104 / 120
第10章:天界戦争
第104話 人間の世界
しおりを挟む
「グロリア」
「「グロリア!!」」
太陽という天体は、灼熱の星である。表面温度は約6000度。直径は地球の109倍、体積は130万倍、重量は33万倍。
地球をすっぽり包み込むほどの紅炎を吐き出す規格外の星である。
「聖戦である! 聖戦である!」
決して、『誰も近付けないように』神に設計された、無敵の要塞である。
「……Gloria in excelsis Deo.」
「いと高き所に、栄光が神にありますように」
敵から攻められることなどあり得ない。そもそも敵となりうる者が存在しない。したとしても、その者が暮らす場所からは、
149,600,000㎞離れている。
「ははは。まあ、何億年も『無敵』だとつまらんからな。神同士の争いも不毛だし……これは良い機会じゃないか」
そこには、『人間』の形をしたモノが居た。白い肌と服を身に付けた、裸足で大柄な男。
「取り敢えず先制攻撃として『少量の砂』を掛けてやったが、よもやあれで死ぬような弱者ではあるまい」
男は白い円卓に座る、仲間達を見る。
「この聖戦の指揮、誰が執る?」
「いや、先制攻撃しておいて君が執る気満々じゃないか」
「いやいや、我らは『三位一体』。我ひとりでは決められんだろう」
円卓には、3人が座っている。楽しげな大柄な男と、冷静な男。そして、もうひとり。
「……『砂』で死ぬだろう。もし生き長らえてもプロミネンスで灼かれるだろう」
「もし灼かれなければ?」
「…………地上戦は天軍と『英雄達』に任せることになっているだろう? どっちみちここへは来ぬだろうよ」
「…………」
「お主はどう思う」
大柄な男は隣に座る、縮れ髪の男へと訊ねた。
「……今は、大半の神々が地上へ出向いてしまっている。ここが手薄であることは間違いない」
「なるほどな。『そういう考え』も、ある。だが、我々は我々の立場から、『こう』言わねばならぬのではないか」
「?」
大柄な男が口角を吊り上げる。
「傲り高ぶった人間達が、天の座を奪わんとしている。鉄槌を下さねばならぬ、とな」
彼は一貫して、楽しそうに語った。攻め込まれ、『滅ぼされるかも』とは一切考えていない。
「なあ? お前はどう思う?」
——
——
——
『——ここまで来れば良いだろう。整理するぞ』
九歌島にて。
文月の居る操縦室へやってきたカエルムが、『放送魔術』の掛けられたマイクをテーブルに立て、そこに座った。
全員に聴かせる為だ。
「何の話?」
『天界についてだ。最重要機密であるため、全ての天使に掛けられていた「封印」だった。だが天界の領域に入ればそれは解かれる。今から説明しよう』
「!」
最重要機密。天使が堕天使となってもなお作用し続ける封印があった。どれだけ神を憎み、黒く染まろうと決して仲間に伝えられない『事実』があった。
『この世に「神」は居ない』
「!?」
衆愚政治、という言葉がある。
『生まれも育ちも「地球ではない」というだけで。この世には「人間しか居ない」。まず初めの真理がこれだ』
「…………どういう、ことだ?」
有権者に必要な知識や判断力が欠如しているまま、政治が行われることを指す。
『神、などという言葉通りの「超越者」は居ない。「神」は、階級や称号のことだ。絶対的存在ではない』
「……天使や悪魔は? 人間じゃない、じゃん」
また、そのような民達を扇動し、有識者達の思い通りの政治にする状態のことも指す。何も知らぬ民は、それが間違っていることにさえ気付かない。
『天使は「改造人間」。悪魔は技術を真似た、その低品質版だ。簡単に言うとな』
「!!」
世界のトップ連中は、知ってはいたのだ。地球が、天界に支配されていることを。
数々の神話が、全て作り話であると。
『そして「全知全能」とは、アヅキの予想通り。「能力」ではなく「機関」だ。天界の合意を以て起動する最終装置。奴等はこれを用いて世界のルールを定め、支配下にある惑星に強いてきた』
「……そんな」
『今向かっている天界には神が居るが。それは「天界という地名」に「神を名乗る人間」が居るだけだ』
だが『影響力』は本物である。その気になれば大災害をも引き起こし、世界を滅ぼすことができる。神ではないが、それに近い実力は持っている。
「……つまり、相手も人間だから勝算があると」
『ゼロではない、というだけだがな。奴等が無限に兵隊を創造できることに変わりは無い』
「そんな……!!」
「美裟?」
突き付けられた事実。『夜』メンバーは元から特定の宗教を信仰していない為、ショックは少ない。驚くだろうが、その程度だ。
だが。
美裟は違う。
「……神様は居ないの?」
『ああ』
「…………私の神社にも?」
『居ない』
「……じゃあ私は、今まで」
『お前の戦闘力は、お前自身のものだ。神の加護など存在しない』
「ぁ…………」
「美裟っ!」
わなわなと震えて。
崩れた。
文月が駆け寄る。
「…………ぁぁぁ……」
「……!」
こんなに動揺した美裟は初めて見る。彼女は神社の子だった。生まれてから、ずっと。『神様』は身近な存在だった。戦う際には助けてくれた。常に、守護神のように。
「美裟……っ」
「………………」
涙を流し、固まってしまった。一族には呪いと呼ばれる病気があった。先祖代々、神と、呪いと、暮らしてきた。
それは『誰かの吐いた嘘』から始まったのだ。
『……言い方を変えよう』
「!?」
真実を聞いて、美裟が『こう』なるということは。彼女には『信仰心』があったのだ。当然と言えば当然だが。
『「確認されていない」と。本物の神が居たとして、誰も見たことがない。ならばどちらの証明もできないだろう』
「………………」
これまでの歴史で誰にも、一度も姿を現していないだけで。
本当に居るかもしれないという可能性は否定できない。
望みは薄いが、それだけは言える。
「…………天使と悪魔が居たから」
「えっ?」
「……神様も。八百万の神々は居るものだと、思ってたわ」
「…………美裟」
神の吐く嘘を見破れる者は存在しない。絶対者の前では、全てが衆愚になる。
「…………」
『ミサ。悲しいだろうがだが——』
「ええ大丈夫よ。話の腰を折っちゃってごめんなさい」
『!』
一度、強く目を瞑り。
すっと立ち上がった。
美裟は。
「あたしがやること、考えることは変わらないわ。どうせ見えないんだもの。大丈夫よ」
「美裟……」
「続けて。カエルムさん」
『ああ』
強い精神力で克服した。
——
『そして、今天界は手薄だ』
「?」
『アヅキの作戦だがな。「終末」が始まるタイミングで地上を脱したのだ。今、神々は地上を焼き払う業務に追われている。創世記の頃とは違い、現代は人間が80億人も居るからな。時間が掛かっているのだ』
「……手薄」
『そうだ。天界に残っている者は少ない。皆、「終末」の人類虐殺を楽しみにしていたからな』
「!!」
人々が災害によって殺されていっているのならば。『通常は』それを守る為に尽力するだろう。
だが結果的には、それでは神を討つことはできない。人類を守り、また神々に支配される世界が続くだけだ。
愛月は、それを分かって、天界へ舵を取ったのだ。諸刃の剣である。本拠地を明け渡す代わりに、敵陣へと突進する作戦を。
『恐らくは、天界の要、「聖宮」に残っている神は「3人」。非戦闘員の神々、市民はあちこちに居るだろうが、それは無視して良い。とにかく、「3人」だ』
神と呼ばれることになった『元』の存在が居るとして。その数はどれだけであろうか。全世界の神話や伝説から集めれば、どれだけの数になろうか。
それらの内、直接人へ危害をもたらす神々はどれだけだろうか。そんな荒ぶる神々が、世界の終わりの際に降臨しないなどありえるだろうか。
天に座す『高神』と、直接降りてくる『来訪神』に分けた場合。
この『終末の時』に、天界に居残りとなる『高神』は、たった3柱しか居ない。
『オーディンやゼウスや、もう呼ばなくて良い。人間達が信仰する「本当の神」は、彼らの心の中に在り、天界には居ないのだ。相手は神を騙る人間である。……これが、アヅキが世界に伝えようとした真実だ』
「……!!」
今から戦う相手は、未知の神々ではなく。神話で武装した人間である。
この言葉は彼らの心をどれだけ軽くしただろうか。
カエルムの嘘——否。気遣いを見破れる者も、この場には存在しない。
「「グロリア!!」」
太陽という天体は、灼熱の星である。表面温度は約6000度。直径は地球の109倍、体積は130万倍、重量は33万倍。
地球をすっぽり包み込むほどの紅炎を吐き出す規格外の星である。
「聖戦である! 聖戦である!」
決して、『誰も近付けないように』神に設計された、無敵の要塞である。
「……Gloria in excelsis Deo.」
「いと高き所に、栄光が神にありますように」
敵から攻められることなどあり得ない。そもそも敵となりうる者が存在しない。したとしても、その者が暮らす場所からは、
149,600,000㎞離れている。
「ははは。まあ、何億年も『無敵』だとつまらんからな。神同士の争いも不毛だし……これは良い機会じゃないか」
そこには、『人間』の形をしたモノが居た。白い肌と服を身に付けた、裸足で大柄な男。
「取り敢えず先制攻撃として『少量の砂』を掛けてやったが、よもやあれで死ぬような弱者ではあるまい」
男は白い円卓に座る、仲間達を見る。
「この聖戦の指揮、誰が執る?」
「いや、先制攻撃しておいて君が執る気満々じゃないか」
「いやいや、我らは『三位一体』。我ひとりでは決められんだろう」
円卓には、3人が座っている。楽しげな大柄な男と、冷静な男。そして、もうひとり。
「……『砂』で死ぬだろう。もし生き長らえてもプロミネンスで灼かれるだろう」
「もし灼かれなければ?」
「…………地上戦は天軍と『英雄達』に任せることになっているだろう? どっちみちここへは来ぬだろうよ」
「…………」
「お主はどう思う」
大柄な男は隣に座る、縮れ髪の男へと訊ねた。
「……今は、大半の神々が地上へ出向いてしまっている。ここが手薄であることは間違いない」
「なるほどな。『そういう考え』も、ある。だが、我々は我々の立場から、『こう』言わねばならぬのではないか」
「?」
大柄な男が口角を吊り上げる。
「傲り高ぶった人間達が、天の座を奪わんとしている。鉄槌を下さねばならぬ、とな」
彼は一貫して、楽しそうに語った。攻め込まれ、『滅ぼされるかも』とは一切考えていない。
「なあ? お前はどう思う?」
——
——
——
『——ここまで来れば良いだろう。整理するぞ』
九歌島にて。
文月の居る操縦室へやってきたカエルムが、『放送魔術』の掛けられたマイクをテーブルに立て、そこに座った。
全員に聴かせる為だ。
「何の話?」
『天界についてだ。最重要機密であるため、全ての天使に掛けられていた「封印」だった。だが天界の領域に入ればそれは解かれる。今から説明しよう』
「!」
最重要機密。天使が堕天使となってもなお作用し続ける封印があった。どれだけ神を憎み、黒く染まろうと決して仲間に伝えられない『事実』があった。
『この世に「神」は居ない』
「!?」
衆愚政治、という言葉がある。
『生まれも育ちも「地球ではない」というだけで。この世には「人間しか居ない」。まず初めの真理がこれだ』
「…………どういう、ことだ?」
有権者に必要な知識や判断力が欠如しているまま、政治が行われることを指す。
『神、などという言葉通りの「超越者」は居ない。「神」は、階級や称号のことだ。絶対的存在ではない』
「……天使や悪魔は? 人間じゃない、じゃん」
また、そのような民達を扇動し、有識者達の思い通りの政治にする状態のことも指す。何も知らぬ民は、それが間違っていることにさえ気付かない。
『天使は「改造人間」。悪魔は技術を真似た、その低品質版だ。簡単に言うとな』
「!!」
世界のトップ連中は、知ってはいたのだ。地球が、天界に支配されていることを。
数々の神話が、全て作り話であると。
『そして「全知全能」とは、アヅキの予想通り。「能力」ではなく「機関」だ。天界の合意を以て起動する最終装置。奴等はこれを用いて世界のルールを定め、支配下にある惑星に強いてきた』
「……そんな」
『今向かっている天界には神が居るが。それは「天界という地名」に「神を名乗る人間」が居るだけだ』
だが『影響力』は本物である。その気になれば大災害をも引き起こし、世界を滅ぼすことができる。神ではないが、それに近い実力は持っている。
「……つまり、相手も人間だから勝算があると」
『ゼロではない、というだけだがな。奴等が無限に兵隊を創造できることに変わりは無い』
「そんな……!!」
「美裟?」
突き付けられた事実。『夜』メンバーは元から特定の宗教を信仰していない為、ショックは少ない。驚くだろうが、その程度だ。
だが。
美裟は違う。
「……神様は居ないの?」
『ああ』
「…………私の神社にも?」
『居ない』
「……じゃあ私は、今まで」
『お前の戦闘力は、お前自身のものだ。神の加護など存在しない』
「ぁ…………」
「美裟っ!」
わなわなと震えて。
崩れた。
文月が駆け寄る。
「…………ぁぁぁ……」
「……!」
こんなに動揺した美裟は初めて見る。彼女は神社の子だった。生まれてから、ずっと。『神様』は身近な存在だった。戦う際には助けてくれた。常に、守護神のように。
「美裟……っ」
「………………」
涙を流し、固まってしまった。一族には呪いと呼ばれる病気があった。先祖代々、神と、呪いと、暮らしてきた。
それは『誰かの吐いた嘘』から始まったのだ。
『……言い方を変えよう』
「!?」
真実を聞いて、美裟が『こう』なるということは。彼女には『信仰心』があったのだ。当然と言えば当然だが。
『「確認されていない」と。本物の神が居たとして、誰も見たことがない。ならばどちらの証明もできないだろう』
「………………」
これまでの歴史で誰にも、一度も姿を現していないだけで。
本当に居るかもしれないという可能性は否定できない。
望みは薄いが、それだけは言える。
「…………天使と悪魔が居たから」
「えっ?」
「……神様も。八百万の神々は居るものだと、思ってたわ」
「…………美裟」
神の吐く嘘を見破れる者は存在しない。絶対者の前では、全てが衆愚になる。
「…………」
『ミサ。悲しいだろうがだが——』
「ええ大丈夫よ。話の腰を折っちゃってごめんなさい」
『!』
一度、強く目を瞑り。
すっと立ち上がった。
美裟は。
「あたしがやること、考えることは変わらないわ。どうせ見えないんだもの。大丈夫よ」
「美裟……」
「続けて。カエルムさん」
『ああ』
強い精神力で克服した。
——
『そして、今天界は手薄だ』
「?」
『アヅキの作戦だがな。「終末」が始まるタイミングで地上を脱したのだ。今、神々は地上を焼き払う業務に追われている。創世記の頃とは違い、現代は人間が80億人も居るからな。時間が掛かっているのだ』
「……手薄」
『そうだ。天界に残っている者は少ない。皆、「終末」の人類虐殺を楽しみにしていたからな』
「!!」
人々が災害によって殺されていっているのならば。『通常は』それを守る為に尽力するだろう。
だが結果的には、それでは神を討つことはできない。人類を守り、また神々に支配される世界が続くだけだ。
愛月は、それを分かって、天界へ舵を取ったのだ。諸刃の剣である。本拠地を明け渡す代わりに、敵陣へと突進する作戦を。
『恐らくは、天界の要、「聖宮」に残っている神は「3人」。非戦闘員の神々、市民はあちこちに居るだろうが、それは無視して良い。とにかく、「3人」だ』
神と呼ばれることになった『元』の存在が居るとして。その数はどれだけであろうか。全世界の神話や伝説から集めれば、どれだけの数になろうか。
それらの内、直接人へ危害をもたらす神々はどれだけだろうか。そんな荒ぶる神々が、世界の終わりの際に降臨しないなどありえるだろうか。
天に座す『高神』と、直接降りてくる『来訪神』に分けた場合。
この『終末の時』に、天界に居残りとなる『高神』は、たった3柱しか居ない。
『オーディンやゼウスや、もう呼ばなくて良い。人間達が信仰する「本当の神」は、彼らの心の中に在り、天界には居ないのだ。相手は神を騙る人間である。……これが、アヅキが世界に伝えようとした真実だ』
「……!!」
今から戦う相手は、未知の神々ではなく。神話で武装した人間である。
この言葉は彼らの心をどれだけ軽くしただろうか。
カエルムの嘘——否。気遣いを見破れる者も、この場には存在しない。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる