええそうよ」
「!」
初めて、『父親』を知る人物に会えた。文月はどくんと、心臓が高鳴るのを感じた。
「『忘れ形見』って、どういうことですか?」
「!」
横から、要らぬ世話と知りつつも訊かずにはいられなかった。美裟である。
その言葉は、故人に対して使うものだ。
「……そうね。どう表現したら良いかしら。気に障ったなら謝るわ。あの人は、一度生まれ故郷へ還っただけだものね」
「…………それって」
アルテが、閃いていた。天才の直感故か。
「生も死も超越した存在……」
「ふふ。言葉で表すと大仰よね。ただ単に、人類と『違う』というだけなのに」
「……ソフィアさん」
「なにかしら」
当初の目的は忘れかけていた。文月は、今この、感じている高揚を隠しきれない。
「俺の父親は、一体『何』なんですか」
「…………そうね」
ソフィアは微笑みを崩さない。この会話を、心から楽しんでいるように見える。
「教えるには、条件があるわ」
「……どうぞ」
ここで思い出す。この人は病気なのだ。だから、島のことはディアナに任せている。それを治す為に、ここへ来たのだ。
ディアナの口振りから、そこまで深刻では無さそうだが。しかし日中にベッドから起き上がれない程には、身体は蝕まれているらしい。
「——『私を、治さないこと』」
優しく。ゆっくり。言い聞かせるように、そう言った。
「はっ!?」
「えっ!?」
「ちょっ! ママ!?」
誰もが、驚嘆の声を挙げる。『それ』の為に来たというのに。
治療を、拒絶したのだ。
「いえ。条件にする前から。そのつもりで居たわ。お願いしようとしていたのよ。文月ちゃん。貴方は私に、指一本触れては駄目よ」
「何故ですかっ」
文月が、一歩近付いた。
「ロベルト」
「はっ」
「!?」
瞬間、文月の身体は押さえ込まれた。見れば屈強な黒スーツの男が、文月の腕を掴んでいる。
ボディガードだろうか。
「ちょっ……ソフィア様! 文月様に何を……!」
「あら、居たのねアレックス。何を勘違いしているのよ。そのイケメン君は『組織』の一員でもないし、第一不法上陸者でしょう?」
「……! 魔術的な飛行船の着陸許可など、貴女がする筈ありませんからね」
「良い考えを思い付いたわね。ちょうどディアナに交替したタイミングで。結果的には感謝しているけれど、『私を護らない』兵士なんて、私にとっては何人死んでも構わないのに」
「…………!!」
アレックスが憤りを露にする。部屋にはさらにボディガードが入り、ソフィアはおろか文月にすら近付けない状態になった。
「ママ! それは酷いわ! 撤回して! お兄ちゃんを離して!」
「ディアナ。いつまでも幼い、愛しいディアナ。そんな様子だから、その歳でまだ処女なのよ」
「か! 関係無いでしょ今!」
ディアナが説得するも、無意味に終わる。
「……ねえソフィアママ」
「なあに、賢いセレネ」
その一連を黙って見ていたのは、双子と、美裟だった。
「(……この程度ならあたしひとりで制圧できるけど……文月がどう考えるかしらね)」
冷静に。ここは敵地ではないと分かっているから。
「最終的には、わたし達が多分、絶対、勝つよ?」
「あらあら。少し見ない間に魔術が上手くなったのかしら。私に見せてくれる?」
冷静に。
だがソフィアは譲らない。引かない。
何故だ?
「ふたりきりで。お話をさせて欲しいの。文月ちゃんに、どうしても伝えたいことがあるのよ。大事なお話。最期にね」
「最期になんてさせません! 俺が絶対、貴女に触れてみせる!」
「あらあら、格好良いわね」
文月は、暴れていた。自分の目の前で、『命』を諦める存在を認める訳にはいかない。
生きたくて。どうしようもなく生きていたくて仕方がないのに、死んでしまった人を、沢山見てきたのだ。もう、手遅れで。間に合わなかった人々を。その遺族を。
「ちょっと触れば、生きられるのに! 貴女は今、世界一贅沢で悪趣味だ!」
「!」
「あらあら」
美裟が驚いた。文月がそこまで言うとは。そんな姿は見たことが無かった。病院での文月を、彼女は知らなかったからだ。
「(……でも今は)」
「分かりました」
「!」
美裟と。アルテは同じ意見だった。冷静に、ソフィアへ語り掛ける。
「アルテ達は外で待っています。その『お話』を終えたら、またお邪魔します」
「好きにしなさい。……ああ、ディアナ」
「な。何よ」
回れ右をして。アルテは出ていった。セレネも続く。このふたりの余裕は、戦力差に由来している。双子と美裟が本気で攻勢に移れば、私兵どころか軍隊すら相手にならない可能性が大いにある。ごたごたの隙を突いて文月を解放できれば、さらに魔術に歯止めが効かなくなる。
アレックスも、美裟に押されて出ていく。
最後にディアナが、ソフィアに呼び止められた。
「貴女を一番、愛しているわ」
「……何それ。どういうつもり」
「それだけよ。貴女に伝えたかった」
「変な冗談は止めて。私はママを助けたいの。また魔術を教えてよ。本当に、それだけよ」
「ええ。……愛しているわ」
「…………」
不吉な予感がした。
だが、アルテ達が決断したことは納得できる。文月への『大事な話』とソフィアは言った。
彼は、それを聞くべきだ。彼の目的の為に、優先事項である。
その後で、屋敷を制圧してソフィアを治療すれば良い。それまでは、従っていれば良い。ソフィアの病状は、今日明日で急変するものではないのだから。
「……ママ。私もよ。ママを一番愛してる」
「ありがとう。愛しいディアナ」
だが。
ディアナは『一応』、『万が一の為』、その言葉を返すしかなかった。
返してしまった。
夕方になり。腹拵えも終えた文月達はホテルまでアルテを迎えに行ってから、ディアナの案内で町まで降りてきていた。
ディアナの母親に会う為だ。
「…………」
ソフィア・エバンス。愛月の親友とアレックスは説明していた。この島の本来の責任者。天才魔女とも呼ばれているらしい。
「あと10秒待って頂戴、ディアナ」
「えっ」
丘の上に、エバンス家の屋敷があった。文月ら日本人が想像するような、西洋の大屋敷そのものだった。庭には噴水があり、花壇があり。石畳の道を通って玄関へ続いている。
内装も、映画にでも出てきそうな光景だった。赤い絨毯にシャンデリア、大勢のメイド達、廊下の壁には絵画。
門を潜ってから療養しているソフィアの部屋まで、15分ほど歩いた。
「——良いわよ」
「?」
ディアナがドアを開ける。すると白いベッドがひとつ、部屋の中央に見付けた。窓からは西日が射し込んでいる。一際豪華な絨毯の上に、そのベッドがある。
「よく来たわね。……こちらへいらっしゃい」
そのベッドの上に。
女性が居た。白髪に、エメラルドグリーンの瞳。少し頬が痩けているが、若く美人と言って良いだろう。優しそうに微笑んで、彼らを迎えた。
「ソフィアママっ!」
「あらあら、久し振りね。セレネ」
一番に、我慢できなかったのか、セレネが飛び付いた。
「——アルテも。元気だった?」
「はい。少なくともソフィアさまよりは」
「あらあら」
アルテも嬉しそうだった。
「ママ」
「なあにディアナ。やっと、そのイケメン君を私に紹介してくれるの?」
「……あのね……。この人は川上文月。愛月様の息子さんよ」
息を吐きながら、文月を紹介する。受けて、文月はぺこりと頭を下げた。
「初めまして。川上文月です」
「——へぇ。貴方が、あの人の忘れ形見」
「えっ」
そのエメラルドグリーンの瞳が、文月を捉えた。どこか懐かしむような、遠い目で見られたと感じた。自分ではなく、他の誰かを思い浮かべられているような。
「……そっくりね」
「父に、ですか」
自分の顔は。
文月もよく知っている。愛月と『似ていない』ことは。逆に、アルテやセレネの顔立ちは愛月に似て美人だ。ディアナも、双子と似ているとは言えどちらかと言うとソフィア寄りだ。彼女と会ってそれが分かった。
文月だけが、性別が違うとは言え、誰にも似ていない。
ハーフという理由でアルテ、セレネのふたりが白人寄りであるのなら。自分は何故純日本人の顔立ちと肌色なのか。
「ええそうよ」
「!」
初めて、『父親』を知る人物に会えた。文月はどくんと、心臓が高鳴るのを感じた。
「『忘れ形見』って、どういうことですか?」
「!」
横から、要らぬ世話と知りつつも訊かずにはいられなかった。美裟である。
その言葉は、故人に対して使うものだ。
「……そうね。どう表現したら良いかしら。気に障ったなら謝るわ。あの人は、一度生まれ故郷へ還っただけだものね」
「…………それって」
アルテが、閃いていた。天才の直感故か。
「生も死も超越した存在……」
「ふふ。言葉で表すと大仰よね。ただ単に、人類と『違う』というだけなのに」
「……ソフィアさん」
「なにかしら」
当初の目的は忘れかけていた。文月は、今この、感じている高揚を隠しきれない。
「俺の父親は、一体『何』なんですか」
「…………そうね」
ソフィアは微笑みを崩さない。この会話を、心から楽しんでいるように見える。
「教えるには、条件があるわ」
「……どうぞ」
ここで思い出す。この人は病気なのだ。だから、島のことはディアナに任せている。それを治す為に、ここへ来たのだ。
ディアナの口振りから、そこまで深刻では無さそうだが。しかし日中にベッドから起き上がれない程には、身体は蝕まれているらしい。
「——『私を、治さないこと』」
優しく。ゆっくり。言い聞かせるように、そう言った。
「はっ!?」
「えっ!?」
「ちょっ! ママ!?」
誰もが、驚嘆の声を挙げる。『それ』の為に来たというのに。
治療を、拒絶したのだ。
「いえ。条件にする前から。そのつもりで居たわ。お願いしようとしていたのよ。文月ちゃん。貴方は私に、指一本触れては駄目よ」
「何故ですかっ」
文月が、一歩近付いた。
「ロベルト」
「はっ」
「!?」
瞬間、文月の身体は押さえ込まれた。見れば屈強な黒スーツの男が、文月の腕を掴んでいる。
ボディガードだろうか。
「ちょっ……ソフィア様! 文月様に何を……!」
「あら、居たのねアレックス。何を勘違いしているのよ。そのイケメン君は『組織』の一員でもないし、第一不法上陸者でしょう?」
「……! 魔術的な飛行船の着陸許可など、貴女がする筈ありませんからね」
「良い考えを思い付いたわね。ちょうどディアナに交替したタイミングで。結果的には感謝しているけれど、『私を護らない』兵士なんて、私にとっては何人死んでも構わないのに」
「…………!!」
アレックスが憤りを露にする。部屋にはさらにボディガードが入り、ソフィアはおろか文月にすら近付けない状態になった。
「ママ! それは酷いわ! 撤回して! お兄ちゃんを離して!」
「ディアナ。いつまでも幼い、愛しいディアナ。そんな様子だから、その歳でまだ処女なのよ」
「か! 関係無いでしょ今!」
ディアナが説得するも、無意味に終わる。
「……ねえソフィアママ」
「なあに、賢いセレネ」
その一連を黙って見ていたのは、双子と、美裟だった。
「(……この程度ならあたしひとりで制圧できるけど……文月がどう考えるかしらね)」
冷静に。ここは敵地ではないと分かっているから。
「最終的には、わたし達が多分、絶対、勝つよ?」
「あらあら。少し見ない間に魔術が上手くなったのかしら。私に見せてくれる?」
冷静に。
だがソフィアは譲らない。引かない。
何故だ?
「ふたりきりで。お話をさせて欲しいの。文月ちゃんに、どうしても伝えたいことがあるのよ。大事なお話。最期にね」
「最期になんてさせません! 俺が絶対、貴女に触れてみせる!」
「あらあら、格好良いわね」
文月は、暴れていた。自分の目の前で、『命』を諦める存在を認める訳にはいかない。
生きたくて。どうしようもなく生きていたくて仕方がないのに、死んでしまった人を、沢山見てきたのだ。もう、手遅れで。間に合わなかった人々を。その遺族を。
「ちょっと触れば、生きられるのに! 貴女は今、世界一贅沢で悪趣味だ!」
「!」
「あらあら」
美裟が驚いた。文月がそこまで言うとは。そんな姿は見たことが無かった。病院での文月を、彼女は知らなかったからだ。
「(……でも今は)」
「分かりました」
「!」
美裟と。アルテは同じ意見だった。冷静に、ソフィアへ語り掛ける。
「アルテ達は外で待っています。その『お話』を終えたら、またお邪魔します」
「好きにしなさい。……ああ、ディアナ」
「な。何よ」
回れ右をして。アルテは出ていった。セレネも続く。このふたりの余裕は、戦力差に由来している。双子と美裟が本気で攻勢に移れば、私兵どころか軍隊すら相手にならない可能性が大いにある。ごたごたの隙を突いて文月を解放できれば、さらに魔術に歯止めが効かなくなる。
アレックスも、美裟に押されて出ていく。
最後にディアナが、ソフィアに呼び止められた。
「貴女を一番、愛しているわ」
「……何それ。どういうつもり」
「それだけよ。貴女に伝えたかった」
「変な冗談は止めて。私はママを助けたいの。また魔術を教えてよ。本当に、それだけよ」
「ええ。……愛しているわ」
「…………」
不吉な予感がした。
だが、アルテ達が決断したことは納得できる。文月への『大事な話』とソフィアは言った。
彼は、それを聞くべきだ。彼の目的の為に、優先事項である。
その後で、屋敷を制圧してソフィアを治療すれば良い。それまでは、従っていれば良い。ソフィアの病状は、今日明日で急変するものではないのだから。
「……ママ。私もよ。ママを一番愛してる」
「ありがとう。愛しいディアナ」
だが。
ディアナは『一応』、『万が一の為』、その言葉を返すしかなかった。
返してしまった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる