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発情期明け、久しぶりに大学に通学した。金曜日だからいつものメンバーで昼食を共にするべくカフェテリアに行った。
「智晴。おめでとう」
「うん、ありがとう。恥ずかしいな」
「くっきり噛みあとが主張してるね。指輪もお揃い?」
「うん」
「大輝は?」
「すぐ来ると思う」
「向こう、小さく見える。ん?誰かに捕まったかな?」
いつぞやのことが思い出され、大輝の後ろを見た。
「あの子、いないな」
「ん?だれ?」
「エマっていう名前の」
「ああ。アルファ狙いの」
「知ってるの?」
「俺もコナかけられた。どっか親の転勤で海外行ったってよ」
「そうなんだ」
「智晴、お待たせ」
「大輝。待ってないよ」
「熱いね、二人」
「そりゃな」
「結婚はいつだよ?」
「卒業式後すぐの予定。空けといてな」
「「「了解」」」
「皆来てくれるの?」
「「「もちろん」」」
皆が祝ってくれたらとても嬉しい。僕達は卒業後の結婚、就職に向けて頑張って学生生活を充実させよう。
「智晴のフェロモン、本当に大輝だけしか知らないんだな。羨ましいよ」
「良いだろ?」
「ああ。小さな頃からの婚約者ってそういう所良いよな」
「ああ。家族ぐるみの関係だからね」
「まあ、俺もそれにはかなわないけど、運命的な出会いを探すぞ」
「頑張れよ」
「あ。俺最近婚約したんだ」
「そうなの?」
「僕も恋人ができた」
仲間同士の恋バナも楽しく、大事な友人達と出会えたことにも感謝している。
「じゃ、また来週な」
「大輝、今週か来週。週末予定あけられる?」
「ん?大丈夫だよ」
「箱根の別荘に泊まって、美術館巡りしたいな」
「良いね。番ったからお泊まりも許してくれるんだな」
「うん。お祖父様が別荘も使って良いよって」
「計画しよう」
「うん。楽しみ」
「智晴。一緒に生きることが幸せだ。いろんな所に行って、たくさん楽しい経験をしよう。それが望みなんだ」
「大輝好き。大輝に自由になって幸せを掴んで欲しいって考えて身を引こうとしちゃった。でも僕が大輝と一緒に幸せになりたい」
「はじめから智晴だけが好きだよ」
「嬉しい。ありがとう」
週末に、箱根一泊旅行を企画した。ゆっくり美術館を見学して美味しい料理を食べて、別荘の温泉を楽しむ。
「大輝運転ありがとう。別荘に着いたら一緒にケータリングの夕食とアルコールも飲めるね」
「智晴のワインデビューだ。飲み過ぎないように少しだけにしておいてね」
二人きりでワイングラスを合わせた。
「「乾杯」」
「こうやって智晴とお酒を飲めるようになるなんて、感慨深いな」
「うん。お互い小さなかわいい子どもだった頃からの付き合いだもんね」
「幼稚園や小学生の時から智晴はとても綺麗だった。良いにおいがして、白くてぷくぷくでかわいくて大好きだったよ」
「ありがとう。大輝もずっと格好良かった。オメガだってわかった時も大輝がこれで正式な婚約だって言ってくれて嬉しかった。大好き」
「良かった。お互い好きだったのが確認できたね」
軽いワインとケータリングの食事のあとで温泉を引いてある浴室に入った。
二人で入浴したり、夜を過ごすのは初めての発情期以来である。今回は意識もはっきりしているから恥ずかしい。
「智晴、ピンクでかわいい」
「や、恥ずかしいよ」
洗い場で泡を手にして大輝が僕の全身を洗ってくれた。
「んっ…」
僕の胸が弾かれて快感を伝えてくる。
「かわいい。もっと触るね」
「あ、ん…」
快感を拾う僕の顔を愛しそうに見るとキスをしながら全身を撫でたり、前を擦ったりする。
「僕も触りたい」
大輝に跨がって座ると、立ち上がっている大輝と僕の物がふれあった。キスをしながら一纏めにして二人の手で達する。
「あ」「う…」
「はあ。気持ち良かった」
「ああ」
流して温泉に浸かった。浴槽でも二人でキスをして、イチャイチャする。
「これからもずっと一緒にいてね」
「もちろん。愛してるよ」
「智晴。おめでとう」
「うん、ありがとう。恥ずかしいな」
「くっきり噛みあとが主張してるね。指輪もお揃い?」
「うん」
「大輝は?」
「すぐ来ると思う」
「向こう、小さく見える。ん?誰かに捕まったかな?」
いつぞやのことが思い出され、大輝の後ろを見た。
「あの子、いないな」
「ん?だれ?」
「エマっていう名前の」
「ああ。アルファ狙いの」
「知ってるの?」
「俺もコナかけられた。どっか親の転勤で海外行ったってよ」
「そうなんだ」
「智晴、お待たせ」
「大輝。待ってないよ」
「熱いね、二人」
「そりゃな」
「結婚はいつだよ?」
「卒業式後すぐの予定。空けといてな」
「「「了解」」」
「皆来てくれるの?」
「「「もちろん」」」
皆が祝ってくれたらとても嬉しい。僕達は卒業後の結婚、就職に向けて頑張って学生生活を充実させよう。
「智晴のフェロモン、本当に大輝だけしか知らないんだな。羨ましいよ」
「良いだろ?」
「ああ。小さな頃からの婚約者ってそういう所良いよな」
「ああ。家族ぐるみの関係だからね」
「まあ、俺もそれにはかなわないけど、運命的な出会いを探すぞ」
「頑張れよ」
「あ。俺最近婚約したんだ」
「そうなの?」
「僕も恋人ができた」
仲間同士の恋バナも楽しく、大事な友人達と出会えたことにも感謝している。
「じゃ、また来週な」
「大輝、今週か来週。週末予定あけられる?」
「ん?大丈夫だよ」
「箱根の別荘に泊まって、美術館巡りしたいな」
「良いね。番ったからお泊まりも許してくれるんだな」
「うん。お祖父様が別荘も使って良いよって」
「計画しよう」
「うん。楽しみ」
「智晴。一緒に生きることが幸せだ。いろんな所に行って、たくさん楽しい経験をしよう。それが望みなんだ」
「大輝好き。大輝に自由になって幸せを掴んで欲しいって考えて身を引こうとしちゃった。でも僕が大輝と一緒に幸せになりたい」
「はじめから智晴だけが好きだよ」
「嬉しい。ありがとう」
週末に、箱根一泊旅行を企画した。ゆっくり美術館を見学して美味しい料理を食べて、別荘の温泉を楽しむ。
「大輝運転ありがとう。別荘に着いたら一緒にケータリングの夕食とアルコールも飲めるね」
「智晴のワインデビューだ。飲み過ぎないように少しだけにしておいてね」
二人きりでワイングラスを合わせた。
「「乾杯」」
「こうやって智晴とお酒を飲めるようになるなんて、感慨深いな」
「うん。お互い小さなかわいい子どもだった頃からの付き合いだもんね」
「幼稚園や小学生の時から智晴はとても綺麗だった。良いにおいがして、白くてぷくぷくでかわいくて大好きだったよ」
「ありがとう。大輝もずっと格好良かった。オメガだってわかった時も大輝がこれで正式な婚約だって言ってくれて嬉しかった。大好き」
「良かった。お互い好きだったのが確認できたね」
軽いワインとケータリングの食事のあとで温泉を引いてある浴室に入った。
二人で入浴したり、夜を過ごすのは初めての発情期以来である。今回は意識もはっきりしているから恥ずかしい。
「智晴、ピンクでかわいい」
「や、恥ずかしいよ」
洗い場で泡を手にして大輝が僕の全身を洗ってくれた。
「んっ…」
僕の胸が弾かれて快感を伝えてくる。
「かわいい。もっと触るね」
「あ、ん…」
快感を拾う僕の顔を愛しそうに見るとキスをしながら全身を撫でたり、前を擦ったりする。
「僕も触りたい」
大輝に跨がって座ると、立ち上がっている大輝と僕の物がふれあった。キスをしながら一纏めにして二人の手で達する。
「あ」「う…」
「はあ。気持ち良かった」
「ああ」
流して温泉に浸かった。浴槽でも二人でキスをして、イチャイチャする。
「これからもずっと一緒にいてね」
「もちろん。愛してるよ」
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