これがホントの第2の人生。

神谷 絵馬

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0歳!異世界ライフ始まるよ!

お父さん、遊びましょう!5

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「にょーん!」

「にゃぉー?
[なにするの?]」

ミーちゃんの頬の肉?を伸ばしています。
変な顔になるけど、いい感じに伸びるんですよねー。

「にゃ!
[喋りにくいの!]」

「リーン、頬を伸ばしたら駄目だよ?」

「メ?うー...あぃ。」

お父さんに怒られました。
仕方無いなぁ...離しますよ。
また今度、頬のお肉をモミモミしよう。
モミモミなら伸ばさないから大丈夫だよね。

「にゃぉーぅん...。
[酷い目にあった...。]」

「わぅ。わぉーう、わぉ。
[諦めろ。リーンならば、またやるぞ。]」

「んぉー。
[良いじゃん、痛くはしてないもん。]」

「にゅあぅん?にゃぉーぅん!
[確かに痛くはないけどね?
違和感があるし喋りにくいの!]」

「ぶー。」

確かに、頬の肉をにょみーんと伸ばすと喋りにくいけど...破裂音が言いにくいのよね。
フフフ。昔は友達によくやったなー。
それと、フェンちゃん...私のことめっちゃ理解してますね。
嬉しいわ。ワシャワシャさせてー!

「モァモァー!」

「がぅ!
[こっちに来たか!]」

「にゃん!
[そっちなら、僕もー!]」

「モフモフ...コロコロ......まぁ、良いか。」

お父さんの許可もいただきましたので、存分に楽しみましょう!
全身で、2匹と1人で揉みくちゃになっております。
あ、そこはオムツですので...まだ出てません!

「やぁん!ンフフ!キャーァ!」

「わぉ!わぅ!
[尻尾はアカン!駄目だって!]」

「にゃお?
[捕まえたくなるのよね?]」

猫の狩猟本能ですね。
あ、虎か...。

「旦那様ー!
お客様がいらっしゃいましたよー?
どうなさいます?」

「誰かな?」

「奥様の妹さんだとか...。
私はお会いしたことの無い方でしたけれど...?」

「名前は?」

「それが...教えてくださらなくて困っておりますの。」

「リアンナさん、少し会ってみるので、リーンをお願いします。」

「かしこまりましたわ。
アニスちゃんが、柵のところで足止めしておりますから、お手数ですが柵のところまでお願いします。」

本当の叔母さんなら良いけど、どうなんだろ?妹と名乗りながら、名前を名乗らないとか不審すぎるよね。
あ、催しておりますが...何って?尿意です。

「しー!でぃーあーにゃしゃ!しー!」

「リーンお嬢様、もしかしてお手洗いですか?
それならば、急ぎましょう!」

「あぃ!」

はい、お手洗いです!
出来ればオムツの中ではなく、お手洗いでしたいのです。
早く連れて行ってくださーい!
リアンナさんに抱っこしていただいて、キッチンの近くにあるお手洗いへ...。
お庭に近くて幸いでした。

「はふー。」

間に合いました。良かったです。
さて、これからが羞恥タイムです。
リアンナさんに下のお世話を...仕方無いのです。
この身体ではお世話をお願いしないと、何も出来ませんから...でも恥ずかしいです。

「はい、今回もお手洗いに行けましたね。」

「あぃ!」

「さぁ、戻りましょうか。
ルーフェン君もミタラシ君も待ってますからね。」

「おや?お手洗いに行ってたのか...リーン、叔母さんが会いにきてくれたよ。
今から会いに行こうか。」

「お?あーぃ!」

本当の叔母さんだったの?
それなら、会っても大丈夫かな?
優しい人なら良いんだけど...なんで名前を名乗らなかったんだろう?
そこが疑問です。





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