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ブリュンは姫の顔を思い浮かべ、
「参ったなあ・・・ 私、マナの力が半端ないから、こんなところに入ったら、一発であの女王にバレちゃうなあ・・・ う~ん、どうしよ?」
ブリュンは娼婦の目的がなんなのか、気になって気になって仕方がありません。けど、姫のマナの力の感知能力はかなりあります。これ以上進んだら、絶対侵入がバレます。
ブリュンはちょっと考え、
「そうだ、地面に降りて歩けば・・・」
ブリュンが乗る箒は螺旋を描きながら跳ね橋の袂へ急降下。地面近くで空中停止。ブリュンはそのまま地面に降り立ちました。
「よいしょっと!」
箒に乗ってると高い位置からマナの力を放出してることになります。それだと姫にマナの力を感じ取られる可能性が高くなります。一方地面に降りれば、マナの力はそれほど広範囲には飛ばないはずです。
ちなみに、この宮殿の堀は幅5mくらいありますが、構造上そんなに長い跳ね橋はありません。そこで跳ね橋がある部分のみ半島のように出っ張っていて、その部分のみ幅2mほどになってます。
ブリュンは引き続き徒歩で娼婦たち3人を尾行しました。
娼婦たち3人とブリュンが跳ね橋を通り過ぎ、外壁の門を潜り抜け、宮殿の敷地内に入りました。
ブリュンはふと右側が気になりました。
「え?」
そこにあったのは地面に直に設置された巨大なレバー。
「何、これ?」
ブリュンは振り返り、跳ね橋を見ました。
「あ、跳ね橋を開閉させる装置ね!」
3人+1人が宮殿の建物の中に入りました。厳重に警備された宮殿ですが、ブリュンは認識除外魔法で透明になってるので、難なく入ることができました。
厳しい眼で警備してる近衛兵、そのすぐ眼の前を歩くブリュン。ブリュンはその近衛兵を横目で見て、
「ふふ、気づいてない、気づいてない!」
宮殿の中の立派な廊下を歩く3人。その向こうにいくつかの人影が見えてきました。ブリュンが眼を凝らします。
「ん、誰かいる?・・・」
人影の先頭をクローズアップすると、それは姫でした。
「うわっ、やば~っ!」
ブリュンは慌てて円柱の陰に隠れました。ブリュンは眼の前のぶっとい円柱を見て、
「この柱、私のマナの力を遮断してくれるよね?・・・」
これだけ柱が太いとさすがにブリュンの膨大なマナの力を遮断してくれるようです。
けど、マナの力は壁などに反射し、拡散します。姫に届く可能性大。しかし、今姫の側には準一がいます。準一のマナの力が強すぎて、姫はブリュンのマナの力を感じてないようです。
ブリュンは少しだけ顔を出し、姫一団と娼婦のやり取りを見ました。
「娼婦がこんなところで女王に謁見って、いったいどういうこと?」
廊下と廊下の交差点。侍従長が娼婦の前に立ちました。
「ようこそいらっしゃいました!」
とあいさつ。娼婦も娼婦流のあいさつ。
「今日は私が当番です。私がお客様を心行くまでおもてなしします!」
娼婦は準一を見ました。
「では、参りますか?」
娼婦は準一の右肘に自分の左肘を絡めました。準一は照れ笑い。
「あはは・・・」
と、姫が2人の前に立ちました。
「あ、ちょっと待って!」
姫は娼婦を見て、さらに横目で準一を見て、
「私があなたに望むことは、この人を気持ちよくさせることじゃないわよ。この人に女を喜ばせる方法を教えて欲しいの」
「ふふ、わかってますわよ、女王様」
どうやらこの娼婦、すでにやる気マンマンのようです。たとえ女王であっても、こんなところで性欲の邪魔はされたくないようです。娼婦と準一は侍女に導かれ、廊下の奥へと歩いて行きました。
なお、侍女はいつものお側ご用人の侍女ではありません。当の侍女はパートナーの侍従とともに姫の背後にいました。
姫は侍従長を見て、
「じぃ、私たちも行きますか?」
「御意!」
姫と侍従長とお側ご用人の2人も別の方向に歩き始めました。ブリュンから見て左側の通路です。
と、姫は何かを感じ、ふと立ち止まりました。
「ん?」
「参ったなあ・・・ 私、マナの力が半端ないから、こんなところに入ったら、一発であの女王にバレちゃうなあ・・・ う~ん、どうしよ?」
ブリュンは娼婦の目的がなんなのか、気になって気になって仕方がありません。けど、姫のマナの力の感知能力はかなりあります。これ以上進んだら、絶対侵入がバレます。
ブリュンはちょっと考え、
「そうだ、地面に降りて歩けば・・・」
ブリュンが乗る箒は螺旋を描きながら跳ね橋の袂へ急降下。地面近くで空中停止。ブリュンはそのまま地面に降り立ちました。
「よいしょっと!」
箒に乗ってると高い位置からマナの力を放出してることになります。それだと姫にマナの力を感じ取られる可能性が高くなります。一方地面に降りれば、マナの力はそれほど広範囲には飛ばないはずです。
ちなみに、この宮殿の堀は幅5mくらいありますが、構造上そんなに長い跳ね橋はありません。そこで跳ね橋がある部分のみ半島のように出っ張っていて、その部分のみ幅2mほどになってます。
ブリュンは引き続き徒歩で娼婦たち3人を尾行しました。
娼婦たち3人とブリュンが跳ね橋を通り過ぎ、外壁の門を潜り抜け、宮殿の敷地内に入りました。
ブリュンはふと右側が気になりました。
「え?」
そこにあったのは地面に直に設置された巨大なレバー。
「何、これ?」
ブリュンは振り返り、跳ね橋を見ました。
「あ、跳ね橋を開閉させる装置ね!」
3人+1人が宮殿の建物の中に入りました。厳重に警備された宮殿ですが、ブリュンは認識除外魔法で透明になってるので、難なく入ることができました。
厳しい眼で警備してる近衛兵、そのすぐ眼の前を歩くブリュン。ブリュンはその近衛兵を横目で見て、
「ふふ、気づいてない、気づいてない!」
宮殿の中の立派な廊下を歩く3人。その向こうにいくつかの人影が見えてきました。ブリュンが眼を凝らします。
「ん、誰かいる?・・・」
人影の先頭をクローズアップすると、それは姫でした。
「うわっ、やば~っ!」
ブリュンは慌てて円柱の陰に隠れました。ブリュンは眼の前のぶっとい円柱を見て、
「この柱、私のマナの力を遮断してくれるよね?・・・」
これだけ柱が太いとさすがにブリュンの膨大なマナの力を遮断してくれるようです。
けど、マナの力は壁などに反射し、拡散します。姫に届く可能性大。しかし、今姫の側には準一がいます。準一のマナの力が強すぎて、姫はブリュンのマナの力を感じてないようです。
ブリュンは少しだけ顔を出し、姫一団と娼婦のやり取りを見ました。
「娼婦がこんなところで女王に謁見って、いったいどういうこと?」
廊下と廊下の交差点。侍従長が娼婦の前に立ちました。
「ようこそいらっしゃいました!」
とあいさつ。娼婦も娼婦流のあいさつ。
「今日は私が当番です。私がお客様を心行くまでおもてなしします!」
娼婦は準一を見ました。
「では、参りますか?」
娼婦は準一の右肘に自分の左肘を絡めました。準一は照れ笑い。
「あはは・・・」
と、姫が2人の前に立ちました。
「あ、ちょっと待って!」
姫は娼婦を見て、さらに横目で準一を見て、
「私があなたに望むことは、この人を気持ちよくさせることじゃないわよ。この人に女を喜ばせる方法を教えて欲しいの」
「ふふ、わかってますわよ、女王様」
どうやらこの娼婦、すでにやる気マンマンのようです。たとえ女王であっても、こんなところで性欲の邪魔はされたくないようです。娼婦と準一は侍女に導かれ、廊下の奥へと歩いて行きました。
なお、侍女はいつものお側ご用人の侍女ではありません。当の侍女はパートナーの侍従とともに姫の背後にいました。
姫は侍従長を見て、
「じぃ、私たちも行きますか?」
「御意!」
姫と侍従長とお側ご用人の2人も別の方向に歩き始めました。ブリュンから見て左側の通路です。
と、姫は何かを感じ、ふと立ち止まりました。
「ん?」
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