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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 118
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今度は寒川隊員が質問。
「まさか、17人全員殺すつもりだったのか?」
すみれ隊員は首を縦に小さく振りました。隊長は呆れました。
「呆れた。お前の仇は1人だけだろ。もし17人全員殺したら、仇じゃなかった16人の子どもに仇討ちされても文句は言えないんだぞ! それがお前の論理じゃないのか!?」
すみれ隊員は無言。ただ無念の表情を見せてるだけです。
次の瞬間ここにいる全員がはっとしました。光が降り注いできたのです。一同が見上げると、光の昇降機を使って1人の男が降りてくるところでした。その男はユラン岡崎。寒川隊員はびっくり。
「え、ユランさん、なんで?・・・」
ユラン岡崎の身体は芝生に到達。そしてぽつりと発言。
「その娘の父親を殺した犯人は、このオレだ」
それを聞いてすみれ隊員は激怒。
「お前かーっ!」
すみれ隊員はユラン岡崎に殴りかかろうと突進します。寒川隊員と隊長はあわてます。
「やめろーっ!」
が、女神隊員は冷静に見てました。女神隊員がひょいと足を出すと、すみれ隊員の足がそれに引っかかりました。すみれ隊員はうつ伏せに転倒。
女神隊員はさらにすみれ隊員の右手を取り、後ろ手に廻し、左ひじを背中に押し付けます。これによってすみれ隊員は身動きができなくなりました。隊長はそれを見て、
「よし、いいぞ!」
「ぐおーっ、こんなもんっ!」
すみれ隊員の身体は拘束されてるにもかかわらず、ぐぐぐーっと隆起し始めました。びっくりする女神隊員。
「ええ~?」
隊長は慌てます。
「そいつはメガヒューマノイドだ。そんなもんじゃ拘束できないぞ!」
隊長もすみれ隊員の左腕を絞めあげ、左肩にひざを押し当てます。そして振り返り、寒川隊員を見ました。
「お前も手伝えよ!」
寒川隊員はぼーっとしてましたが、その声を聞いてはっとしました。
「りょ、了解!」
寒川隊員はすみれ隊員の腰のあたりを両手で押さえ、大声で、
「静かにするんだ、すみれ!」
すみれ隊員は眼の前のユラン岡崎をにらみます。
「お前ーっ!・・・」
ユラン岡崎は大きく頭を下げました。
「すまなかった・・・」
3人に拘束され身動きできないすみれ隊員ですが、眼はずーっとユラン岡崎を捉えてます。憎しみの眼です。
「くそーっ、殺す! 絶対ぶっ殺す!」
寒川隊員がぽつり。
「すみれ、その人はユランさんだ」
すみれ隊員はそれを聞いてびっくり。
「ええ?・・・」
そうです。すみれ隊員の知ってるユラン岡崎は、頭髪はボサボサ。ひげぼうぼう。今眼の前にいる短髪ひげ無しの顔とはかなり違う人相なのです。けど、声はすみれ隊員のよく知ってるユラン岡崎の声でした。愕然とするすみれ隊員。
「そ、そんな・・・」
女神隊員と寒川隊員はそのすみれ隊員の声を聞いて、彼女を拘束する力を緩めました。攻撃する意思がなくなったと思ったようです。が、途端に、
「ぐぉーっ!」
すみれ隊員は咆哮をあげ、身体を持ちあげようとします。慌てる隊長。
「バカ! 緩めんな、力を!」
「す、すみません!」
女神隊員と寒川隊員は慌ててまたすみれ隊員の身体を押さえつけました。
隊長は顔を上げ、ユラン岡崎を見ました。
「あんた、ほんとうに殺人犯なのか?」
「ああ・・・」
ユラン岡崎は静かに語り始めました。
ユラン岡崎の記憶の中、降下して行く小型宇宙船(降下強襲用宇宙船)。
その船内。小さな丸い窓から下界を見下ろしてるユラン岡崎。窓から見える街は水素核融合弾のせいで、色のない世界になってます。
ユラン岡崎はボディアーマーを着て、大型の小銃(光弾銃)を装備してます。彼の背後にも10人ほどの兵隊がいますが、彼らもボディアーマーと小銃を装備してます。
「まさか、17人全員殺すつもりだったのか?」
すみれ隊員は首を縦に小さく振りました。隊長は呆れました。
「呆れた。お前の仇は1人だけだろ。もし17人全員殺したら、仇じゃなかった16人の子どもに仇討ちされても文句は言えないんだぞ! それがお前の論理じゃないのか!?」
すみれ隊員は無言。ただ無念の表情を見せてるだけです。
次の瞬間ここにいる全員がはっとしました。光が降り注いできたのです。一同が見上げると、光の昇降機を使って1人の男が降りてくるところでした。その男はユラン岡崎。寒川隊員はびっくり。
「え、ユランさん、なんで?・・・」
ユラン岡崎の身体は芝生に到達。そしてぽつりと発言。
「その娘の父親を殺した犯人は、このオレだ」
それを聞いてすみれ隊員は激怒。
「お前かーっ!」
すみれ隊員はユラン岡崎に殴りかかろうと突進します。寒川隊員と隊長はあわてます。
「やめろーっ!」
が、女神隊員は冷静に見てました。女神隊員がひょいと足を出すと、すみれ隊員の足がそれに引っかかりました。すみれ隊員はうつ伏せに転倒。
女神隊員はさらにすみれ隊員の右手を取り、後ろ手に廻し、左ひじを背中に押し付けます。これによってすみれ隊員は身動きができなくなりました。隊長はそれを見て、
「よし、いいぞ!」
「ぐおーっ、こんなもんっ!」
すみれ隊員の身体は拘束されてるにもかかわらず、ぐぐぐーっと隆起し始めました。びっくりする女神隊員。
「ええ~?」
隊長は慌てます。
「そいつはメガヒューマノイドだ。そんなもんじゃ拘束できないぞ!」
隊長もすみれ隊員の左腕を絞めあげ、左肩にひざを押し当てます。そして振り返り、寒川隊員を見ました。
「お前も手伝えよ!」
寒川隊員はぼーっとしてましたが、その声を聞いてはっとしました。
「りょ、了解!」
寒川隊員はすみれ隊員の腰のあたりを両手で押さえ、大声で、
「静かにするんだ、すみれ!」
すみれ隊員は眼の前のユラン岡崎をにらみます。
「お前ーっ!・・・」
ユラン岡崎は大きく頭を下げました。
「すまなかった・・・」
3人に拘束され身動きできないすみれ隊員ですが、眼はずーっとユラン岡崎を捉えてます。憎しみの眼です。
「くそーっ、殺す! 絶対ぶっ殺す!」
寒川隊員がぽつり。
「すみれ、その人はユランさんだ」
すみれ隊員はそれを聞いてびっくり。
「ええ?・・・」
そうです。すみれ隊員の知ってるユラン岡崎は、頭髪はボサボサ。ひげぼうぼう。今眼の前にいる短髪ひげ無しの顔とはかなり違う人相なのです。けど、声はすみれ隊員のよく知ってるユラン岡崎の声でした。愕然とするすみれ隊員。
「そ、そんな・・・」
女神隊員と寒川隊員はそのすみれ隊員の声を聞いて、彼女を拘束する力を緩めました。攻撃する意思がなくなったと思ったようです。が、途端に、
「ぐぉーっ!」
すみれ隊員は咆哮をあげ、身体を持ちあげようとします。慌てる隊長。
「バカ! 緩めんな、力を!」
「す、すみません!」
女神隊員と寒川隊員は慌ててまたすみれ隊員の身体を押さえつけました。
隊長は顔を上げ、ユラン岡崎を見ました。
「あんた、ほんとうに殺人犯なのか?」
「ああ・・・」
ユラン岡崎は静かに語り始めました。
ユラン岡崎の記憶の中、降下して行く小型宇宙船(降下強襲用宇宙船)。
その船内。小さな丸い窓から下界を見下ろしてるユラン岡崎。窓から見える街は水素核融合弾のせいで、色のない世界になってます。
ユラン岡崎はボディアーマーを着て、大型の小銃(光弾銃)を装備してます。彼の背後にも10人ほどの兵隊がいますが、彼らもボディアーマーと小銃を装備してます。
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