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第八章〜少女はそれでも手を伸ばす〜
9.姫との契約
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前回のを回数に入れなければ、今回が俺の初仕事だ。要求される事も大した事ではないし、気が楽なのは確かであるし、気合いも入るものだ。
更に言うなれば環境も良い。王城であれば天野の安全性は高い。それだけで俺の心労は一つ減ったと言ってもいい。
「それでは、よろしくお願いします。私は端で見ておりますので。」
部屋に案内された後に、ヴァダーはそう言って少し離れた所に移動した。と言っても2歩や3歩で届く距離であるので、護衛には支障がないのだろう。
ここは王女ことテルムの部屋であるのだが、飾り気がない。というか死ぬほど物がない。クローゼット、机、椅子、タンス、ベッド。それしかないし、どれも地味なものだ。
部屋の広さに対して、物が少な過ぎて逆に俺が落ち着かない。
「それじゃあ、授業を始めようか。」
俺は椅子に座るテルムに向かってそう言う。別に何も持っていないが、魔法に物は必要ないから問題はない。
「私は、そんな事をして欲しいなんざ頼んでねえよ。さっさと帰れ。」
「魔法には興味ないのか?」
「興味ねえよ。魔法は手段で、武器だ。明日食う飯にも困ってた昔なら兎も角、今はいらねえよ。なんせ飯も服も、部屋も何かも用意してくれるからな。」
皮肉じみた言い方で、テルムはそう言った。
今までスラム街で生きてきて、急に豪華な暮らしをさせられ、今までやった事もないマナーやルールを強制される。その立場に立ったことはないが、混乱は大きいものだと思う。
今までよりずっと楽な生活を手放すか、元来備わった性格を曲げるか。どちらも難しい事だ。
ああ、面倒くさくなってきた。どうやってやる気にさせれば良いのだろうか。
こういう時にアースなら、きっと上手いように思考を読み取って誘導させられるのだろう。だが生憎と、そんな事は俺にはできない。人の心なんて、50年以上生きても理解できないものだ。
「……残念ながら、俺は引き下がれない。お金を貰っているからな。」
「なんか、生々しいな。」
「だから何としてでも、俺は魔法を教えなくちゃいけない。」
必要なのは実績だ。依頼を失敗したとなれば、俺の賢神としての評価に関わるし、次の依頼にも支障が出るかもしれない。
だからやる気を出してもらわなくては、俺はきっとお嬢様に殺されてしまう。
「約束しよう、いや、それは魔法使いらしくないか。」
約束を魔法使いは信じない。損得で動き、興味に忠実に生きるのが魔法使いだ。だからこそ、約束という言葉は相応しくはない。
「契約だ。必ず一年以内に、俺はお前を一人前の魔法使いにする。」
「だから、そんな事を私は望んでねえって。」
「じゃあ要らないのか。」
「いや、要らねえってわけでもねえけど……」
どっちでも良いのだろう。だが、一度断ってしまった手前、やるとは言いづらい。そんな風な気を感じる。
逆に言えば明確な拒絶ではないのだ。魔法に興味がある風に転ぶ可能性は十二分にある。何か、魅力的な風に転ばす必要がある。
俺は少し助けを求めるように、ヴァダーの方をチラリと見た。
「であれば、アルス殿。私に魔法を教えてはくれませんか。」
ヴァダーは突然、そのように申し出た。テルムはそう言ったヴァダーの方を、信じられないようにして見る。
「私がアルス殿から魔法を教わり、それを姫様に伝えるという形ではどうでしょう。こうすれば時間的猶予は一年を超えます。」
「まあ……一理あるな。」
少し躊躇いながらも俺は頷いた。
本音を言うなら人伝は避けたい。というのも、人を挟めば間違った解釈をされたり、感覚の理解が難しかったりするからだ。
だが、こう言い出すからにはヴァダーには何か策があるのだろう。ならば乗るのもいい。
「それならば、そのように進めましょう。陛下にもそのように伝えておきます。」
「いや、待て待て。あのクソジジイが言ってた話だと、私に、魔法を教えろって話なんだろ?」
「ですが、姫様が望んでいないのなら仕方ありません。無理強いもできませんので。」
今度は少し焦ったようだった。まさか、そんな風に話が転ぶとは思わなかったんだろう。
このまま押し切られて、仕方なく魔法を教わる。そんな風な光景を思い浮かべていたんじゃないだろうか。事実、俺もそういう風に進めると思っていた。
「お前には必要ないだろ、ヴァダー!」
「姫様を守る騎士なれば、武芸百般を常としたいものです。」
「難しい言葉を使うな! 私にも分かる言葉を喋れ!」
「私だって魔法は教わりたいのですよ。しかも仕事ならばお金を払う必要もないので得をしますね。」
テルムは大きな舌打ちをして、諦めが混じった息を吐いた。
「……やるよ。」
「何をだ?」
「やるって言ってんだよ、魔法をな! ヴァダーから教わるぐらいだったら、お前から教わった方がマシだ!」
「姫様、舌打ちはいけません。」
「うるっせえな! 黙ってろ!」
不機嫌そうにムスッとした顔しながら、テルムは俺の顔を覗いた。その後ろから、微笑みながらヴァダーは親指を上げる。
流石、こんなじゃじゃ馬姫の専属を任されるぐらいだ。口も回るし、しっかりとテルムの性格を理解している。
「よし、それじゃあ契約成立だ。」
そう言って俺は自分の首を、右手の人差し指で触れる。そこを基点として魔力が走り、数秒かけて一つの魔法陣を形成した。
「もし俺が、テルムが満足できる領域までに魔法を習得させられなければ俺の首元が爆発する。」
「ッ!?」
「治りはするが、痛いし、金もかかるしで良くはない。」
契約をすると言ったのだ。ここまでやらなくてはフェアではない。
「これはお前を追い詰める為じゃない。俺の覚悟だ。決して手は抜かない。全力で魔法を教えると約束する。」
「……イカれてやがるよ、てめえ。」
「俺は普通の人間さ。これまでの積み立てて来た魔法に対する、絶対的な自信の証拠だよ。」
確かに一年は短い。それでも、俺の師匠は賢神第一席にして『精霊王』レイ・アルカッセルだ。
その弟子として、たった一年であってもやってやる。これは俺のプライドと、俺の魔法に携わった全ての人の偉大さを証明するものでもある。
「首、吹き飛んでも責任は取らねえぜ。」
「吹き飛ばないから問題ない。」
「おいヴァダー、違う魔法使いはいないのか?」
「適任ですとも。ここまで本気でやってくれる人は、早々いません。」
そうヴァダーに言われても、本当かと怪しむように俺をテルムは見た。しかし契約はなされた以上、辞めることはできはしない。
テルムはしょうがなく、と言った風に俺と目を合わせて口を開いた。
「それじゃあ、教えろよ。魔法をな。」
おおよそ、人に教えてもらう態度ではないが、まあいい。少しはやる気になってくれたみたいだから、ここからはそのやる気を俺が膨らませてやらなくちゃいけない。
「なら、始めようか。」
更に言うなれば環境も良い。王城であれば天野の安全性は高い。それだけで俺の心労は一つ減ったと言ってもいい。
「それでは、よろしくお願いします。私は端で見ておりますので。」
部屋に案内された後に、ヴァダーはそう言って少し離れた所に移動した。と言っても2歩や3歩で届く距離であるので、護衛には支障がないのだろう。
ここは王女ことテルムの部屋であるのだが、飾り気がない。というか死ぬほど物がない。クローゼット、机、椅子、タンス、ベッド。それしかないし、どれも地味なものだ。
部屋の広さに対して、物が少な過ぎて逆に俺が落ち着かない。
「それじゃあ、授業を始めようか。」
俺は椅子に座るテルムに向かってそう言う。別に何も持っていないが、魔法に物は必要ないから問題はない。
「私は、そんな事をして欲しいなんざ頼んでねえよ。さっさと帰れ。」
「魔法には興味ないのか?」
「興味ねえよ。魔法は手段で、武器だ。明日食う飯にも困ってた昔なら兎も角、今はいらねえよ。なんせ飯も服も、部屋も何かも用意してくれるからな。」
皮肉じみた言い方で、テルムはそう言った。
今までスラム街で生きてきて、急に豪華な暮らしをさせられ、今までやった事もないマナーやルールを強制される。その立場に立ったことはないが、混乱は大きいものだと思う。
今までよりずっと楽な生活を手放すか、元来備わった性格を曲げるか。どちらも難しい事だ。
ああ、面倒くさくなってきた。どうやってやる気にさせれば良いのだろうか。
こういう時にアースなら、きっと上手いように思考を読み取って誘導させられるのだろう。だが生憎と、そんな事は俺にはできない。人の心なんて、50年以上生きても理解できないものだ。
「……残念ながら、俺は引き下がれない。お金を貰っているからな。」
「なんか、生々しいな。」
「だから何としてでも、俺は魔法を教えなくちゃいけない。」
必要なのは実績だ。依頼を失敗したとなれば、俺の賢神としての評価に関わるし、次の依頼にも支障が出るかもしれない。
だからやる気を出してもらわなくては、俺はきっとお嬢様に殺されてしまう。
「約束しよう、いや、それは魔法使いらしくないか。」
約束を魔法使いは信じない。損得で動き、興味に忠実に生きるのが魔法使いだ。だからこそ、約束という言葉は相応しくはない。
「契約だ。必ず一年以内に、俺はお前を一人前の魔法使いにする。」
「だから、そんな事を私は望んでねえって。」
「じゃあ要らないのか。」
「いや、要らねえってわけでもねえけど……」
どっちでも良いのだろう。だが、一度断ってしまった手前、やるとは言いづらい。そんな風な気を感じる。
逆に言えば明確な拒絶ではないのだ。魔法に興味がある風に転ぶ可能性は十二分にある。何か、魅力的な風に転ばす必要がある。
俺は少し助けを求めるように、ヴァダーの方をチラリと見た。
「であれば、アルス殿。私に魔法を教えてはくれませんか。」
ヴァダーは突然、そのように申し出た。テルムはそう言ったヴァダーの方を、信じられないようにして見る。
「私がアルス殿から魔法を教わり、それを姫様に伝えるという形ではどうでしょう。こうすれば時間的猶予は一年を超えます。」
「まあ……一理あるな。」
少し躊躇いながらも俺は頷いた。
本音を言うなら人伝は避けたい。というのも、人を挟めば間違った解釈をされたり、感覚の理解が難しかったりするからだ。
だが、こう言い出すからにはヴァダーには何か策があるのだろう。ならば乗るのもいい。
「それならば、そのように進めましょう。陛下にもそのように伝えておきます。」
「いや、待て待て。あのクソジジイが言ってた話だと、私に、魔法を教えろって話なんだろ?」
「ですが、姫様が望んでいないのなら仕方ありません。無理強いもできませんので。」
今度は少し焦ったようだった。まさか、そんな風に話が転ぶとは思わなかったんだろう。
このまま押し切られて、仕方なく魔法を教わる。そんな風な光景を思い浮かべていたんじゃないだろうか。事実、俺もそういう風に進めると思っていた。
「お前には必要ないだろ、ヴァダー!」
「姫様を守る騎士なれば、武芸百般を常としたいものです。」
「難しい言葉を使うな! 私にも分かる言葉を喋れ!」
「私だって魔法は教わりたいのですよ。しかも仕事ならばお金を払う必要もないので得をしますね。」
テルムは大きな舌打ちをして、諦めが混じった息を吐いた。
「……やるよ。」
「何をだ?」
「やるって言ってんだよ、魔法をな! ヴァダーから教わるぐらいだったら、お前から教わった方がマシだ!」
「姫様、舌打ちはいけません。」
「うるっせえな! 黙ってろ!」
不機嫌そうにムスッとした顔しながら、テルムは俺の顔を覗いた。その後ろから、微笑みながらヴァダーは親指を上げる。
流石、こんなじゃじゃ馬姫の専属を任されるぐらいだ。口も回るし、しっかりとテルムの性格を理解している。
「よし、それじゃあ契約成立だ。」
そう言って俺は自分の首を、右手の人差し指で触れる。そこを基点として魔力が走り、数秒かけて一つの魔法陣を形成した。
「もし俺が、テルムが満足できる領域までに魔法を習得させられなければ俺の首元が爆発する。」
「ッ!?」
「治りはするが、痛いし、金もかかるしで良くはない。」
契約をすると言ったのだ。ここまでやらなくてはフェアではない。
「これはお前を追い詰める為じゃない。俺の覚悟だ。決して手は抜かない。全力で魔法を教えると約束する。」
「……イカれてやがるよ、てめえ。」
「俺は普通の人間さ。これまでの積み立てて来た魔法に対する、絶対的な自信の証拠だよ。」
確かに一年は短い。それでも、俺の師匠は賢神第一席にして『精霊王』レイ・アルカッセルだ。
その弟子として、たった一年であってもやってやる。これは俺のプライドと、俺の魔法に携わった全ての人の偉大さを証明するものでもある。
「首、吹き飛んでも責任は取らねえぜ。」
「吹き飛ばないから問題ない。」
「おいヴァダー、違う魔法使いはいないのか?」
「適任ですとも。ここまで本気でやってくれる人は、早々いません。」
そうヴァダーに言われても、本当かと怪しむように俺をテルムは見た。しかし契約はなされた以上、辞めることはできはしない。
テルムはしょうがなく、と言った風に俺と目を合わせて口を開いた。
「それじゃあ、教えろよ。魔法をな。」
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「なら、始めようか。」
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