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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 71
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と、3人組の1人の眼が金目ひなたの顔を捉えました。
「お~い、いたぞ!」
即座に別の1人が駆け付け、持ってたムービーカメラを金目ひなたに向けます。そのカメラはもう1人が持ってるノートパソコンにつながってました。
金目ひなたはそれを見て不安になります。父親が3人をにらみ、
「なんだ、お前ら?」
3人が応えます。
「見りゃわかんだろ。ユーチューバーだよ!」
「世紀の大悪党金目ひなたが日本からとん走するところを実況中継するんだよ!」
「便利な世界になったなあ。おまえらがこの飛行機の切符を手に入れたとネットの掲示板に書き込みがあったんだよ!」
「それで慌ててこの飛行機に乗ったら、ビンゴ! お前らを発見したってわけさ!」
父親は何か言おうとしましたが、その直前、1人の女性CAが飛んできました。
「あの~ お客様、すみません。離陸するまで電子機器の使用はお控えください!」
いぶかる3人組。
「はあ? 何言ってんだ、お前?」
CAが質問します。
「だいたいお客様たちは、ビジネスクラスのチケットをお持ちなんですか?」
「さあね」
「オレたちはこいつらが日本から脱出するシーンを生中継する責務を負ってるんだ!」
「そうだ! 日本は報道の自由が保障されてる国だ! 報道の自由の前ではビジネスクラスとかエコノミーとかいっさい関係ないんだ!」
CAも食い下がります。
「困ります! 本来の席にお戻りください!」
この会話をしらけた眼で見てるほかの乗客たち。そして金目ひなたの父親。
3人の男も反論します。
「嫌だね」
「おまえんとこの社長をここに連れて来な! 社長がここで土下座したら考えてやるよ!」
CAは困ったという顔を見せました。そこに男性乗務員が飛んできました。服装からして副機長のようです。副機長と女性CAが会話した直後、副機長が男3人を見ました。
「お客様、わがままは困ります!」
しかし、3人は呆れたって顔を見せ、こう言いました。
「はあ、何生意気なこと言ってんだ、こいつ?」
副機長は男のノートパソコンを凝視。次の瞬間、そのノートパソコンを両手で掴みました。びっくりする男。
「な、何するんだよーっ!
あっ!・・・」
副機長は力任せにノートパソコンを奪い取りました。
「ともかくこれはやめてくれ! こいつの電源が入ってると、飛行機は飛ぶことができないんだ!」
男の顔が突然険しくなりました。反射的に手を伸ばし、ノートパソコンを奪い返そうとします。
「おい、ふざけんなーっ!」
副機長は身体をよじってその手を交わします。
「ダメだ!」
が、この瞬間、副機長の脚がもつれます。
「うわっ!・・・」
副機長が後方に倒れます。その瞬間ノートパソコンが副機長の手から離れ、宙を舞い、イスに座ってた女性乗客の顔面にヒット。女性乗客は悲鳴をあげます。
「きゃーっ!」
女性の隣りに座ってた男性が慌てます。ちなみに、この2人は新婚旅行中の夫婦です。
「お、おい、大丈夫か?」
夫は立ち上がり、3人に、
「何するんだ、お前ら!」
男たちは通路に倒れてる副機長を見て、
「はぁ? 悪いのはそこの男だろ!」
「ふざけんなーっ!」
夫は副機長を押し倒した(ように見えた)男の顔面を殴ります。これはかなり強烈。殴られた男は両手で顔を覆います。
「ぐわーっ!」
「何しやがる!」
他の2人が夫に殴りかかります。とたんに狭い機内は阿鼻叫喚状態。すぐに空港警察署の警官が多数乗り込み、3人の自称ユーチューバーの身柄を確保。が、確保されても3人は抵抗します。
「何するんじゃーっ!」
「悪いのは向こうだろーっ!」
「こっちは報道の自由を行使してただけじゃないかーっ!?」
「お~い、いたぞ!」
即座に別の1人が駆け付け、持ってたムービーカメラを金目ひなたに向けます。そのカメラはもう1人が持ってるノートパソコンにつながってました。
金目ひなたはそれを見て不安になります。父親が3人をにらみ、
「なんだ、お前ら?」
3人が応えます。
「見りゃわかんだろ。ユーチューバーだよ!」
「世紀の大悪党金目ひなたが日本からとん走するところを実況中継するんだよ!」
「便利な世界になったなあ。おまえらがこの飛行機の切符を手に入れたとネットの掲示板に書き込みがあったんだよ!」
「それで慌ててこの飛行機に乗ったら、ビンゴ! お前らを発見したってわけさ!」
父親は何か言おうとしましたが、その直前、1人の女性CAが飛んできました。
「あの~ お客様、すみません。離陸するまで電子機器の使用はお控えください!」
いぶかる3人組。
「はあ? 何言ってんだ、お前?」
CAが質問します。
「だいたいお客様たちは、ビジネスクラスのチケットをお持ちなんですか?」
「さあね」
「オレたちはこいつらが日本から脱出するシーンを生中継する責務を負ってるんだ!」
「そうだ! 日本は報道の自由が保障されてる国だ! 報道の自由の前ではビジネスクラスとかエコノミーとかいっさい関係ないんだ!」
CAも食い下がります。
「困ります! 本来の席にお戻りください!」
この会話をしらけた眼で見てるほかの乗客たち。そして金目ひなたの父親。
3人の男も反論します。
「嫌だね」
「おまえんとこの社長をここに連れて来な! 社長がここで土下座したら考えてやるよ!」
CAは困ったという顔を見せました。そこに男性乗務員が飛んできました。服装からして副機長のようです。副機長と女性CAが会話した直後、副機長が男3人を見ました。
「お客様、わがままは困ります!」
しかし、3人は呆れたって顔を見せ、こう言いました。
「はあ、何生意気なこと言ってんだ、こいつ?」
副機長は男のノートパソコンを凝視。次の瞬間、そのノートパソコンを両手で掴みました。びっくりする男。
「な、何するんだよーっ!
あっ!・・・」
副機長は力任せにノートパソコンを奪い取りました。
「ともかくこれはやめてくれ! こいつの電源が入ってると、飛行機は飛ぶことができないんだ!」
男の顔が突然険しくなりました。反射的に手を伸ばし、ノートパソコンを奪い返そうとします。
「おい、ふざけんなーっ!」
副機長は身体をよじってその手を交わします。
「ダメだ!」
が、この瞬間、副機長の脚がもつれます。
「うわっ!・・・」
副機長が後方に倒れます。その瞬間ノートパソコンが副機長の手から離れ、宙を舞い、イスに座ってた女性乗客の顔面にヒット。女性乗客は悲鳴をあげます。
「きゃーっ!」
女性の隣りに座ってた男性が慌てます。ちなみに、この2人は新婚旅行中の夫婦です。
「お、おい、大丈夫か?」
夫は立ち上がり、3人に、
「何するんだ、お前ら!」
男たちは通路に倒れてる副機長を見て、
「はぁ? 悪いのはそこの男だろ!」
「ふざけんなーっ!」
夫は副機長を押し倒した(ように見えた)男の顔面を殴ります。これはかなり強烈。殴られた男は両手で顔を覆います。
「ぐわーっ!」
「何しやがる!」
他の2人が夫に殴りかかります。とたんに狭い機内は阿鼻叫喚状態。すぐに空港警察署の警官が多数乗り込み、3人の自称ユーチューバーの身柄を確保。が、確保されても3人は抵抗します。
「何するんじゃーっ!」
「悪いのは向こうだろーっ!」
「こっちは報道の自由を行使してただけじゃないかーっ!?」
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