綱手の受難

オーリグ

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「はたしてそうかな?だがたしかに強いな!おれの拷問術でそこまで無表情なやつははじめてだ!」

今度は五本の指を巧みに使い綱手を追い込む。
上下左右に縦横無尽に動く指は激流のように綱手へと足の裏から刺激をおくる

その度に足の指がピクッと動く

「なにもうれしくないな」

ふぅ、、、と息を吐く



男の手は止まるどころか激しさを増していく。

「どうしたっ!自慢の拷問術かそれが」(笑ってたまるか!負けてたまるかこんなやつに)。

無表情な顔に少し焦りの表情がでているがそれを男に悟らせないように余裕の発言をするがこころなしか声が上ずっている。

「常人では失禁しててもおかしくない刺激なんだがな!さすがは火影様だ!だが全く効いてないわけでもなさそうだな」

「なんともない!」

とは言うものの綱手の意志とは裏腹に拳が硬く握られている。我慢していますと言っているようなものだった。

「ギブアップしてもいいんだぞ?ほーらほら」

男は遊んでいるかのようだがその刺激はものすごい。

綱手はふぅと息を大きく吐き、また歯をくいしばる。そこから数分間綱手は無表情を貫き通した。

「さすがにここまで耐えるとは思ってなかった!お前はおれが求めていた最高の女なのかもしれないな!」

男の言葉に綱手は言う

「そうかそれはどうもありがとう!でははやく木の葉へと帰してもらおうか」

少し息遣いが荒い

「それは無理な願いだ!残念だがおれ1人では手に負えないということがわかった!おれ1人ではな」

「なっ、、、?!!!!!」

いつのまにか綱手の左右に男の手下かわからないが2人の男が立っていた。。。

綱手は一瞬焦りの色を見せ、また大きく息を吐いた

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