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マナの力、この国でそれを持ってる人は、その時の王のみ。現在の王は姫。ただ、異世界から来た準一もマナの力を持ってます。準一なら蘇りの魔法円の刺青の効果が現れるかもしれません。
けど、それ以前に、この魔法円、本当に蘇りの効果があるのでしょうか?
姫は準一の背中の刺青を見ました。刺青は背中全体に彫られてるて感じ。紙片に描かれた魔法円が完成図とすれば、もう1/3は彫られてます。ここまで進捗してたら、止めちゃダメだよね?・・・
姫は再び彫師に質問。
「あとどれくらいで終わるの?」
「2時間くらい、ですかね?・・・」
「ええ、そんなもんで終わるの?」
「私は彫師と言っても、筋彫りという線だけの刺青しか施術しません。刺青にボリュームを出すシェイディングや色を付けるためのカラーという施術は行いませんので」
「ふふ。じゃ、そのまま続けて」
それを聞いて準一は安堵の笑みを浮かべ、つぶやきました。
「よ、よかったぁ・・・」
姫は近くのイスに座り、
「私はここで見てるから」
それを聞いて準一の顔は、今度は驚きに変わりました。
「ええ~!?・・・」
彫師とその助手も焦り顔に。
「え~!・・・」
さすがにノルン王国の女王に監視されてたら、なれてるはずの刺青の施術もビビッて失敗してしまうかも? それでも彫師は施術を再開しました。
準一は時々傷みを感じるたび、
「痛てっ!」
と声を漏らしそうになりますが、姫が見てます。自分は姫の護衛にしてフィアンセ。恥かしいところは見せられません。なんとか歯を喰いしばって我慢しました。
それから2時間半後、ここは晴天下のノルン王国の上空。街並みのすぐ上です。タンデムで箒に乗ってる姫と準一の姿がそこにありました。
準一は背中に痛みを感じ、思わず声を発してしまいました。
「痛っ・・・」
どうやら入れたばかりの刺青がインナーに擦れたようです。姫は横目で後ろの準一を見て、
「刺青が痛いの?」
準一は照れ笑い。
「あはは・・・ そうみたい」
「それ、宮殿の中の人には絶対見せないでよ」
「あは、やっぱダメなんだ・・・」
「なんで入れる気になったの、刺青を?」
「姫を守るためだよ」
姫は苦笑して、
「え、私のため?」
「うん。自分に何かあって死んじゃっても、姫がピンチになったら蘇って姫の生命を救おうと思ってるんだよ」
姫が再び笑います。これは照れ笑いか?
「ええ~ 私のこと、そこまで思ってんの?
でもねぇ・・・ この国じゃ刺青を入れてる人は、大半が娼婦か男娼よ。準一がそんな人になっちゃうなんて・・・」
それを聞いて、今度は準一が照れ笑い。
「あはは・・・」
「そういや、以前港に来た外国の船員が、身体中いたるところにに刺青を入れてたなあ・・・」
「へ~・・・」
「刺青に寛容な国がどこかにあるみたい、この世界には」
「オレの国でも刺青は裏社会の人間が入れるものなんだけど、刺青をたくさん入れてる人がいる国もあるんだよ」
「ふふ、どの世界でも似たようなものなんだね」
「ところで、どこに行く気なの? やっぱDVDのとこ?」
「うん。また2話から見ましょ、例のアニメ」
それを聞いて準一はニコッとし、
「うん」
例のアニメとはもちろんパトロール魔女ジェニー。
準一はアニメおたく。これまでたくさんのアニメを見てきましたが、その中でもっとも感動したアニメはパトロール魔女ジェニーでした。そのせいか準一は、何がなんでもフィアンセの姫にこのアニメを見てもらいたいのです。
けど、それ以前に、この魔法円、本当に蘇りの効果があるのでしょうか?
姫は準一の背中の刺青を見ました。刺青は背中全体に彫られてるて感じ。紙片に描かれた魔法円が完成図とすれば、もう1/3は彫られてます。ここまで進捗してたら、止めちゃダメだよね?・・・
姫は再び彫師に質問。
「あとどれくらいで終わるの?」
「2時間くらい、ですかね?・・・」
「ええ、そんなもんで終わるの?」
「私は彫師と言っても、筋彫りという線だけの刺青しか施術しません。刺青にボリュームを出すシェイディングや色を付けるためのカラーという施術は行いませんので」
「ふふ。じゃ、そのまま続けて」
それを聞いて準一は安堵の笑みを浮かべ、つぶやきました。
「よ、よかったぁ・・・」
姫は近くのイスに座り、
「私はここで見てるから」
それを聞いて準一の顔は、今度は驚きに変わりました。
「ええ~!?・・・」
彫師とその助手も焦り顔に。
「え~!・・・」
さすがにノルン王国の女王に監視されてたら、なれてるはずの刺青の施術もビビッて失敗してしまうかも? それでも彫師は施術を再開しました。
準一は時々傷みを感じるたび、
「痛てっ!」
と声を漏らしそうになりますが、姫が見てます。自分は姫の護衛にしてフィアンセ。恥かしいところは見せられません。なんとか歯を喰いしばって我慢しました。
それから2時間半後、ここは晴天下のノルン王国の上空。街並みのすぐ上です。タンデムで箒に乗ってる姫と準一の姿がそこにありました。
準一は背中に痛みを感じ、思わず声を発してしまいました。
「痛っ・・・」
どうやら入れたばかりの刺青がインナーに擦れたようです。姫は横目で後ろの準一を見て、
「刺青が痛いの?」
準一は照れ笑い。
「あはは・・・ そうみたい」
「それ、宮殿の中の人には絶対見せないでよ」
「あは、やっぱダメなんだ・・・」
「なんで入れる気になったの、刺青を?」
「姫を守るためだよ」
姫は苦笑して、
「え、私のため?」
「うん。自分に何かあって死んじゃっても、姫がピンチになったら蘇って姫の生命を救おうと思ってるんだよ」
姫が再び笑います。これは照れ笑いか?
「ええ~ 私のこと、そこまで思ってんの?
でもねぇ・・・ この国じゃ刺青を入れてる人は、大半が娼婦か男娼よ。準一がそんな人になっちゃうなんて・・・」
それを聞いて、今度は準一が照れ笑い。
「あはは・・・」
「そういや、以前港に来た外国の船員が、身体中いたるところにに刺青を入れてたなあ・・・」
「へ~・・・」
「刺青に寛容な国がどこかにあるみたい、この世界には」
「オレの国でも刺青は裏社会の人間が入れるものなんだけど、刺青をたくさん入れてる人がいる国もあるんだよ」
「ふふ、どの世界でも似たようなものなんだね」
「ところで、どこに行く気なの? やっぱDVDのとこ?」
「うん。また2話から見ましょ、例のアニメ」
それを聞いて準一はニコッとし、
「うん」
例のアニメとはもちろんパトロール魔女ジェニー。
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