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第6章
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とうとう、2学期が始まる。
当たり前かのように3人は、学校に行った。カイとは、高校前行きのバス停でまち合わせをした。バスに乗車し学校までの20分間、私の肩を枕にカイが寝てる。その寝顔がたまらなく愛しいと思う。ハルは、茜とメールしているらしく顔が赤い。わかりやすい奴め。20分が経ち、学校の正門前でバスを降りる。
ここまでは、いつも通りだった。ハルを待ち伏せていたのは、A先輩だった。
「コラっ、ハルト久しぶりだな。話があるから顔出せや。」
「うわ、災厄。朝から、嫌な奴にあってもうたわ。」
「ハル、大丈夫なの。」
「アイツ。」
「カイ、あすな、先に行っといて。」
A先輩に近づくと、ハルトは、
「おはようッス。何か用ですか。A先輩ずるいッスね。」
「・・・。」
「なんで、千秋があすなの周りをチョロチョロしとったか、解りましたわ。あんな事件に巻き込まれて、踏んだりけったりですわ。何か恨みでもあるんですか。」
「お前、千秋のこと心配じゃないんか。」
「親まで巻き込まれて、新聞や、テレビまで、ある事ない事かかれ一体あんたのした事解らんのか。」
「ふっ、千秋がお前と兄弟って言うから、繋げてあげてここまで言われるのか。あいつ本当に可愛そう。アホか。俺の女や、千秋は。」
「うっ。」
ハルトは、A先輩に、口から血が出るまで蹴られた。
「コラッ、あいつの気持ちがわからんか。」
「解らんなっ。」
ハルトも、殴り返した喧嘩慣れしてるA先輩には叶わない。
すると、向こうから
「誰だ、喧嘩してるのは。」
先生に見つかり走ってくる。
2人は、慌てて逃げた。
もう、始業式は、始まっている。
ハルトは、教室に行って、母親達の事件を知る必要があると思った。
早速、帰る支度をし学校を出た。
何故か、やひとりになりたかったのだ。
インターネットカフェに行き、事件を調べた。
「あった。」
その事件は、15人殺害し、1人軽症とある。ハルトの母親だ。15人青酸カリによる殺害であるが、そのころハルトの母親は、妊娠後期と見られ仲睦まじい夫婦に何故彼女だけが、出刃包丁による殺害を実行したのか。その殺害がなぜ未遂に終わったのか。15人は、知人であるが、ハルトの母親は、呉服の客である。ハルトの母親は、ハルトを身ごもった時、夫婦仲は、災厄で仮面夫婦のようだった。ハルトの母親は、愛人のマンションに入り浸っていた。離婚寸前だったのだ。
「はぁ。」
この記事を呼んだハルトは、誰かにしがみつきたい気持ちでいっぱいだった。涙が次々と、頬を伝って流れた。
千秋の母親は、産後の日だちが悪かったのか、全ての友人が旦那の浮気相手に見えたと言う。お嬢様育ちの千秋の母親は、生きるのに精一杯の精神状態にも関わらず、千秋の父親は、ハルトの母親のいるマンションに入り浸っていた。
ハルトの母親は、妊娠してまもないころ、旦那の様子がおかしいのに気付き別に住まいを借り、行ったり来たりの生活をしていた。そして、番頭のショウジのススメもあり、千秋の呉服屋に顔を出すようになった。千秋の父親の見立てた着物が気に入り、仕立て直しにハルトの母親のマンションに出入りした。気も合い恋に落ちたが、体の関係は無いと言う。
何故なら、私は、妊婦です。と事情聴取で話してる。
事件の当日、千秋の母親のとった行動は、昼食の用意をしている最中に、呉服屋に来たハルトの母親と、千秋の父親の様子をいつものように眺めていた。ハルトの母親の言葉が癇に障ったのだ。
「おほほっ、じゃあ後でね。マンションに来て。」
その後、店に飛び出てきた千秋の母親は、出刃包丁でハルトの母親を刺そうとするが、仕様人と千秋の父親が取り押さえ、包丁を取り上げられた千秋の母親は、素手で立ち向かって来たとかいてあるハルトの母親もまた、妊婦なのでお腹守る形で、背中を数発叩かれ、青いアザができている。お腹の赤ちゃんには、大事なく済んだ。
警察を呼んだ仕様人は、出刃包丁でお客様を刺そうとしている。これは危ないと思い通報。大事になってしまった。
ハルトの母親が、呉服屋で事件に巻き込まれて軽症と聞きハルトの父親が、病院に駆け込んだ。
心配でたまらないのか、先生に妻と、赤ちゃんの事を聞いている。必死でものすごく心配している様子が解る。大きな声は、おそらく病院中に響き渡った。ハルトの母親の病室で、旦那さんは、仕事が上手く行かなくて、心配させたく無い思いがあり、話さずにいたら、常にイライラしていた。嫁は、何も知らない。会社のことも、精神状態も。別居生活寸前ではあったが、環境のせいで本人も気付かなかったのが、本当に大切な人と言う事に改めて気づき、嫁に謝罪した。と書いてある。
不思議な事に、千秋の父親の聴取は、記載されていなかった。
番頭のショウジさんは、奥様が御懐妊され、7ヶ月目に入るころ、神社に行く時の着物を誂えたいとショウジにきかれたので、老舗である呉服屋を奥様にご紹介致しました。とある。
ハルトは、ショウジさんの知り合いじゃなかったんだと気づいた。ショウジさんに、あれ以来、近づくとろくな事が無いと言われている。
「はぁ、よかった。千秋と兄弟じゃない。」でも、千秋は、何を根拠に兄弟って言うのか、解らない。でも、この供述は、裏が取れた、実話と書いてあった。
ハルトは、心の底から安心した。
当たり前かのように3人は、学校に行った。カイとは、高校前行きのバス停でまち合わせをした。バスに乗車し学校までの20分間、私の肩を枕にカイが寝てる。その寝顔がたまらなく愛しいと思う。ハルは、茜とメールしているらしく顔が赤い。わかりやすい奴め。20分が経ち、学校の正門前でバスを降りる。
ここまでは、いつも通りだった。ハルを待ち伏せていたのは、A先輩だった。
「コラっ、ハルト久しぶりだな。話があるから顔出せや。」
「うわ、災厄。朝から、嫌な奴にあってもうたわ。」
「ハル、大丈夫なの。」
「アイツ。」
「カイ、あすな、先に行っといて。」
A先輩に近づくと、ハルトは、
「おはようッス。何か用ですか。A先輩ずるいッスね。」
「・・・。」
「なんで、千秋があすなの周りをチョロチョロしとったか、解りましたわ。あんな事件に巻き込まれて、踏んだりけったりですわ。何か恨みでもあるんですか。」
「お前、千秋のこと心配じゃないんか。」
「親まで巻き込まれて、新聞や、テレビまで、ある事ない事かかれ一体あんたのした事解らんのか。」
「ふっ、千秋がお前と兄弟って言うから、繋げてあげてここまで言われるのか。あいつ本当に可愛そう。アホか。俺の女や、千秋は。」
「うっ。」
ハルトは、A先輩に、口から血が出るまで蹴られた。
「コラッ、あいつの気持ちがわからんか。」
「解らんなっ。」
ハルトも、殴り返した喧嘩慣れしてるA先輩には叶わない。
すると、向こうから
「誰だ、喧嘩してるのは。」
先生に見つかり走ってくる。
2人は、慌てて逃げた。
もう、始業式は、始まっている。
ハルトは、教室に行って、母親達の事件を知る必要があると思った。
早速、帰る支度をし学校を出た。
何故か、やひとりになりたかったのだ。
インターネットカフェに行き、事件を調べた。
「あった。」
その事件は、15人殺害し、1人軽症とある。ハルトの母親だ。15人青酸カリによる殺害であるが、そのころハルトの母親は、妊娠後期と見られ仲睦まじい夫婦に何故彼女だけが、出刃包丁による殺害を実行したのか。その殺害がなぜ未遂に終わったのか。15人は、知人であるが、ハルトの母親は、呉服の客である。ハルトの母親は、ハルトを身ごもった時、夫婦仲は、災厄で仮面夫婦のようだった。ハルトの母親は、愛人のマンションに入り浸っていた。離婚寸前だったのだ。
「はぁ。」
この記事を呼んだハルトは、誰かにしがみつきたい気持ちでいっぱいだった。涙が次々と、頬を伝って流れた。
千秋の母親は、産後の日だちが悪かったのか、全ての友人が旦那の浮気相手に見えたと言う。お嬢様育ちの千秋の母親は、生きるのに精一杯の精神状態にも関わらず、千秋の父親は、ハルトの母親のいるマンションに入り浸っていた。
ハルトの母親は、妊娠してまもないころ、旦那の様子がおかしいのに気付き別に住まいを借り、行ったり来たりの生活をしていた。そして、番頭のショウジのススメもあり、千秋の呉服屋に顔を出すようになった。千秋の父親の見立てた着物が気に入り、仕立て直しにハルトの母親のマンションに出入りした。気も合い恋に落ちたが、体の関係は無いと言う。
何故なら、私は、妊婦です。と事情聴取で話してる。
事件の当日、千秋の母親のとった行動は、昼食の用意をしている最中に、呉服屋に来たハルトの母親と、千秋の父親の様子をいつものように眺めていた。ハルトの母親の言葉が癇に障ったのだ。
「おほほっ、じゃあ後でね。マンションに来て。」
その後、店に飛び出てきた千秋の母親は、出刃包丁でハルトの母親を刺そうとするが、仕様人と千秋の父親が取り押さえ、包丁を取り上げられた千秋の母親は、素手で立ち向かって来たとかいてあるハルトの母親もまた、妊婦なのでお腹守る形で、背中を数発叩かれ、青いアザができている。お腹の赤ちゃんには、大事なく済んだ。
警察を呼んだ仕様人は、出刃包丁でお客様を刺そうとしている。これは危ないと思い通報。大事になってしまった。
ハルトの母親が、呉服屋で事件に巻き込まれて軽症と聞きハルトの父親が、病院に駆け込んだ。
心配でたまらないのか、先生に妻と、赤ちゃんの事を聞いている。必死でものすごく心配している様子が解る。大きな声は、おそらく病院中に響き渡った。ハルトの母親の病室で、旦那さんは、仕事が上手く行かなくて、心配させたく無い思いがあり、話さずにいたら、常にイライラしていた。嫁は、何も知らない。会社のことも、精神状態も。別居生活寸前ではあったが、環境のせいで本人も気付かなかったのが、本当に大切な人と言う事に改めて気づき、嫁に謝罪した。と書いてある。
不思議な事に、千秋の父親の聴取は、記載されていなかった。
番頭のショウジさんは、奥様が御懐妊され、7ヶ月目に入るころ、神社に行く時の着物を誂えたいとショウジにきかれたので、老舗である呉服屋を奥様にご紹介致しました。とある。
ハルトは、ショウジさんの知り合いじゃなかったんだと気づいた。ショウジさんに、あれ以来、近づくとろくな事が無いと言われている。
「はぁ、よかった。千秋と兄弟じゃない。」でも、千秋は、何を根拠に兄弟って言うのか、解らない。でも、この供述は、裏が取れた、実話と書いてあった。
ハルトは、心の底から安心した。
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