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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 30
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海老名隊員の亡骸の首の切断部分にはプレートが取り付けられています。よーく見るとそれはプレートではなく、カメラのシャッターのような構造になってます。これは日向愛の首の切断面に取り付けられてるものと同じものです。
海老名隊員の亡骸は南原主管の方向に向いてました。日向愛から見たら背中を向けた状態。日向愛はその背中を凝視して思いました。
「いよいよあの身体と合体するんだ! 私、また街を歩けるようになるんだ!」
南原主管がぽつりと隊長に話しかけました。
「いよいよですね」
「ああ」
「この手術が成功したら、次はキメイラのような人工生命体を創りたいですね」
その南原主管の発言に隊長は、ちょっと嫌悪感を覚えました。
南原主管が宣言します。
「では、みなさん、始めます!」
南原主管が眼で合図を送りました。すると女性研究員が3人、日向愛の頭部の背後に廻りました。
1人は耳の下あたりを両手で挟み込むように持ち、1人は右のヘッドホンのような器具に手を掛け、もう1人は同じように左のヘッドホンのような器具に手を掛けました。
「よし!」
と言うと、南原主管は前方から日向愛の首に近づき、左手で日向愛の頭頂部の頭髪を鷲掴みにしました。びっくりする日向愛。
「ええ~?・・・」
南原主管は右手でホースを掴みました。明らかにホースを引き抜く体勢。隊長はそれを見て、
「お、おい、それは生命維持に必要なホースだろ? そんなに手荒に扱っていいのか?」
南原主管は横目で隊長を見て、
「あは、大丈夫ですよ。たとえ不慮の事故でホースが外れたとしても、30分間は生き続けることができますよ。
では、行きます!」
南原主管はホースを一気に引き抜きました。そして眼で合図。それを見た2人の女性研究員がヘッドホンのような器具を左右同時にはずしました。日向愛の頭部はもう1人の女性研究員が両手で保持する形になりました。
女性研究員はそのまま2・3歩進み、海老名隊員の首の切断面に日向愛の首の切断面を接触させました。このとき日向愛の顔は正面ではなく、1時半の方向に向いてました。女性研究員が左45度首を廻すと、カチッという音が響きました。
この瞬間日向愛の首の切断面のシャッターが開き、同時に海老名隊員の首の切断面のシャッターが開きました。それぞれの部位からホースやコードが延びてきて、同じ色、同じ太さのホース・コードが自動的にコネクト。ホースの中では体液が流れ始めました。
その瞬間日向愛は感じました。脳に血液が流れる感覚を。
「ああ、血が流れてくる! 私の頭に血が流れてる!」
南原主管は振り返りました。そこにはディスクトップ型のパソコンが載ってる机があり、それを1人の男性研究員が操ってます。南原主管が質問しました。
「どうだ?」
男性研究員が応えます。
「ランプオールグリーン! すべて正常につながりました!」
「よし!」
南原主管は日向愛の顔をのぞき込みました。
「どんな感じだ?」
日向愛は両手をグー・パー、グー・パーし、その両の掌を凝視して、
「あは、身体が動いてる!?」
南原主管は微笑んで、
「君は蘇ったんだ、おめでとう!」
日向愛も顔を赤くし、微笑みました。いや、これは照れ笑いか?
「あはは・・・」
と、日向愛はここで変な感覚を覚えました。
「あれ、私、呼吸してる?・・・」
南原主管が応えます。
「ふふ、動脈と静脈に続いて、鼻と肺もつながったようだな。じゃ今度は、神経がつながったかどうか試してみよっか!」
南原主管はタブレット端末と専用のペンを渡し、
「これに君の名前を書いてみよっか!」
「はい!」
海老名隊員の亡骸は南原主管の方向に向いてました。日向愛から見たら背中を向けた状態。日向愛はその背中を凝視して思いました。
「いよいよあの身体と合体するんだ! 私、また街を歩けるようになるんだ!」
南原主管がぽつりと隊長に話しかけました。
「いよいよですね」
「ああ」
「この手術が成功したら、次はキメイラのような人工生命体を創りたいですね」
その南原主管の発言に隊長は、ちょっと嫌悪感を覚えました。
南原主管が宣言します。
「では、みなさん、始めます!」
南原主管が眼で合図を送りました。すると女性研究員が3人、日向愛の頭部の背後に廻りました。
1人は耳の下あたりを両手で挟み込むように持ち、1人は右のヘッドホンのような器具に手を掛け、もう1人は同じように左のヘッドホンのような器具に手を掛けました。
「よし!」
と言うと、南原主管は前方から日向愛の首に近づき、左手で日向愛の頭頂部の頭髪を鷲掴みにしました。びっくりする日向愛。
「ええ~?・・・」
南原主管は右手でホースを掴みました。明らかにホースを引き抜く体勢。隊長はそれを見て、
「お、おい、それは生命維持に必要なホースだろ? そんなに手荒に扱っていいのか?」
南原主管は横目で隊長を見て、
「あは、大丈夫ですよ。たとえ不慮の事故でホースが外れたとしても、30分間は生き続けることができますよ。
では、行きます!」
南原主管はホースを一気に引き抜きました。そして眼で合図。それを見た2人の女性研究員がヘッドホンのような器具を左右同時にはずしました。日向愛の頭部はもう1人の女性研究員が両手で保持する形になりました。
女性研究員はそのまま2・3歩進み、海老名隊員の首の切断面に日向愛の首の切断面を接触させました。このとき日向愛の顔は正面ではなく、1時半の方向に向いてました。女性研究員が左45度首を廻すと、カチッという音が響きました。
この瞬間日向愛の首の切断面のシャッターが開き、同時に海老名隊員の首の切断面のシャッターが開きました。それぞれの部位からホースやコードが延びてきて、同じ色、同じ太さのホース・コードが自動的にコネクト。ホースの中では体液が流れ始めました。
その瞬間日向愛は感じました。脳に血液が流れる感覚を。
「ああ、血が流れてくる! 私の頭に血が流れてる!」
南原主管は振り返りました。そこにはディスクトップ型のパソコンが載ってる机があり、それを1人の男性研究員が操ってます。南原主管が質問しました。
「どうだ?」
男性研究員が応えます。
「ランプオールグリーン! すべて正常につながりました!」
「よし!」
南原主管は日向愛の顔をのぞき込みました。
「どんな感じだ?」
日向愛は両手をグー・パー、グー・パーし、その両の掌を凝視して、
「あは、身体が動いてる!?」
南原主管は微笑んで、
「君は蘇ったんだ、おめでとう!」
日向愛も顔を赤くし、微笑みました。いや、これは照れ笑いか?
「あはは・・・」
と、日向愛はここで変な感覚を覚えました。
「あれ、私、呼吸してる?・・・」
南原主管が応えます。
「ふふ、動脈と静脈に続いて、鼻と肺もつながったようだな。じゃ今度は、神経がつながったかどうか試してみよっか!」
南原主管はタブレット端末と専用のペンを渡し、
「これに君の名前を書いてみよっか!」
「はい!」
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