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第八章〜少女はそれでも手を伸ばす〜
20.不穏な空気
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クラウン陛下とヒカリの剣術の稽古は、午後の内の二、三時間ほどで行う。それ以外は部屋で自主練が基本だ。
中庭で行われる稽古を、俺は2階から見下ろすように見学していた。
「想像より、ハードにやってるなあ。多分あいつからお願いしたんだろうけど。」
教え方はどちらかと言うとスパルタ式のようであった。
休む暇もなく次々と打ち込んで、基礎を体に染み込ませている。いくら真剣とは違う軽い木太刀とはいえ、それを長時間降り続けるのはかなりキツい。
だけどヒカリは、決して弱音を吐かずに、どんどん剣が上がらなくなってきても、必死に目を前に向かせている。あいつは、真面目だからな。
「隣、失礼するぞ。」
突然と、そんな声が右から聞こえた。首を曲げると、その赤い髪が目に入った。
「お前か。遂に話しかける相手もいなくなったか?」
「いや、次やったら腕切断するってアテナに言われたから止めた。アテナは絶対に嘘はつかないから、次やったら本当に斬られちまう。」
「……経験談か?」
「ノーコメントで。」
アポロンと話すのに、俺は遠慮か無かった。こいつがどういう人間性か分かっていたら、言葉を選ぶ方が馬鹿らしい。
アポロンは元よりだ。これが生来の性格なのだろう。太々しいことこの上ない。
「お前、アルスって言うんだろ。」
「アテナさんから聞いたのか?」
「そうだな。だけど、それ以前からもよく知ってる。ヘルメスがよく話してくれたからな。」
あいつめ。俺の事を勝手にベラベラ喋りやがって。今度会ったら文句をつけに行こう。
「で、何でここに来たんだよ。ナンパは禁止されてるんじゃないのか?」
「見るだけならいいだろ。それに、そんな邪なものでもない。」
剣を必死で振るうヒカリヘと、アポロンは目線を落とした。
「オレは生まれてこの方、努力なんてした事はない。だけど、いや、だからこそ、必死に努力する奴は嫌いじゃない。少なくても見てては飽きない。」
「お前もそれに習って、努力してみたらどうだ。」
「ヘルメスから聞くに、お前も相当に努力して来んだろうけど、生憎とオレには必要ない。何せクランマスターから、一番才能があるって太鼓判を貰ってるからな。」
「本当か、それ?」
「ああ、本当だとも! 大体7歳ぐらいの時に言われたのを今でも覚えている!」
オリュンポスのクランマスターとなれば、それは間違いなく『放浪の王』ゼウスの事だろう。本当にそう言われたのなら、確かに誇るべき事である。
だが7歳の時に言われた言葉にそこまでの信憑性があるだろうか。怪しいところではある。
「ともかく、オレには努力なんて必要ないのさ。となれば次に必要なのは、オレの英雄譚を見届ける観客だとも。今はその準備期間なんだよ。」
とてつもない自信だ。一体何があったらこんなにも自信に満ち溢れて、ものを言えるのか。生まれてこの方、自分に自信を持てた事のない俺にとっては中々気になるところではある。
「――ああ、ならアレにも気付いてるわけだ。」
「え?」
中庭の近くに繋がる通路に人影が一つ、そこへと俺は指をさした。
見た目はただの騎士であるが、本当に騎士であるのならあそこまでコソコソとする必要はないだろう。あまつさえ、剣に手をかけるなどおかしい。
アポロンの方へと顔を向けると、何故だか焦ったようにして、軽く口元が吊り上がっている。
「い、いやあ、気付いてたよ。オレはお前が気づくのを待ってたんだ。」
「じゃあ、どっちがやる?」
「いや、城の騎士を呼ぶべきじゃないか? ほら、オレ達魔法使いだから、屋内戦は向かないし。」
「それなら俺がやるよ。むしろ閉所の方が俺は得意だ。」
俺は身を乗り出し、体を変形させて風となってそいつの目の前へと迫る。
風は目立たないから好きだ。それでもある程度の心得がある奴になら魔力でバレるが、ヒカリにバレなきゃ十分。
「暗殺ってのは、真夜中にやるもんじゃねえのか?」
俺はそのまま、攫うようにして首を掴んで引きずって押さえつける。しかし相手も手練れだ。即座に俺の腕を掴んで首から外し、距離を取りながら剣を抜いた。
力ならあっちの方が上そうだ。魔法使いが物理で争っては意味がないことだが。
一言も発さず、油断なくこっちを睨みつけている。俺は魔力だけ練って、相手の行動を待つ。
「逃げるなら逃げろよ。そこまでやる理由は、俺にはない。」
その言葉への返礼は、刃をもって払われる。一歩の踏み込みで、数メートルを飛び、素早く上段に構えた剣を振り下ろす。
「『焔鉤爪』」
俺の手は燃え盛る猛禽類が如き鉤爪となり、その刃を受け止める。
そして相手を逃さぬように、そのまま炎を俺の体の全体へと一瞬で広げる。
「しまっ――」
「『鳥籠』」
焔の逃げ場のない檻が、容赦なく敵を焼き焦がす。このまま締め付けて気絶してくれれば僥倖、だけど流石にこれでは倒せまい。
その男は剣を振り、魔法でできた焔を散らす。俺も斬られてはかなわんので、再び体を元に戻して距離を取った。
ただ相手も無事ではない。あそこまでの高温に晒されれば、いくら闘気で体を守っていようと消耗は激しい。
「ヴァルトニアか?」
「……お前に、話すことは何もない。」
投げかけた質問にはそっけなく返された。
ここまで強ければ、こんな汚れ仕事以外でも稼げるだろうに。何故こんな、死と隣り合わせの職種を選んでしまったのか。
「そうかい、残念だ。」
殺しはしない。人を殺す度胸なんてないから。だから、気絶だけしてもらう。
俺は狭い通路を水で一気に覆いつくす。逃げる隙がないほどの一瞬で、水はそいつを捕らえた。そして木が壁から生え出て、その男の体を縛り付けた。
別に大魔法でなくとも、魔力の展開と制御さえ早ければ、勝つのは難しい事ではない。倒す相手が一人だけなら、猶更だ。
「じゃあ、溺れてくれ。次に目覚めたときは、牢屋の中だろうさ。」
魔法使いと戦う訓練はしていなかったのだろう。呆気なく、そいつは動かなくなった。そうなれば水を抜いて木の拘束だけを強くして置いておく。
後はこいつを適当な騎士に突き出すだけである。きっと上手くやってくれることだろう。
「もう、終わってるのな。」
アポロンが通路の向こう側からやって来た。恐らく階段から回り込んで降りて来たのだろう。
少し焦って来たのか、肩で息をしている。直ぐ近くの壁にアポロンはもたれかかり、そこで休み始めた。
「あー、心配して損したぜ。賢神なんだから、そりゃ簡単に負けるはずねえよな。」
「俺が負けたとして、お前が何とかできたのかよ。」
「まあ確かに、オレはこういう屋内で魔法は使えねえけど、足止めぐらいはできるさ。きっとアテナも直ぐに来るだろうし。」
俺はアポロンの言う事を聞き流しながら、この男が一体どこの殺し屋なのかと考えていた。
オルゼイの騎士の服を用意できる辺り、小規模な組織とは考えずらい。そしてこの状況でクラウン陛下を殺したがっている奴ともなれば、ある程度の目途はたった。
恐らくはヴァルトニアからだろう。内乱を仕掛ける前に、頭を潰そうとしたのだろうか。
「俺はここでこいつを見ているから、誰か騎士を呼んできてくれ。」
「ええ、俺がぁ? 何でそんなめんどくさいこと……」
「それなら私がやりましょう。アポロンを回収するついでです。」
「げ。」
音もなく、気配もなく、気付けばアポロンの後ろにアテナさんが立っていた。
「明日の準備なんてオレがやる必要はないだろ! 断固拒否する!」
「黙ってやりますよ。それでは、アルス様。失礼いたしました。」
騒ぐアポロンを肩に担ぎ、アテナさんはこの場を去っていった。
賢神である俺が感知できないような移動方法って、アテナさん何者だよ。
中庭で行われる稽古を、俺は2階から見下ろすように見学していた。
「想像より、ハードにやってるなあ。多分あいつからお願いしたんだろうけど。」
教え方はどちらかと言うとスパルタ式のようであった。
休む暇もなく次々と打ち込んで、基礎を体に染み込ませている。いくら真剣とは違う軽い木太刀とはいえ、それを長時間降り続けるのはかなりキツい。
だけどヒカリは、決して弱音を吐かずに、どんどん剣が上がらなくなってきても、必死に目を前に向かせている。あいつは、真面目だからな。
「隣、失礼するぞ。」
突然と、そんな声が右から聞こえた。首を曲げると、その赤い髪が目に入った。
「お前か。遂に話しかける相手もいなくなったか?」
「いや、次やったら腕切断するってアテナに言われたから止めた。アテナは絶対に嘘はつかないから、次やったら本当に斬られちまう。」
「……経験談か?」
「ノーコメントで。」
アポロンと話すのに、俺は遠慮か無かった。こいつがどういう人間性か分かっていたら、言葉を選ぶ方が馬鹿らしい。
アポロンは元よりだ。これが生来の性格なのだろう。太々しいことこの上ない。
「お前、アルスって言うんだろ。」
「アテナさんから聞いたのか?」
「そうだな。だけど、それ以前からもよく知ってる。ヘルメスがよく話してくれたからな。」
あいつめ。俺の事を勝手にベラベラ喋りやがって。今度会ったら文句をつけに行こう。
「で、何でここに来たんだよ。ナンパは禁止されてるんじゃないのか?」
「見るだけならいいだろ。それに、そんな邪なものでもない。」
剣を必死で振るうヒカリヘと、アポロンは目線を落とした。
「オレは生まれてこの方、努力なんてした事はない。だけど、いや、だからこそ、必死に努力する奴は嫌いじゃない。少なくても見てては飽きない。」
「お前もそれに習って、努力してみたらどうだ。」
「ヘルメスから聞くに、お前も相当に努力して来んだろうけど、生憎とオレには必要ない。何せクランマスターから、一番才能があるって太鼓判を貰ってるからな。」
「本当か、それ?」
「ああ、本当だとも! 大体7歳ぐらいの時に言われたのを今でも覚えている!」
オリュンポスのクランマスターとなれば、それは間違いなく『放浪の王』ゼウスの事だろう。本当にそう言われたのなら、確かに誇るべき事である。
だが7歳の時に言われた言葉にそこまでの信憑性があるだろうか。怪しいところではある。
「ともかく、オレには努力なんて必要ないのさ。となれば次に必要なのは、オレの英雄譚を見届ける観客だとも。今はその準備期間なんだよ。」
とてつもない自信だ。一体何があったらこんなにも自信に満ち溢れて、ものを言えるのか。生まれてこの方、自分に自信を持てた事のない俺にとっては中々気になるところではある。
「――ああ、ならアレにも気付いてるわけだ。」
「え?」
中庭の近くに繋がる通路に人影が一つ、そこへと俺は指をさした。
見た目はただの騎士であるが、本当に騎士であるのならあそこまでコソコソとする必要はないだろう。あまつさえ、剣に手をかけるなどおかしい。
アポロンの方へと顔を向けると、何故だか焦ったようにして、軽く口元が吊り上がっている。
「い、いやあ、気付いてたよ。オレはお前が気づくのを待ってたんだ。」
「じゃあ、どっちがやる?」
「いや、城の騎士を呼ぶべきじゃないか? ほら、オレ達魔法使いだから、屋内戦は向かないし。」
「それなら俺がやるよ。むしろ閉所の方が俺は得意だ。」
俺は身を乗り出し、体を変形させて風となってそいつの目の前へと迫る。
風は目立たないから好きだ。それでもある程度の心得がある奴になら魔力でバレるが、ヒカリにバレなきゃ十分。
「暗殺ってのは、真夜中にやるもんじゃねえのか?」
俺はそのまま、攫うようにして首を掴んで引きずって押さえつける。しかし相手も手練れだ。即座に俺の腕を掴んで首から外し、距離を取りながら剣を抜いた。
力ならあっちの方が上そうだ。魔法使いが物理で争っては意味がないことだが。
一言も発さず、油断なくこっちを睨みつけている。俺は魔力だけ練って、相手の行動を待つ。
「逃げるなら逃げろよ。そこまでやる理由は、俺にはない。」
その言葉への返礼は、刃をもって払われる。一歩の踏み込みで、数メートルを飛び、素早く上段に構えた剣を振り下ろす。
「『焔鉤爪』」
俺の手は燃え盛る猛禽類が如き鉤爪となり、その刃を受け止める。
そして相手を逃さぬように、そのまま炎を俺の体の全体へと一瞬で広げる。
「しまっ――」
「『鳥籠』」
焔の逃げ場のない檻が、容赦なく敵を焼き焦がす。このまま締め付けて気絶してくれれば僥倖、だけど流石にこれでは倒せまい。
その男は剣を振り、魔法でできた焔を散らす。俺も斬られてはかなわんので、再び体を元に戻して距離を取った。
ただ相手も無事ではない。あそこまでの高温に晒されれば、いくら闘気で体を守っていようと消耗は激しい。
「ヴァルトニアか?」
「……お前に、話すことは何もない。」
投げかけた質問にはそっけなく返された。
ここまで強ければ、こんな汚れ仕事以外でも稼げるだろうに。何故こんな、死と隣り合わせの職種を選んでしまったのか。
「そうかい、残念だ。」
殺しはしない。人を殺す度胸なんてないから。だから、気絶だけしてもらう。
俺は狭い通路を水で一気に覆いつくす。逃げる隙がないほどの一瞬で、水はそいつを捕らえた。そして木が壁から生え出て、その男の体を縛り付けた。
別に大魔法でなくとも、魔力の展開と制御さえ早ければ、勝つのは難しい事ではない。倒す相手が一人だけなら、猶更だ。
「じゃあ、溺れてくれ。次に目覚めたときは、牢屋の中だろうさ。」
魔法使いと戦う訓練はしていなかったのだろう。呆気なく、そいつは動かなくなった。そうなれば水を抜いて木の拘束だけを強くして置いておく。
後はこいつを適当な騎士に突き出すだけである。きっと上手くやってくれることだろう。
「もう、終わってるのな。」
アポロンが通路の向こう側からやって来た。恐らく階段から回り込んで降りて来たのだろう。
少し焦って来たのか、肩で息をしている。直ぐ近くの壁にアポロンはもたれかかり、そこで休み始めた。
「あー、心配して損したぜ。賢神なんだから、そりゃ簡単に負けるはずねえよな。」
「俺が負けたとして、お前が何とかできたのかよ。」
「まあ確かに、オレはこういう屋内で魔法は使えねえけど、足止めぐらいはできるさ。きっとアテナも直ぐに来るだろうし。」
俺はアポロンの言う事を聞き流しながら、この男が一体どこの殺し屋なのかと考えていた。
オルゼイの騎士の服を用意できる辺り、小規模な組織とは考えずらい。そしてこの状況でクラウン陛下を殺したがっている奴ともなれば、ある程度の目途はたった。
恐らくはヴァルトニアからだろう。内乱を仕掛ける前に、頭を潰そうとしたのだろうか。
「俺はここでこいつを見ているから、誰か騎士を呼んできてくれ。」
「ええ、俺がぁ? 何でそんなめんどくさいこと……」
「それなら私がやりましょう。アポロンを回収するついでです。」
「げ。」
音もなく、気配もなく、気付けばアポロンの後ろにアテナさんが立っていた。
「明日の準備なんてオレがやる必要はないだろ! 断固拒否する!」
「黙ってやりますよ。それでは、アルス様。失礼いたしました。」
騒ぐアポロンを肩に担ぎ、アテナさんはこの場を去っていった。
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