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「着てもらえるなら、服もリーシャも喜びますよ!」
「あ、これはリーシャさんのお洋服だったんですね...えっと、大切に着させていただきます。」
「気味悪がるかと思ったが、大丈夫なのか?それは、」
「ここで殺された方々が着ていた服なのですよね?私、お寺の孤児院の出身なんです。幼少期は、亡くなられた方を供養する場所で育ちました。よく、お寺に子供さんの供養に来られた方々から、お子さんのお洋服をいただいてました。ですから、私は、その方々の分まで、大切に着させていただきます。そのままは無理ですから、私が着られる大きさに直しますけど...。」
「リーシャも、ヒルダも、カトリーヌも、サリーも、クージアも、君に大切に着てもらったら、きっと喜びます!」
亡くなられた方の着ていた服をいただけるなんて、私にとってはとても光栄なことです。大切に、大事に着て、私なりの供養となれば良いんだけど...。お寺の孤児院の方々にも、私に服をくださったご遺族の方々にも、とても感謝してるんですよ。ほら、お寺でよく怪奇現象とかに遭っていたからか、なんだか耐性がついたみたいで...事故物件にも特に気にせず住めてたんですよ?まぁ、この世界の幽霊さんがどんな存在かは知らないけど、私がこの服を着ると言っただけでこんなにも純粋な笑みを浮かべてくれるってことは、元の持ち主さん達は悪い人達では無さそうだしね。
「あ、2・3日、猶予をいただけますか?」
「ん?何の猶予だ?」
「先ずは、お洋服の直しからさせていただきたいんです。私には、この1着しか無いので...洗い代えを2・3枚持っていた方が良いかと思いまして。」
「...あぁ、それはそうだな。繕いやポーション作りは、服の用意が出来てからで構わない。その服達は、君が好きに使ってくれ。」
「はい!ありがとうございます!」
強面さんのキョトン顔、意外と可愛いです。私が着れないだろう他の服もいただけるなんて、ミシンがあれば!!可愛くリメイクするのに!!手縫いが苦手だよ?ってことは伝えてみたけど、ミシン的な魔道具のこと言わなかったし、きっと無いんだろうなぁ。少しずつ頑張ろう。
「食事は、クルソーにここに運ばせる。」
「俺、元々女性方のお世話をしてたんで、何か用事とかあったら呼んでくださいね。」
「はい。よろしくお願いいたします。」
あ、この男の子はクルーソー君って言うんだね。笑顔が人懐っこい子で、ブンブンと振られる犬の尻尾が見える気がする。
「食べ終わったら、トレイごと扉の前に出しておいてください。それと、俺とお頭以外の人がここを訪ねてきても、応じちゃ駄目ですからね?ここには、今、男しかいないんです。子供でも襲われますから!イデッ!」
「彼女は、成人した女性だぞ。」
「見た目で子供だと判断して襲わない奴等もいますけど、子供でも関係ないって奴等もいるんですよ!ソイツ等が、成人してるとか知ったら危険です!」
「...それは、そうだが..........。」
痛そうな拳骨を食らいながらも、力説するクルーソー君。心配してくれて、ありがとうございます。きっとちんちくりんの私なら大丈夫だと思うけど、心配してくれるその気持ちが嬉しい。気を付けます!
*
「あ、これはリーシャさんのお洋服だったんですね...えっと、大切に着させていただきます。」
「気味悪がるかと思ったが、大丈夫なのか?それは、」
「ここで殺された方々が着ていた服なのですよね?私、お寺の孤児院の出身なんです。幼少期は、亡くなられた方を供養する場所で育ちました。よく、お寺に子供さんの供養に来られた方々から、お子さんのお洋服をいただいてました。ですから、私は、その方々の分まで、大切に着させていただきます。そのままは無理ですから、私が着られる大きさに直しますけど...。」
「リーシャも、ヒルダも、カトリーヌも、サリーも、クージアも、君に大切に着てもらったら、きっと喜びます!」
亡くなられた方の着ていた服をいただけるなんて、私にとってはとても光栄なことです。大切に、大事に着て、私なりの供養となれば良いんだけど...。お寺の孤児院の方々にも、私に服をくださったご遺族の方々にも、とても感謝してるんですよ。ほら、お寺でよく怪奇現象とかに遭っていたからか、なんだか耐性がついたみたいで...事故物件にも特に気にせず住めてたんですよ?まぁ、この世界の幽霊さんがどんな存在かは知らないけど、私がこの服を着ると言っただけでこんなにも純粋な笑みを浮かべてくれるってことは、元の持ち主さん達は悪い人達では無さそうだしね。
「あ、2・3日、猶予をいただけますか?」
「ん?何の猶予だ?」
「先ずは、お洋服の直しからさせていただきたいんです。私には、この1着しか無いので...洗い代えを2・3枚持っていた方が良いかと思いまして。」
「...あぁ、それはそうだな。繕いやポーション作りは、服の用意が出来てからで構わない。その服達は、君が好きに使ってくれ。」
「はい!ありがとうございます!」
強面さんのキョトン顔、意外と可愛いです。私が着れないだろう他の服もいただけるなんて、ミシンがあれば!!可愛くリメイクするのに!!手縫いが苦手だよ?ってことは伝えてみたけど、ミシン的な魔道具のこと言わなかったし、きっと無いんだろうなぁ。少しずつ頑張ろう。
「食事は、クルソーにここに運ばせる。」
「俺、元々女性方のお世話をしてたんで、何か用事とかあったら呼んでくださいね。」
「はい。よろしくお願いいたします。」
あ、この男の子はクルーソー君って言うんだね。笑顔が人懐っこい子で、ブンブンと振られる犬の尻尾が見える気がする。
「食べ終わったら、トレイごと扉の前に出しておいてください。それと、俺とお頭以外の人がここを訪ねてきても、応じちゃ駄目ですからね?ここには、今、男しかいないんです。子供でも襲われますから!イデッ!」
「彼女は、成人した女性だぞ。」
「見た目で子供だと判断して襲わない奴等もいますけど、子供でも関係ないって奴等もいるんですよ!ソイツ等が、成人してるとか知ったら危険です!」
「...それは、そうだが..........。」
痛そうな拳骨を食らいながらも、力説するクルーソー君。心配してくれて、ありがとうございます。きっとちんちくりんの私なら大丈夫だと思うけど、心配してくれるその気持ちが嬉しい。気を付けます!
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