幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜

霊鬼

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幕間〜それぞれの夢想を前に〜

ため息溢れるこの頃

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 王城の一角、応接室にて。
 一人はグレゼリオン王国第一王子アース・フォン・グレゼリオン。もう一人は子爵を賜わう、王国の貴族の一人であった。
 二人は対面する形で、机を挟んで座っている。

「手短に頼むぞ、子爵。俺様は忙しい。」

 そう前置きをして、アースは椅子に更に深く腰掛けた。
 一瞬、子爵は眉をひそめるが、その表情は残さずに、温和そうな笑みを浮かべる。

「とても珍しい物が手に入りまして、是非とも第一王子殿下に渡したいと思い、ここに参上致しました。出してもよろしいですかな?」
「いいぜ、出しな。」

 了承を得ると、子爵は後ろに立つ使用人に合図を送り、使用人は持っている袋の中から一つの箱を取り出し、机の上にそれを置いた。

「これの中身は、いわゆる菓子です。高名なパティシエの渾身の一品であり、値段もつけられないようなものでして、偶然知り合う機会がありまして、頂いたのです。」
「……それで、こんな分かりやすそうな賄賂で、俺に何をして欲しいんだ?」
「賄賂などと! 我ら貴族は王家に忠誠を誓っております。これもその一環ですとも。むしろ今の発言は貴族を軽んじているのではないでしょうか?」

 アースはめんどくさそうに息を吐いた。
 というより、子爵がこの部屋に入ってから常にめんどくさそうである。他の貴族と会うときはこうではないし、社交界に出る時でさえもっとやる気があるはずだ。
 その理由は考えてみれば分かる。子爵が、軽んじられているからだ。

「忠臣であるというのなら、多忙な王族の時間を割くような事をするな。俺様は、わざわざ城に来るのだから大切な用だと判断して会うと決めたんだ。」

 だが、アースの言う事にも一理あるのは確かであった。
 それにアースが貴族諸侯から舐められているのは子供の頃からであり、今更こんな事で評判を下げる事もできはしない。外交に関しては王家として恥じない対応をしているが故に、余計に責め立てづらい所である。
 更に加えるなら、子爵の本題は別にある。手早くそれを済ませる為にも、アースに対する不満を、子爵は押し殺した。

「いやはや、それは失敬。揚げ足取りのような物言いでしたな。事実、私も殿下に用件がありますので。」
「知ってる。だから話せって言ってるんだよ。」

 目に見えてアースは苛立ちを増していく。ここでもし、機嫌を損ね過ぎて帰られてしまえば、子爵の目的も当然果たせはしない。
 だからこそ子爵は少し焦り、言葉を急いだ。

「実は私の管轄する領地のダンジョンに少し妙な動きがありまして、その報告をしに参りました。」
「……ほう。」
「聞けば名も無き組織とはダンジョン変動を意図的に起こせる可能性があるとか。国家の太平の為に、是非ともこれはお伝えせねばなるまいと思ったのです。」

 思い起こすは数年前、アルスとティルーナ、ヘルメスの三人がダンジョン変動に巻き込まれ、そしてカリティに襲われた事件。
 ダンジョン変動と幹部の出現が同時であるのは偶然であったと、そう考えられるほど、楽観的な者は諸侯にはいなかった。むしろ、絶対に因果関係があると考えたほうが多数である。

「ならば何故、王ではなく俺様にそれを言った。そこまでの重要事項ならば、王にいち早く伝えるべきだ。」
「陛下は多忙の身。それに、妙な動きと言っても少しですからな。次期国王として有力な、殿下にお伝えできれば十分かと。」

 アースは一応は子爵のその言葉に頷く。いくら国家を統治する責任がある国王であっても、全ての情報を一々王に集約していてはキリがない。
 その為に全ての貴族は存在し、全ての文官は存在する。それは未だ、王ではない王子であっても例外ではない。

「わかった。後日、調査隊を派遣しよう。それで子爵、どんな風に妙なんだ?」
「その話は、少し専門的になります。それに長くなりますが、よろしいですかな?」
「構わん。さっさとしろ。」
「それでは、折角なのでこの菓子でも食べながら話をしましょう。」

 そう言って子爵は自分が持ち込んだ菓子を掴む。


「――ああ、それは俺様は食わんぞ。」


 しかしその顔は、その声を聞いた瞬間に大きく歪んだ。子爵は目を見開き、動悸を強く感じ、背中には嫌な汗が流れた。
 アースは最初から何も変わらず、めんどくさそうに、少し苛立っているだけで何ら変わらない。

「おい、どうした。さっさと開けろよ。相当な品なんだから、自分で食えばいーだろうが。」
「何故、何故ですか。そこまで私が気に入らないのですか?」
「見れば分かるだろーが。俺様はお前がこの部屋に入った時から、ずっと苛立ってんだよ。ただでさえ面倒ごとで忙しいのに、更に面倒ごとを、他ならぬお前が持ってきやがったんだから。」

 貴族は交渉術に長ける。子爵もその通り、感情を押し殺すのは得意である。だが、例えば反射的に出る表情の癖までは抑えられない。
 そして、アースはそれを読み取る能力を何年も磨き続けてきた。
 この部屋に入って来てからの喋り方、表情の動き、そして子爵の事前に得た情報。そこから何が目的なのかを判断するのは、アースにとって難しくはない事であった。

「毒、いや違うな。そんな足が出る真似はしねーだろ。これで俺様の体調に不調が出たら、真っ先に疑われる。一番違和感なく俺様を陥れてーなら、可能性はいくつかに絞られてくる。」

 子爵は声を出せなかった。その言葉が、真実を辿っているという事を、他ならぬ自分がよく知っていたから。

「睡眠薬だな。それも遅効性の、明日辺りに効いてくるやつと見た。違うか?」
「――」
「沈黙は肯定とみなすぜ、子爵。明日には海外から来る使者への対応がある。そこで俺様が失敗をすれば、落ち着いてきた第二王子派は強まる。国外にあんな痴態を晒した奴は国王に相応しくない、ってな。」

 大きなため息を、アースは吐いた。

「もしこういう流れにできなくても、今日中に食べないと腐るとでも言っておけば、今日中に食わざるをえない。なるほどよく考えたな。遅効性の睡眠薬ならば毒味も意味を成さねえ。」
「い、言いがかりです! 確たる証拠なく、私の国の忠誠を侮辱するなど、到底許される行為ではありませんッ!」
「ああ、そうか。ならこの菓子の入手ルートを辿っても、問題はねーな? 全部喋れるんだろ?」

 子爵は言葉に詰まった。いや、詰まってしまった。
 詰んでいたのだ。この部屋に入った瞬間、否、王子に会いたいなどと言った時点で。アース相手に、その手段を選んだ時点で。

「連れて行け! この馬鹿をな!」

 そうアースが言うと、部屋の中にいる一人の騎士と、外にいる騎士が中に入り、子爵とその使用人を拘束する。

「無礼者がッ! 私を誰だと思っているッ!」
「無礼なのはてめーだよ。次の王を相手に、こんな小細工が通用すると思ったわけだからな。」

 子爵は暴れながらも無理矢理連れて行かれる。騎士は全員、子爵を連れて出て行き、最後の一人が頭を下げて部屋を出て、扉を閉じた。
 そして、応接室にはアース一人だけが残った。
 アースは机の上の菓子を端に寄せ、そして再び大きなため息を吐いた。

「駄目だよ兄上。ため息なんかしたら幸せが逃げちゃう。」

 そしてその内に、一人の少年が部屋の中に音もなく入り込んでいた。

「……ノックをしてから入ってこい、スカイ。」
「いいじゃないか、兄上しかいないんだから。」

 アースの弟、スカイ・フォン・グレゼリオン。兄と同じの金色の髪と目、そして兄の鋭い目と違った温和そうな顔立ち。
 アースも整った顔立ちはしているが、こと顔立ちや人格で考えるなら第二王子であるアースの方が、国民からの人気は厚かった。

「お前の派閥の暴走だぞ。尻拭いさせられる俺様の身にもなれ。」
「だけど、それって僕は関係ないじゃないか。僕はずっと昔から、国王は兄上が相応しいって言ってるのに。」
「貴族や王族に、自分は知らなかったは許されねーんだよ。やる気がないだけって言え。」

 不満そうにスカイは口を尖らせる。そして、無遠慮にアースの向かいの椅子に座った。

「まあ、最近は落ち着いてきたからいいでしょ。そもそも成人前の僕に、派閥の管理とか任せようとしないでよ。」
「できるんだったら、やる。それは大人でも子供でも変わらねーよ。」
「わかったわかった。兄上はいつも会うと説教ばかりなんだから。」
「お前がサボってるからだろうが。第一学園に通ってても、仕事する余裕はあるだろ。」
「まあね。」

 そう言い放ったスカイを前に、またアースは、ため息を吐いた。
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