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学園までの僕です。
産まれました。
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魔法陣?の光に包まれた後、真っ暗なところにいました。
なんか、ぎゅうぎゅう締め付けられてる?!
いや?これって押し出されてるのか?!
もしかして...出産真っ只中?!
うーん痛いし狭いし、今だけは神様恨んでいいですか?
「ミリアー!!もう頭が見えてきたぞ?
もう少しだ!!俺も側にいるからな?
頑張れ!子供!頑張れ!ミリア!」
「旦那様?何度も言いますが、五月蝿いです。
部屋を出て行きますか?」
「うぅ...」
「あまり...怒らないで.........あげて?.........初め...ての.......子供なの......ね?」
「もう少しですよ?奥様。」
あのさ?父?本当に五月蝿いです。
だからって、お医者さん?の言葉で意気消沈しないでよ...なんか不安になるじゃないですか。
思考に没頭してたら痛みって、忘れられ..........ないんだね。
ああーマジで痛いよー。
まだ出られないの?!?!
「ふえーんふえーん(やっと出たー!!)」
「...だっ旦那様!!男の子です。
ほら、ちゃんと見てください?
貴方様のお子ですよ?」
「........ミリアー!!良く頑張ったな!!
もう、涙が止まらん。」
「おぉー!!(マジで泣いてる...)」
顔を覆って泣いてるから、顔が見えない。
けど、この反応は本当に子供が欲しかったんだなーって感じる。
「旦那様?...お子様が驚いていらっしゃいます。」
「...ズビッえ?ミリアー!!家の子天才かもしれないぞ?
産まれて直ぐなのに、俺を見てる!!
それに超可愛い!!」
天才って...!!
あっ、普通はまだ目とか見えないか...こう、ぼんやりしてるよな?赤ちゃんって。
んー、まっいっか。
顔を上げた父は、マッチョで見た目ダンディーなオジサマで、明るい茶髪に青っぽい黒い目は泣いてるからか少し赤い。
「あぁーーぁー!(そろそろ母が見たい。)」
「ん?奥様はこちらです。
さあ、奥様?お子様ですよ。」
「まぁ...可愛らしい.....。
でも、男の子なのよね...いずれ、大きくなったら...。
あぁ、このまま可愛らしいままならよろしいのに。」
とりあえず、母が見たかったので声を出しながらジタバタしてみるとお医者さん?がなんか豪華なベッドに近付いた。
母は、可愛い系な不思議ちゃんっぽい感じで、輝く金髪に情熱的な赤い目。
ちなみにお医者さん?は、スマートできっちりした執事みたいな雰囲気で、漆黒の髪にキラキラした紫色の目。
お産でかなり疲れ切ってるみたいなのに、今からそんなこと考えなくても...。
一桁の年齢位までは、可愛らしい子でいますから.....多分。
一応、誓っとくべき?
「あぁーーぁーあ?(約束するよ、多分?)」
「まぁ...本当に可愛らしい!
早く貴方と沢山お喋りしたいわ!!」
「ミリアー!!我が子よー!!超可愛い!!」
「旦那様?五月蝿いですよ?」
神様曰わく貴族らしいけど、なんだか楽しそうな家族で良かった。
「名前を...決めなきゃだな。」
「...うーん......アリステアは?」
「奥様?男の子ですよ?」
「じゃあアイリスは?」
「旦那様?男の子ですよ?」
「「.........もぅ...オレイアス...考えて...?」」
「ハァー、女の子のしか考えてなかったのですか?」
「「うん。」」
えぇー.....貴族なら普通は男を欲しがるんじゃねーの?
女の子の名前しか考えてないってどういうこと?!
「...ノアールはどうですか?
この、綺麗な漆黒の瞳からとったのですが...?」
「えぇ、確かに、綺麗な瞳ね!!」
「ノアールか...いいな、それにしよう。
流石はオレイアスだ。
それにしても、ノアールは先祖帰りというやつか...?
髪も目も漆黒なんて、お祖父様と同じ色だな。」
俺って黒髪に黒い目なんだ...前と変わらないな...顔は流石に変わってるかな?
てか、曾じいさまってどんな人?
めっちゃ気になるー!
「おーぅう。(ヤバい、眠くなってきた。)」
「どうやらお眠いようですね。
ノアール様?どうぞぐっすりお眠りください。
明日以降にお祖父様方とも会えますよ?」
「ん?眠いのか?あぁ、可愛いなあ。」
「まぁ、本当に...。
ノアール?おやすみなさい。」
「ぅぅぅー。(おやすみなさい。)」
父、デレデレしすぎです。
母、なでなで気持ち良いです。
おじいちゃんとかおばあちゃんとか楽しみ!!
そういえば...オレイアスさんって執事なの?
あれ、お医者さんじゃないの??
*
なんか、ぎゅうぎゅう締め付けられてる?!
いや?これって押し出されてるのか?!
もしかして...出産真っ只中?!
うーん痛いし狭いし、今だけは神様恨んでいいですか?
「ミリアー!!もう頭が見えてきたぞ?
もう少しだ!!俺も側にいるからな?
頑張れ!子供!頑張れ!ミリア!」
「旦那様?何度も言いますが、五月蝿いです。
部屋を出て行きますか?」
「うぅ...」
「あまり...怒らないで.........あげて?.........初め...ての.......子供なの......ね?」
「もう少しですよ?奥様。」
あのさ?父?本当に五月蝿いです。
だからって、お医者さん?の言葉で意気消沈しないでよ...なんか不安になるじゃないですか。
思考に没頭してたら痛みって、忘れられ..........ないんだね。
ああーマジで痛いよー。
まだ出られないの?!?!
「ふえーんふえーん(やっと出たー!!)」
「...だっ旦那様!!男の子です。
ほら、ちゃんと見てください?
貴方様のお子ですよ?」
「........ミリアー!!良く頑張ったな!!
もう、涙が止まらん。」
「おぉー!!(マジで泣いてる...)」
顔を覆って泣いてるから、顔が見えない。
けど、この反応は本当に子供が欲しかったんだなーって感じる。
「旦那様?...お子様が驚いていらっしゃいます。」
「...ズビッえ?ミリアー!!家の子天才かもしれないぞ?
産まれて直ぐなのに、俺を見てる!!
それに超可愛い!!」
天才って...!!
あっ、普通はまだ目とか見えないか...こう、ぼんやりしてるよな?赤ちゃんって。
んー、まっいっか。
顔を上げた父は、マッチョで見た目ダンディーなオジサマで、明るい茶髪に青っぽい黒い目は泣いてるからか少し赤い。
「あぁーーぁー!(そろそろ母が見たい。)」
「ん?奥様はこちらです。
さあ、奥様?お子様ですよ。」
「まぁ...可愛らしい.....。
でも、男の子なのよね...いずれ、大きくなったら...。
あぁ、このまま可愛らしいままならよろしいのに。」
とりあえず、母が見たかったので声を出しながらジタバタしてみるとお医者さん?がなんか豪華なベッドに近付いた。
母は、可愛い系な不思議ちゃんっぽい感じで、輝く金髪に情熱的な赤い目。
ちなみにお医者さん?は、スマートできっちりした執事みたいな雰囲気で、漆黒の髪にキラキラした紫色の目。
お産でかなり疲れ切ってるみたいなのに、今からそんなこと考えなくても...。
一桁の年齢位までは、可愛らしい子でいますから.....多分。
一応、誓っとくべき?
「あぁーーぁーあ?(約束するよ、多分?)」
「まぁ...本当に可愛らしい!
早く貴方と沢山お喋りしたいわ!!」
「ミリアー!!我が子よー!!超可愛い!!」
「旦那様?五月蝿いですよ?」
神様曰わく貴族らしいけど、なんだか楽しそうな家族で良かった。
「名前を...決めなきゃだな。」
「...うーん......アリステアは?」
「奥様?男の子ですよ?」
「じゃあアイリスは?」
「旦那様?男の子ですよ?」
「「.........もぅ...オレイアス...考えて...?」」
「ハァー、女の子のしか考えてなかったのですか?」
「「うん。」」
えぇー.....貴族なら普通は男を欲しがるんじゃねーの?
女の子の名前しか考えてないってどういうこと?!
「...ノアールはどうですか?
この、綺麗な漆黒の瞳からとったのですが...?」
「えぇ、確かに、綺麗な瞳ね!!」
「ノアールか...いいな、それにしよう。
流石はオレイアスだ。
それにしても、ノアールは先祖帰りというやつか...?
髪も目も漆黒なんて、お祖父様と同じ色だな。」
俺って黒髪に黒い目なんだ...前と変わらないな...顔は流石に変わってるかな?
てか、曾じいさまってどんな人?
めっちゃ気になるー!
「おーぅう。(ヤバい、眠くなってきた。)」
「どうやらお眠いようですね。
ノアール様?どうぞぐっすりお眠りください。
明日以降にお祖父様方とも会えますよ?」
「ん?眠いのか?あぁ、可愛いなあ。」
「まぁ、本当に...。
ノアール?おやすみなさい。」
「ぅぅぅー。(おやすみなさい。)」
父、デレデレしすぎです。
母、なでなで気持ち良いです。
おじいちゃんとかおばあちゃんとか楽しみ!!
そういえば...オレイアスさんって執事なの?
あれ、お医者さんじゃないの??
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