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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 73
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ファーストクラスのエリア。金目ひなたには窓側の席が与えられました。なんとも広い席。窓4つ分の広さです。
けど、金目ひなたはそれを楽しむ余裕なんてありません。いつまたやつらが現れるのか、わからないからです。金目ひなたには、今不安しかありませんでした。
ついに飛行機が移動開始。ものすごい加速で滑走路をランディング。一気にテイクオフ。
機内。窓の外、地上の街並みがあっという間に小さくなっていきます。それを見ている金目ひなたはちょっと安心。
でも、この飛行機にもユーチューバーが乗ってる可能性は十分あります。まだ安心できません。
けど、金目ひなたは疲れてました。むりもありません。昨夜は弟のことで眠れず、今朝は3時に起こされてます。疲労困ぱい。いつの間にか眠ってしまいました。
「お、お客様、ここから先はファーストクラスです。立ち入らないでいただきますか?
きゃーっ!」
ガタッ! 何かが倒れる音。これらの異音で金目ひなたははっとして目を開けました。すると眼の前には2人の見知らぬ男の顔が。2人ともサングラスをかけています。内1人が口を開きました。
「おはよう、ひなたちゃん!」
次の瞬間、金目ひなたの瞳が強烈な光に照らされ、思わず眼を背けました。
「うっ!?」
もう1人の男が構えてる大き目なムービーカメラ。そのレンズに取り付けられた強烈なリング状のライトが金目ひなたの眼を捉えたのです。
金目ひなたは何が起きてるのか、一瞬ですべてを理解しました。そして悲鳴。
「きゃーっ!」
金目ひなたはカーテンを手にしました。閉める気です。が、男の1人がその手を握りました。
「おおっと~ そうはさせないよ~!」
男はニヤッと笑いました。気持ち悪い笑顔。金目ひなたは反射的に叫びました。
「お父さーん!」
父親は通路を挟んで反対側、つまり2人の男の背後にいるはずです。が、そこのカーテンは閉まったまま。反応がまったくありません。金目ひなたは再び叫びます。
「お父さーん!」
けど、やはり何も変化ありません。金目ひなたは愕然としてしまいました。お父さんはやっぱり私に興味がなくなったんだ。もう私を守ってくれる人は誰もいないんだ・・・
2人の男は笑います。
「おいおい、お父さんはどこに行ったんだよ?
ふっ、1ついいことを教えてやんよ。
実は3時間前にお前ら3人がこの飛行機のファーストクラスの切符を偽名で入手したと善意の投稿があってな。ふふ、どこにでも善意ていうものはあるもんだな。
そこでオレたちユーチューバーはこの飛行機に乗ることにしたんだ。
と言っても、その時点でファーストクラスは満席だった。そこでみんなで話し合ったんだ。
10人くらいがエコノミークラスに乗り込み、離陸後15分でいっせいに騒動を起こす。警備員の眼がそっちに集中してる間にビジネスクラスに乗り込んでたオレたちがここに入る。そうしたら、ビンゴ! あんたがここにいたっていうわけだ!」
金目ひなたは茫然とした顔でただただその発言を聞いてるだけ。
と、そこに、
「おい、お前らーっ!」
の声。2人の男が声がした方向を見ると、副機長と思われる男性が駆け付けてくるところでした。
「ここはファーストクラスエリアだ。お前らの来るところじゃないぞ! 元の席に戻れ!」
それに対する男の応えは、
「嫌だね!」
もう1人の男も、
「オレたちゃこの世紀の大悪党金目ひなたの国外逃亡を実況する責務があるんだ!」
副機長が応えます。
「ふざけんな! 近くの飛行場に着陸して、お前ら全員降ろすぞ!」
「ふふ、ちょうどいい。この飛行機、Wi-Fiの容量が狭くってなあ。実況したくてもできないんだ」
けど、金目ひなたはそれを楽しむ余裕なんてありません。いつまたやつらが現れるのか、わからないからです。金目ひなたには、今不安しかありませんでした。
ついに飛行機が移動開始。ものすごい加速で滑走路をランディング。一気にテイクオフ。
機内。窓の外、地上の街並みがあっという間に小さくなっていきます。それを見ている金目ひなたはちょっと安心。
でも、この飛行機にもユーチューバーが乗ってる可能性は十分あります。まだ安心できません。
けど、金目ひなたは疲れてました。むりもありません。昨夜は弟のことで眠れず、今朝は3時に起こされてます。疲労困ぱい。いつの間にか眠ってしまいました。
「お、お客様、ここから先はファーストクラスです。立ち入らないでいただきますか?
きゃーっ!」
ガタッ! 何かが倒れる音。これらの異音で金目ひなたははっとして目を開けました。すると眼の前には2人の見知らぬ男の顔が。2人ともサングラスをかけています。内1人が口を開きました。
「おはよう、ひなたちゃん!」
次の瞬間、金目ひなたの瞳が強烈な光に照らされ、思わず眼を背けました。
「うっ!?」
もう1人の男が構えてる大き目なムービーカメラ。そのレンズに取り付けられた強烈なリング状のライトが金目ひなたの眼を捉えたのです。
金目ひなたは何が起きてるのか、一瞬ですべてを理解しました。そして悲鳴。
「きゃーっ!」
金目ひなたはカーテンを手にしました。閉める気です。が、男の1人がその手を握りました。
「おおっと~ そうはさせないよ~!」
男はニヤッと笑いました。気持ち悪い笑顔。金目ひなたは反射的に叫びました。
「お父さーん!」
父親は通路を挟んで反対側、つまり2人の男の背後にいるはずです。が、そこのカーテンは閉まったまま。反応がまったくありません。金目ひなたは再び叫びます。
「お父さーん!」
けど、やはり何も変化ありません。金目ひなたは愕然としてしまいました。お父さんはやっぱり私に興味がなくなったんだ。もう私を守ってくれる人は誰もいないんだ・・・
2人の男は笑います。
「おいおい、お父さんはどこに行ったんだよ?
ふっ、1ついいことを教えてやんよ。
実は3時間前にお前ら3人がこの飛行機のファーストクラスの切符を偽名で入手したと善意の投稿があってな。ふふ、どこにでも善意ていうものはあるもんだな。
そこでオレたちユーチューバーはこの飛行機に乗ることにしたんだ。
と言っても、その時点でファーストクラスは満席だった。そこでみんなで話し合ったんだ。
10人くらいがエコノミークラスに乗り込み、離陸後15分でいっせいに騒動を起こす。警備員の眼がそっちに集中してる間にビジネスクラスに乗り込んでたオレたちがここに入る。そうしたら、ビンゴ! あんたがここにいたっていうわけだ!」
金目ひなたは茫然とした顔でただただその発言を聞いてるだけ。
と、そこに、
「おい、お前らーっ!」
の声。2人の男が声がした方向を見ると、副機長と思われる男性が駆け付けてくるところでした。
「ここはファーストクラスエリアだ。お前らの来るところじゃないぞ! 元の席に戻れ!」
それに対する男の応えは、
「嫌だね!」
もう1人の男も、
「オレたちゃこの世紀の大悪党金目ひなたの国外逃亡を実況する責務があるんだ!」
副機長が応えます。
「ふざけんな! 近くの飛行場に着陸して、お前ら全員降ろすぞ!」
「ふふ、ちょうどいい。この飛行機、Wi-Fiの容量が狭くってなあ。実況したくてもできないんだ」
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