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俺好みの異世界人を拾ったので大きくなるまで育ててから食おうと思ったら既に大きかったので美味しくいただいた話
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なんか変だとは思ってたんだ。
「……え?」
「あれ、言ってませんでしたっけ?」
「聞いてねぇけど!?」
「そうでしたっけ。まぁ別に大した話ではないでしょう」
あははー、とゆるっゆるの顔で笑う女に頭痛がしてくる。
頭痛が痛いってこういうときに言うんだろうか。アホみたいな台詞だと思っていたが、なるほどしっくりくる表現である。
「当の昔に成人してるどころか俺の一つ年下って! 見えるかボケ!」
「そ、そんな大きい声で言わなくてよくないですか……? 向こうでも民族的に童顔に思われるとは聞いたことありますけど、こっちの人たちもそれ知ってるのでは?」
「お前はなんか……なんか童顔がどうとかとはまた別問題だと思う」
「なんですかそれー」
へらへらし続けている女――ヤトの頭を引っぱたく。「痛いんですが!?」と喚く声を無視して、先程聞いてしまった言葉を反芻する。二十七才。二十七才か……なんだそれ。この一年我慢してた俺はなんなんだ、と思ってはたと気付く。
なんか、ギルドの連中が俺のことをニヤニヤからだんだん可哀想なものを見る目になってきてたのはそれか?『あいつマジで気付いてないの?』的なアレか?
ギリギリ歯軋りしながらヤトの腹に回した腕に力を込めると、苦しいのかバシバシ腕を叩かれる。
「な、なんかクロウさんから不穏な気配が滲み出してるんですが!」
「うるせぇ黙って抱き枕になっとけバカ」
そもそもヤトが悪い。成人女性が男相手にこの距離感を許してるのが悪い。普通にあり得なくないか? 初手からこの距離感で文句言わないんだぞ? 異世界人は大概警戒心が薄いとはいえ、どうかと思う。
「いや、悪かったですってば。クロウさんが私のこと子供と思ってるなーとはわかってましたけども! その良心に付け込んで庇護してもらった手前ちょっと言い出しづらくてですね……」
俺が不機嫌になったと思って、ヤトはもごもごと弁明している。
別に不機嫌になったわけではない。いや不機嫌ではあるがヤトのせいではなく全然気付かなかった自分に対する感情なのでヤトが気にすることはないのだが、こいつは場の空気を読んですぐに和ませようと振る舞う。
そう。なんか変だとは思ってたんだ。子供にしては気遣いできすぎるというか、仕事にしたって手際が良すぎるというか。全く疑問に思わなかった俺が悪いのだ。
……そう。だからもう、特に我慢するようなことは何もないのだ。
「……ヤト」
「な、んですか」
彼女の耳元に唇を寄せて囁くと、腕の中の身体がびくりと震える。最初からそうやってきちんと警戒しとけばよかったのに、バカな奴。
「食っていい?」
「クロウさん。いくら私が異世界人とはいえ、同族食いは健康被害をもたらす可能性が高いので止めておいたほうがいいですよ」
「食っていい?」
「……怒ってるのはわかりますけど、ヤケクソでそういうことしないほうがいいと思うというかクロウさんが後日めちゃくちゃ後悔するだけというか」
「食っていい?」
「…………あの、ですね、」
頬をくすぐるようにして黒髪が揺れ、ヤトが俺の顔を見る。
彼女は耳まで真っ赤にして、ものすごく言いづらそうに口を開いた。
「クロウさん、いつから私のことそんなふうに見てたんです?」
あまりにも愚かしい質問に笑みが溢れる。
そういうとこ。そういうとこが幼く見えるんだっつうの。
「最初からに決まってるだろ。下心なきゃ異世界人拾ってそのまま手元に置いとくわけねぇだろバーカ! 普通はギルドか教会に預けるわ」
「ぅ、ぇえ? でも私のこと未成年だと思ってたんですよね最初!?」
「もう一、二年もすれば成人だろうと思って囲いこんだんだよ。甘やかして依存させてなし崩しに持ち込もうとしたわけ。お前も大概見る目ないね」
にこりと笑って見せれば、ヤトは真っ赤な顔のまま顔色を悪くするという器用なことをしてみせた。
「なぁヤト、食っていい?」
「……クロウさんなら他に選びたい放題でしょ。なんでわた、」
不愉快な言葉をこれ以上聞こえないように唇を塞ぐ。薄く開いたままのそこに無理やり舌を捩じ込んで口内をざりざりと擦れば、甘い声が漏れた。
「……ヤト、話聞いてなかっただろ? 俺は下心を持ってお前の面倒みてたの。こうやって最後に美味しくいただくために手元に置いてたの。だけどお前の気持ちだって大事なんだから、一応紳士を装って聞いてるんだよ。なぁ、ヤト、」
大きな黒い瞳がゆらゆらと揺れる。
そうだ。初めてこいつを拾ったとき、この瞳を快楽で歪ませてやりたいと思ったんだ。俺だけを映してほしいと。
「俺はヤトの全部が欲しいんだけど、ヤトはどう?」
「わた、しだって、クロウさんじゃなきゃ、こんな距離感めちゃくちゃなことしないですよあわよくば、あわよくばこうどうにかちょっといい感じになったりしちゃったりしたらいいなぁとかそうちょっとだけ思ったりしちゃったりなんかしてはいたんですけどもえぇ」
「はっきり言えや」
「…………く、クロウさんなら、いいです。食べ、られても」
あぁ、本当にこいつは人を見る目がない。なくてよかった。
*****
「ん、ふぅ、」
「……口開いて舌出して」
俺の言うとおりに素直に差し出された舌をくちくちと食みながら、片手に収まらない胸を揉みしだく。
普段は緩い服を着ているせいで全然意識してなかったが、改めて触れるとこいつ胸デカイな……。痛くない程度に力を込めればふにゃ、と指が沈んでいく。
「くろ、」
キスしてちょっと胸揉んだだけなのにもうぐずぐずに蕩けた声を出してるヤトに、ひっそりと笑う。今からそんなことでどうすんだ。
ベッドサイドの引き出しから小瓶を引っ張り出し、中味を口に含んでヤトに飲ませる。彼女は与えられたものを素直にこくこくと飲み干して、渋い表情を浮かべた。
「なにこれ、にが……」
「薬だから仕方ない」
小瓶の残りを全て飲み干す。苦いは苦いが、慣れればまぁ飲めなくもないような気がしないでもない味だ。もうちょっとコレ味がよくならんものかな……。
「薬? なんの?」
「避妊薬」
「ひに……!?」
聞かれたのでさらりと返すと、ヤトは顔どころか胸元まで真っ赤になりながら俺から顔を背ける。
「魔女謹製の魔法薬だから効果はバツグン味はいまいちなんだよ、まぁ安心して」
「ぅ、はい……、ひぁッ、あン」
たぶんヤトが気にしてるところはそこじゃないんだろうけど、もうこれ以上言及したって先に進まないので気付かなかった振りをしてやる。
再び胸に指を這わせ、つん、と立った乳首をコリコリ扱いてやれば、甘ったるい声で啼く。
「ヤト、可愛いなぁ……もっと啼いて」
「あ、あッ、クロ、ゃらッ、そっちばっか……!」
片方の胸だけをしつこく弄っていると刺激に慣れてきたのか、焦れたようにこちらに視線を寄こしてくる。その視線とかち合わないように逃げつつ、触っていない方の胸を見ればしっかりと乳首が立って触れられるのを今か今かと待っているのがわかった。
「ひぅッ!? そっちばっか、やだぁ!」
まぁわかってても俺は意地が悪いので触ってやらないが。
わざと水音を立てるように胸に吸い付くと、快感に震えるのに合わせてたゆんと胸が揺れた。感度が良くて何よりだ。
「く、クロ、さん、こっちも、さわってよぉ」
最後にぢゅう、と強く吸ってから胸から離れると、片方だけ俺の唾液でてらてらと怪しく滑っていた。
ヤトの声を無視して濡れた乳首に爪を立てて尚も片方だけをイジメてやると、耐えられなくなったのか自分で胸に指を這わせ、俺と同じ動きを始める。
「ひ、ぅう……クロウさん……意地悪しな、でよぉ……」
「んー? 今自分で触れてるじゃんか」
「ちが……ちがうのぉ! 自分、じゃ、きもちくないぃ! クロウさんにしてもらうのが、きもちぃのぉ!」
「……ずるいなー」
必死で自分の胸を揉んでいるヤトの手を上から包み込むようにして力を込めてやれば、大きな瞳が明らかに蕩けた。
腰を擽ってみると面白いくらいにびくびくと震える。そのまま内腿を辿って足を開かせてやればそこはもうどうしようもなくしとどに濡れていて、その艶かしさに舌なめずりしてしまう。
「ちょ、やだ、見ないでぇ……」
「キスしておっぱい舐められて、気持ちよくなっちゃったな?」
「い、言わないでよぉ……」
言うな見るなと実に難しいことを言う。普段聞き分けのいい彼女からぼろぼろ零れる理不尽な物言いに笑いながら、柔らかく解けた下の口にちゅぷ、と指を押し込む。
「ひぁ、あ゛ぁ!」
「うんうん、きもちーなぁ」
く、と腹の方に向かって指を曲げ内壁を擦ってやればあっさりと愛液を吐き出す。
ゆーっくりと指を引き抜き、どろどろと溢れ続ける液体を指にまとせて再び、今度は三本一気に捩じ込んでやる。
「い゛、ぁゔ、」
苦しそうに眉根を寄せる姿にも興奮してしまうんだから、俺も大概終わってる。
まぁ流石に無理があるのは分かっているので、まとめて引っ張り出していたローションの封を切って、挿入の足しにしてやる。
「ん、っう!? やぁ゛、ッに♡これぇ!」
「これまた魔女謹製のローションだよ。連中は快楽を好む上に世界が快楽で満ちればいいと思ってるとこあるから、こういう便利な道具をいっぱい作ってるんだよ」
「なん、つう人たちなの、さぁ、ッ!!」
人間から半歩外れた頭の可笑しい連中だよ、とは思いつつも俺も便利に活用させてもらっているので黙っておく。魔女とは仲良くやっていくべきなのだ。
「あ゛、あ゛ッ! ゃらッ、きゅ、にぃ゛♡クロ、ひぃ゛ッッ!!」
捩じ込んだ指をばらばらと動かしながら親指で肉芽を圧し潰すように捏ねていると、悲鳴混じりの声を上げながらヤトの腰が震えた。指先に熱い液体が触れて、手のひらにどろりと溜まっていく。
「おいこらヤト、イくならイくって言わなきゃダメだろ?」
「ひッ、ぃ゛あ゛ッ♡ら゛め♡うごか、さな、でッ!」
思っていたよりあっさりとイってしまったヤトを揶揄いながら休むことなくナカをぐじゅぐじゅと弄ってやると、ヤトががくがくと震えながら腕を掴んでくる。
「イ、イっら゛かぁ゛ッ♡♡これいじょ、むりぃ!」
どろどろと溢れる愛液を掻き出すようにしてしつこく隘路を拡げていると、彼女はぼろぼろ涙を零しながら腰を振っていた。俺が指を蠢かせるのを止めてそのままじっと見ていると、もっともっとと乞うように腰をくねらせ、捩じ込んだ指に吸い付いてくる。
「むぃ、らってば、ぁ♡」
「濡れ衣は止めろよ、もう動かしてねぇって……今は、ヤト、お前が自分で腰振ってるからだろ?」
「ぇあ゛、やらぁ! うごくのッ、とまんにゃいぃ゛♡」
「……淫乱♡」
蕩けた脳みそに刻み付けるように耳元でゆっくり囁くと、ヤトの脚がぴん、と伸びて、ナカに押し込んだ指がぎゅうぎゅうと締め付けられた。
「クロ、しゃ……」
くたっ、と全身の力が抜けたのを見て、俺は指を引き抜いた。
緩んだ蜜壺からどろどろと愛液を垂れ流している無抵抗で無防備な姿に、思わず笑みが零れる。
「ヤト、向こうの世界で知った快感なんて、全部俺が塗り替えてやるからな」
「………………ぇ、ちょっと待ってクロウさ、なんか変な思い込みし、てぇえ゛♡♡」
どぱんっ、と一息に自身のモノを捩じ込む。最奥を叩いた瞬間、ヤトは潮を吹きながら白目を剥いて派手にイったようだ。
「ゃ゛♡あ゛ッ♡♡」
柔らかでむっちりとした四肢に警戒心が薄すぎて心配になる笑顔と意外に冷徹で容赦のない思考を持つこの女が、こんな風に快楽に溺れる姿を見た人間がいることにどうしようもない苛立ちが募る。こちらから向こうに行くのが簡単ならば、ひとりひとり念入りに殺して回ったであろうくらいには。
けれどもまぁ、そんなことは土台無理な話なので。
「可愛いな、ヤトッ! ちゃんと、俺のモノを、覚えるんだぞ!」
「ぁ゛♡ひぁッ、や゛ぁ゛♡♡ぉ゛ッぎぃ♡ぁ゛はッ♡♡しぬ゛ッ♡しんぁ゛ゔぅ゛♡♡」
今は俺の腕の中にいるという事実で苛立ちを抑えるしかない。今後、離す気もないし。
「ヤト、俺を見ろ、ッ、今、お前を犯しているのが、誰なのかッ、ちゃんと見ろ!」
「ふ、ぁ゛ッ♡」
大きな黒い瞳に、快楽にふわふわと蕩けている瞳に、俺が映りこんでいる。必死で見苦しい俺の姿が。
「クロウ、」
とろんとした笑顔で、甘い声が俺の名前を呼んで、ナカが全て絞り尽くそうと食い締めてくる。
そんな彼女の姿に、耐える間もなくあっさりと射精してしまっていた。
「ッ、あ、クッソ……」
「ひぁ、ら゛めッ♡に゛ゃか、ら゛め゛ぇ゛♡」
流石に一旦抜こうかと腰を引きかけて、腰に足を回されていたことに気付いて気が変わった。
「……全然『ダメ』じゃねぇじゃん?」
はくはくと必死に呼吸を整えようとしているヤトの口を塞ぐ。上顎を刮げるように舌で刺激してやれば、あっさりと気持ちよさそうに声を上げる。
「ん、むぅ、ぷぁッ、クロぉさ、」
「だーいじょうぶまかせろ。気付かなくて悪かったなぁ。ちゃーんと、腹いっぱいになるまで注いでやるからな♡」
「や゛、そんなの、むり、ひぃ゛♡」
ぶんぶんと頭を横に振っているけど気にせず、今度はねちっこく攻め立ててやる。
ずぢゅう、に゛ぢゅぅ、と空気をたっぷり含んだ粘ついた水音を立てながらゆっくり抜き差ししていると、焦れったいのか腰に回された脚に力が入る。
「む゛り゛ぃ゛♡ぬ、ぬい、てぇ゛ッ♡♡」
「はッ、抜いてほしくないくせに、よく言うッ」
しっかりと嵌め込んだまま小刻みに腰を揺すると、一際大きな嬌声を上げながら俺をぎゅうぎゅうと抱き締めてくる。
されるがままにひんやりとした胸に顔を埋めて、ぢゅう、と下乳に吸い付く。うっすらとした鬱血に軽く歯を立てると、俺の精子を一滴残らず搾り取るとでも言いたげに内壁がうねり始めた。
「ッ、あ゛ー、やばいなコレ……またイきそ……ッ」
「くろ、も、ら゛め゛、ぇッ♡あッ♡あ゛ッ♡♡」
胸に顔を埋めたまま大きく腰を叩きつけると、ねっとりと肌のぶつかり合う音が部屋中に響いて興奮が募る。
さっきまでヤトの中にあった俺の精液を掻き出しながら再びヤトの中を俺の精液で満たすのだ、興奮しないわけがない。
「は……ッ、ヤト、安心しろ、奥に出すからな、」
「ぁ゛、め゛♡そ、に゛ゃの、ら゛め゛♡あかちゃ、でぎぢゃ♡♡」
……彼女は魔女の避妊薬を飲んだことをすっかり忘れているらしい。今は絶対に起りえないことを口走って、期待と興奮でナカを勝手にきゅんきゅんと戦慄かせている。
かく言う俺も、ヤトの口から『赤ちゃん』なんて単語が出てきたせいで下半身に血が集中してしまったんだから世話ない。
「……ふ、あはッ、そーだよ、孕ませるよ……ここが、」
俺の竿が深々と突き刺さる下腹部に掌をおいて、ゆっくりと圧をかけていく。
「ぉ゛♡お゛ほッ♡♡や゛め゛♡」
「俺のザーメンで膨れるくらいたっぷり出してやるから、ぜってぇ赤ちゃん作ろうな♡」
「ゃ゛ら゛ッ♡ん、に゛ゃの、やら゛ぁ♡♡」
顔は蕩けて笑ってるし、今や足は力が抜け大股開きで完全に服従のポーズを取ってるくせに、口では嫌々言い続けているヤトの乳首をぎゅう、と捻り上げる。
「んあ゛ぁ゛♡♡」
「ヤト、いい加減素直になれよ。気持ちいいんだろ? イきそうだろ? なら、ちゃーんとそう言えって」
「は……ッ♡だ、だめ、んぅ゛♡」
「なんで」
下腹部に当てた手をすりすりと動かすと、面白いくらいにびくびくと腰が震える。
「ら゛、て、そんなこと、言ったらッ♡頭ダメになっちゃ゛ぅ゛♡クロウさんに、呆れられちゃうの、やら゛ッ♡」
「……ヤバー……」
あんまりにもあんまりな言葉に、思わず笑ってしまった。
何この可愛くて愚かな生き物。なんでコイツここまで普通に生きてこれたの? 意味が分からん。
いやまぁここで俺が食い散らかしますけどね。
「ヤトが気持ちよくて頭ダメになってイきまくってる姿、俺めっちゃくちゃ見たいんだけど」
「や゛ら゛ッ♡ぁ゛♡んな、の、はしたない、よぉ♡」
「そうだね、淫乱ではしたないね? だから俺以外にそんな姿見せたらダメだよ、俺の前でだけ、その姿見せて」
「は……ッ♡あ゛♡クロウさ、のまえ、だけ、」
「そう。俺だけは、気持よくって頭ダメになって善がり狂ってイきまくってるド淫乱でめちゃくちゃはしたないヤトのこと、もっともっと気持ちよくして狂わせてイかせて愛してやるから、なッ♡」
「ッ、~~~ッ♡♡♡」
必死に口を噤んで頭を振っていたが、腹側を削るように腰を動かしてやれば遂に陥落したようだった。
「ぁ゛♡こ、にゃ゛、ら゛め゛ぇ゛♡♡きも゛ち゛ぃ♡♡いぃよぉ゛♡♡クロ、しゃのちんぽ♡しゃぃこぉ♡♡んあ゛♡ばかになりゅ゛ゔぅ♡♡」
「ッ、あ゛ー! ヤト、ほんっと可愛いな♡は……ッ、ナカ、も、出すからッ」
「らして♡クロ、せーえきッ♡しきゅーに、いっぱいかけて、んあ゛ッ♡♡」
だらりと垂れ下がった舌を舐りながら、ヤトの身体を抑え込むように抱きかかえて腰を打ちつければ、いつの間にか俺の形を覚えた内壁が精液を搾り取ろうと蠢いている。
「そんなに、俺の精液が欲しいか、淫乱ッ♡」
「ぁ゛♡いんらんでい、から、ッ♡ク、ロウのデカちんぽぇ゛♡いっぱいじゅぽじゅぽしぇ゛♡♡しきゅー、ごり゛ゅごり゛ゅ゛ぅ゛♡♡」
瞳の奥が仄暗く揺れ、みっともなく腰を振りながらヤトが笑う。その表情に、脳みその血管切れるかと思うくらいに興奮する。
「しぁ、わせ♡♡♡」
「うんうん、もーっと幸せになろーな♡」
ヤトの全身にキスを落としながら、彼女をもっともっと狂わせるため、俺は魔女の栄養剤を引っ張り出した。
*****
はた、と気が付いたらカーテンの隙間からキラキラとした朝日が差し込んでいた。
「……あ゛ー……? えーと……?」
「ん、ぁ……♡」
身動ぎすると、腕の中の柔らかいモノが緩慢に甘い声を上げる。よくよく見れば俺のナニがヤトの中に収まりっぱなしで寝落ちしたらしい。なるべく刺激しないように引き抜くと、ナカからごぽっと白濁液が溢れ出した。絶景過ぎる。
ぼんやりと周囲を見回せば、魔女印の栄養剤が三本も転がっていて、枕を少し濡らしていた。こんだけ飲んで夜通しヤってりゃそりゃ寝落ち……というか気絶もするわな。
「流石にヤり過ぎたな……」
溜め息を吐きつつ、ひとまずヤトの身体を浄めてやろうと手を伸ばして、彼女とばっちり目が合った。
「あ、おはようヤトだいじ、「ああぁあうぁあすみませんすみませんなんか私すみませんうぁあ!!!」ちょ、ま、」
凄まじい勢いで布団が奪いさられ、ぐるんと包まってまんじゅうのようになる。
「あの、ヤト……」
「マジでほんとに信じられないくらいにはしたない言動しましたね私どうしよう死にたいマジで死にたい穴があったら入って上から土かけて埋めてほしい」
「いや……んなことやったら死ぬじゃねぇか……」
「死にたいって言ってるじゃん……!」
ぐおぉぉおぉ……! と布団に包まって唸り続けているヤトの、おそらく背中辺りを撫でる。
「そりゃクロウさんはイケメンだし身体もデカイから絶対アレもデカイとは思ってたけどあんなん挿れられておかしくならない人間いないでしょ思い出すだけでお腹きゅんきゅんするもん快楽ってこういうことなのか知らなかったいやそれを知るほどセックスなんてしてきてないけど知らなかった知らなくて良かったのではていうか声がさぁあんなエロい声で耳元で囁かれたらグズグズにもなるっていうか脳みそ焼き切れるのも仕方ないのでは何もかもが想像以上過ぎて怖い現実が怖いいやこれほんとに現実かな違うんじゃないかな三周くらい回って夢だったりしないかないやでもこの全身筋肉痛っぽいのは現実でしょ怖い」
「……。」
ぼそぼそと何か喋り続けているヤトの布団を剥ぎ取る。
「ひゃあ!?」
「ヤト、」
蹲っているヤトの肩を押してベッドに転がす。
しっとりとした腹にガチガチに固くなったナニをぺっとりとくっつければ、ヤトはひく、と口元を引き攣らせた。
「『思い出すだけでお腹きゅんきゅんする』んなら、こうやって実物見せたらどーなるの?」
「あ……は……」
はっはっ、と雌犬もかくやと言わんばかりのだらしない呼気を漏らしながらガン見しているヤトの顎をぐい、と持ち上げる。
「ヤトのえっち♡」
「ゔ、ゔぅ゛……」
必死でこちらを睨みつけてくるけれど、その瞳にじっとりとした欲がこびりついているせいで全く怖くない、というかただただ興奮する。
「もう一回?」
「……」
自分でも底意地の悪い声だな、とは思いつつ耳元で囁けば、少しの逡巡の後に小さく頷いたヤトに、思わず笑った。
「……え?」
「あれ、言ってませんでしたっけ?」
「聞いてねぇけど!?」
「そうでしたっけ。まぁ別に大した話ではないでしょう」
あははー、とゆるっゆるの顔で笑う女に頭痛がしてくる。
頭痛が痛いってこういうときに言うんだろうか。アホみたいな台詞だと思っていたが、なるほどしっくりくる表現である。
「当の昔に成人してるどころか俺の一つ年下って! 見えるかボケ!」
「そ、そんな大きい声で言わなくてよくないですか……? 向こうでも民族的に童顔に思われるとは聞いたことありますけど、こっちの人たちもそれ知ってるのでは?」
「お前はなんか……なんか童顔がどうとかとはまた別問題だと思う」
「なんですかそれー」
へらへらし続けている女――ヤトの頭を引っぱたく。「痛いんですが!?」と喚く声を無視して、先程聞いてしまった言葉を反芻する。二十七才。二十七才か……なんだそれ。この一年我慢してた俺はなんなんだ、と思ってはたと気付く。
なんか、ギルドの連中が俺のことをニヤニヤからだんだん可哀想なものを見る目になってきてたのはそれか?『あいつマジで気付いてないの?』的なアレか?
ギリギリ歯軋りしながらヤトの腹に回した腕に力を込めると、苦しいのかバシバシ腕を叩かれる。
「な、なんかクロウさんから不穏な気配が滲み出してるんですが!」
「うるせぇ黙って抱き枕になっとけバカ」
そもそもヤトが悪い。成人女性が男相手にこの距離感を許してるのが悪い。普通にあり得なくないか? 初手からこの距離感で文句言わないんだぞ? 異世界人は大概警戒心が薄いとはいえ、どうかと思う。
「いや、悪かったですってば。クロウさんが私のこと子供と思ってるなーとはわかってましたけども! その良心に付け込んで庇護してもらった手前ちょっと言い出しづらくてですね……」
俺が不機嫌になったと思って、ヤトはもごもごと弁明している。
別に不機嫌になったわけではない。いや不機嫌ではあるがヤトのせいではなく全然気付かなかった自分に対する感情なのでヤトが気にすることはないのだが、こいつは場の空気を読んですぐに和ませようと振る舞う。
そう。なんか変だとは思ってたんだ。子供にしては気遣いできすぎるというか、仕事にしたって手際が良すぎるというか。全く疑問に思わなかった俺が悪いのだ。
……そう。だからもう、特に我慢するようなことは何もないのだ。
「……ヤト」
「な、んですか」
彼女の耳元に唇を寄せて囁くと、腕の中の身体がびくりと震える。最初からそうやってきちんと警戒しとけばよかったのに、バカな奴。
「食っていい?」
「クロウさん。いくら私が異世界人とはいえ、同族食いは健康被害をもたらす可能性が高いので止めておいたほうがいいですよ」
「食っていい?」
「……怒ってるのはわかりますけど、ヤケクソでそういうことしないほうがいいと思うというかクロウさんが後日めちゃくちゃ後悔するだけというか」
「食っていい?」
「…………あの、ですね、」
頬をくすぐるようにして黒髪が揺れ、ヤトが俺の顔を見る。
彼女は耳まで真っ赤にして、ものすごく言いづらそうに口を開いた。
「クロウさん、いつから私のことそんなふうに見てたんです?」
あまりにも愚かしい質問に笑みが溢れる。
そういうとこ。そういうとこが幼く見えるんだっつうの。
「最初からに決まってるだろ。下心なきゃ異世界人拾ってそのまま手元に置いとくわけねぇだろバーカ! 普通はギルドか教会に預けるわ」
「ぅ、ぇえ? でも私のこと未成年だと思ってたんですよね最初!?」
「もう一、二年もすれば成人だろうと思って囲いこんだんだよ。甘やかして依存させてなし崩しに持ち込もうとしたわけ。お前も大概見る目ないね」
にこりと笑って見せれば、ヤトは真っ赤な顔のまま顔色を悪くするという器用なことをしてみせた。
「なぁヤト、食っていい?」
「……クロウさんなら他に選びたい放題でしょ。なんでわた、」
不愉快な言葉をこれ以上聞こえないように唇を塞ぐ。薄く開いたままのそこに無理やり舌を捩じ込んで口内をざりざりと擦れば、甘い声が漏れた。
「……ヤト、話聞いてなかっただろ? 俺は下心を持ってお前の面倒みてたの。こうやって最後に美味しくいただくために手元に置いてたの。だけどお前の気持ちだって大事なんだから、一応紳士を装って聞いてるんだよ。なぁ、ヤト、」
大きな黒い瞳がゆらゆらと揺れる。
そうだ。初めてこいつを拾ったとき、この瞳を快楽で歪ませてやりたいと思ったんだ。俺だけを映してほしいと。
「俺はヤトの全部が欲しいんだけど、ヤトはどう?」
「わた、しだって、クロウさんじゃなきゃ、こんな距離感めちゃくちゃなことしないですよあわよくば、あわよくばこうどうにかちょっといい感じになったりしちゃったりしたらいいなぁとかそうちょっとだけ思ったりしちゃったりなんかしてはいたんですけどもえぇ」
「はっきり言えや」
「…………く、クロウさんなら、いいです。食べ、られても」
あぁ、本当にこいつは人を見る目がない。なくてよかった。
*****
「ん、ふぅ、」
「……口開いて舌出して」
俺の言うとおりに素直に差し出された舌をくちくちと食みながら、片手に収まらない胸を揉みしだく。
普段は緩い服を着ているせいで全然意識してなかったが、改めて触れるとこいつ胸デカイな……。痛くない程度に力を込めればふにゃ、と指が沈んでいく。
「くろ、」
キスしてちょっと胸揉んだだけなのにもうぐずぐずに蕩けた声を出してるヤトに、ひっそりと笑う。今からそんなことでどうすんだ。
ベッドサイドの引き出しから小瓶を引っ張り出し、中味を口に含んでヤトに飲ませる。彼女は与えられたものを素直にこくこくと飲み干して、渋い表情を浮かべた。
「なにこれ、にが……」
「薬だから仕方ない」
小瓶の残りを全て飲み干す。苦いは苦いが、慣れればまぁ飲めなくもないような気がしないでもない味だ。もうちょっとコレ味がよくならんものかな……。
「薬? なんの?」
「避妊薬」
「ひに……!?」
聞かれたのでさらりと返すと、ヤトは顔どころか胸元まで真っ赤になりながら俺から顔を背ける。
「魔女謹製の魔法薬だから効果はバツグン味はいまいちなんだよ、まぁ安心して」
「ぅ、はい……、ひぁッ、あン」
たぶんヤトが気にしてるところはそこじゃないんだろうけど、もうこれ以上言及したって先に進まないので気付かなかった振りをしてやる。
再び胸に指を這わせ、つん、と立った乳首をコリコリ扱いてやれば、甘ったるい声で啼く。
「ヤト、可愛いなぁ……もっと啼いて」
「あ、あッ、クロ、ゃらッ、そっちばっか……!」
片方の胸だけをしつこく弄っていると刺激に慣れてきたのか、焦れたようにこちらに視線を寄こしてくる。その視線とかち合わないように逃げつつ、触っていない方の胸を見ればしっかりと乳首が立って触れられるのを今か今かと待っているのがわかった。
「ひぅッ!? そっちばっか、やだぁ!」
まぁわかってても俺は意地が悪いので触ってやらないが。
わざと水音を立てるように胸に吸い付くと、快感に震えるのに合わせてたゆんと胸が揺れた。感度が良くて何よりだ。
「く、クロ、さん、こっちも、さわってよぉ」
最後にぢゅう、と強く吸ってから胸から離れると、片方だけ俺の唾液でてらてらと怪しく滑っていた。
ヤトの声を無視して濡れた乳首に爪を立てて尚も片方だけをイジメてやると、耐えられなくなったのか自分で胸に指を這わせ、俺と同じ動きを始める。
「ひ、ぅう……クロウさん……意地悪しな、でよぉ……」
「んー? 今自分で触れてるじゃんか」
「ちが……ちがうのぉ! 自分、じゃ、きもちくないぃ! クロウさんにしてもらうのが、きもちぃのぉ!」
「……ずるいなー」
必死で自分の胸を揉んでいるヤトの手を上から包み込むようにして力を込めてやれば、大きな瞳が明らかに蕩けた。
腰を擽ってみると面白いくらいにびくびくと震える。そのまま内腿を辿って足を開かせてやればそこはもうどうしようもなくしとどに濡れていて、その艶かしさに舌なめずりしてしまう。
「ちょ、やだ、見ないでぇ……」
「キスしておっぱい舐められて、気持ちよくなっちゃったな?」
「い、言わないでよぉ……」
言うな見るなと実に難しいことを言う。普段聞き分けのいい彼女からぼろぼろ零れる理不尽な物言いに笑いながら、柔らかく解けた下の口にちゅぷ、と指を押し込む。
「ひぁ、あ゛ぁ!」
「うんうん、きもちーなぁ」
く、と腹の方に向かって指を曲げ内壁を擦ってやればあっさりと愛液を吐き出す。
ゆーっくりと指を引き抜き、どろどろと溢れ続ける液体を指にまとせて再び、今度は三本一気に捩じ込んでやる。
「い゛、ぁゔ、」
苦しそうに眉根を寄せる姿にも興奮してしまうんだから、俺も大概終わってる。
まぁ流石に無理があるのは分かっているので、まとめて引っ張り出していたローションの封を切って、挿入の足しにしてやる。
「ん、っう!? やぁ゛、ッに♡これぇ!」
「これまた魔女謹製のローションだよ。連中は快楽を好む上に世界が快楽で満ちればいいと思ってるとこあるから、こういう便利な道具をいっぱい作ってるんだよ」
「なん、つう人たちなの、さぁ、ッ!!」
人間から半歩外れた頭の可笑しい連中だよ、とは思いつつも俺も便利に活用させてもらっているので黙っておく。魔女とは仲良くやっていくべきなのだ。
「あ゛、あ゛ッ! ゃらッ、きゅ、にぃ゛♡クロ、ひぃ゛ッッ!!」
捩じ込んだ指をばらばらと動かしながら親指で肉芽を圧し潰すように捏ねていると、悲鳴混じりの声を上げながらヤトの腰が震えた。指先に熱い液体が触れて、手のひらにどろりと溜まっていく。
「おいこらヤト、イくならイくって言わなきゃダメだろ?」
「ひッ、ぃ゛あ゛ッ♡ら゛め♡うごか、さな、でッ!」
思っていたよりあっさりとイってしまったヤトを揶揄いながら休むことなくナカをぐじゅぐじゅと弄ってやると、ヤトががくがくと震えながら腕を掴んでくる。
「イ、イっら゛かぁ゛ッ♡♡これいじょ、むりぃ!」
どろどろと溢れる愛液を掻き出すようにしてしつこく隘路を拡げていると、彼女はぼろぼろ涙を零しながら腰を振っていた。俺が指を蠢かせるのを止めてそのままじっと見ていると、もっともっとと乞うように腰をくねらせ、捩じ込んだ指に吸い付いてくる。
「むぃ、らってば、ぁ♡」
「濡れ衣は止めろよ、もう動かしてねぇって……今は、ヤト、お前が自分で腰振ってるからだろ?」
「ぇあ゛、やらぁ! うごくのッ、とまんにゃいぃ゛♡」
「……淫乱♡」
蕩けた脳みそに刻み付けるように耳元でゆっくり囁くと、ヤトの脚がぴん、と伸びて、ナカに押し込んだ指がぎゅうぎゅうと締め付けられた。
「クロ、しゃ……」
くたっ、と全身の力が抜けたのを見て、俺は指を引き抜いた。
緩んだ蜜壺からどろどろと愛液を垂れ流している無抵抗で無防備な姿に、思わず笑みが零れる。
「ヤト、向こうの世界で知った快感なんて、全部俺が塗り替えてやるからな」
「………………ぇ、ちょっと待ってクロウさ、なんか変な思い込みし、てぇえ゛♡♡」
どぱんっ、と一息に自身のモノを捩じ込む。最奥を叩いた瞬間、ヤトは潮を吹きながら白目を剥いて派手にイったようだ。
「ゃ゛♡あ゛ッ♡♡」
柔らかでむっちりとした四肢に警戒心が薄すぎて心配になる笑顔と意外に冷徹で容赦のない思考を持つこの女が、こんな風に快楽に溺れる姿を見た人間がいることにどうしようもない苛立ちが募る。こちらから向こうに行くのが簡単ならば、ひとりひとり念入りに殺して回ったであろうくらいには。
けれどもまぁ、そんなことは土台無理な話なので。
「可愛いな、ヤトッ! ちゃんと、俺のモノを、覚えるんだぞ!」
「ぁ゛♡ひぁッ、や゛ぁ゛♡♡ぉ゛ッぎぃ♡ぁ゛はッ♡♡しぬ゛ッ♡しんぁ゛ゔぅ゛♡♡」
今は俺の腕の中にいるという事実で苛立ちを抑えるしかない。今後、離す気もないし。
「ヤト、俺を見ろ、ッ、今、お前を犯しているのが、誰なのかッ、ちゃんと見ろ!」
「ふ、ぁ゛ッ♡」
大きな黒い瞳に、快楽にふわふわと蕩けている瞳に、俺が映りこんでいる。必死で見苦しい俺の姿が。
「クロウ、」
とろんとした笑顔で、甘い声が俺の名前を呼んで、ナカが全て絞り尽くそうと食い締めてくる。
そんな彼女の姿に、耐える間もなくあっさりと射精してしまっていた。
「ッ、あ、クッソ……」
「ひぁ、ら゛めッ♡に゛ゃか、ら゛め゛ぇ゛♡」
流石に一旦抜こうかと腰を引きかけて、腰に足を回されていたことに気付いて気が変わった。
「……全然『ダメ』じゃねぇじゃん?」
はくはくと必死に呼吸を整えようとしているヤトの口を塞ぐ。上顎を刮げるように舌で刺激してやれば、あっさりと気持ちよさそうに声を上げる。
「ん、むぅ、ぷぁッ、クロぉさ、」
「だーいじょうぶまかせろ。気付かなくて悪かったなぁ。ちゃーんと、腹いっぱいになるまで注いでやるからな♡」
「や゛、そんなの、むり、ひぃ゛♡」
ぶんぶんと頭を横に振っているけど気にせず、今度はねちっこく攻め立ててやる。
ずぢゅう、に゛ぢゅぅ、と空気をたっぷり含んだ粘ついた水音を立てながらゆっくり抜き差ししていると、焦れったいのか腰に回された脚に力が入る。
「む゛り゛ぃ゛♡ぬ、ぬい、てぇ゛ッ♡♡」
「はッ、抜いてほしくないくせに、よく言うッ」
しっかりと嵌め込んだまま小刻みに腰を揺すると、一際大きな嬌声を上げながら俺をぎゅうぎゅうと抱き締めてくる。
されるがままにひんやりとした胸に顔を埋めて、ぢゅう、と下乳に吸い付く。うっすらとした鬱血に軽く歯を立てると、俺の精子を一滴残らず搾り取るとでも言いたげに内壁がうねり始めた。
「ッ、あ゛ー、やばいなコレ……またイきそ……ッ」
「くろ、も、ら゛め゛、ぇッ♡あッ♡あ゛ッ♡♡」
胸に顔を埋めたまま大きく腰を叩きつけると、ねっとりと肌のぶつかり合う音が部屋中に響いて興奮が募る。
さっきまでヤトの中にあった俺の精液を掻き出しながら再びヤトの中を俺の精液で満たすのだ、興奮しないわけがない。
「は……ッ、ヤト、安心しろ、奥に出すからな、」
「ぁ゛、め゛♡そ、に゛ゃの、ら゛め゛♡あかちゃ、でぎぢゃ♡♡」
……彼女は魔女の避妊薬を飲んだことをすっかり忘れているらしい。今は絶対に起りえないことを口走って、期待と興奮でナカを勝手にきゅんきゅんと戦慄かせている。
かく言う俺も、ヤトの口から『赤ちゃん』なんて単語が出てきたせいで下半身に血が集中してしまったんだから世話ない。
「……ふ、あはッ、そーだよ、孕ませるよ……ここが、」
俺の竿が深々と突き刺さる下腹部に掌をおいて、ゆっくりと圧をかけていく。
「ぉ゛♡お゛ほッ♡♡や゛め゛♡」
「俺のザーメンで膨れるくらいたっぷり出してやるから、ぜってぇ赤ちゃん作ろうな♡」
「ゃ゛ら゛ッ♡ん、に゛ゃの、やら゛ぁ♡♡」
顔は蕩けて笑ってるし、今や足は力が抜け大股開きで完全に服従のポーズを取ってるくせに、口では嫌々言い続けているヤトの乳首をぎゅう、と捻り上げる。
「んあ゛ぁ゛♡♡」
「ヤト、いい加減素直になれよ。気持ちいいんだろ? イきそうだろ? なら、ちゃーんとそう言えって」
「は……ッ♡だ、だめ、んぅ゛♡」
「なんで」
下腹部に当てた手をすりすりと動かすと、面白いくらいにびくびくと腰が震える。
「ら゛、て、そんなこと、言ったらッ♡頭ダメになっちゃ゛ぅ゛♡クロウさんに、呆れられちゃうの、やら゛ッ♡」
「……ヤバー……」
あんまりにもあんまりな言葉に、思わず笑ってしまった。
何この可愛くて愚かな生き物。なんでコイツここまで普通に生きてこれたの? 意味が分からん。
いやまぁここで俺が食い散らかしますけどね。
「ヤトが気持ちよくて頭ダメになってイきまくってる姿、俺めっちゃくちゃ見たいんだけど」
「や゛ら゛ッ♡ぁ゛♡んな、の、はしたない、よぉ♡」
「そうだね、淫乱ではしたないね? だから俺以外にそんな姿見せたらダメだよ、俺の前でだけ、その姿見せて」
「は……ッ♡あ゛♡クロウさ、のまえ、だけ、」
「そう。俺だけは、気持よくって頭ダメになって善がり狂ってイきまくってるド淫乱でめちゃくちゃはしたないヤトのこと、もっともっと気持ちよくして狂わせてイかせて愛してやるから、なッ♡」
「ッ、~~~ッ♡♡♡」
必死に口を噤んで頭を振っていたが、腹側を削るように腰を動かしてやれば遂に陥落したようだった。
「ぁ゛♡こ、にゃ゛、ら゛め゛ぇ゛♡♡きも゛ち゛ぃ♡♡いぃよぉ゛♡♡クロ、しゃのちんぽ♡しゃぃこぉ♡♡んあ゛♡ばかになりゅ゛ゔぅ♡♡」
「ッ、あ゛ー! ヤト、ほんっと可愛いな♡は……ッ、ナカ、も、出すからッ」
「らして♡クロ、せーえきッ♡しきゅーに、いっぱいかけて、んあ゛ッ♡♡」
だらりと垂れ下がった舌を舐りながら、ヤトの身体を抑え込むように抱きかかえて腰を打ちつければ、いつの間にか俺の形を覚えた内壁が精液を搾り取ろうと蠢いている。
「そんなに、俺の精液が欲しいか、淫乱ッ♡」
「ぁ゛♡いんらんでい、から、ッ♡ク、ロウのデカちんぽぇ゛♡いっぱいじゅぽじゅぽしぇ゛♡♡しきゅー、ごり゛ゅごり゛ゅ゛ぅ゛♡♡」
瞳の奥が仄暗く揺れ、みっともなく腰を振りながらヤトが笑う。その表情に、脳みその血管切れるかと思うくらいに興奮する。
「しぁ、わせ♡♡♡」
「うんうん、もーっと幸せになろーな♡」
ヤトの全身にキスを落としながら、彼女をもっともっと狂わせるため、俺は魔女の栄養剤を引っ張り出した。
*****
はた、と気が付いたらカーテンの隙間からキラキラとした朝日が差し込んでいた。
「……あ゛ー……? えーと……?」
「ん、ぁ……♡」
身動ぎすると、腕の中の柔らかいモノが緩慢に甘い声を上げる。よくよく見れば俺のナニがヤトの中に収まりっぱなしで寝落ちしたらしい。なるべく刺激しないように引き抜くと、ナカからごぽっと白濁液が溢れ出した。絶景過ぎる。
ぼんやりと周囲を見回せば、魔女印の栄養剤が三本も転がっていて、枕を少し濡らしていた。こんだけ飲んで夜通しヤってりゃそりゃ寝落ち……というか気絶もするわな。
「流石にヤり過ぎたな……」
溜め息を吐きつつ、ひとまずヤトの身体を浄めてやろうと手を伸ばして、彼女とばっちり目が合った。
「あ、おはようヤトだいじ、「ああぁあうぁあすみませんすみませんなんか私すみませんうぁあ!!!」ちょ、ま、」
凄まじい勢いで布団が奪いさられ、ぐるんと包まってまんじゅうのようになる。
「あの、ヤト……」
「マジでほんとに信じられないくらいにはしたない言動しましたね私どうしよう死にたいマジで死にたい穴があったら入って上から土かけて埋めてほしい」
「いや……んなことやったら死ぬじゃねぇか……」
「死にたいって言ってるじゃん……!」
ぐおぉぉおぉ……! と布団に包まって唸り続けているヤトの、おそらく背中辺りを撫でる。
「そりゃクロウさんはイケメンだし身体もデカイから絶対アレもデカイとは思ってたけどあんなん挿れられておかしくならない人間いないでしょ思い出すだけでお腹きゅんきゅんするもん快楽ってこういうことなのか知らなかったいやそれを知るほどセックスなんてしてきてないけど知らなかった知らなくて良かったのではていうか声がさぁあんなエロい声で耳元で囁かれたらグズグズにもなるっていうか脳みそ焼き切れるのも仕方ないのでは何もかもが想像以上過ぎて怖い現実が怖いいやこれほんとに現実かな違うんじゃないかな三周くらい回って夢だったりしないかないやでもこの全身筋肉痛っぽいのは現実でしょ怖い」
「……。」
ぼそぼそと何か喋り続けているヤトの布団を剥ぎ取る。
「ひゃあ!?」
「ヤト、」
蹲っているヤトの肩を押してベッドに転がす。
しっとりとした腹にガチガチに固くなったナニをぺっとりとくっつければ、ヤトはひく、と口元を引き攣らせた。
「『思い出すだけでお腹きゅんきゅんする』んなら、こうやって実物見せたらどーなるの?」
「あ……は……」
はっはっ、と雌犬もかくやと言わんばかりのだらしない呼気を漏らしながらガン見しているヤトの顎をぐい、と持ち上げる。
「ヤトのえっち♡」
「ゔ、ゔぅ゛……」
必死でこちらを睨みつけてくるけれど、その瞳にじっとりとした欲がこびりついているせいで全く怖くない、というかただただ興奮する。
「もう一回?」
「……」
自分でも底意地の悪い声だな、とは思いつつ耳元で囁けば、少しの逡巡の後に小さく頷いたヤトに、思わず笑った。
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